本書は、アメリカの億万長者の驚くべき暮らしぶりを詳細に明かすとともに、人生に成功をもたらす「ミリオネアの知恵」を読者に伝授する。
時に不祥事やミスなどから批判の対象になる公務員だが、地道に社会を支えつつ同時に変化を促す素晴らしい仕事だ。豊富な経験を元に、その醍醐味を伝える。
結婚って、超ハッピー?それとも地獄?男の実態、女の言い分を30代女子の人気作家が痛快レポート!同棲→結婚でわかった、甘くて苦い男と女の真実。
TV界を震撼させる毒舌と冴える絶品消しゴム版画。
アポイント取得3倍、第一印象力2倍、サボリ時間1/2…「女性営業」が業績を伸ばす。今こそ女性活用の時代。
はじめに
序章 女ことばという不思議
女性の言葉づかいは千差万別/ルールとマナー/習得することば/翻訳の世界/女らしさ以外の価値/ 「最近の」言説/言語行為/言語イデオロギー/言説が構築する/○○について語る/歴史的言説分析/積み重なる価値
第1部「女らしい話し方」 規範としての女ことば
一章 マナー本は鎌倉時代からあった
況して婦人は静かにして奥ゆかしきこそ/女訓書の流行/女子庶民の手習い/男尊女卑から「つつしみ」へ/維新後も変わらない女訓書/嫁・妻から女性国民へ/ 「女は話すな」と「言うべき時は言え」/現代でも有効な規範
二章 ルールはどのように強化されるのか
起源としての女房詞/女房詞への憧れ/式亭三馬の笑い/男も使う/ 「男は使うな」/女房詞と女訓書/女房たちの創造性
第2部「国語」の登場 知識としての女ことば
三章 男ことばの特別な男らしさ
国語イデオロギー/東京基準の標準語/東京語もいろいろ/言文一致論争の不思議/男女の話し言葉は異ならない?!/ 「男の国語」/国語の隠れた男性性/口語文典と国語読本/書生言葉/ 「たまへ」と「てよ」「だわ」/ 「男ことば」は特殊扱い
四章「女学生ことば」誕生
女学生のセリフ/学問する女への苛立ち/書生言葉の女子学生/ 「てよだわ言葉」/ 「遊ばしやがるんだとさ」/言文一致小説/ハイカラに/ 「てよだわ」の普及/軽薄さ/女学生ことばの定着/めす猫も「てよ・だわ」/性の対象となる/セクシュアリティ/標準語のセクシュアリティ/女学生ことばの力/ジェンダー化し国民化する/ 「よくってよ」小説/内なる他者、女性国民/女の創造性を取り込む/ 「国語」と「国民化」
第3部 女ことば礼賛 価値としての女ことば1
五章「女ことばは日本語の伝統だ」
日本を背負う言葉/起源は女房詞と敬語/天皇制と女房詞/起源の捏造・伝統の創造/日本の誇り「女ことば」/国語の守護者/植民地政策/ひとつではなかった国語/日本語の優秀さの証/女ことばへの賞賛/ナショナリズムの時間的矛盾/変われない女ことば/戦後も続いた伝統化/女性の言葉の乱れが気になる
六章「日本語には女ことばがある」
女性の言葉と兵隊の言葉/言葉の性差/ 「例外」として/女学生ことばも国語/女性用という但し書き/女ことばは標準語だけ/ 『アサヒ読本』の性別/歓迎された女の国民化/銃後の守り/家族国家観/総動員体制と国語の性別/特定の任務
第4部「自然な女らしさ」と男女平等 価値としての女ことば2
七章「女らしさ」と女ことば
占領政策と男女平等/ 「女ことば」批判/ 「女ことば」擁護/社会的な・自然な女ことば/男女平等から「女ことば」を守る
八章 日本語には、なぜ女ことばがあるのか
「国語の性別」を教え続けた教科書/天皇制国家から切り離す/墨塗りされない部分/ 「ぼく」と「わたし」の教科書/国語学者と人権意識/天皇制を破壊する男女平等/家族国家観の危機/生き延びた女ことば
おわりに
図版出典一覧
大学・大学院など高等教育機関における理系分野の女性学生の割合は、OECD諸国で日本が最下位。女子生徒の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに、なぜ理系を選択しないのか。そこには本人の意志以外の、何かほかの要因が働いているのではないかーー緻密なデータ分析から明らかになったのは、「男女平等意識」の低さや「女性は知的でないほうがいい」という社会風土が「見えない壁」となって、女性の理系選択を阻んでいるという現実だった。日本の男女格差の一側面を浮彫りにして一石を投じる、注目の研究報告。
