ブンブン くるまが はしってる。ちがうのど〜れだ? 色や形が似ている車のなかから、1台だけちがう車をみつけよう! 「まちがいさがし」で集中力UP!
●数の認識につながる!
4台の車から始まり、ページをめくるごとに車の数が増えていきます。楽しみながら数をかぞえることで、自然と数の概念が身につきます。
●達成感を得られる!
2、3歳の子ども達に難易度をあわせた「まちがいさがし」は、「みつけた!」という喜びを実感でき、達成感につながります。
●親子のコミュニケーションが深まる!
「ちがうのど〜れだ?」の他にも、「しってる車はど〜れだ?」「すきな車はど〜れだ?」など様々な声がけをすることで親子の会話が広がります。
消防車、バス、救急車、ごみ収集車、ショベルカー……色鮮やかなイラストとわかりやすい文章で、はたらく車の役割も紹介しています!
放課後クラブが終わった学校からの帰り道。白い家の近くでねこを見つけた。つれて帰りたいなと思ったけれど、お母さんは「だめ」っていうかもしれない。
そのとき、ぽつっとぼくの首に雨があたった。雨がふりだしたら、ねこがびしょぬれになってしまうと思って、家につれて帰った。お母さんは「すてねこなら飼ってもいいけど」といって、ねこに心当たりがないか白い家の近くにたずねにいった。でも、誰もねこのことは知らなかった。ぼくは、ねこに「ポー」という名前をつけた。
ぼくのクラスに森あつしくんという子が転校してきた。森くんと仲良くなって話していると、「家族は両親と妹と、それからねこ」といった。そして森くんは、「だけど、ねこがね、いなくなっちゃったんだよ」とつらそうな顔をした。ぼくはなんだかむねが急にドキドキしはじめた。「しんぱいだね」といったけど、どんなねこ? とは聞かなかった。どんなねこか、知りたくなかった……。
少年の心の機微を丁寧な筆致で描いた幼年童話です。
涙はあなたの素直な想いを映す、鏡のようなものかもしれません。
心の奥底にある気持ちを探す旅に出かけてはいかがでしょう?
人気シリーズ第32弾!
感動、悲しみ、うれしさ、せつなさ……様々な涙をぎゅっと閉じ込めた18の物語。
【本書の特徴】
★3分間ショートストーリー×18話! 朝読にもぴったり!
★必ず手紙を届けてくれると噂の黒猫を探す女の子が手紙を届けたい相手とは……?『黒猫ラブレター』、自分自身を犠牲にし、殺処分を待つ子犬を助けてくれた老犬はその後……?『ぼくの居場所』など、恋愛からファンタジーまでジャンル問わず「泣けるお話」をたっぷり収録!
★ラストには「まさか!」のエンディングをお約束!
【目次】●プロローグ/黒猫ラブレター/ぼくの居場所/「おはよう」同盟/未来の約束/光の中で/じいちゃんの車/蝶々結び/いじっぱり/「不」の烙印/嘘も方便/宵待ちカフェ/あの空で待ってて/水の乙女/運命のニュース/スペシャリスト/花占い/夏の少女と打ち上げ花火/放課後の幽霊
トットちゃんの人生論。幸せに生きるために本当に大切なこと。
人生においての真の成功とは何か。お金や地位や名声ではなく、生き甲斐ある人生を送るための成功観を語った、著者渾身のメッセージ。
今の政治・経済について自分の意見が言えますか?目先の業務で埋め尽くされた脳に空間をつくりブレイクスルーを呼び起こす「社会思考」とは。朝日新聞人気コーナー「しつもん!ドラえもん」発案・初代責任者、元朝日新聞編集局長が提言。
大平正芳は「歴史の転換点」に、どのような舵取りを行ったのか?気鋭の研究者13名による「大平外交」論。
現在または将来経営に携わるであろうすべてのビジネスパーソンに向けた、転ばぬ先の杖としての「経営実践書」。
大河ドラマで話題の「紫式部」と「源氏物語」を描く、帚木文学の最高傑作、第3弾!
