近年の特別支援教育では、言語やコミュニケーション発達の支援にニーズのある子どもに対して、彼らへのアセスメント結果により、発達障害の指導を受ける通級指導教室や特別支援教室(巡回指導)・特別支援学級(自閉症・情緒障害)と、言語障害通級指導教室(ことばときこえの教室など)に指導の場を分けている。しかし、多くの児童は実際には様々な状態を併せ持っている。例えば、ことばときこえの教室に通っている多くの児童には発達障害との併存もみられ、支援のニーズがあることもわかっている。さらに、場面緘黙については支援の場が限られている。
本書では、まず著者の専門である言語障害を軸に、各障害が示す特徴を解説し、発達障害との併存の実態についても説明し、適切な支援方法について紹介する。
また後半以降では、現状の特別支援教育においては障害別に支援の場が分かれているが、実際の児童は複数のニーズを呈しており、指導が同時進行で行われる必要性があることや、その場合、児童が適切な指導を受けられる制度とはどのようなものであるのかについて解説する。最後に、特別支援教育の世界を長年牽引してきた本分野の第一人者である柘植雅義氏との対談内容を記載し、特別支援教育が目指す方向性についても提言を行う。
教室の中には、たくさんの当たり前があることを知る一冊。
好き嫌い、ジェンダー観、家庭環境、過ごしやすさなど、人それぞれいろんな性質や考え方があると気づけます。
難しい内容はなし!イラストたっぷりでわかりやすい、子どものための絵本図鑑です。
【絵本のように読める図鑑 】
ここはいつもの教室。けれど、小さな“モヤモヤ”をかかえる人が、ひっそり隠れているみたいです。
すると、そこに小鳥がやってきました。クラスのメンバーはその小鳥に連れられて、ちがいを知る「旅」にでかけます。
絵本ページも図鑑ページもイラスト満載で、見ていて楽しいレイアウト。眺めるうちに新しい価値観に触れられます。
【多様性について理解が深まる】
「ふつうとは何か」を考えることから始まり、好きなもの、ジェンダー、性、体、ルーツや文化、家族、過ごしやすさ、学びやすさなど、とても幅広いテーマを取り上げています。自分の考えが当たり前ではないということ、そして、一人ひとり決して同じ人はいないんだということ感じることができます。人や社会に対して、思いやりをもてるようになる一冊です。
・はじめに
・旅のしおり 〜ふつうって何?〜
1.すきなもののちがい
2.ジェンダーのちがい
3.性のちがい
4.身体機能のちがい
5.ルーツや文化のちがい
6.家族のちがい
7.すごしやすさのちがい
8.学びやすさのちがい
・あとがき
自分と部下が成長していく、対話力と行動力。あるワインバーでの偶然の出会いによって、人間関係に悩む気弱な課長が部下育成と組織マネジメントに自信を持つようになったビジネスストーリー。
あらゆる偏見を排し、違いを受け入れる言葉遣いを学ぶ
障がい者のほか、性別、年齢、人種、文化、宗教、身体状態、性的指向などが異なるすべての人々とともに学び、働き、生活するうえで、どんな言葉遣いを心掛けるべきか?
あらゆる偏見を排し、違いを受け入れ、すべての人々を「包み込む」(include)言語を学ぶ。
豊富な実例とともにインクルーシブ表現をくわしく解説。
[ 中村桃子(言語学者、『女ことばと日本語』ほか)推薦 ]
お互いの違いを尊重するインクルーシブな社会。
そんな社会の実現のためには、ことばがとても大切です。
ことばが変われば、社会も変わります。
本書はインクルーシブな英語の書き方を通して、その考え方も教えてくれます。
クイズや練習問題も盛りだくさん。
読み進むうちに、あなたの視野を広げてくれる刺激的な1冊です!
自閉症の人、発達障がいの人、精神的な病を持つ人、色覚障がい者、聴覚障がい者、定型発達者……。
認知症の人、薬の依存症の人、同性愛者、高齢者、独身女性、貧しい人……は英語で何と言う?
答えは本書の中!
<目次から>
第I章 文字通りの意味と隠れた意味
1 語の隠れた意味(ポジティブ、ネガティブ、中立)
2 コノテーションを考慮しインクルーシブな語を選ぶ
第II章 インクルーシブ言語
1 ジェンダー・ニュートラル(性的中立)
Words Matter コラム1 nonbinary they と宇多田ヒカル
Words Matter コラム2 Merry Christmasなどの挨拶
2 年齢
3 the+形容詞
4 障がい
Words Matter コラム3 politically correct (PC) とinclusive は何が違う?
