さつま芋はムスのかフカスのか、フンケイの友とはどういう関係か、口腔はコウコウかコウクウか、スッパダカとマッパダカはどう違うのか…。何げなく使われる日常の話しことばに鋭い考察と緻密な分析を加えて、意味の構造、話しことばのゆれ、言語変化のゆくえなど、日本語について話し手のひとりとしてさまざまな角度から論考する。
50音順に配列した使いやすい用語集。より充実した外来語・外国語のカナ表記。例示を大幅に拡張した数詞の読み方。一般に広く使われているものを基準とした助数詞の用例集。放送のことばの基本などを解説したコラムも掲載。
由緒正しいヘンな外人のアーシーさんが、愛を込めて蒐集分析した、ヘンな日本語の大コレクション。
刻々変化する社会で働き、学び、生活する人のための現代用語事典。国際、政治、経済、サイエンスなど9部門の127分野で最新用語と基本用語をていねいに解説。2007年版では「環境」「IT」「外来語・カタカナ語」をさらに充実。付録に「日本語ドリル」&「手帳」が付く。
「方言は矯正すべき」という時代から、方言を記録する時代を経て、様々な方言を楽しむ時代へ。本書は、こうした方言意識の変遷を糸口に、方言と外国語との関係、また標準語の方言的背景をつきとめてゆく。京都から広まったことば、江戸・東京から広まったことば。一つ一つ丁寧に見ていくと、現代日本語は千年で千キロ、日本列島を移動してきた長い旅の歴史を背負っていることが明らかになる。実地調査と分析と発見を繰り返しながら、「動くものとしてのことば」を社会・歴史・地理の座標軸に位置づけなおす、壮大でスリリングな日本語論。
「送り仮名をどうつけるか?」「どちらの漢字を使うのが正しいか?」読みやすく、わかりやすく、正確に書くために記者執筆マニュアルに充実の付録をつけた決定版。
差し迫る時代の状況を受けとめ、明日を見据えるための1660ページ。
巻き舌なんてできなくたってうまくいく。かんたんでオドロキ!その効果にモモノキ!100%日本人のための英語発音メソッド!
戦前の流行・風俗がありありと立ち上がる285語収録。
現実を目の前にしながら「ありえない」と言えるのはなぜか?「やばい」は肯定的に使っていいのか?ファミレスの「メニューお下げしてよろしかったでしょうか?」は、どんな意味で「丁寧」なのか?「不可解」「乱れている」と言われがちな現代日本語の諸相も、背後に潜んでいる「戦略」と「発想」を軸に読み解けば、その法則とメカニズムが見えてくる。ことばから世相を見るのもよし、あるいは、実際に「ありえない日本語」とつきあうためのガイドブックとしてご活用いただいてもよし、の一冊。
難読集、略語集など資料もさらに充実。「常用漢字表」29年ぶりの大改定に対応した最新版。学校から企業、家庭生活にいたるまで、文書作成には必携の用字用語集。
原稿・論文・レポート・企画書・会議資料・手紙・メール…正しい文章作成のベストアドバイザー。便利な資料類も充実。
街を歩いて絶えずチェックしている「ことばハンター」は国語辞典編纂者。やがて「辞書に入る」ことになるかどうか、街の中の奇妙、面妖、不思議なことばを見つめながら考える。「生きたことば」の調理人の手さばきを味わってほしい。朝日新聞「be」で大人気連載「街のB級言葉図鑑」をまとめた。
小さな銀山が世界に果たした驚くべき役割とは?石見銀山がなかったら、世界史はどう変わったか!なぜ、当時の全世界産出量の3割の銀が取れたのか。
父親の呼称が、おとっつぁんからおとうさんへ変わったのはいつごろか?明治三七年、最初の国定教科書が「おとうさん」を採用したのが、そのきっかけだった。しあさって・やのあさって等、地域によって意味が異なる言葉、多彩な方言、遷り変わる敬語、呼びかけの言葉、昭和の言葉など、さまざまな話題を取り上げる日本語ヨモヤマ話集。
「超ど級のど」「シーザーサラダのシーザー」「くだを巻くのくだ」「サニーレタスのサニー」「ダービーマッチのダービー」「セピア色のセピア」「ごり押しのごり」「チキンナゲットのナゲット」「ビキニ水着のビキニ」-日常的に使っている言葉の、そもそもの意味を調べてみたら、意外な発見の連続だった!文庫書下ろし。
ポイント部分の赤字解説や図解など、わかりやすく工夫された「文法解説」。問題数が豊富で、初心者のトレーニングに最適な「練習問題」。学習した文法事項を応用し、重要単語も効率よく盛り込んだ「会話例」。
名詞、代名詞、動詞、形容詞、副詞、接続詞、擬音語・擬態語、慣用句、外来語など合わせて約9000語。動詞、形容詞、副詞、擬音語・擬態語、慣用表現には、ほぼ全てに用例つき。日本語索引、韓国語索引つきだから、どちらからでも自由自在に引くことができる。