保育所・幼稚園等での性教育の必要性と取り組み方・実践例・絵本ガイドを収録。包括的な性教育の見取図(ガイダンス)試案付。
小学校の特別支援学級と中学校におけるやさしい性教育の実践集。
プライベートゾーン、怖い目に遭ったとき、二次性徴、SNS、ジェンダー、LGBTQなどを取り上げて、子どもたちの発達段階に応じた学習展開例や教材、指導のポイントを簡潔に紹介します。
Q&Aでは、思春期保健相談士・公認心理師の資格をもつ著者が、教員や保護者から寄せられる子どもたちの性に関する疑問や悩みに答えます。
学校と家庭が協力して進める性教育のヒントが満載!
日本で性を語ることはタブー視されがちですが、海外に目を向けてみると、実は当たり前に性教育が行われています。
効率的な節税や投資のために「お金」を学ぶことが必要なように、男女が円滑にコミュニケーションを取り、楽しく付き合うために「性教育」を学ぶことは大切です。
よく「なんでそんな行動を取るの!」「全然わかってくれない!」といった悩みの声を聞きますが、それはお互いが相手の「性」を知らないから。
反対に、「性」を知れば相手の言動や行動がわかり、男女がすれ違うことがなくなり、より楽しい人生が歩めるでしょう。
ただ、性の悩みはなかなか人に聞くこともできませんし、その悩みが自分の中でどんどん大きくなりがちです。
でも大丈夫、本書では、YouTubeで18万人の登録者を持ち、充実した性教育を受けてきた瀧本いち華が正しい性知識を紹介します。
何歳になっても人生を思いきり楽しめる!
ぜひ本書を読んで、日常生活で実践してみてください。
第1章 男性の「性」を知ろう
第2章 女性の「性」を知ろう
第3章 男女のコミュニケーションですれ違わないために
第4章 お互いが気持ちいい性交をしよう
第5章 大人になったら絶対に知るべき感染症の話
第6章 年齢で性を諦めるのはまだ早い
小学校4〜5年生くらい(思春期)の子どもをもち、性教育についてどうしたらよいか悩んでいるママ・パパに向けて、「子どもの体の変化をポジティブにとらえる」、「自分の“ふつう”は本当にふつう?」、「子どもの性的関心にどう向き合うか」、「ジェンダーについて」など、「おうちで、こう話してみよう!」がわかる本です。小中学生を対象とした「いのちの授業」や性教育の講座などで広く活躍中の著者が、子育てで実際に直面するさまざまな悩みに寄り添い、マンガ多めで読みやすく解説しました。「思春期を迎えてからでは遅いのか?」「性教育には抵抗感がある」などと困っている方でも大丈夫!今からでも遅くありません。性、いのち、ジェンダー、防犯、人権について。これぜんぶ性教育です。あなたの子育てをアップデートしませんか?
かつて、学校教育において性教育は忌避され続けてきた。性教育を受けないまま大人になった50代前後の世代の人たちは、多様化する現代社会のなかで岐路に立たされている。古い価値観を引きずったままでは生き残れない時代だ。加齢や病気などで健康状態の変化が気になる世代こそ、もう一度性について学び、人生そのものを楽しむことが大切だ。100歳人生を充実させたい大人のための性教育。
小・中・高の12年間の系統性を持った性に関する指導。千葉県教育委員会の研究指定を受けて千葉県立柏特別支援学校が取り組んだ実践の成果を、性教育の第一人者である福岡県立大学の松浦賢長教授の協力を得て、一冊の本にまとめました。児童生徒の実態に即してすぐに使えるワークシート、そしてコマザキ先生の素敵なイラスト素材も豊富に収録したCD-ROM付きです。
◆子を持つ親の必読書!
教科書にない【40の質問】に答えます
◇小中高生2万人に「性」と「生きること」を講演してきた産婦人科専門医が、実際に生徒から寄せられた「教科書に載っていない」リアルな40のギモンにやさしく答えます。
子を持つすべての親が知っておきたい、「自我の目覚め」「SEX」「妊娠」「多様な性」「性感染症」そして「生きる」ということ。
(目次)
1章 性教育って何を学ぶの?
2章 女子に多い質問
3章 性の多様性について
4章 性感染症について
5章 性は「生きる」こと
日本で初めて出た「性教育の絵本」第2弾!!
おかあさんから生まれてきたのに、なぜ僕たち、おとうさんにも似ているの?
