★作品社公式noteで「訳者あとがき」全文公開中→「人間の多様性 試し読み」で検索!
人種差別や不平等は悪いと思いながらも、
「なぜ悪いのか」「どうして差別や不平等があるのか」を
うまく説明できず、困っている人に。
科学的なファクトに基づいた、議論のための入門書。
人間はひとりひとり違うし、人間の集団もそれぞれに異なっている。
しかし、そこにはどのような違いがあり、それは何を意味するのだろう?
人間のDNAは、人種、ジェンダー、そして平等について何を教えるのか?
本書は、最新の研究に基づいて、科学的な事実と、疑似科学的な神話を検討。
「遺伝」、「人種」、「進化」が、今日の人間の生活をつくり上げるのに果たした役割について解き明かし、よくある誤解を明らかにしていく。
「人間の差異は、生物学的あるいは遺伝的な違いで簡単にまとめられるものではなく、そこには環境、文化、教育、政治など、さまざまな要素が複雑に絡み合っている。本書は自然(生物)人類学と進化遺伝学の視点から、人間の差異のパターンに関する科学的な事実を明らかにし、疑似科学の神話から生まれた誤解をひとつひとつ解きほぐしていく。」--「訳者あとがき」より
【目次】
序文
謝辞
第1章 「DNAは人間の奥底にある核心」ではない
第2章 「運命は遺伝子の中にある」のではない
第3章 「人とチンパンジーは九八パーセントが同じ」ではない
第4章 「人間の差異とは人種のこと」ではない
第5章 「政治的・経済的不平等は遺伝子のせい」ではない
第6章 人間の親族関係は遺伝子を超える
第7章 男と女はどちらも地球生まれ
第8章 「二パーセント異国の血が混じっている」の嘘
第9章 ヒトはよりよい種類のヒトを産むことはできない
第10章 結論
参考文献と関連資料
図版および引用の出典
訳者あとがき
自律的に生きる「個」を育てるデンマークの多様性教育の実態に迫る!昨今の日本に漂う成長無き閉塞感を打開すべく、教育現場では「主体性」・「協働性」と並び第3の学力要素として「ダイバーシティ(多様性)」が叫ばれるようになった。しかし子供らが持つ個性・多様性を学校教育で均質化し、学力テストの結果が学校での序列化を招く我が国の教育でそれを浸透させることは難しい。本書では、日本と同様に国際学力調査PISAショックを受けた北欧・デンマークの「多様性を認め育てる教育」、他者とのコミュニケーションを通じて自らの考えを深め、単一解答にとどまらない複合的な課題に取り組む能力に着目。北欧デンマークが子どもたちの多様な生き方を可能にする学力とその評価方法を緻密な現地調査から明らかにした新進気鋭の良作。
アフリカ大陸の東側にある世界で4番目に大きな島、マダガスカル島。生息する生物の約70パーセントが固有種で、地球上でもここでしか見られないという貴重な島の自然を紹介する写真絵本。巨大なタコの足のように繁茂するディディエレアの森や林立するバオバブの大木、色あざやかなカエルやユニークなデザインの昆虫たち、絶滅した巨鳥エレファントバードの卵のかけらがちらばる砂浜など、見どころ満載の1冊です。
到来するAI社会。大事なのは、SDGsと正しく向き合う思考法。
持続可能な社会とは、科学的なアプローチで達成すべきもの。しかし現在の国際社会では、科学的なデータが都合よく利用され、本質とはかけ離れた政策が実行されている。さらに、グローバリズムの思想が世界全体の持続性を失わせるとともに、社会的な道徳性や規範も崩れつつある……。
工学博士武田邦彦が、科学的な知見から環境問題とサステナブル政策の欺瞞を解き明かし、AI革命後の未来に光を当てる一冊。
ジェンダー、DV、いじめ、共同親権、過労死、冤罪……
わたしたちが直面する人権問題に、どう向き合っていけばよいのか?
