経理担当者はもちろん、あらゆるビジネスマンに必須の知識がこの1冊で身につく!複雑な消費税のしくみを図解でわかりやすく解説。実務処理のポイントや中小事業者のための特例も網羅。税額計算が有利になる判定ポイントも掲載。
大型否認事例が相次ぐ消費税仕入税額控除について、契約から申告・納税、税務調査、税務争訟までの各段階の留意点等を詳解。インボイス制度についても章を設けてフォロー。
消費税のしくみから申告・納付までの実務全般について、法令の解釈や、その適用にあたり通達やその他の公表されている課税庁の解釈に基づき、図解等を用いてわかりやすく解説。さらに裁判例及び裁決例を適宜掲載し、実務での注意点については「誤りやすい事例」としてQ&A方式で具体的に提示。
近年の改正のポイント
第1章 総説
第2章 軽減税率制度と適格請求書等保存方式
第3章 課税の対象となる国内取引
第4章 非課税
第5章 免税
第6章 課税標準
第7章 税率及び税率の経過措置
第8章 課税標準額に対する消費税額
第9章 仕入税額控除
第10章 簡易課税制度
第11章 売上げに係る対価の返還等をした場合の消費税額の控除
第12章 貸倒れに係る消費税額の控除
第13章 納税義務者
第14章 信託
第15章 課税期間
第16章 申告と納付
第17章 公益法人等の取扱い
第18章 個人事業者の取扱い
第19章 相続による事業の承継
第20章 合併・分割による事業の承継
第21章 輸入の消費税
第22章 地方消費税
第23章 価格の表示と経理処理
第24章 災害があった場合等の特例
●本書は、勘定科目別に選定した事例を基に仕訳処理を示し、関連する法人税、所得税等の取扱いも含めてわかりやすく解説しています。
●今回の改訂では、令和5年及び6年に行われた実務に影響の大きい税制改正の内容を踏まえて、現段階の適格請求書等保存方式の適用に対応できるように全面的に見直しを行い、80%控除等の経過措置を適用した状態により再編集しています。
●振込手数料の負担、高速道路の利用料金、プラットフォーム課税などの新たな事例を追加し、総数878事例を収録しています。特異な事例も多く取り上げ、多様な課否の疑問に対応しています。
●消費税の精算、消費税額に異動が生じた場合の調整仕訳についても詳説しています。
●各事例には関連事例の掲載箇所を示し、巻末には索引をつけて事例検索の便宜を図っています。
●令和6年4月1日現在の法令・通達に基づいています。
主要目次
第1章 消費税の概要
1 納税義務者
2 納税地
3 課税期間
4 申告、納付
5 課税対象
6 納税義務の転換
7 非課税取引
8 輸出免税取引
9 税 率
10 課税標準
11 仕入税額控除
12 簡易課税制度
13 消費税額の調整
14 届出書等の提出
15 記帳と書類の保存
16 総額表示の義務
第2章 消費税等の経理関連事項
1 税込処理と税抜処理の選択
2 税込、税抜方式の比較等
第3章 勘定科目別事例の消費税の課否と仕訳処理
《損益計算書科目》
第1 売 上
第2 売上原価
第3 製造原価等
第4 一般管理販売費
第5 営業外収益、営業外費用
第6 特別利益、特別損失
《貸借対照表科目》
第7 流動資産
第8 固定資産
第9 投 資
第10 繰延資産
第11 負 債
第12 資 本
第13 免税事業者等からの課税仕入れの経過措置
第14 消費税額等の計算(令和8年9月30日までの日の属する各課税期間)
第15 売上計上漏れ等がある場合
索引
税理士実務の視点から消費税法基本通達を解き明かす!
