元男爵家の娘であるセシリアは、家族を支えるために働いていた。しかし、勤め先の邸から暇を出されてしまったため、新たに伯爵家で働くことになった。けれど、伯爵が求めていたのは男の使用人だったせいで、セシリアは男装してセシルと名乗ることを余儀なくされる。初めて伯爵と顔を合わせた彼女は、彼の顔の右半分が仮面で覆われているのに気づき…。
歴史的人文学の来歴を剔抉し、その現場を問う。西欧人文学における歴史意識の諸側面を反省的に捉え、現代の知を挑発する著者の主要な思想史的論考を集成。
東日本大震災の教訓から学び、迫りくる海溝型巨大地震に備える。地震の証拠として地表に現れた断層は、私たちに何を語りかけているのだろうか?本書は、40年余にわたり地震と断層との関係を追究してきた著者の、“断層研究集大成”の書である。
MR画像に基づいて精密に構築した3DモデルをCD-ROMに完全収録。360°回転させて見ることができます。
人はどこから来てどこへ行くのか?治療や瞑想の経験、仏教・神道・心理学を渉猟し時間と存在について辿り着いた境地とは?がん体験から十余年。日本と自然の風土の中で、生老病死について考えたことを、平明に深く綴った書き下ろし作品。
地震動はどこに、甚大・大被害を生じ、軽微・無被害は。場所ごとに大差が生まれるのは?-地震被害を軽減・防止するためにー
戦前、猛威をふるい一切の言論・文化を封殺した治安維持法。その成立・拡大・適用の全過程を検証する!
高名な評論家にもない視点と高く評価された初版から6年。絵を学ぶ著者ならではの思索の深化。
話題の黒髪ショート美少女・阿部乃みくの男装作品。チ○ポに憧れ、プライベートでも男装にハマっていると言うだけあって似合い過ぎ。倒錯したエロス、変態的なSEXを見せる男装少女・みくにハマりそう!
1805年英国。サリーの家の男は代々海軍に入隊する決まりだったが、弟のリチャードは司祭になりたいと逃げ出してしまった。昔から海が大好きだったサリーは、家名を汚すまいと、男装して海軍に入ることを決意する。港で出迎えてくれた士官のコルは、兄の友人で昔からの憧れの人。何度か会ったこともあったが、なんとかばれずに船に乗り込むことに成功した。サリーは持ち前の知識と度胸で船上での役割をこなし、コルは、やせっぽっちで使い物にならないだろうと思っていたリチャード(サリー)の働きに感心する。コルへの恋を、責任感で抑えようとするサリー。そして、男性だと思っているのになぜかリチャード(サリー)に惹かれてしまい、あせるコル。そんな時、サリーの歌声を耳にしたコルは…。RITA賞をはじめ、数々のノネミートに輝く実力派作家、日本初登場!
路地から路地、記憶から記憶へ、みかんぐみのフランス人建築家が綴る遊歩の軌跡85篇。