ジェンダーギャップをはじめ、国際的にも指摘される日本の遅れた人権環境。
多様性の時代を迎え、ますます複雑化する人権問題を前に、私たちは何を、どう変えていくべきなのか。
具体的な事例をもとに、一人ひとりの意識をアップデートするための手がかりを探る。
職場で、教育現場で、家庭で、いま求められる「人権」のあるべきかたち
第1章 「人権」受難時代の問題例を解く
第2章 DVと人権問題
第3章 増え続ける虐待から児童を守る
第4章 同性婚とパートナーシップ制度
第5章 生存権を保障する生活保護
第6章 婚姻における夫婦の「氏」の選択
第7章 違法捜査の実態と被疑者の人権侵害
第8章 離婚をめぐる妻の人権問題
第9章 止まらぬ過労死事件ーー問われる経営者の人権感覚
第10章 いじめ事件と人権侵害
第11章 こどものための共同親権
第12章 トランスジェンダーの性転換をめぐる法律と人権問題
第13章 袴田事件から考える再審制度
第14章 6つの冤罪事件を読み解く
『多様性トレーニング・ガイド』を増補・改訂。参加型学習理論の解説をはじめ、外国人労働者など、近年の社会の変化にもとづく資料、実践のためのアクティビティなどを収録。多様性にかかわるファシリーター必携の書。
4巻は、性や障がい、民族など、わたしたちの社会にある多様性についてわかりやすく解説。社会のなかで多数を占めるマジョリティと少数のマイノリティの間にある差別や不平等をなくすにはどうすればいいのか? だれもが生きやすい社会に変えていくためのヒントがつまったシリーズ最終巻。
多様性=ダイバーシティが今、組織に問われています。
ですが、日本の組織はなぜかダイバーシティが進みません。
特に苦手なのが、ジェンダー平等。企業を取材して分かった
「多様性に欠ける組織によくある言い訳ベスト5」は、これです。
1位「女性だけ特別視する必要あるの?」
2位「D&Iやって、経営が上向くのか?」
3位「管理職に該当する女性がいない」
4位「多様性はOKだが、女性活躍はNG」
5位「女性がみんな、バリバリ働きたいとは限らない」
それぞれの問いに、50のデータで答えていきましょう。
【読みどころ】
◎今さら聞けない…なぜ「多様性」が組織に必要なのか!?
◎50のデータで裏付け! D&Iが企業の成長につながるわけ
◎リーダー必読!経営戦略が成功したすごいダイバー推進企業事例
◎新コーポレートガバナンスで企業が対応すべき6つのこと
\何からやればいい? に答えます/
【多様性早見表】【女性活躍4タイプ】でチームのダイバー推進度を判定!
★推薦コメントも続々!★
「言い訳ばかりの上司に、必ず読ませてください。」
ーーサイボウズ社長 青野慶久
「多様性のある企業こそ成長する。その証明となる一冊だ。」
ーーアクセンチュア社長 江川昌史
「多様性は未来を突破する切り札だと、豊富な分析から確信しました。」
ーー日本総合研究所理事長 翁百合
★自分の性に関することを自分で決めるために!
授業で使える新しい性教育ワークブック!
心も体も成長する中高生は、自分のからだに悩んだり、異性との付き合い方に悩んだりする時期です。一方インターネットには性の情報が氾濫しており、そのなかには誤った知識も多くあります。簡単に人とつながることができるSNSによって、子どもが大人による性被害を受ける事件もあとをたちません。そのような現代の中高生に対し、自身が性教育をほとんど受けていない教員や保護者も、どう教えていいかとまどうことも多いと思います。
本書は、性のことについて悩む中高生自身が、正しい知識を身につけ、性の多様性を理解し、自分のからだのことを大切にすることができるようになることを目指した、新しい性教育のためのワークブックです。
■この本の特長
・項目ごとに教員向け・保護者向けの「伝え方のポイント」を掲載
・学年や年齢に応じてそれぞれに必要な項目を選んで使うことができる
・生徒自身が調べ、話し合いながら学べる書き込み式
・先生、生徒が具体的に話し合う場面をイラスト付きで紹介
・「Q&A」「コラム」を豊富に掲載
はじめに
本書の使い方(教員と保護者向け)
本書の使い方(生徒向け)
第1 章 性の多様性とジェンダー
1 「性」をどうとらえるか:「セクシュアリティ」って何だろう?
