大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽々と飛び越えていく。優等生の「ぼく」が通う元・底辺中学は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。落涙必至の等身大ノンフィクション。
夏休みのある日、昼下がりのひょうたん池。おなじ時を生きるたくさんの命。つりをする少年から見ると、池のさかなから見ると、空のとんびから見ると、あまがえるから見ると……いろいろな視点から見ると、ちがうものが見えてくる。それぞれの見た風景を、迫力のある油絵で描きます。観察し、想像しながら、子どもから大人まで読んでほしい絵本です。
大人気「ティラノサウルス」シリーズの第9弾です。ティラノサウルスがひろったたまごから、5ひきのアンキロサウルスのあかちゃんがうまれました。初めはパクリと食べようとしたティラノサウルスでしたが、いつのまにか5ひきを育てることになりました。すくすくと育った5ひきでしたが、ある日、1ぴきの子が「パパにいちばんあいされてるのはぼくだよ」と言い出したことからたいへんなことになって‥‥。ことばでは表しきれない父と子の深い愛情を描く感動の作品です。
子どもたちに人気のダンゴムシ。でもその生態は案外知られていません。じつは昆虫ではなく、エビやカニと同じ甲殻類のなかまなのです。その固い外皮を作るためにはカルシウム分が必要なので、時折コンクリートを食べています。だから、わたしたちの身近でよく見られるのですね。落ち葉をはじめ、いろんなものを食べる「自然界のお掃除屋さん」ダンゴムシ。そんなかれらの生態を暖かく親しみやすい貼り絵で描いた自然観察絵本です。
ぼくの運動会の応援のために田舎からやってきたジィちゃん。服装はださいし、いつもニコニコしているだけで、なんだかカッコ悪い。ジィちゃんに徒競走で早く走るコツを聞いたら「みぎあしを まえに だしたら、つぎは ひだりあしを まえに だす。それを だれよりも はやくする。ただ それだけじゃ」だって。そんなの当たりまえ〜。でも運動会当日、ぼくはジィちゃんのすごい秘密を知ってしまったんだ……。新しいおじいちゃん像を描いた心温まる作品です。
【ここがポイント】
・ジィちゃんの隠された秘密にアッと驚かされます
・運動会のシーンのスピード感溢れる絵に注目
・読み聞かせで大盛り上がり必至です
【出版社コメント】
いつもにこにこ穏やかで、誰にでもやさしく、孫には特に甘い。この絵本に登場するのは、そんなどこにでもいる普通のおじいちゃんですが、実はすごい秘密を隠しています。まだまだ元気な現代のおじいちゃん世代。従来のイメージにとらわれない、新しいおじいちゃん像をユーモラスに描いた絵本です。同級生やそのお父さんたちの、人間味あふれる表情の変化にもご注目ください。
「朝、目をさますといつも、ぼくのまわりはことばの音だらけ。そして、ぼくには、うまくいえない音がある」
苦手な音をどもってしまうぼくは、クラスの朝の発表でもまったくしゃべることができなかった。放課後にむかえにきたお父さんは、そんなぼくを静かな川べりにつれていって、ある忘れられない言葉をかけてくれた。
吃音をもつカナダの詩人、ジョーダン・スコットの実体験をもとにした絵本。
デビュー以来、作品を発表するごとに数々の賞を受賞して注目を集めるシドニー・スミスが、少年の繊細な心の動きと、父親の言葉とともに彼を救ってくれた美しい川の光景を瑞々しいタッチで描いている。
ジャムおじさんがつくってくれたこと、毎日パトロールすること、おなかを空かせた子どもに顔をあげることなど、アンパンマンの基本情報が1冊でわかる顔型の厚紙絵本。主な登場キャラクターの紹介や迷路も掲載。
この詩集に収録した初めの詩「生まれたよ ぼく」を読んだとき、編者は名状しがたい感動を覚えました。熱いものがこみあげて、しばらくは瞑想状態でした。
山はいつまでも高くそびえていてほしい
海はいつまでも深くたたえていてほしい
空はいつまでも青く澄んでいてほしい
そして人はここにやってきた日のことを
忘れずにいてほしい
編者はいまも、この詩を人前で、声をつまらさずに読むことができません。
