現代財政学の全分野にわたって、最新の理論的成果を積極的に取り入れつつ平易な解説に徹したテキスト。財政赤字、税制改革など現下の政策課題の動向をも忠実にフォローした。
抜本的税制改革への提言!財政再建・長寿社会に直面している日本の税制を、国税・地方税を問わず洗い直し、活力ある税制改革の在り方を大胆に提言した労作。
竹下内閣の誕生に伴って税制改革は、新しい局面をむかえた。本書は、挫折した中曽根税制改革を批判的に検討し、活力ある福祉社会に相応しい租税体系の確立をねらいとして、一般消費税の導入を含む抜本的改革が不可避であることを明らかにした。
新型間接税の最有力案とみなされる付加価値税(VAT)。VAT先進国から、その導入に当たって生じた問題を幅広くリサーチ。どんなVATを導入すればよいか?税収はどうなる?不動産、サービスの取り扱いは?あらゆる角度から教訓を探る。
「大金時ち国」日本は、このままではカネによって滅ぶ!金もうけの神様が世界最古の経済学書『国富論』をよみ、世界経済の構造、日本経済の特質を論じ、明日の再生への道を提言する。
目下、わが国では税制改革が国民の大きな関心を呼んでいるが、本書は、アメリカの1986年税制改革法に多大な影響を与えたペックマン博士の主張を一書にまとめたものである。本書の特徴は、一言でいえば、課税の公平確保の視点から所得税をしっかり見直そうというものである。
諸法規を表覧式で解説した決定版。税務・会計・経営の実務と、企業活動の全般にわたって、すぐ活用できるように、法令・通達・会計原則などを要約し、表覧式にまとめて解説した携帯便利な小型税務便覧。
目下、国民最大の関心事“新税制・消費税”はどういうものか。一問一答で、ずばりポイントを説明します。自民党税調による唯一の正式解説書。
大平内閣当時の「一般消費税」構想から中曽根「売上税」、そして今次の竹下内閣の「消費税」提案に至る間、大型間接税は税制改革の主役であり続けた。筆者は、導入の必要性を認めながらも、登場して来る新税の中身には常に強い疑問や懸念が消えない、現実の「政治」の中ではスジ論の表明が不可能に近い、抜き読み型の“改革”では必ずゆがみやひずみを生じる、との立場から、今回の税制改革を検証する。