漢字の字源(成り立ち)と字形史(字形の歴史)の字典。『漢字字形史小字典』(2019)は、小学校3年生までに習う漢字、およびその同源字の574字を収録していたが、本書は、6年生までの全ての教育漢字とその同源字1271字を、甲骨文字、金文などから楷書に至るまでの字形の変遷をたどる流れ図とともに概説。配列は音読みの五十音順。『漢字字形史小字典』の概論に加筆し、特に用字法と発音については詳細に解説している。巻末に音読み・画数索引を付す。
はじめに
概論
1 漢字の歴史
2 漢字の成り立ちと字形変化
3 漢字の用字法
4 漢字の発音
5 これまでの字源研究とその問題点
6 字典の凡例
本文
音読みの五十音順に1271字の字源を解説
附録
1 音読み索引
2 画数索引
3 教育年次別漢字表
4 用語解説
5 主要参考文献
「ポピュリズム」「ニヒリズム」に象徴される近代の危機を乗り越えられる思想はあるのか。
「グローバリズム」と対峙するアフターコロナの価値観とはなにか。
西洋近代の限界を縦横無尽に論じ、日本思想の可能性を探る。
「当代随一の思想家」による「近代論」の集大成であり、「知の巨人」が新境地を開拓する主著。
トランプに象徴されるポピュリズム現象。
しかしこれは今に始まったことではない。すでに1930年代のナチス台頭から始まっていたことだ。
その原動力となったのは「ニヒリズム」。何も信じられない事態に絶望し、疲れきったため、その時々の状況に身を任せ、流れるように生きるという態度である。
これが後にユダヤ人大虐殺の「ホロコースト」につながっていった。
現在、先進各国を覆い尽くしているのも、こうした「近代の病」であるニヒリズムである。
近代のこのような虚妄≒ニヒリズムを乗り越えることは可能なのか。
その可能性として日本思想、とりわけ西田幾多郎「無の思想」などに象徴される京都学派に再び光を当てつつ、西洋近代思想と比較分析。
その現代的価値を問い直す。
序論 新型コロナウイルスと現代文明
1章 フェイクの時代の民主主義
2章 「歴史の終わり」と「歴史の危機」
3章 「西洋の没落」に始まる現代
4章 ハイデガーの問いと西洋文化の帰結
5章 「ニヒリズムの時代」としての近代
6章 科学技術に翻弄される現代文明
7章 暴走する「グローバル資本主義」--経済学の責任
8章 「無の思想」と西田哲学
9章 日本思想の可能性
非難すべきは、資本主義ではなく、経済成長主義なのだ。私たちは実に大きな「誤解」をしている。経済成長が人々を幸福にするーーという思い込みだ。すでに到達してしまった豊かな社会でこれ以上の成長至上主義を続ければ、人々の「ふつうの生活」は破壊され続けるだけなのだ。日本を代表する社会思想家が、「人間にとって経済とは何か」を根本からとらえ直した圧倒的論考。
「自分」が死ねば、「世界」はどう認識されるのか? 「死」とは何か。なぜ、怖いのか。死ねば、どこへゆくのか。先人たちや宗教での死生観とはーー稀代の思想家が、人間究極の謎に徹底的に迫り、超高齢化社会で静かに死ぬための心構えを示す。
脳神経画像と病理を対比させ、臨床経過をつぶさに辿ることができる究極のアトラス。著者が保有する、京都大学亀山コレクションなどの膨大かつ貴重な症例(掲載画像は2000点以上)を収録しました。その多様な画像所見から思わず「そうだったのか!」と膝を打って、脳神経疾患の病変・病態の理解を深めることができます。特に注目すべき症例については「そうだったのか! Case」としてまとめました。また、神経疾患の診療に役立つ有用な情報をMemoとして随所に掲載しています。
臨床神経学、神経病理学、脳・脊髄の画像診断に携わる脳神経内科医・神経放射線科医、そして、病院のCPC担当者や脳神経内科専門医試験を受験する方々など、必携の書籍です。
日本を代表する碩学が日本の思想史を知る上で欠かせない夏目漱石、森鷗外、宮沢賢治、三浦梅園、西田幾多郎、太宰治を語る。その人物の思想史の中での位置とは何か。そして西欧思想との葛藤のなかで、いかに超克しようとしたのか。何より現代を生きるわれわれにとって、その思想はいかなる意味を持つのかを探る。未来を担う高校生に届ける教養講座。
はしがき
第1章 西洋の模倣を脱し、主体の確立をーー夏目漱石に学ぶ(佐伯啓思)
1 漱石の思想形成
2 漱石が抱いた課題意識
3 漱石の哲学
4 漱石から学ぶに当たって、その視座
第2章 日本の個人主義ーー森鷗外に学ぶ(高橋義人)
1 不可解な個人主義
2 利己的個人主義と利他的個人主義
3 空車(むなぐるま)の個人主義
