さまざまな「価値」がぶつかり合う、現代の自由社会。その結果、数々の難問が私たちの前に立ちはだかっている。金融危機、中央銀行のあり方、格差と貧困、知的独占の功罪、自由と平等のバランス、そして人間にとって正義とは、幸福とはー。本書は、経済学の基本的な論理を解説しながら、問題の本質に迫る。鍵を握るのは「制度」の役割である。デモクラシーのもとにおける経済学の可能性と限界を問い直す試み。
「なぜバブルが生まれ、はじけたか?」「日本に残るか海外に出るかー円高と産業空洞化」「君は年金をもらえるかー消費税をどうする?」--。大人気・池上彰の「ニュースがわかる」白熱授業を文庫化!
デフレ、金融政策、年金、消費税……明日がわかる白熱教室
経済をここまでやさしくしました!
インフレとデフレーー合成の誤謬
政府か日銀かーー財政政策と金融政策
バブルへGO!--なぜバブルが生まれ、はじけたか?
円高と産業空洞化ーー日本に残るか海外に出るか
君は年金をもらえるかーー消費税をどうする?
リーマン・ショックとは何だったのか?
日本はどうして豊かになれたのか?--戦後日本経済史
「皆が反対することこそ成功する」--40周年を迎えるコンビニ業界トップのセブンーイレブンをはじめグループ総売上高九兆円の巨大流通企業、セブン&アイ・ホールディングスを率いる鈴木敏文さん。本書では秋元康、佐藤可士和、牛窪恵、鎌田由美子、小菅正夫各氏ら異分野の人々の考え方を引きながら、「『お腹がいっぱい』の人に何を食べさせるか」「海辺の店でなぜ、梅おにぎりが大量に売れるのか?」「人は『得』より『損』を大きく感じる」「動物の『絞り込み』で成功した旭山動物園」といった身近な話題を基に独自の経営理念を分かりやすく説いています。
「ず〜っと疑問に思っていたことがあった。世の中の人は、なぜ、これほどたやすく官僚・政治家・マスコミ・御用学者の嘘に騙されるのだろう…」(本書より抜粋)▼そう、テレビや新聞をにぎわす、「日本は財政破綻寸前」、「消費税増税が必要」といったニュースは、実はウソが多い。そして、それを見抜くカギは、「数学」にある。「高校レベルの数学」さえできれば、誰にでも、それらの言説がいかに間違っているのかが分かるのだ。▼本書は、理論派で知られるエコノミストが、経済・ビジネスに役立ち、騙されないための「数学的思考」を徹底解説。抱腹絶倒の講義形式で、経済と数学の関係がおもしろいほどわかり、世の中の見方も変わる!▼『数学を知らずに経済を語るな!』を改題。▼[内容例]▼○復興財源は増税なしで確保できる▼○消費税増税は要らない▼○そもそも「財政破綻」キャンペーンが大嘘▼○定義に無頓着な人は騙される▼○中学・高校の数学を勉強し直そう▼○マクロ経済を勉強して財務省に対抗しよう
脱税ギリギリ!?元国税調査官が教えるサラリーマン、中小企業主、相続人のマル秘節税対策。
消費税の課否判定・仕訳処理を取引事例別に135例も紹介!書類のサンプル・記入例を多数掲載!複雑な「届出・申告」がスムーズに行える。本則課税方式・簡易課税方式に対応!貸倒れがあった場合は?還付が受けられる場合は?ケース別申告書の記入方法を公開!1人でもできる実務ノウハウが満載!!
鳴り物入りで始まった医療保険制度改革「オバマケア」は、恐るべき悲劇をアメリカ社会にもたらした。「がん治療薬は自己負担、安楽死薬なら保険適用」「高齢者は高額手術より痛み止めでOK」「一粒一〇万円の薬」「自殺率一位は医師」「手厚く治療すると罰金、やらずに死ねば遺族から訴訟」。これらは、フィクションではない。すべて、超大国で進行中の現実なのだ。石油、農業、食、教育、金融の領域を蝕んできた「一%の超・富裕層」たちによる国家解体ゲーム。その最終章は、人類の生存と幸福に直結する「医療」の分野だった!