Words Matter コラム4 para とは?
5 性的指向と性自認
Words Matter コラム5 「性別」を示すgender とsex の違い
Words Matter コラム6 queer の復権
6 人種
Words Matter コラム7 「肌色」のクレヨンと下着
第3章 言葉の影響とインクルーシブ言語の理念
1 職業と性別の先入観
2 言葉による印象操作
3 インクルーシブ言語に対する批判と理念の大切さ
第4章 ジェンダー・ニュートラルな英文を書くコツと長文問題
1 ジェンダー・ニュートラルな英文を書くコツ
2 長文問題
多様性=ダイバーシティが今、組織に問われています。
ですが、日本の組織はなぜかダイバーシティが進みません。
特に苦手なのが、ジェンダー平等。企業を取材して分かった
「多様性に欠ける組織によくある言い訳ベスト5」は、これです。
1位「女性だけ特別視する必要あるの?」
2位「D&Iやって、経営が上向くのか?」
3位「管理職に該当する女性がいない」
4位「多様性はOKだが、女性活躍はNG」
5位「女性がみんな、バリバリ働きたいとは限らない」
それぞれの問いに、50のデータで答えていきましょう。
【読みどころ】
◎今さら聞けない…なぜ「多様性」が組織に必要なのか!?
◎50のデータで裏付け! D&Iが企業の成長につながるわけ
◎リーダー必読!経営戦略が成功したすごいダイバー推進企業事例
◎新コーポレートガバナンスで企業が対応すべき6つのこと
\何からやればいい? に答えます/
【多様性早見表】【女性活躍4タイプ】でチームのダイバー推進度を判定!
★推薦コメントも続々!★
「言い訳ばかりの上司に、必ず読ませてください。」
ーーサイボウズ社長 青野慶久
「多様性のある企業こそ成長する。その証明となる一冊だ。」
ーーアクセンチュア社長 江川昌史
「多様性は未来を突破する切り札だと、豊富な分析から確信しました。」
ーー日本総合研究所理事長 翁百合
中等学校社会系教科及び総合的な学習(探究)の時間における多文化教育の単元開発と実践研究。開発した単元を実践にかけ、マジョリティとしての意識変革を促す上での有効性を検証し、多様性の尊重と社会正義の実現の視点から分析し再構築した単元を提示する。
「環境動物昆虫学」は、生物多様性が劣化した現代社会の中で、人と昆虫などの動物との共存について調査・研究する新しい学際的な学問分野です。地域の動物相あるいは動物群集を分類学的に正確に把握・し、絶滅危惧種については、動物生態学や集団遺伝学、保全生物学的な方法により危機要因や保全単位などを明らかにし、適切な保全方法を探ります。また、農林水産業や人の健康、在来生態系に被害を及ぼす侵略的外来生物を含む有害生物については、IPM(総合的有害生物管理)やIBM(総合的生物多様性管理)の考え方に基づき、防除方法を探るために調査・研究を行います。
本書は、初学者にとっても役に立つ野外調査や採集、飼育、形態観察などの方法の解説を含む、環境動物昆虫学全般にわたる入門的な書籍です。各項の内容は、実際に行った研究を題材として、フィールド研究などにおける調査方法、研究の進め方などについて平易な文章で書かれています。またカラーの写真や図を多用しているので、大学や大学院でのゼミ等での利用や、動物好きの中学生・高校生向けの書物としても最適です。
料理を通じSDGsを実践するレシピ本。3巻目は多様性がテーマ。イスラム教徒の食事を知る「ハラルレシピ」、アレルギー体質の人の食事を知る「アレルゲンフリーレシピ」、だれもが作りやすい「バリアフリーレシピ」を紹介。
1.料理を通して多様性を学ぼう! 2.イスラム教徒の食べものを知ろう!ハラルレシピ 2-1.大豆のお肉のオムライス 2-2.とりそぼろサラダどん 2-3.パッタイ風焼きうどん 2-4.大豆とツナのナゲット風 2-5.バナナパンプディング 3.どんなものを選べばいいの?貼れるレシピに使える食材 4.特定原材料7品目を使わない!アレルゲンフリーレシピ 4-1.炊飯器でカオマンガイ 4-2.雑穀米の豚しゅうまい 4-3.豆乳のコーンポタージュ 4-4.鮭とじゃがいもの青のり焼き 4-5.ミニスイートポテト 5.加工食品も食べられるものが増えてきた!アレルギー対応食品 6.作る人の多様性にも注目!バリアフリーレシピ 6-1.かんたんチーズパン 6-2.ツナの冷製スープ 6-3.ちぎりキャベツの無限サラダ 6-4.もやしのごまだれ豚しゃぶ 6-5.ツナコーンバターしょうゆパスタ 7.どうすればつくりやすい?バリアフリー調理を考えよう 8.料理のきほん