そんな疑問に答える絵本。
著者の北沢杏子は、日本の性教育の先駆者。第1弾『なぜなの ママ?』では、赤ちゃんが生まれるまでの正しい知識が、楽しい絵と文章で描かれていました。
第2弾となる本作『なぜなの パパ?』では、男女の性の特徴、愛と結婚、受精のしくみ、遺伝、出産、そしてパパの育児における役割などが、わかりやすく描かれています。
なかなか絵本ではスポットが当たりにくい「パパ」の役割。
この絵本を読めば、きっとパパの存在の大きさに子どもたちも気づくはず。
子どもたちが「パパとママから」生まれたと実感できる一冊です。
巻末には「お母さん・お父さん・先生がたへ」子どもの疑問に答えるためのアドヴァイスも収録。
ぜひ、ご家庭で楽しく正しい性教育を!
※本書は、1988年・アーニ出版刊『なぜなの パパ?』を再編集し、新装復刊するものです。
大人に近づくとからだはどんなふうに変わるの?こころも変わっていくの?疑問に思ったり、不安になったりしながら、みんな自分のからだやこころと向き合っていくのです。この本は思春期が始まる前の子どもたちに伝えたいメッセージです。
□いつもおちんちんを触ってばかり
□異常なほどの「おっぱいロマン」を語る
□「うんこ」「ちんちん」「おっぱい」……口を開けば下ネタばかり
□3歩歩いたら、注意されたことを忘れる
□女の子と比べたら、ほんとうに幼稚……
愛しくも困ってしまう“宇宙人男子”を、自己肯定感にあふれた自立した大人に育てるために知っておきたいこと
子育てに悩みはつきものですが、とくにお母さんたちが頭を悩ませているのが、「男の子」の育て方。
かわいくて愛おしいけれど、想像できないような行動ばかりをくり返す未知の存在ーー
“宇宙人男子”に手を焼いているお母さんは、少なくありません。
そうでなくても子育ての悩みがつきないのに、男の子を育てるお母さんをさらに悩ませているのが、男の子の「性」の話。
・おちんちんってどう扱えばいいのか
・いつからHなことに興味をもつのか
・そもそも、男の子にどうやって性教育をすればいいのか
・いつまで一緒にお風呂に入っていいのか
・わが子がHな動画を見ていたらどうすればいいか
……などなど、心配や不安はつきません。
男の子だからこそ、誰かを傷つけてほしくない。
だけど、夫に聞いても、照れて「放っておけばいい」のひと言。
「一体、どうしたらいいの?」
そうひそかに悩む方、実はとても多いのです。
そんな母の心配はよそに、宇宙人男子たちは、今日も「うんこ」「ちんちん」「おっぱい」と連呼する……。
こうしてひそかに悩むお母さん方のために、「世界一わかりやすい男の子の“性”の話」をまとめました!
本書の内容は、実話をもとにしたエピソードを、ちょっとしたアドバイス。
時にクスッと笑いながら、「どこの子も同じなんだな」とちょっと安心しながら、
男の子の性教育のコツを学んでいきましょう。
「男の子が性に興味をもった時に慌てないための子育ての軸」
をつくるヒントが詰まった1冊です。
はじめに 「うちの子、アホなのかしら……」と悩む男の子のお母さんへ
PART1 おっぱい大好きなうちの子は、ちょっと変?いいえ、そんなことはありません
PART2 女子と男子はこんなに違う! どうして男子は下品な言葉が好きなのか?
PART3 本当にまだ早い? 性教育は小学校低学年までに始めよう!
PART4 「パンツ洗い」から始めよう!
PART5 性のこと、どうやって伝える?「言いたい言葉」「言ってはいけない言葉」
PART6 我が家だけじゃなかった! 子どもからのドキドキ質問への答え方
PART7 子どもがほんとうにほしいもの
赤ちゃんはどこからくるのだろう…ということは、だれでも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。この本は、いのちのはじまりの「なぜ?」と、いま生きていることのすばらしさを見つける、大人から子どもへのメッセージです。
お子さんに、あなたが性体験を通して感じ考えてきたことを正直に話すことができますか?自己肯定感UP!よりポジティブに「幸せな恋愛・性生活を送れる人間」を育む。
★自分の性に関することを自分で決めるために!
授業で使える新しい性教育ワークブック!