2 「人間の性」を照らす5本のスポットライト:性の多様性を考える
3 「人間は多様」「性も多様」これは当たり前:LGBTQ、SOGIE とは?
4 日本語ではどちらも「性」だけど……:ジェンダーとセックス
5 「男女平等」のさらに先がある?:ジェンダー平等とは?
6 「男らしさ」「女らしさ」って誰が決めるの?:ジェンダーステレオタイプとは?
7 「からだ」をめぐる情報を見つめ直す:メディアやネット情報とコンプレックス、ルッキズム
第2 章 人間関係と性
1 人間関係を振り返ってみよう:どんな人間関係から何を得てきただろうか
2 人間関係が生み出すプラスとマイナス:それを分ける要因を考える
3 「よりよい人間関係」をつくるために:大切にすべきことって何だろう?
4 友だち関係と性:ピアプレッシャーって?
5 家族も多様:世界にはどんな家族の姿があるんだろう
6 「付き合い」をめぐって:恋愛に正解や定義はあるか?
7 恋愛だとおちいってしまう「カン違い」とは?:デートDV を考える
第3 章 からだの権利と安全の確保
1 性的な関係もいろいろ:人間はどういう理由で性的な関係をもつのか?
2 「からだの権利」って?:どんなことが守られるのかを知ろう
3 暴力ってなんだろう?:暴力は人から何を奪うのか
4 性暴力と性的行為:その違いはどんなことか考えてみよう
5 法律と性:未成年者の性的行為、性交同意年齢、性犯罪
6 SNS と性:実際のケースから気をつけるべきことを考えよう
7 友だちに性のことで相談されたら?: 相談することの大切さ
困ったときの相談窓口
異なる文化的背景、ジェンダーやセクシュアリティ、障害など、学校で学ぶ子どもたちの多様性は高まっている。多様性を対処すべき問題ではなく、強みとして捉え、これからの教育をどう構築するのか。本書は世界の教育政策・実践とともにその手がかりを提供する。
世界で存在感を示せなくなった日本にとって
再び国際社会で活躍するために必要な「真の多様性」とは?
日本で行われている建前ばかりの男女雇用機会均等やダイバーシティ経営は、
むしろ「やったつもり」になることで現実を見る目を曇らせてしまいます。
文化や歴史、習慣など世界との違いを学び、
受け入れるところから本当の多様性が身につきます。
そうすることで、「失われた30年」を脱し、
日本人がグローバル社会で活躍できるようになるのです。
かつて世界第1位の国際競争力を誇っていた日本は、バブル経済崩壊後、
低下の一途をたどり、革新的なものを生み出すこともほとんどできていません。
この30年で、パソコンとインターネットが結びつき、
巨大なコミュニケーション環境下で新たな価値観、文化が醸成されました。
しかし、日本は多様性や型破りを認めようとしない社会です。
「男女平等」「女性活躍推進」「ダイバーシティ経営」などが盛んに口にされていますが、
日本のジェンダー・ギャップ指数はランクを下げ、最新の調査で156カ国中120位でした。
この調子では、イノベーションは生まれません。
本書では、ブラジルで生まれ、アメリカの大学で数学を学び、