グローバル時代における地域の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する地域デザイン学会の研究論集。今号の特集は「地域価値発現方法の多様性」。原田保ら研究者の論文と研究ノートを収録。
『地域デザイン』第24 号の刊行にあたって 3
原田保
巻頭論文
ZTCAデザインモデルの汎用性の拡大に向けたゾーン=
カテゴリー連携とアクターズネットワークの多様化の推進 11
──地域デザインのネットワーク化と地方ガバナンスのマルチ化に向けて
原田保 西田小百合 𠮷田賢一
論文1
デジタルコモンズとアバターの登場を捉えたZTCAデザインモデルの
構成要素であるアクターズネットワーク(A)の新展開 69
──デジタル化に対するコンテクスチュアルな活用
原田保 西田小百合 宮本文宏
論文2
NFTを活用した価値創造の挑戦 109
──地域振興への応用可能性を中心に
板倉宏昭
論文3
ブルーカーボンによる地域価値発現 125
百武ひろ子
研究ノート1
地域団体商標と地理的表示制度の活用による地域農畜産物のブランド化 147
──インターナルブランディング論からみた生産者をブランド価値発現に巻き込むプロセス
山崎雅子 高梨千賀子
第4回デザイン科学研究推進フォーラム要旨
コンテンツとコンテクスト、そしてモデルとメソドロジー 171
責任編集 編集委員会(原田保・西田小百合)
松村茂 大室健治 古賀広志
地域デザイン学会誌『地域デザイン』投稿規定・執筆要領 197
地域デザイン学会誌『地域デザイン』第26号掲載論文の募集について 201
編集後記 202
世界で存在感を示せなくなった日本にとって
再び国際社会で活躍するために必要な「真の多様性」とは?
日本で行われている建前ばかりの男女雇用機会均等やダイバーシティ経営は、
むしろ「やったつもり」になることで現実を見る目を曇らせてしまいます。
文化や歴史、習慣など世界との違いを学び、
受け入れるところから本当の多様性が身につきます。
そうすることで、「失われた30年」を脱し、
日本人がグローバル社会で活躍できるようになるのです。
かつて世界第1位の国際競争力を誇っていた日本は、バブル経済崩壊後、
低下の一途をたどり、革新的なものを生み出すこともほとんどできていません。
この30年で、パソコンとインターネットが結びつき、
巨大なコミュニケーション環境下で新たな価値観、文化が醸成されました。
しかし、日本は多様性や型破りを認めようとしない社会です。
「男女平等」「女性活躍推進」「ダイバーシティ経営」などが盛んに口にされていますが、
日本のジェンダー・ギャップ指数はランクを下げ、最新の調査で156カ国中120位でした。
この調子では、イノベーションは生まれません。
本書では、ブラジルで生まれ、アメリカの大学で数学を学び、
アフロアメリカンの女性と国際結婚、また重量物ダンボールの会社を世界各国で
大きく発展させてきた著者が、
教育、ビジネスにおいて現在の日本の問題点をあぶり出し、
今後、日本人が国際社会でどう活躍していくべきかを提案します。
3分間の校長講話で多様性を尊重する子供が育つ!
本書の概要
次代を担う子供たちには、文化の違いなどを認め合い、新たな枠組みを構築していく力が必要になります。そこで、本書では、「多様性の尊重」について子どもたちにも分かりやすく、また考えを深められるような校長講話を72例紹介します。
本書からわかること
「多様性は大切」と言うけれど
一人一人の違い、国や文化の違い、世代間の違い、性別の違い、障害の有無、生物や環境の違い……。
グローバル化や情報化が加速している現代において、自分とは異なる他者との違いを理解し、認め合い、考えを共有する「多様性の尊重」は大切です。
では、それを子供たちにも分かりやすく伝えるためにはどうしたらいいでしょうか?
