光にこだわり、描き続けたモネ。86年の生涯を優しい絵と言葉で綴った、物語絵本。印象派の巨匠の真摯な創作生活を垣間見る一冊。
ぼくの運動会の応援に田舎からやってきたジィちゃん。ださいし、ニコニコしているだけで、なんだかカッコ悪い。でも運動会当日、ぼくはジィちゃんのすごい秘密をしってしまったんだ……。新しいおじいちゃん像を描いた心温まる作品です。
【ここがポイント】
・おじいさんの秘密にアッと驚かされます
・運動会のシーンのスピード感溢れる絵に注目
・読み聞かせにぴったりです
【編集者コメント】
いつもにこにこ穏やかで、誰にでもやさしく、孫には甘い。この絵本に登場するのは、そんなイメージ通りのおじいちゃんですが、実はすごい秘密を隠しています。まだまだ元気な現代のおじいちゃん世代。従来のイメージにとらわれない、新しいおじいちゃん像をユーモラスに描いた絵本です。同級生やそのお父さんたちの、人間味あふれる表情の変化にもご注目ください。
「ぼくはわるくないのにうまくいかないのはだれのせい?」--
思いどおりにいかなかったとき、人のせいにしたくなる経験は誰しも持っています。
想いが強ければ強いほど、うまくいかなかったときの怒りを自分で抱えきれずに、周りにぶつけてしまったり…。そんなときに芽生える悲しみに、そっと寄り添う心温まる物語です。
大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽々と飛び越えていく。優等生の「ぼく」が通う元・底辺中学は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。落涙必至の等身大ノンフィクション。
発想えほん第5弾!じぶんのことをちずにしてみると、わかることがたくさんある。いまどこにいるのか、このあとどうしたいのか、なにがだいじなのか・・・ちずって、おもしろい!ヨシタケシンスケ流、頭と心の整理整頓。
エイリアンは出来立てしか食べられない!
●Twitterで人気の2人がタッグを組んだ最も気軽に小児対応を学べる1冊!
Twitterフォロワー9万人超のほむほむ先生と、Twitterフォロワー45万人超の大人気イラストレーターぼくさんがタッグを組んだ、今もっともわかりやすい小児診療・小児対応の案内書です。小児対応でよくある医療者の「なぜ?」や保護者の「どうして?」に、エビデンスを用いて答えます。フルカラーでお届けする注目の1冊です!
前作『ぼく、だんごむし』で好評を博した著者コンビの第2弾。暖かいストーリーとカラフルな貼り絵の世界が展開します。セミの幼虫は何年もの間、土の中で木の根から樹液を吸って成長していきます。そういった生態の一つひとつを、穴を掘って幼虫を観察したり、樹皮に産みつけられた卵を探したりと綿密な取材に基づいて制作されました。ノンフィクション絵本ならではの、事実の持つおもしろさをお楽しみください。
ぼくの なまえは、オスカー。
ぼくには、せかいいち すてきな
おばあちゃんが いる。
ぼく、おばあちゃんのことが
だいすきなんだ。
公園で遊んだり、絵本を読んだり、
楽しい時間をいっしょにすごしてきたおばあちゃんが、
このごろ、いろんなことを覚えられなくなってきた。
認知症になったおばあちゃんや、
おばあちゃんが引っこすことになった介護施設のようすを
主人公自身のことばでつづるあたたかい絵本。
介護施設で働いていた作者の経験から生まれた本書の
巻末には、認知症について話しあうきっかけとなるよう、
解説を掲載しています。
ぼくは、最近「死ぬこと」がこわくてたまらない。ぼくは、弱虫なんだろうか。死んだら、ぼくはどうなるんだろう。ある日、その感情を爆発させてしまったぼくに、ママはとまどう。ある日、ママと同じ介護施設ではたらくおばさんから手紙が届き……。
誰もがもっている不安とむきあった作品。
不朽の青春小説が今再び!
勉強はできないが女にはモテるーー高校生・時田秀美に女は皆ときめき、男は皆あこがれた。著者書き下ろしメッセージも収録。
ジャムおじさんがつくってくれたこと、毎日パトロールすること、おなかを空かせた子どもに顔をあげることなど、アンパンマンの基本情報が1冊でわかる顔型の厚紙絵本。主な登場キャラクターの紹介や迷路も掲載。
この詩集に収録した初めの詩「生まれたよ ぼく」を読んだとき、編者は名状しがたい感動を覚えました。熱いものがこみあげて、しばらくは瞑想状態でした。
山はいつまでも高くそびえていてほしい
海はいつまでも深くたたえていてほしい
空はいつまでも青く澄んでいてほしい
そして人はここにやってきた日のことを
忘れずにいてほしい
編者はいまも、この詩を人前で、声をつまらさずに読むことができません。
かつて谷川さんの父、谷川徹三さんは宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を「明治以来の日本人の作ったあらゆる詩の中で、最高の詩であると思っています。もっと美しい詩、あるいはもっと深い詩というものはあるかもしれない。しかし、その精神の高さにおいて、これに比べうる詩を私は知らないのであります」と話されました。
「生まれたよ ぼく」こそ、その精神の高さにおいて「雨ニモマケズ」に肩を並べる詩なのではないでしょうか。
こどもとその未来について、また平和について、氏の近年の詩作を中心に編んだ、童話屋の第三詞華集です。
おじいちゃんからお父さん、そして、お父さんからぼくへー。受け継がれてきた「大事なこと」。小学校低学年向け。
大人気「ティラノサウルス」シリーズの第9弾です。ティラノサウルスがひろったたまごから、5ひきのアンキロサウルスのあかちゃんがうまれました。初めはパクリと食べようとしたティラノサウルスでしたが、いつのまにか5ひきを育てることになりました。すくすくと育った5ひきでしたが、ある日、1ぴきの子が「パパにいちばんあいされてるのはぼくだよ」と言い出したことからたいへんなことになって‥‥。ことばでは表しきれない父と子の深い愛情を描く感動の作品です。
ぼくはまだちいさいんだよ。だけどね、もっともっとおおきくなったらね、あめのひに、スカイツリーにかさをさしてあげるんだ。それからね、それからね…
邪魔する。すぐ飽きる。エサ食べない。今日もぼくを振り回すあいつ。ぼくさんの飼いネコたかし、初の写真集。
荒井良二3年ぶりのオリジナル絵本
「きょうもあしたも特別な日。毎日はかがやいている」。愛馬“あさやけ”とともにお祝いの旅に出た“ぼく”が出合う、たくさんのうれしくて、しあわせな瞬間。毎日はよろこびと感謝の連続で、世界はどこまでもつながっている。日常にちりばめられたまばゆいひとコマを、豊かな色彩とやさしいまなざしで描いた、子どもから大人まで心温まる物語。
ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。となりでミケがあくびしたとき…とおくとおくはなれたくにでいまなにがおこっているのだろう?おなじこのそらのしたで。