多様な領域、多彩な構成、最高の陣営によることばの世界。言語研究の中核領域と関連領域を多角的に紹介し、随所に割り注・コラム・要約などを組み入れ、平易に魅力的に解説。各章の冒頭に、研究目標を端的に示し、また研究小史を添えて、これまでの研究を概観できるよう構成。豊富な図・写真・表を用いて視覚的に理解を助けるとともに、斯界第一人者の陣容で確実な内容を提供。章末に、基本図書・文献解題を入れ、発展的に学習できるよう配慮。
昆虫学、植物病理学、線虫学、雑草学を背景に、有害生物管理についての総合的で学際的な手法を解説。IPMを、病原体、雑草、線虫、軟体動物、節足動物(昆虫、ダニ)、脊椎動物に適用するための基礎的な原理を示し、環境に優しく、かつ人間社会に受け入れられる方法で、有害生物による被害を許容水準以下に保つための手法を説く。
本書は、IBPのまとめとしての旧版に対し、現代の自然保護上問題とされる点を拾い上げたものである。前半では基礎編として、基礎的な用語、概念、方法、法令、条約、動向などの各種項目の解説をし、後半では各論として、種、種群、各種生態系の自然保護上の問題点と対策をとりあげた。また、読者の便を考え、出版直前に環境庁から発表された植物のレッドリストなど、豊富な資料を付録に収めた。
森林がもつ数多くの重要な機能を解明、森林に関するすべてを網羅した事典。
環境問題に関する図書・雑誌論文21997点を一望。最近3年間の環境問題に関する図書3762点と、一般誌、人文・社会科学専門誌、一般研究誌に掲載された雑誌記事・論文18235点を収録。地球温暖化、森林破壊、世界自然遺産、ゴミ・リサイクル問題、環境ホルモン、バイオマス・エネルギー、省エネルギーなど888のテーマで分類。巻末に著者名索引、事項名索引付き。
最近3年間の環境問題に関する図書4463点と、一般誌、人文・社会科学専門誌、一般研究誌に掲載された雑誌記事・論文15854点を収録。地球温暖化、京都議定書、トレーサビリティ、大気汚染、アスベスト、廃棄物処理、環境教育など963のテーマで分類。巻末に便利な著者名索引、事項名索引付き。
「教育学的人間学とは何(だったの)か」という問いに答えた論稿。教育の営為を人間の生という支持基盤のうちに投げ戻し、その身分を見定めようとする点で、教育学的人間学が教育を人間製作の技術的処置へと狭隘化する近代性とは対極をなすものであり、視野狭窄の打破を指向している。