アフロアメリカンの女性と国際結婚、また重量物ダンボールの会社を世界各国で
大きく発展させてきた著者が、
教育、ビジネスにおいて現在の日本の問題点をあぶり出し、
今後、日本人が国際社会でどう活躍していくべきかを提案します。
環境白書、循環型社会白書及び生物多様性白書の三つの白書は、法律に基づきそれぞれ国会へ提出する年次報告書です。
環境問題の全体像を分かりやすく示すために、三つの白書を合わせて編集し、一つの白書としてまとめています。
■ 令和8年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書のポイント
【循環経済(サーキュラーエコノミー)で日本列島を強く豊かに】
環境政策の目的は、環境負荷を低減すること自体にとどまりません。人々の安全・安心を守り、将来世代を含む全ての世代にとって豊かな暮らしとウェルビーイングを実現していくことにあります。気候変動や資源制約、生態系の劣化といった環境課題が、私たちの社会や経済、日々の暮らしに影響を及ぼす中で、環境政策は、社会全体の持続可能性を支える基盤として重要性を高めています。循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行は新たな成長につながるものです。世界的に資源の獲得競争が激しさを増す中、天然資源への依存を低減し、再生資源を質・量・コストの面で安定的に確保していくことは、環境保全にとどまらず、経済安全保障や産業競争力、地域の持続性を確保する上でも不可欠です。循環経済は、脱炭素や自然環境の保全・再生といった他の環境施策を支える土台であり、経済社会の構造そのものを変革する鍵となります。循環経済、炭素中立、自然再興を連携しながら統合的に進めることで、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
本白書では、こうした視点から、「循環経済(サーキュラーエコノミー)で日本列島を強く豊かに」をテーマに、昨今の環境の状況、施策等を交えて概説しています。(省庁HPニュースリリースより抜粋)
「企業・行政・地域・専門家が一体となり、滋賀県の生物多様性保全に挑む生物多様性びわ湖ネットワークの取り組みは、全国に誇れる先進的なモデルです。」(日本トンボ学会会長 苅部治紀)--外来種が侵入しにくい企業の敷地内には、予想以上に希少なトンボが数多く生息している。敷地内の生息調査と環境整備にはじまり、滋賀県内各地のトンボ調査、博物館と連携した展示や報告など、県内に事業所を置く企業メンバーによる10年にわたる活動を紹介。
はじめに
プロローグ 生物多様性びわ湖ネットワークの設立
第1章 メンバー企業の取り組み
1 ダイハツ工業の取り組み
2 ダイフクの取り組み
3 旭化成の取り組み
4 積水樹脂の取り組み
コラム 生物多様性の保全に向けた取り組み
5 トンボの保全活動で見えてきた企業の凄さ
第2章 滋賀県内各地でのトンボ調査
1 なぜ指標種にトンボを選んだの?
2 トンボのすごさと滋賀県のトンボの現状
3 まずはこのトンボを知っておこう!