「自分事」として多様性について考える
「相手を尊重することは大切です」「違いを認め合いましょう」「対話を重ねてお互いに理解しましょう」……。
伝えたいメッセージをダイレクトに訴えることも大切ですが、それだけだと子供の心には響きにくいものです。
「自分事」として考えることができるように、子供たちにとって身近な話題を交えて話を進めるようにしたいところです。
夢中になって講話を聴くために
そのため本書で紹介している講話では、以下のような工夫をしています。
・子供たちが集中して話を聴けるように、概ね3分間で話し終えられるようにまとめています。
・学校行事やアニメ、食べ物、スポーツなど、子供たちの関心を引く話題を取り扱っています。
・ただ話を聞くだけでなく、ときにクイズ形式であったり、挙手をする機会があったりなど、子供たちが主体的に参加できるようにしています。
本書で取り上げる「多様性」
本書では72の講話を紹介しています。
「個性の伸長」「価値観の受容」「異文化と理解」「世代とつながり」「性別と社会的役割」「障害と共生」「生命と環境の豊かさ」「相互理解と対話」の八つの項目に分け、それぞれ9話ずつです。
この中から、先生方が話してみたくなる講話がきっと見つかることでしょう。
こんな先生におすすめ
全校集会などで多様性についてのメッセージを発したい先生方には、ぜひおすすめです。
学校だよりの巻頭言などにも活用できることと思います。
学級担任の先生方も、朝の会や帰りの会、学級だより、また、道徳の授業での活用なども考えられそうです。
横領、陳腐化、脱力される「ダイバーシティ」を
自分たちの手に取り戻せないものか?
マジョリティ仕様の学校を変えるための実践の理論がここにーー
すべてのダイバーシティ・ワーカーに捧げる!
「どうせウザいこと言うの分かってるんだから、もうポリスでよくない?」
生徒の一言が、その年度のメイン・テーマとなった。
いまや、丸く糖衣にくるまれた言葉「ダイバーシティ」--その本来的な「恐ろしさ」を自らの手に取り戻そうと苦闘する名もなき教師と生徒たち。
マジョリティ仕様の学校を舞台に、キルジョイでポリスなダイバーシティが転がりだすーー
第1章 ダイバーシティ・ナウーー「食べ物」と「虐殺」の間で
第2章 スクール・ダイバーシティへようこそ
第3章 スクール・ダイバーシティのダイバーシティ・ワーク
第4章 高校でダイバーシティ・グループを作る
第5章 挑発的ダイバーシティのすすめ
第6章 挑発的ダイバーシティのために実践を読み直してみる
第7章 むすびにかえてーー「変な人」になろう
「神経多様性 ニューロダイバーシティ」をテーマにした1冊。
「ニューロダイバーシティ」とは、ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)など、発達障害を神経や脳の違いによる「個性」や「能力」だとする概念のこと。
日本語では、「脳の多様性」あるいは「神経多様性」などと訳されます。
発達障がいの研究と支援は日々進んでいます。
ピカソ(ADHD)、ゴッホ(アスペルガー症候群)、マイケル・フェルプス(ADHD)、トム・クルーズ(ディスレクシア)は特別な能力の持ち主として有名です。
その特性を知って、社会で活躍する場を作るよう教育現場では改革が進んでいます。
生物の多様性とは何を意味し、なぜ必要とされるのか? 人類はこれから生物とどのように向き合ってゆくべきなのか? 100余点の地図やグラフィックデータを用い、現状と課題、これから迎える世界を多角的に分析・解説する。
世界が驚愕したトランプ前大統領の暗殺未遂事件。しかし皮肉にもトランプの「強さ」を内外に誇示する結果となり、共和党の結束は強固なものに。
一方、バイデン大統領は現職大統領として56年ぶりの再選出馬断念を余儀なくされ、女性初の大統領を目指す黒人・アジア系のハリス副大統領を後継に指名。
「差別主義者」対「多様性の象徴」という、アメリカが直面する分断を体現する選挙戦が展開されることとなった。
ブラック・ライブズ・マター運動で広がる黒人と白人の溝、キリスト教やLGBTQ、中絶を巡る「赤い州」と「青い州」の価値観の対立、国境の街とリベラルな都市の間での不法移民の押し付け合い、ユダヤ・アラブ・アジアなど国際情勢から派生する攻防ーー多様な社会を目指してきたアメリカが、その多様性ゆえに激しさを増すさまざまな軋轢に苦しんでいる。
世界を先導してきたアメリカの民主主義と多様な社会はどこへ向かうのか。日本がその姿から学べることは何か。