一条天皇の中宮であり、藤原道長の娘・彰子に仕える香子(紫式部)は、道長から彰子への進講を依頼される。彰子に白楽天の『新楽府』を手ほどきしながらも、香子は自身が物語を生み出すことについての思索を深める。さらに彰子が懐妊、皇子出産と、道長一家の権力が増していく中、香子が紡ぎ出す『源氏物語』は「少女」〜「上若菜」の帖に進み、「玉鬘」十帖や女三宮降嫁など、光源氏の華々しい世界を描き出していく。
松下幸之助の経営論の主著『実践経営哲学』では、20項目にまとめられた経営の心得の一つに「自然の理法に従うこと」とあるだけではなく、他項目にも通底して「自然の理法」(あるいはその同義語)の概念が繰り返しみられる。とはいえ、「自然の理法」が経営論の文脈であまり注目されてこなかったのは、宗教的で得体のしれない概念であったことに原因の一つがあるだろうと著者は説く。
本書は、松下幸之助の根底にある人間や世界に対する見方や考え方を、「死生観」をキーワードにして著者なりの解釈でまとめたものである。
本書の構成・内容は、以下の通りである(本書「イントロダクション」から抜粋・要約)。
●第1章では、幸之助が経営において重んじたとされる「自然の理法」について考える。幸之助はなぜ人知を超えた「理法」の存在を信じたのか。特に、若き日に形成されたという幸之助の運命観に着目する。
●第2章では、幸之助の病の経験をみていく。幸之助は肺尖カタル(肺結核の初期症状)を患ったことをはじめ、若い頃から体が弱かったという。幸之助にとって「自然の理法」、あるいは同様に重んじた「物心一如」とは、概念というよりも実在や事実であり、その背景として、自身が病と向き合って心身で感じていたことと関係していた可能性を考える。
●第3章では、幸之助の宗教的背景を考察する。様々な宗教とかかわりがあったとされる幸之助だが、本章では、特に自身の病の経験もあって関心を強めたと思われる「生長の家」の影響について、幸之助が戦前から親交があり、戦後はPHPの研究や活動に協力的だった実業家の石川芳次郎との関係から考察する。
●第4章では、「一から出て一に帰る」という幸之助の死生観の考察を通して、幸之助の現世肯定、現世主義について論じる。「一」とは、「宇宙の根源」「大宇宙の生命体」である。人間はその「一」から霊的に分岐してこの世に現出し、死後は「一」に溶け込むという。換言すれば、個々の人間が他人と区別できる個別の存在であるのはこの世においての限りということだ。
●第5章では、「宇宙の根源」の視点から、肉体を持った人間より成る現実の「俗世」に視点を下し、幸之助の教育論、特に道徳教育論について検討する。「物をつくる前に人をつくる」と強調していたように、幸之助は人づくりを経営の要諦と考えていたからだ。
●最後の「補論」は、幸之助が大切にした「商道」、すなわち商売人として持つべきあり方・考え方の時代的背景について考察した小論である。
松下哲学の源流へ遡る一冊。
勉強、読書にも効果大。一流のコンサルがやっているすごい習慣。
【特集】時にミステリアスなのも魅力!? とにかくかわいい「猫小説」【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり」/寺地はるな「世界はきみが思うより」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり2」/瀧羽麻子「さよなら校長先生」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」ほか
『青鬼』スピンオフシリーズ第9弾。奇妙なウワサの真相を確かめるために、墓地におとずれた調査クラブメンバーが見たものは……?
【あらすじ】『碧奧墓地には、真っ黒でドロドロに溶けた人影が現れる』……不気味なウワサの真相を確かめるため、碧奥墓地にやってきたオカルト調査クラブ。午後、日の高いうちに墓地での調査を進めていたレイカたちだったが、突然すさまじいスピードで太陽が沈みはじめ、あっという間に夜になってしまった! 墓地からの脱出を急ぐレイカたちは、やがて日本人形が支配する木造の屋敷にたどり着き……。
【目次】碧奧墓地のMAP/人形屋敷の見取り図/1 ドロドロに溶けた人影/2 ハルナ先生とひろし君/3 探偵スズナちゃん/4 碧奧墓地/5 暗い森の幽霊屋敷/6 日本人形と無限廊下/7 ブルーベリー色の乱入者/8 捕まっちゃったの部屋/9 逃げ回れ!/10 地下倉庫の式神/11 あいちゃん/12 青鬼ホカク作戦/13 寄り添う二人/青鬼調査レポート/碧奧墓地のMAP その2/人形屋敷の見取り図 その2