4 高島市でのヒメサナエ・グンバイトンボ調査
5 幻のムカシトンボを探しに
6 びわ湖バレイでのアキアカネ調査
7 県内のトンボ調査
コラム 減り続ける湿地
第3章 トンボ調査結果の発信
1 琵琶湖博物館での活動展示
2 インスタグラムの活用とトンボフォトコンテスト開催
3 協働が実らせた受賞への歩み
4 伊吹の子供たちに 伊吹薬草の里文化センター
5 多賀町立博物館との連携
6 日本トンボ学会大会での発表
エピローグ 保全のための新たな取り組み
おわりに
野生生物種の数が急激に減少し「第六の絶滅期」を迎えているともいわれている現在、自然環境を守り、生物多様性を育んでいくためには何が必要なのでしょうか。1本の苗木を植えることから始まった中米コスタリカの「なまけものの通りみち」プロジェクトを紹介しながら、人と生き物が共に豊かに生きる道を探ります。
料理を通じSDGsを実践するレシピ本。3巻目は多様性がテーマ。イスラム教徒の食事を知る「ハラルレシピ」、アレルギー体質の人の食事を知る「アレルゲンフリーレシピ」、だれもが作りやすい「バリアフリーレシピ」を紹介。
1.料理を通して多様性を学ぼう! 2.イスラム教徒の食べものを知ろう!ハラルレシピ 2-1.大豆のお肉のオムライス 2-2.とりそぼろサラダどん 2-3.パッタイ風焼きうどん 2-4.大豆とツナのナゲット風 2-5.バナナパンプディング 3.どんなものを選べばいいの?貼れるレシピに使える食材 4.特定原材料7品目を使わない!アレルゲンフリーレシピ 4-1.炊飯器でカオマンガイ 4-2.雑穀米の豚しゅうまい 4-3.豆乳のコーンポタージュ 4-4.鮭とじゃがいもの青のり焼き 4-5.ミニスイートポテト 5.加工食品も食べられるものが増えてきた!アレルギー対応食品 6.作る人の多様性にも注目!バリアフリーレシピ 6-1.かんたんチーズパン 6-2.ツナの冷製スープ 6-3.ちぎりキャベツの無限サラダ 6-4.もやしのごまだれ豚しゃぶ 6-5.ツナコーンバターしょうゆパスタ 7.どうすればつくりやすい?バリアフリー調理を考えよう 8.料理のきほん
特別支援教育の視点を取り入れたことによる学校全体の変化、1人ひとりの生徒のニーズに応じた指導の具体等、私学における特別支援教育の新たな可能性を示す。
1.私学における特別支援教育をめぐる現状と課題
2.特別支援教育への注目による私学の変化
3.どのクラスでもすべての生徒が対人関係面・行動面のニーズへのサポートを受けられる仕組みづくり
4.1人ひとりの生徒へ学習面の支援を保障する
5.学校全体での支援体制構築と教員の意識変化
6.1人ひとりのニーズに応じた指導を求めて
7.私立学校に期待されるもの
8.私学どうしの横のつながりを目指して
9.私学における特別支援教育の新たな展望
どんな人も排除せず、ともに支え合う共生社会の実現に貢献する人材育成の観点から、男女共同参画、インクルーシブ教育など多分野の専門家により編まれた初学者向けテキスト。
第1章 共生社会(ソーシャル・インクルージョン)とは
コラム 相模原障がい者施設殺傷事件(津久井やまゆり園事件)
コラム 共生社会実現への第一歩を踏み出す
第2章 我が国における地域共生社会の展開
コラム 地域共生社会と災害ーー「日常」と「非日常」の連続性を考える
第3章 子どもの相対的貧困、シングル・マザー就労支援
コラム 情報デバイドとフィランソロピー
第4章 高齢者福祉と共生社会
コラム 認知症とともに生きる人と介護者にやさしい社会に向けて
第5章 障害児・者の心理・福祉・教育と共生社会
コラム 障害者支援室とは?
第6章 多文化共生の過去と現在
第7章 男女共同参画と共生社会(ジェンダー平等)
コラム ジェンダー・ダイバーシティ
第8章 共生社会学の予見的考察
コラム 実証研究の構成と方法
第9章 インクルーシブ教育の実践(幼児期について)
コラム インクルーシブ保育幼稚園からのメッセージ
第10章 インクルーシブ教育の実践(小学校・中学校・義務教育学校)
コラム 「市民科」とインクルーシブ教育
第11章 インクルーシブ教育の実践(特別支援教育)
コラム 授業のユニバーサルデザイン
第12章 基礎教育保障と共生社会
コラム 映像で伝える夜間中学の存在意義ーードキュメンタリー映画「こんばんは2」
第13章 地域共生社会へのコミュニティ心理学的アプローチ
コラム 支援者の「共生」をどのように考えるか
ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ=ポリコレ)という正義の名のもとに、新たな次元の支配システムが、アメリカを、そしてこの日本を蝕んでいる。
BLM、LGBTQ……「人種差別やジェンダーによる差別をなくし、多様性を認めよ」という掛け声のもと、「新しい正義」が謳われ、その正義の基準に沿わないものは、全メディア総出で、逃げ場なき集団リンチのごとく手酷く批判され、社会的に抹殺される。キャンセル・カルチャーや批判的人種理論が幅を利かせるアメリカ。尻尾を振ってそこを追いかけようとする日本のメディアが、日本を誤った道に連れて行こうとしている。
森喜朗元首相たたきもそうだった。仮に失言はあったにせよ、異様なのは、その後の「全メディア挙げての集団リンチ、吊るし上げ」であり、反論さえ許さぬモンスター的人格攻撃だ。「差別をするな。多様性を認めよ」と叫びながら、その実「自分にとって都合の悪い多様性は一切認めようとせず」「新たな差別を創造する」流れは、今後さらに増加し、極端化し、過激になっていくと思われる。それでいいのか? 防ぐ方法はないのか?