欧米技術の導入・消化とともに、国際競争やデフレなどさまざまな困難に直面しつつ成長をとげた幕末以降から戦前期までの日本の歴史について、光と陰の両面から考える。
第1章 幕末開港と日本
第2章 明治維新と地租改正
第3章 殖産興業政策と松方デフレ
第4章 北海道の開拓
第5章 産業革命
第6章 2つの戦争と日本経済
第7章 第1次世界大戦と日本経済
第8章 1920年代の日本経済:産業構造・生活の変化
第9章 金融恐慌
第10章 井上財政の展開と世界恐慌の波及
第11章 高橋財政の展開とテロの横行
第12章 戦争と日本経済
補償 農地改革と食糧増産:茅ヶ崎を事例として
JV工事・海外工事・兼業事業等、建設業特有の手続を詳説!!国際財務報告基準に係る「工事契約」「収益認識」を解説!!
PART1 個人事業の開業 自宅でエステサロンを開業した三女ミッちょん
story 1 私がサロンのオーナーに!
開業したら提出する書類があります
「開業届」を提出しましょう
「青色申告承認申請書」を提出しましょう
青色申告と白色申告
青色申告のメリット
story 2 いざオープン!!
通帳で管理をしましょう
現金の管理はどうする?
story 3 これも経費になるの?
経費キック! by ホワイト そもそも経費って何?
何が経費になるの? 何がならないの?
「減価償却費」について
プライベートと分けられないときはどうすればいい?
自家用車を仕事用に使ったときはどうなる?
経費にしていいか迷ったときはどうすればいい?
経費キック! by ホワイト 自分へのお給料は出るの?
story 4 所得控除でトクをする!?
所得控除って何?
story 5 ミッちょんピンチ! サロンが赤字に……!?
税務署から届く書類は2種類あります
決算書の書き方
申告書の書き方
「損益通算」って何?
申告書はどこに提出するの?
申告チョップ! by レッド 申告ってしないといけないの?
帳簿パンチ! by ピンク 申告時には帳簿や領収書を提出するの?
申告チョップ! by レッド 「確定申告の審査は窓口の人がする」という誤解
PART2 消費税・年末調整 売上が1,000万円を超えたカフェを経営している次女アキちゃん
story 1 売れ残ったケーキの行方
ちょっと注意が必要な「自家消費」
仕入れと家事費を分ける
story 2 お母さんはナントカ者?
「青色事業専従者」は、あらかじめ届出が必要です
青色事業専従者の要件
専従者の給料はいくらにすればいい?
青色ビーム! by ブルー 青色事業専従者で注意することは?
給料を支払うときは源泉徴収をします
源泉所得税はこう計算します
人を雇うなら社会保険に入らないといけないの?
story 3 年末調整
年末調整は事業主が行います
年末調整ではできないこと
story 4 従業員の食事は経費?
従業員に提供する食事はどうなる?
story 5 リフォーム
ちょっと注意が必要な修繕費
story 6 簿記はカンタン方式? 難しい方式?
簡易簿記と複式簿記の違いって?
story 7 「消費税」がやってきた!
預かった消費税はどうする?
課税事業者と免税事業者
課税事業者になった場合の手続き
story 8 2種類ある消費税の計算方法
消費税の計算方法
簡易課税制度を選択した場合の注意点
PART3 法人化 インポート雑貨店が順調で念願の会社設立を夢見る長女クミちゃん
story 1 幸せの眠り猫バッグ
個人と法人はどう違うの?
法人化のメリット・デメリット
story 2 法人と個人の違いアレコレ
個人から法人にするには?
個人事業の資産や負債を法人に引き継ぐ場合
個人事業は勝手にやめていいの?
届出アタック! byイエロー 開業の届出はどこに出すの?
story 3 会社社長
自分に給料を出せる?
給与計算も自分でします
story 4 天使が舞い降りる日
利益と節税は相反する?
story 5 エピローグ
おわりに
居住者・非居住者の区分とソース・ルール、租税条約、国際的二重課税、外国子会社合算税制、移転価格税制、過小資本税制・過大利子税制など主要な制度について、それらが設けられた趣旨や背景、要点をわかりやすく、コンパクトに解説。根底の理念や税制の全体像が理解できる基本書!各章のコラムによって最新の論点も紹介する!