4 「無」の領域へ降りていこう
5 晩年の鷗外
第3章 「本当の幸い」を問うことーー宮沢賢治に学ぶ(田島正樹)
1 賢治の家庭環境と創作活動の起源
2 賢治作品における形而上学的「鉄道」の旅
3 「本当の神様」は、何処に
4 賢治の信仰
5 信仰の「優劣」を論じること
第4章 日本と世界を救う自然哲学ーー三浦梅園に学ぶ(小川晴久)
1 天地の人・三浦梅園とその人物像
2 梅園の生涯とその業績
3 命題から見る梅園の思想
4 次代の人間像を探る「天人の合」の実践
5 補論『玄語図』
第5章 「無」と日本思想の連関ーー西田幾多郎に学ぶ(佐伯啓思)
1 西洋化の時代に生きた西田と漱石の生涯
2 「西田哲学」誕生の背後にあるもの
3 西洋哲学の不十分性に挑む西田
4 「純粋経験」の概念を編み出した西田
5 「西田哲学」から、日本のあり方を展望する
6 日本人のための「西田哲学」
7 グローバル競争の中で「西田哲学」を考える
第6章 友情と革命的暴力ーー太宰治と夏目漱石に学ぶ(田島正樹)
1 『走れメロス』における「友情」を論じる
2 『坊ちゃん』における「友情」を論じる
3 補論『斜陽』における「恋と革命」
人名・事項索引
中学校の学習内容を半年で独学
やり方ではなく本質を学ぶから、高校数学にスムーズにつながる。
独自のノウハウがつまった3ステップで身につける。
1 説明 まずは一から丁寧に解説
2 例題 1の内容を問題を通して再確認
3 演習 関連問題を自分で解く
【目次】
第1部 代数
第2部 幾何
第3部 関数
第4部 資料の活用
ベルリンで同性の恋人を殺した陳天宏は、刑期を終えて台湾の永靖に戻って来る。折しも中元節を迎えていた故郷では、死者の霊も舞い戻る。天宏の六人の姉と兄、両親や近隣の住民。生者と死者が台湾現代史と共に生の苦悩を語る、台湾文学賞、金鼎賞受賞の長篇
格差拡大、雇用不安、デフレ、グローバリズムの停滞……。「構造改革」以降、実感なき好景気と乱高下する日本経済。過剰な貨幣発行がもたらす問題、「複雑な”経済現象”」と「理論重視の”経済学”」の乖離など、現代資本主義が直面する困難を徹底的に検証。
アダム・スミスから金融理論、リーマンショックからアベノミクスまで、経済学の限界と誤謬を提示する。
内容抜粋
「経済学」がひとつの思想でありイデオロギーであるとすれば、今日の支配的な経済学の考え方とは異なった「経済」についての見方はできないか。「稀少な資源の配分をめぐる科学」というような経済学の典型的な思考方法ではない、別の思考様式はないのか、ということだ。---学術文庫版「はじめに」より
目次
学術文庫版「はじめに」
第1章 失われた二〇年ーー構造改革はなぜ失敗したのか
学術文庫付論
第2章 グローバル資本主義の危機ーーリーマン・ショックからEU危機へ
学術文庫付論
第3章 変容する資本主義ーーリスクを管理できない金融経済
第4章 「経済学」の犯罪ーーグローバル危機をもたらした市場中心主義
第5章 アダム・スミスを再考するーー市場主義の源流にあるもの
第6章 「国力」をめぐる経済学の争いーー金融グローバリズムをめぐって
第7章 ケインズ経済学の真の意味ーー「貨幣」の経済学へ向けて
第8章 「貨幣」という過剰なるものーー「稀少性」の経済から「過剰性」の経済へ
第9章 「脱成長主義」へ向けてーー現代文明の転換の試み
あとがきーーひとつの回想
学術文庫版あとがき
2012年刊行、講談社現代新書『経済学の犯罪』を改題、
大幅加筆修正したものです
学術文庫版「はじめに」
第1章 失われた二〇年ーー構造改革はなぜ失敗したのか
学術文庫付論
第2章 グローバル資本主義の危機ーーリーマン・ショックからEU危機へ
学術文庫付論
第3章 変容する資本主義ーーリスクを管理できない金融経済
第4章 「経済学」の犯罪ーーグローバル危機をもたらした市場中心主義
第5章 アダム・スミスを再考するーー市場主義の源流にあるもの
第6章 「国力」をめぐる経済学の争いーー金融グローバリズムをめぐって
第7章 ケインズ経済学の真の意味ーー「貨幣」の経済学へ向けて
第8章 「貨幣」という過剰なるものーー「稀少性」の経済から「過剰性」の経済へ
第9章 「脱成長主義」へ向けてーー現代文明の転換の試み
あとがきーーひとつの回想
学術文庫版あとがき
本書は、社会における人びとの「社会的協力」とは何かについての原理的考え、近代的協力の限界という現実を認識し、近代的協力を乗り超える方法を考察する。近代になって、社会的協力の在り方が大転換したといわれている。市場モデルや政府モデルなどの近代的協力がなぜ大規模に生成し、そして限界を見せるようになったのか、そしていかに近代的協力の限界を乗り超えるのかについて、具体的な事例を見ながら理解を深めていく。