全米各地を徹底取材した『読売新聞』連載「変容する米国」「米大統領選2024 論争の現場」に大幅加筆。政治家や市井の人々、不法移民など、120人以上の証言で「変わりゆくアメリカの今」を描き出す総力ルポ。
障害者雇用・就労にかかわる基本2法を軸に、関連諸法まで幅広く解説
平成25年の大改正以降、〈障害者差別禁止〉と〈合理的配慮提供義務〉を軸として事業者に対して実効的な対応を義務づけ、障害者雇用の一層の前進を図っている障害者雇用促進法。そして、障害のある人が基本的人権のある個人としての尊厳にふさわしい日常生活や社会生活を営むことができるよう、必要となる福祉サービスにかかわる給付・地域生活支援事業などの支援を定める障害者総合支援法ーー。障害のある人の社会参画にとって「はたらく」ということは大きな位置を占めるものです。そこで本書は、まさに多様性社会の基本法をなすと言っても過言ではないこの2法の条文に則した解説を両輪としつつ、障害者権利条約、障害者基本法、障害者差別解消法といった関連諸法をも含めて体系的に整理・解説。当分野第一線の研究者らによる決定版です。
第1部 障害者に関する法制度のあゆみ
第2部 障害者雇用促進法
第3部 障害者総合支援法
第4部 障害者関連諸法
第5部 その他の関連諸法
【事項索引/判例索引】
【詳細目次】
第1部 障害者に関する法制度のあゆみ
第1章 第2次世界大戦〜1950年代:傷痍軍人から身体障害者へ
第2章 1960年代:身体障害者雇用促進法と精神薄弱者福祉法の制定
第3章 1970年代:雇用義務制度の確立と福祉工場の設立
第4章 1980年代:対象となる障害者の拡大
第5章 1990年代:障害者基本法の制定
第6章 2000年代:多様な働き方への対応・障害者自立支援法の制定
第7章 2010年代:障害者差別禁止・合理的配慮規定の導入
第8章 2020年代:雇用と福祉のさらなる連携強化
第2部 障害者雇用促進法
第1章 総則
第2章 職業リハビリテーション
第3章 差別禁止と合理的配慮
第4章 雇用義務制度
第3部 障害者総合支援法
第1章 総則
第2章 支給決定の仕組み
第3章 給付内容:訓練等給付を中心に
第4章 障害福祉サービスの適切な提供
第4部 その他の関連諸法
第1章 障害者権利条約
第2章 障害者基本法
第3章 障害者差別解消法
第4章 障害者虐待防止法
第5章 障害者優先調達推進法
第5部 その他の関連諸法
第1章 就労支援法制
第2章 労働関係法制
第3章 所得保障法制
【事項索引/判例索引】
「働き方改革」「ダイバーシティ経営」が求められるなか、性別・年齢・学歴・国籍・宗教・価値観・LGBTQ+・障がい者ーあらゆる「違い」を職場で活かす方法がわかる1冊
「多様性って、そもそも何のこと?」
「どうして職場で必要なの?」
「うちの会社みたいに余裕がない小さなところでも、関係あるの?」
「多様な人が増えたら、職場が混乱しない?」
「多様性を進めると、結局どうなるの?」
あなたは、こんな風に感じたことはありませんか?
もしくは、以前と変わった常識に戸惑いを感じたり、あるいは大きな声で言えない本音を心のうちに隠したりしていないでしょうか。
多様性(ダイバーシティ)がもたらすメリットは、企業や組織が中長期的に成長し続けること、さらには関わる一人ひとりのスキルアップにつながることでもあります。
この本は、そんな可能性をしっかりとつかむために女性活躍推進にとどまらず、企業の成長に欠かせない様々な要素ーージェンダー平等(女性活躍、男女の育児・介護と仕事の両立)、LGBTQ+の理解と支援、障がい者、シニア社員、さらには外国人材や経験者の活躍ーーまで、特に職場や組織で必要とされるテーマを体系的にカバーし、「具体的にどう取り組めばよいのか」を一つひとつ解説しています。
本書を通じて、多様性推進がなぜ企業や組織の中長期的な成長に必要なのかを実感していただけるでしょう。特に企業・組織・職場・チームを活性化したい方やダイバーシティ推進を新たに任された担当者の方にも、どのように具体的な取り組みを進めていくべきかがわかり、今日から実践できるノウハウやToDoが詰まっています。実際の職場における多様性導入や多様性活用のエピソードも交えながら、リアルな現場感覚でお届けする内容は、きっとあなたにも役立つはずです。
「多様性」は今ある課題を解決する可能性に満ち溢れています。そして、取り組むこと自体がとても楽しい活動です。
さあ、一緒に「多様性」をチャンスとしてとらえ、新しい未来を切り拓いていきましょう!
