情報化時代を迎えた今、漢字問題は、文化のあり方の根幹にかかわる国民的な問題となっている。かつてない新たな提言に溢れる本書は、知的刺激の連続であると共に、漢字の問題はまたとない好個の知的対象であることを再認識させるであろう。
古典制御理論と現代制御理論を融合し、アナログ制御とディジタル制御を対比しつつ、初歩から平易に解説。これから制御工学を学ぶ学生の格好の入門書!
誰よりも早く、誰よりも正確に打てるワープロ/パソコン入力方式の選び方から短時間練習法まで。まったく新しいキーボード速修法。
分子種の電子励起一重項状態の失活速度に関する情報を得るには、蛍光をモニターする方法が、原理的には最も簡単で直接的である。数百ナノ秒から数十ピコ秒にわたる蛍光の時間変化は種々の方法によって測定できるが、過去12年間に最も一般的になっている方法は、時間相関単一光子計数法である。種々な単一光子計数システムを使ってみた筆者ら自身の経験を生かして、このおそろしく敏感な方法をすでに使ってたり、これから使おうとしている人々に役立ちたいのと一心から、本書を著わした次第である。
なぜ「歴史」教科書はつまらないか!だが待てよ、読みようによっては、こんなにも楽しめるのだ!古今東西の歴史教科書を教材に、軽い語りで説きおこす実践的「日本史」講座。
高周波管に関する多くの着想はいまやレーダの送信用や核融合プラズマの加熱用に期待されるまでになり、また、テレビジョン用のカメラ・チューブにも、さまざまなターゲットが開発され、それぞれの特徴を生かして広く用いられるようになった。今回、これら初版以後のこの分野の進歩に応じた大幅な修正と、単位の国際単位系への統一を行ない、より充実した内容とした。
700点の写真で伝える永遠の記録。東京の本当を世界にメッセージする。その日、「私」は何をしていたんだろう?
もっとよく知りたい日本の言葉日本の文化。日常なにげなく使っている日本語の奥にひそむ言語学的問題、文化、風俗、を掘りおこす。
時間が意識されるようになったのはいつごろか、相対論、量子論、宇宙論など現代物理学は時間をどうとらえているか、時間が後もどりしないのはなぜか、時間についてまだ解明されていない謎としてどんなものがあるか、そして時間とは何か?時間の不思議を説き明かす。
ついにラミジも待望の戦列艦の艦長となった。戦列艦ship of lineとは、戦列を組んで敵の戦列と砲戦をかわし、艦隊決戦に参加する備砲60門以上の大型艦のことである。
天地創造、化石時代から現在、未来への「時」を考察。われわれ人間・動植物の中にある「体内時計」の秘密、右脳のX機能、タイム・マシンにいたるまで、きわめて興味ぶかい事実・資料を集大成した決定版。
巨大コンピュータで宇宙をシミュレートしたとき、ビッグ・バンから始まって、星雲が生じ惑星ができ、ついには人間(ソフト人類)までが登場するだろう。そのソフト人間から世界がどう見えるかを考察するのが「ソフト宇宙論」である。ソフト宇宙とはわれわれの宇宙そのものではないのだろうか?そのとき“コンピュータの外の世界”とはいったい何なのか?コンピュータの内と外とのコミュニケーションとは?彼そのものが情報的実体であり、情報はコピー可能なので、彼そのものもコピー可能となるが、人間を記録し再生するとは、いったい何を意味するのか?結論には真に驚くべきものがある。物理学の宇宙像をまるごとソフトウェアですくいとったとき、情報科学的な宇宙像が生まれる。そこには科学主義をはるかに超えた、新しい世界観の展望がひらける。本書は物理学と情報科学のひとつの統合を果たしている。
暖かな書斎の一隅で、白い砂粒が音もなく滑り落ちていく。この静謐を、知的観想の時を、わたくしたちはいつくしむ。砂時計は地球的時間の象徴である。夜明けとともに起き、一頭の獲物を得るまで狩りをした“アド・ホックな”行動様式の忘れ形見である。自ら作り出した歯車時計に支配される近代文明の逆説を、ドイツの文豪ユンガーは勁く静かに批判する。古今の文献を駆使して語る、ユニークな宇宙論。
ビートルズ全213曲プラス・ソロがどう作られ、どう演奏・レコーディングされ、どう聴かれてきたか。その詞・曲の構造はどうなっているのか。心をゆさぶる数々の曲の秘密は?ビートルズ・ファンの方にも、これからビートルズを聴こうという方にも、まさに待望の本。
独創的な新しい視点から見た恐竜の魅力的な世界を紹介するオリジナルで心ときめく新しい博物図鑑。恐竜の骨、頭蓋骨、歯などを実写した美しい写真の数々によって、この先史時代の動物たちがどのくらい大きかったか、どのように生活していたのか、どのような行動をしていたのかを紹介するほかに類のないガイドブックです。