通達の実務上の取扱いを「通達のチェックポイント」で理解し、税務上の疑問点を「実務でどうなる?」で解説。
深い理解のために設例や計算例、トラブル事例を交えた税理士必携書。
令和6年度改正通達に対応。
○本書は、複雑化する消費税の申請や届出、申告における税理士損害賠償事故を防ぐ観点から、そのトラブルと対策法をケーススタディ形式で解説するもの。
〇前回版『消費税トラブルの傾向と対策[令和2年度改正対応版]』(令和2年10月)発刊以降に導入されたインボイス制度やその経過措置期間中の届出・申請・申告のトラブル事例を大幅に追加。
〇税協での研修テーマもインボイス導入対策から、導入後の申請・届出や仕入税額控除の消費税実務に代わっており、著書は令和6年以降も研修回数が年間100件を超える人気講師。
第1章 インボイス制度に関するトラブル(25事例)
第2章 軽減税率制度に関するトラブル(8事例)
第3章 「3年縛り」に関するトラブル(12事例)
第4章 届出書・申請書に関するトラブル(36事例)
第5章 課税区分に関するトラブル(24事例)
第6章 納税義務者に関するトラブル(23事例)
第7章 売上(仕入)金額の計算に関するトラブル(7事例)
第8章 税額控除に関するトラブル(36事例)
第9章 簡易課税制度に関するトラブル(8事例)
第10章 会計処理、申告納付その他のトラブル(17事例)
インボイス制度の開始により消費税は制度の転換期を迎えています。インボイス制度の開始を円滑に迎えるための、2割特例、少額特例、少額な返還インボイスの交付義務免除、登録制度の見直し等、令和5年度改正の解説を充実しています。また、居住用賃貸建物の取得に係る仕入税額の調整計算の具体例を新たに収録しています。
小さな会社で「支払管理」や「給与計算」などのバックオフィス業務全般を担うスタッフを対象に、販売や営業活動、仕入れや人事等から生じるイレギュラーな消費税の取扱いについて、イラストや図解を交えQ&A形式でやさしく解説。
いよいよスタート! インボイスは日常業務に
改正基本通達、国税庁最新Q&A等、
最新情報に完全対応!
インボイス制度の開始を控え、不動産取引における消費税の取扱いを解説、Q&A(169問)、裁判例・裁決例(21問)により詳解。インボイス関連の追加として「相続による事業承継とインボイス制度」、「令和5年10月1日をまたぐ建設仮勘定と消費税」等のQ&Aを、居住用賃貸建物をめぐる事例として「入居者がいる住宅の課税仕入れの用途区分が争われた事件」の裁判例等を収録。また、共同相続があった場合の適格請求書発行事業者とみなされる期間、2割特例が適用できない課税期間、適格返還請求書の交付義務免除、端数処理の取扱いなど、インボイス制度に関する実務上の留意点を多数解説。
給料が上がらない
正社員になれない
物価が上がり続ける
中小企業が儲からない……
すべて、消費税が原因である。
元内閣官房参与の経済学者と気鋭の公認会計士が、
国家財政の視点と一般消費者の視点から消費税の問題点を説く。
消費税のマイナス効果を国家財政の論点と家計の論点から
経済のプロと税務のプロのタッグでわかりやすく解説!
この本を読んだら、給与明細やレシートを見る目が変わる!
買い物をすると買った分の10%が上乗せされる……
一般的な消費税のイメージはこんなところではないでしょうか。
ところが、消費税の本質は、家計を圧迫するだけでなく、
中小の事業者の競争力を削ぎ、一部の輸出企業だけが潤い、
国力を下げていること。
消費税のマイナス効果を国の財政としての論点と家計の論点から
経済のプロと税務のプロのタッグでわかりやすく解説!
(目次より)
第1章 消費税がなくなると人生バラ色
グラフが示す日本の貧困の現状
増税すると成長が鈍くなる
子泣きじじいやサナダムシをとればバラ色の未来がやってくる!
現状維持なら、ますます衰退が進んでいく
消費増税で自殺者が急増した
第2章:そもそも消費税って何?
「直間比率の是正」を議論から導入されたはずだけど……
消費税は「預り金」なのか
消費税が価格を上げる口実になっている!?
ガソリン税は二重課税?
消費税はあくまでも対価の一部である
消費税率に関係なく、価格はマーケットメカニズムで決まる
消費税は立場の弱い下請けにしわ寄せがくる
政府広報によってつくられた消費税の誤ったイメージ
第3章 消費税で私たちはこんなに貧乏になった
消費税は「利益」と「人件費」にかかる付加価値税
企業にとってみれば人件費を削れば税金が減る!
非正規にすれば社会保険料を払わなくていい?
消費増税は財務省と大企業の陰謀!?