『多様性トレーニング・ガイド』を増補・改訂。参加型学習理論の解説をはじめ、外国人労働者など、近年の社会の変化にもとづく資料、実践のためのアクティビティなどを収録。多様性にかかわるファシリーター必携の書。
地球環境リスクという新たなリスクにより既存の経営管理体系の見直しが必須に! リスクと機会を見極め、どのように整理・対応すべきかを解説。自然資本経営の実践法を指南。
・「多様性」「包括性」を重視した,新しい時代の看護のための教科書.2色刷.
・改正カリキュラムの「地域・在宅看護論」に対応
・第I・II部の講義編,第III部の演習編により,1冊で基礎から実践までをカバー
・講義編では,基礎知識とともに現状や事例なども概観したうえで,支援の基盤となる考え方を解説
・演習編では,地区視診・踏査(フィールドワーク)を行い,地域で暮らす人々の多様な価値観・生活に応じた支援を探求する方法やワークショップについて,実践的に解説
【主な目次】
■第I部 人々の暮らしと生活と健康支援
◆第1章 人々の暮らしと生活
暮らし・生活と多様性/食生活/コミュニティ,きずな,宗教
◆第2章 健康生活支援の基盤
憲法と生存権/ウェルビーイング/国際生活機能分類とノーマライゼーション/プライマリヘルスケア/ヘルスプロモーション/SDGs/健康日本21とスマートライフプロジェクト
◆第3章 社会環境と健康
健康の社会的決定要因と健康格差/環境/労働/学校/食/テクノロジー/コミュニティの健康/地域包括ケアシステム
◆第4章 健康生活支援に必要な健康行動を引き出す力
ヘルスリテラシー/レジリエンス/首尾一貫感覚 など
■第II部 人々の生涯に寄り添う看護
◆第1章 ライフコースアプローチ
理論的背景/ライフイベント/文化と社会 など
◆第2章 多様な健康上の課題への支援
メンタルヘルス/難病・障害/がん・慢性疾患/特定妊婦/子ども虐待/高齢者虐待/認知症/感染症・健康危機管理
■第III部 演習
◆第1章 コミュニティ・インサイト演習
地域診断の目的と意義/理論的基礎/データ収集と分析/地域資源/地区視診・地区踏査
◆第2章 クリエイティブなワークショップ手法
多様性を考える準備/多様性を自分ごとにする/多様性と共生
■第I部 人々の暮らしと生活と健康支援
◆第1章 人々の暮らしと生活
暮らし・生活と多様性/食生活/コミュニティ,きずな,宗教
◆第2章 健康生活支援の基盤
憲法と生存権/ウェルビーイング/国際生活機能分類とノーマライゼーション/プライマリヘルスケア/ヘルスプロモーション/SDGs/健康日本21とスマートライフプロジェクト
◆第3章 社会環境と健康
健康の社会的決定要因と健康格差/環境/労働/学校/食/テクノロジー/コミュニティの健康/地域包括ケアシステム
◆第4章 健康生活支援に必要な健康行動を引き出す力
ヘルスリテラシー/レジリエンス/首尾一貫感覚 など
■第II部 人々の生涯に寄り添う看護
◆第1章 ライフコースアプローチ
理論的背景/ライフイベント/文化と社会 など
◆第2章 多様な健康上の課題への支援
メンタルヘルス/難病・障害/がん・慢性疾患/特定妊婦/子ども虐待/高齢者虐待/認知症/感染症・健康危機管理
■第III部 演習
◆第1章 コミュニティ・インサイト演習
地域診断の目的と意義/理論的基礎/データ収集と分析/地域資源/地区視診・地区踏査
◆第2章 クリエイティブなワークショップ手法
多様性を考える準備/多様性を自分ごとにする/多様性と共生