心も体も成長する中高生は、自分のからだに悩んだり、異性との付き合い方に悩んだりする時期です。一方インターネットには性の情報が氾濫しており、そのなかには誤った知識も多くあります。簡単に人とつながることができるSNSによって、子どもが大人による性被害を受ける事件もあとをたちません。そのような現代の中高生に対し、自身が性教育をほとんど受けていない教員や保護者も、どう教えていいかとまどうことも多いと思います。
本書は、性のことについて悩む中高生自身が、正しい知識を身につけ、性の多様性を理解し、自分のからだのことを大切にすることができるようになることを目指した、新しい性教育のためのワークブックです。
■この本の特長
・項目ごとに教員向け・保護者向けの「伝え方のポイント」を掲載
・学年や年齢に応じてそれぞれに必要な項目を選んで使うことができる
・生徒自身が調べ、話し合いながら学べる書き込み式
・先生、生徒が具体的に話し合う場面をイラスト付きで紹介
・「Q&A」「コラム」を豊富に掲載
はじめに
本書の使い方(教員と保護者向け)
本書の使い方(生徒向け)
第1 章 二次性徴期のからだと心
1 思春期の自分のからだを大切にしよう:プライベートゾーンとバウンダリー
2 思春期のからだの発達って?1:二次性徴の特徴
3 思春期のからだの発達って?2:性ホルモンの働き
4 からだの変化だけではないの?:思春期の心の発達とメディアの影響
5 月経のことを知ろう:月経のしくみとサイクル
6 射精について知ろう:射精は成長のあかし
7 からだの悩みはある?:月経と性器の悩み
8 知っておきたいからだのケア:清潔に保つ方法
9 産婦人科ってどんなところ?:妊娠した人だけが行くところではない
第2 章 生殖
1 妊娠のしくみ:生命が誕生するメカニズムを知ろう
2 出産のことを知ろう:赤ちゃんが生まれてくるしくみや出産方法
3 将来子どもを産む? 産まない?:プレコンセプションケアとは
第3 章 性感染症の予防
1 性感染症とは?:誰でもかかる可能性はある
2 性感染症の種類:自覚症状が少ないものもあるから注意!
3 性感染症を防ぐには:リスクを下げる行動を知ろう
4 性感染症の治療と検査:かかったかもしれないときは保健所や病院へ
第4 章 性行為と避妊
1 性行為の基本:人間はなぜ性行為を行うのか?
2 セルフプレジャーって何?:自分の欲求は自分でコントロールする
3 さまざまな避妊法:100%の避妊法はない
4 性行為のリスク:意図せぬ妊娠を防ぐために知っておきたいこと
5 それでも意図せぬ妊娠をしたときには?: さまざまな方法があることを知っておこう
困ったときの相談窓口
性教育に役立つ資料・ワークシートが満載
中学校における性教育の重要性は増しているものの、性教育を実践できている学校は多くありません。性教育が中学生に必要であることは認識されつつも、指導法がわからないという声も多く聞かれます。その原因のひとつは、わかりやすい性教育指導解説書がないことにあります。
本書は、経験が浅い学級担任でも、すぐに計画立案・授業実践が行えるように、実践例をもとにした具体的な指導案と教材・教具を多数紹介した、使いやすい性教育の実践資料となっています。
(1)年間指導計画の作成、からはじまり、(2)新たな授業改善や学習形態の工夫を手引きし、(3)集団指導と個別指導の実践方法を具体的にガイドしていきます。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、ロングセラーの『性教育実践資料集』の改訂新版です。これまで多くの学校・教室で使われてきた指導案を、現代の性教育環境にあわせて改訂しており、性教育・指導の実践経験が浅い先生でも、しっかりとした指導ができるようになっています。
障害があっても子どもは性的に発達し、やがて二次性徴を迎え大人になっていきます。ただでさえ困難の伴う発達障害の子の子育て。性のことからは遠ざけておきたいと願う保護者も多いのですが、むしろ性に関する正しい知識と行動を教えることが、子どものいのちの尊厳を守ることにつながります。そこで、「先生、相談です」。本書は、科学的で人権意識に根ざした性教育を推進する執筆陣が、保護者・支援者・教師からの具体的な場面についての相談に応え、健やかにセクシュアリティを育む方法を伝えます。
変わっていくからだとこころのこと、月経のこと…どうしたらいいんだろう?迷い悩むこともあるけれど、きっと思春期は自分だけのワクワク、ドキドキを見つけにいく旅なんだ。この本は、同じように子ども時代を過ごした大人からキミへの手紙です。
環境がガラリと変わり、初めてだらけの小学生。体、心、ネットなどのお悩みに各ジャンルの専門家が寄りそい答える現代の子育て指南書です。母子手帳の次にいつもそばにおきたい、頼もしい「お守り」になる一冊。
【CHAPTER 1】からだのこと
・好き嫌いが多いうちの子、給食が心配です
・太ってる・やせてるはどこからが赤信号?