多様性とは、自らと違った立場の意見を尊重し、相互に認め合うことのはずなのに、逆に「不寛容」ばかりが増し、企業も学校も社会も息が詰まっていく。
ポリコレ先進国・アメリカの悲惨さを見よ。非キリスト教徒に配慮するという大義名分のもと、すでに「メリークリスマス」という言葉は奪われ、性差別への配慮として、「お父さん」「お母さん」も公式の場では使えなくなってしまった。カリフォルニアでは、LGBTQに配慮するため、結婚式の際、「夫」とも「妻」とも言えないのだ。狂気だ。
日本は1日も早く先行するアメリカの過ちに気づき、本当の自由と平等を取り戻す努力を始めなければいけない。「機会の平等」でなく、「結果における平等」を保証することは、「新たな不平等を創造」するだけ。そこには絶望しかない。
今や、日本の学校では「あだ名」をつける事さえ、一律に禁止されようとしている。
「言葉狩り」や「#MeToo」、「マスク警察」や「ワクチン警察」、「お母さん食堂」へのいちゃもんなどに代表される動きが、今後さらにエスカレートし、モンスター化し、一方的なレッテル貼りをすることで、人々のつながりが分断され、冤罪事件を生んだり、暴力や殺人など、新しい深刻な差別を生む日も遠くないのでは、と不安を感じている人も多いように感じられる。
忠実で丹念な取材力を基本に、多くのノンフィクション作品で高い評価を得てきた著者が、「ポリコレ」という新たな敵の正体を見出し、追い詰めていく。
現状のまま進めば、日本もジョージ・オーウェルの『1984年』のような全体主義管理社会というディストピアにどんどん近づいていく。
なんとかそれを阻止したいとの強い思いが本書を書かせた。
いま、気候変動、生物多様性の喪失、そして生態系の崩壊という課題に直面するなかで、さまざまな産業分野で〈ネイチャーポジティブ〉への意識が高まっている。
本書は〈ネイチャーポジティブ〉とは何を意味するのかを多様な視点から解説するとともに、それを実現するために必要な取り組み、その実現可能性、そして何よりも、それがなぜ「今」不可欠な行動なのかを明らかにする。
自然を守り、人類の安全な未来を築きたいと願うすべての人にとって、必読の一冊。
「神経多様性 ニューロダイバーシティ」をテーマにした1冊。
「ニューロダイバーシティ」とは、ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)など、発達障害を神経や脳の違いによる「個性」や「能力」だとする概念のこと。
日本語では、「脳の多様性」あるいは「神経多様性」などと訳されます。
発達障がいの研究と支援は日々進んでいます。
ピカソ(ADHD)、ゴッホ(アスペルガー症候群)、マイケル・フェルプス(ADHD)、トム・クルーズ(ディスレクシア)は特別な能力の持ち主として有名です。
その特性を知って、社会で活躍する場を作るよう教育現場では改革が進んでいます。