1.社会的協力はなぜ必要とされるのか 2.協力にはどのような類型があるのだろうか 3.協力関係のフォーマル化とインフォーマル化 4.近代的な協力と支配モデル 5.協力の交換モデルと「囚人のジレンマ」問題 6.影響力と協力の互酬モデル 7.近代的協力モデルと大規模化組織の発展 8.近代的協力組織の限界とジレンマ 9.エージェンシー化と協力活動 10.協力の多様化問題と「組織立った複雑性」 11.ダウンサイジングと近代的協力の変容 12.リーダーシップの協力関係と「信頼」 13.社会関係資本とインフォーマルな協力関係 14.支援とケアでの協力活動 15.協力のネットワーク形成とミンツバーグ問題
◆地域防災力向上についての貴重な考察◆
地区防災計画づくりには,未知なる災害に備えるだけでなく,地域コミュニティを活性化させる面も重要となる。本書は,このような考え方を背景に,2013 年の「災害対策基本法」の改正で導入された「地区防災計画制度」に焦点をあてる。法律学,社会学,行政学の広範な視座から,真に役立つ,効果的な防災理論の構築を目指す。
何に命をかけるか。この問いに答える事が、生きるという事であり、この問いに答える事が、人生である。
●金融政策は2%目標にこだわらず柔軟に。財政は一気に健全化は目指さず
金利は今後、日本でもこれまでの政策を転換し、2%を超える局面が出てくるだろう。ただ、引き続き日本の潜在成長力の低さより、急激なインフレは起こらない模様。これまでの政策で、ひたすら「2%」にこだわることに意味があったのか。今後は供給構造の変化に着目し、他国の動きもみながら柔軟に対応することが必要になる。
財政は、ブランシャールのDynamic Debt Sustainability Analysisを支持する。「政府の資金調達コスト<名目経済成長率」が維持できればある程度の財政赤字は保てると思うが、感染症や大規模災害に備え、赤字の削減はある程度は行っておくのがよいだろう。
このように、まだ日本でも対応策は残されていると思われるが、一方で緩和余地+財政赤字余地は限りなく少ない。そういった中で、日本は欧州型のように比較優位分野に決め打ちをする産業構造にかえていく必要がある。日本は完全雇用に近い状態が続くと今後も想像されるが、日本の成長力を保つには、その中身が大事だ。ゾンビ企業を排し、リスキリングを柔軟に行ったうえで、産業構造を見直していくことが求められる。
著者の神津氏は、日銀出身で、リコーの経済社会研究所で所長も務めた人物。マクロ分析には定評がある人物のひとり。
第1章 再論・バブル崩壊以後の日本経済
第2章 あるべきマクロ安定化政策の姿
第3章 日本の金融政策をどう考えるか(1)──マクロ経済環境との関係
第4章 日本の金融政策をどう考えるか(2)──運営上の論点
第5章 日本の財政政策をどう考えるか
第6章 誤謬なきこれからの日本経済のイメージ
不良少年は優等生少女から目が離せなかった。彼女の マズそうな弁当に。クラス一の美少女・朝比奈亜梨沙がある日作ってきたマズそうな弁当に、高校生・牧誠也は一目惚れした。「朝比奈さんの弁当が食べたいから付き合ってほしい」──。ようやく気持ちが通じ合ったかに見えた二人。けれど、無情にも亜梨沙の渡米の期日が迫る──。
切なくて、苦くて、愛しくて、美しい。青春物語、完結。
「私のことを、絶対に好きにならないで」
優等生な朝比奈さんと世間的には不良な誠也は、日本とアメリカという遠距離ながら交流を続け、さらに仲を深めていた。一方、誠也の後輩である結衣は大好きな先輩が幸せに向かう姿を喜びながらも、彼の幸せと自身の想いの板挟みにあっていた。そこには、過去に結衣が誠也と交わした、ある約束も関わっておりーー三者
三様の『今』と『過去』が絡み合い、歪で美しい青春を紡ぎだす。
「私のことを、絶対に好きにならないで」
不器用な彼らの贈る学園青春物語第二幕、開演。
小学校一年生で学ぶ漢字80文字。新学習指導要領対応。
回復期リハビリの対象、リハビリチーム、社会資源についての解説から、各疾患ごとの特徴・リハのポイント、そして看護まで、新人・ベテランを問わず、回復期リハ病棟の看護師がかならず押さえるべき疾患・リハ・看護をぎゅっと詰め込んだオールインワンの1冊!
小学校三年生で学ぶ漢字200文字。新学習指導要領対応。