かつて谷川さんの父、谷川徹三さんは宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を「明治以来の日本人の作ったあらゆる詩の中で、最高の詩であると思っています。もっと美しい詩、あるいはもっと深い詩というものはあるかもしれない。しかし、その精神の高さにおいて、これに比べうる詩を私は知らないのであります」と話されました。
「生まれたよ ぼく」こそ、その精神の高さにおいて「雨ニモマケズ」に肩を並べる詩なのではないでしょうか。
こどもとその未来について、また平和について、氏の近年の詩作を中心に編んだ、童話屋の第三詞華集です。
生まれたよ ぼく/赤んぼの気持ち/おなかのなかは/うんこ/いしっころ
うんち/ぼく/ぱん/あいしてる/むかしむかし/はな/しあわせ/なくぞ
ぼく/かけっこ/むし・ほし・ひと/おに/子どもは笑う/おっかしいね
あなたをしりたいんじゃない/何でもいい一つ/みみがさわる/みえないあみ
ぼうっきれがおちてた/ないしょのうた/しんでくれた/ぼくのゆめ
わくわく/ぞうとぼく/くらやみ/いのち/えんぴつのうた/うちのかぞく
そのこ/いる/すき/ご挨拶/こころの色/たったいま/からだはいれもの
おだやかに/いのちの輪/自分をはぐくむ/未来の仔犬 少年3
泣いているきみ 少年9/一人きり/幸せ/もどかしい自分/きみと
ありがとう …全50編
編者あとがき
仕事、お金、幸せ、AI、多様性、働きがい…。働くうえで考えるべきテーマをマンガと図解で伝えます。これから社会に出る若者たち、仕事に向き合い悩む大人たちが、未来に明るい希望を持てるように。そんな想いが込められた、温かくて前向きになれる一冊。
おひなさまの役にえらばれたあかいもんちは、はずかしがって、くりのきにのぼってしまいました。ところが……。
邪魔する。すぐ飽きる。エサ食べない。今日もぼくを振り回すあいつ。ぼくさんの飼いネコたかし、初の写真集。
ワニたちが暮らす世界で弱虫だったワニの「ビビリ」。ある日、雷に
打たれたビビリは時空を超えて、最強のティラノサウルス
「キング」と入れ替わってしまったよ!ああ、どうしよう!
前作『ぼく、だんごむし』で好評を博した著者コンビの第2弾。暖かいストーリーとカラフルな貼り絵の世界が展開します。セミの幼虫は何年もの間、土の中で木の根から樹液を吸って成長していきます。そういった生態の一つひとつを、穴を掘って幼虫を観察したり、樹皮に産みつけられた卵を探したりと綿密な取材に基づいて制作されました。ノンフィクション絵本ならではの、事実の持つおもしろさをお楽しみください。
あなたは生きていい。著者渾身の人間賛歌!
交通事故で体に傷を負って以来、人目を避け孤独に生きてきた祥司は、行きつけの居酒屋で一人の女性に出会う。祥司には眩しいほどに快活に見えた千尋だったが、人に言えないトラウマを抱えていた。スクラッチの宝くじを削ることだけを生きがいに、父親の文具店を手伝う孝志朗。文具店の試し書きノートで絵を描き続ける、不登校の絵美。文章で学校の様子を絵美に伝える、口がきけない少年。 心を閉ざした若者たちの繊細な人間関係を描き、読む者すべての人生を肯定する大傑作。
【編集担当からのおすすめ情報】
デビュー作『まったく、青くない』では、生々しい青春をリアルに描き、本読みYouTuberが絶賛して話題になりました。あれから3年、ついに完成した今作には、ジャングルポケットの斉藤慎二さんと作家の町田そのこさんが推薦コメントを寄せてくださいました。書籍の帯を、ぜひご覧ください!
●Twitterで人気の2人がタッグを組んだ最も気軽に小児対応を学べる1冊!
Twitterフォロワー9万人超のほむほむ先生と、Twitterフォロワー45万人超の大人気イラストレーターぼくさんがタッグを組んだ、今もっともわかりやすい小児診療・小児対応の案内書です。小児対応でよくある医療者の「なぜ?」や保護者の「どうして?」に、エビデンスを用いて答えます。フルカラーでお届けする注目の1冊です!
光にこだわり、描き続けたモネ。86年の生涯を優しい絵と言葉で綴った、物語絵本。印象派の巨匠の真摯な創作生活を垣間見る一冊。
アーロンにとって、文字を読むことはとても難しいことでした。
アーロンの脳は「発話された音」と、「書かれた文字」や「ことば」を結びつけることがなかなかできないのです。
でも、宿題で出された作文に夕方も夜もずっと取り組み、勇気を出してクラスメイトに発表した時、アーロンに変化が現れます…。