弱者から吸い上げたお金が大企業に入るミステリー
現代は資本主義のなれの果て
暴走する資本主義を止めるために税金はある
第4章 消費税がなくなっても問題ないのか
税収がなくなっても国の事業は成り立つ
政府はいくら借金しても問題なし
お金はアイドルの握手券と同じ
国のやりくりは法人のやりくりに近い
消費税は国民に対する経済制裁
インボイス制度の開始を令和5年10月に控え、消費税は制度の転換期を迎えています。インボイス制度への対応を万全とするには、売手・買手双方の立場を想定して実務に落とし込むことが必要です。令和4年度改正では、免税事業者の登録に関する経過措置の適用期間の延長等の改正が行われ、制度開始に向けた環境が整いつつあります。多くの事業者にとって、令和5年は課税期間の途中から仕入税額控除の要件、経理処理などが変更となることから、十分な準備を行えるよう解説を充実しています。また、訪日観光客の受け入れ再開後の輸出物品販売場における実務は、手続きの電子化、免税購入対象者の見直しが措置されるなどコロナ前から様変わりしており、改めて確認が必要です。
本書は、消費税の初学者に理解しやすいよう、制度を平易かつ網羅的に解説した基本テキストとして、経理担当者、会計事務所、金融機関、インバウンド関連事業者などに広くご利用いただいています。インボイス制度の開始にあわせ、初めて消費税の実務に携わる事業者のために、納税義務者・課税対象・税額控除など基本的事項を解説しているほか、一般用・簡易課税用・2割特例の税額計算・申告書作成例を解説しています。また、国外事業者等における事業者免税点制度の見直しなど令和6年度税制改正に対応しています。
社会福祉法人の会計担当者が、消費税の課税取引・非課税取引の課否判定、申告額の計算やその届出手続きについて具体的に理解し、実践するための実務解説書。
○事業種ごとに消費税の課税・非課税の課否判定の仕方を解説し、具体的事例を示すことによって、社会福祉法人の会計担当者がどのような取扱いをすればよいか理解できる。
○2019年10月1日からの増税により消費税率が複数税率となるため、日々の経理においても、税率ごとに区分して計上した請求書等の記載が必要になるが、実際の雛形を用いて解説することで増税後すぐに業務に役立てることができる。
○著者が研修等で受けた実際の質問をQ&A形式で掲載することで、調べてもわからない個別のケースや初歩的な疑問を具体的に解決することができる。
○実務に関連する資料を登載することで、必要な法令をすぐに参照することができる。
安倍政権後期から岸田政権誕生までを対象に、消費税が政治に与えた影響、政治が消費税に与えた影響を分析。本書を含めた3部作で、約50年間の政治過程を追った。
前著である「法人税・消費税 迷いやすい事例の実務対応」の発刊を受け、所得税の取扱いの根幹となる部分を中心に解説。税法の趣旨や経緯から「何故、このような取扱いをすることになっているのか?」「何故、この規定は存在するのか?」を探り、所得税や消費税の根幹の部分を身に付けられ、答えにたどり着くまでの考え方を手にすることで多くの気づきを得られる一冊。
消費税をはじめて学ぶ人にとって本当に必要なことだけをわかりやすい言葉で解説しています。第7版では10%への税率引き上げに対応したほか、軽減税率制度や適格請求書等保存方式などについても解説を加えています。
CHAPTER1 消費税ってどんな税金?
CHAPTER2 消費税を納めなくてもいい会社がある!?
CHAPTER3 消費税はかかる? かからない?
CHAPTER4 消費税がどんどん安くなる
CHAPTER5 申告と納付
CHAPTER6 各種の届出書
CAHPTER7 消費税の会計処理
CHAPTER8 消費税率の引き上げと経過措置
CHAPTER1 消費税ってどんな税金?
CHAPTER2 消費税を納めなくてもいい会社がある!?
CHAPTER3 消費税はかかる? かからない?
CHAPTER4 消費税がどんどん安くなる
CHAPTER5 申告と納付
CHAPTER6 各種の届出書
CAHPTER7 消費税の会計処理
CHAPTER8 消費税率の引き上げと経過措置
市場拡大の一方で消費税について不明瞭な論点が少なくないポイントサービス。気鋭の著者が議論の出発点から見直しポイント交換事件等の裁判例等を踏まえその課税関係を示す。
ファイナンシャル・プランニング技能士が知っておくべき「法人税・消費税」に関する情報を1冊に集約。新年度からの法改正・税制改正などに合わせた最新の内容をふんだんに織り込んだ、FP教本シリーズ全10冊の第9巻。