NPO法人の制度・会計・税務を詳細に解説。非営利法人特有の複雑な消費税計算を徹底図解。法人税の適用税率の変更・消費税率の変更等の改正を織り込んだ最新版。
21世紀に進行した政治、経済、社会、地域の構造的変化に注目しながら、現代財政の基本的特質と課題を明らかにする。グローバル経済下での国民国家の役割と課題を、持続可能な地域発展と財政民主主義という視角から展望する、最新テキスト。
さまざまな公共施設やサービスの原資となっている税金。その種類・役割と、増税で注目される消費税のしくみをわかりやすく解説。
本書は、『中小企業等協同組合会計基準』について、制定並びに改訂の経緯から、組合会計における各勘定科目(仕訳例を掲載)、決算関係書類の作成方法から、消費税等の経理までを解説したものである。また、実務上の疑問点解消の一助となるよう、講習会等で実際にあった実務上の質疑応答のうち、重要なものを巻末に掲載。
●『中小企業等協同組合会計基準』自体を作成している全国中小企業団体中央会が編集した『中小企業等協同組合会計基準』の唯一の解説書である。
●改訂版の刊行にあたっては、初版刊行時が消費税5%であったため、本書内の仕訳処理、決算関係書類等のすべての数値につき、消費税率8%に引き直して修正をした。また、組合脱退者の持分払戻方法につき、「新・加算式」を組合定款例とともに追加した。
「日本のネットベースの国債は200兆円以下」「国には借金はあるが金融資産が大半の600兆円以上の資産を持つ」……なんでこんな常識を、新聞やテレビは伝えないのか? 消費税増税や金融緩和では、財務省や日銀の思惑を忖度して「ヨイショ記事」ばかりを書いてきた。なぜ「官報複合体」は、かくも強固に結束しているのか? そのカラクリを全て満天下に!
「日本のネットベースの国債は200兆円以下」「国には借金はあるが金融資産が大半の600兆円以上の資産を持つ」……なんでこんな常識を、新聞やテレビは伝えないのか?
田中角栄の金脈問題では、立花隆氏がそれを解明した業績に対し、「そんなことは、みんな知っていた」と言い放った大マスコミの記者たち……消費税増税や金融緩和では、財務省や日銀の思惑を忖度して「ヨイショ記事」ばかりを書いてきた。なぜ「官報複合体」は、かくも強固に結束しているのか?
税率さえ上げれば税収が下がっても気にしない財務省に支配された大マスコミが日本経済をダメに見せている……そのカラクリを全て満天下に!
Q 日本政府に資産があるといっても、それは道路や空港で、換金できませんよね?
Q 日本国の借金は1000兆円以上だ、と危機を煽る財務官僚は、経済のプロですか?
Q でも、さすがに新聞の経済部の記者は、経済のプロなんですよね?
Q 消費税を1%増税すると2.5兆円の税収が上がるんですか?
Q GDPが1%増えても、税収は1.1%しか増えないんですよね?
Q 日銀が発動したマイナス金利政策は失敗したんですよね?
Q 公的年金は近い将来、破綻するんですよね?
Q 経常収支の赤字が続くと、日本の財政は破綻しますか?
Q 日本企業が海外で稼いだお金の配当金、すなわち資本収支も減っているのですか?
Q S&Pによると日本国債の格付けはシングルAプラスで、すでに中国や韓国よりも下です。これ以上格付けが下がると国債の買い手がいなくなって、日本は財政破綻しますか?
Q 円安が進むことは日本が国として信頼されていないこということですか?
Q 日本で10年以上続いてきたデフレも、人口減少の結果なのですか?
Q 国債発行残高は1000兆円以上あり、これ以上増えたらある日突然、投資家が日本国債を売り浴びせるのではないでしょうか?
Q やはり、債務残高GDP比が200%を超えていることは異常なことではないでしょうか?
Q 中国経済の停滞で「爆買い」も下火になったと報道されていますが、もし中国バブルが崩壊すると、日本も大不況になるのでしょうか?
Q 巷間よく囁かれますが、EUに属するギリシャのように、政府の借金が多い日本経済は危機を迎えるのでしょうか?
この本で強調したいことは、たった一つ、「日本の財政は、世界一健全」だということだ。
もちろん、この主張には多くの人が違和感を持つだろう。それは、「日本の財政は破たん寸前の最悪の状態で、世界でも類をみないほど、莫大な借金を抱えている」という政府のキャンペーンを多くの人が信じ込んでいるからだ。
なぜ日本の財政は世界一健全なのか。なぜ多くの国民は、日本の財政が世界最悪と信じ込まされてきたのか、そのカラクリを本書では、詳しくみていく。
そして、日本の財政が世界一健全だということを前提にすると、バブル崩壊以降、四半世紀以上にわたって続く日本経済の低迷を抜け出す経済政策が浮かび上がる。それは、消費税率の引き下げだ。
本書では、日本経済の正しい状況を把握、財務省主導の増税路線の間違いを正し、日本経済の進むべき道を説く。
はじめに 経済ニュースの矛盾
第1章 グロスで見るというウソ
第2章 日銀が日本財政を無借金に変えた
第3章 消費税率引き上げは誰のためか
第4章 日本財政のグランドデザインを描く
第5章 トランプ大統領の誕生とアベノミクスの終焉
おわりに