・タブレット学習やスマホゲームで目が悪くならないか心配…
・うちの子、まだおねしょするんです
・便秘がちでつらそうです
・背が低いうちの子、ずっとこのままでしょうか
・体型を気にしてごはんを食べたがりません
ほか
【CHAPTER 2】性のこと
・「赤ちゃんはどこからきたの?」ときかれました。なんて答えるべき?
・お風呂はいつまでいっしょに入ってもいいの?
・子どもがエッチな動画を見てしまいました
・「男らしく」「女のくせに」子どものジェンダー差別が気になります
・初経についてどう伝えるべき?
・恋人ができたと喜んでいます。望まぬ妊娠などが心配です
・脱毛やヘアカラーをしたいと言われた。どう答える?
・子どもを性被害から守るにはどうしたらいい?
ほか
【CHAPTER 3】こころのこと
・人見知りで友達ができるか心配です
・引っ込み思案です。授業中、手を挙げて発言できるか心配
・けんかっ早く、かんしゃく持ち。どうしたら落ち着きますか
・少しのミスでパニックになり、次の挑戦をしようとしません
・気が弱く、友達にいいように使われています
・子どもがいじめられた! どうするべき?
・いじめる側になってしまった! どうしよう?
・学校に行きたくないと言います
・なんでも友達のまねをしたがります
ほか
【CHAPTER 4】あんぜん・ネットのこと
・登下校の交通事故が心配です
・不審者に遭ったとき、逃げられるようにするには?
・スマホデビューはいつ、どんなことに気をつけたらいいの?
・オンラインゲームにハマりすぎていて心配です
・LINEデビューした子ども。SNSトラブルが心配です
・ネット犯罪に巻き込まれないようにするには?
・AI時代に必要なICT教育とは
ほか
東大合格ランキングで上位を占める一方、「男尊女卑」「セクハラ体質」と批判され、「ホモソーシャル」の巣窟ともみなされがちな男子校。ただし全国に2%しか存在せず、その内実を知るひとは少ない。独自アンケートをふまえ、男子校で始まっている先駆的な「包括的性教育」をルポ。92%の高校が共学なのにいつまでも男女差別がなくならない日本社会の謎に迫る。これからの時代に重要なのは、グローバル教育やSTEAM教育よりも性教育!
第1章 男子校のアキレス腱
第2章 ニッポンの性教育の現在地
第3章 工夫を凝らした包括的性教育
第4章 部分的に男子校を共学化する
第5章 世間の反応に見えるバイアス
第6章 共学校に潜む男子校の亡霊
青少年の性意識・性行動のデータ論文集
本書のもとになった「青少年の性行動全国調査」が始まったのは1974年。以降、この調査は中高生の母集団が入れ替わる6年ごとに実施され、日本の青少年の性行動の変容を切れ目なくとらえてきた貴重な報告書です。
これらの長年にわたる調査・比較・分析により、生理的・心理的・行動的な側面にわたって、日本の青少年の性的経験(デート、キス、性交など)が年齢にともなってどのよう進行するかを明らかにし、時代的な変化の動向の中で読み取ることができるようにしています。
青少年の性行動の時代的な変化は、1970年代から80年代にかけては大学生の性行動の経験率の上昇が顕著に見られ、高校生の性行動は1990年代に入ってから活発化する流れがありました。これに対し、21世紀に入ってからの調査では、性行動が活発な若者と性への関心が希薄な若者への分化現象があることも指摘され、「性の分極化」とも呼ぶべき現象も見られました。この6年における時代の変化の中で、若者の性意識・性行動がどのように変容したかを、豊富な調査データを基に詳しく解説します。
【編集担当からのおすすめ情報】
今回の調査報告で第8回を迎える「若者の性白書」。膨大な調査をもとに集められたデータ集は、青少年の行動・意識の分析に大いに役立つでしょう。さらに、少子化対策などへの研究の資料としても有用だと思われます。