女は下、か。平等は幸せ、か。「男のくせに」と思ってしまうあなたへ。女性の中の男女差別意識をあぶり出す20章。
成功するにはどうすればいいのだろう。この疑問は長年にわたり激しい議論の的になってきた。人間はそもそも競争本能があるのだから、攻めの姿勢で自己の利益を追求するのが最善の方法だと主張する人もいれば、人間は協力し合うようにできているのだから、協調的な態度で他人と力を合わせるのがいちばんだと主張する人もいる。本書の著者は、この論争が的はずれであると断言し、それがなぜなのかを明かしていく。人間は競争か協調のどちらか一方ではなく、どちらも行うよう進化を遂げてきた。会社の同僚、友人、配偶者、兄弟姉妹といったあらゆる関係において、私たちは協調すべき仲間であると同時に、競争すべき敵でもある。協調と競争のあいだでちょうどいいバランスをとる方法を知ることでのみ、相手と長期的に良い関係を築き、しかも自分の望むものをより多く得ることができるのだ。協調と競争を正しいバランスで使い分けるとき、人は最高のパフォーマンスを発揮できる。どんなときに友人として協調し、どんなときに敵として競争するのか、そして具体的にどう行動すればうまくいくのか。本書は、社会や仕事で成功を手に入れるためのよきレッスンになるだろう。
美智子妃殿下に学ぶ謙譲の美徳、“個性尊重の教育”は神様か魔法使いしかできない、「自分で考えてごらん」がなぜいけないのか、識字率世界一を誇る日本の教育、わからないときは本能に任せよう…皇太子殿下の恩師が、今一番伝えたいこと。
企業と人材をめぐる「ものの見方」を基本にして、ハーバードで教える人材管理モデルと日本の制度・新動向を点検し、カレントな課題に革新的な示唆を与えるHuman Resource Managementの決定版。
男が得するウラ知恵と法の抜け穴教えたる!『ナニワ金融道』でも教えない、女に「だまされず」儲ける方法満載。
文豪イプセン『人形の家』のノラが自立して130年後のノルウェー現地ルポ。
【特集】
〇まるごと一冊 女性たちの世紀
●アーカイブの中の女性像:
ナショナル ジオグラフィックが保管する6000万点を超す画像記録からは、時代とともに女性の地位や役割がどのように変化してきたかが垣間見えてくる。
●未来を築く:
男性優位の社会で、世界中の女性たちが政府や地域の先頭に立って男女平等を実現しようとしている。男性が権利や役割を与えてくれるのを待っているのではなく、自ら果敢に声を上げ、主導権を握り、運命を変えている。
●世界各国データで知る女性たちの現実:
男女平等が完全に実現した国はないが、国によって女性の置かれた状況に違いはある。社会の「受容」「安全」「公正」の評価を基に、世界の現状を見てみよう。
●女性たちが作る新生ルワンダ:
100万人もの犠牲者を出したとされる1994年のルワンダ大虐殺。生き延びた国民の大半が女性で、国の再建に深くかかわっていった。その結果、男女平等を推進する政策が実行されてきた。
●インド 安全に暮らす権利:
嫌がらせや暴行におびえ、女性たちが安心して暮らせない社会がある。凄惨な事件を機に女性の安全を守る取り組みを始めたインドを取材した。
●理系の女子たち:
世界の高校生が参加する科学コンテストで、新世代の女子は、先輩たちを苦しめてきた古い壁を打ち破ろうとしている。
●戦場に立つ女性たち:
紛争の最前線への派遣が可能になり、軍隊における女性の役割が拡大してきた。女性兵士たちは何を思い、厳しい訓練や危険な任務に赴くのか。
〇女性たちへの質問:
元ファーストレディからメディア界の重鎮、社会正義を求める活動家まで、多方面で活躍する女性たちに、これまでの試練や成功、求められる変革について聞いてみた。
●今、女性たちが直面している最も重要な課題は?
●あなたが乗り越えてきた最大の壁は?
●あなたにとって転換点となった出来事は?
●女性にとって、今後10年で必要となる最も重要な変化とは?
●あなたの最大の強みは?
●今、若い女性たちに伝えたいアドバイスは?
【コラム】
●英語版編集長から
●寄稿者の言葉
●自撮りする女性写真家たち
●読者の声
●テレビでナショジオ
●次号予告
●日本の百年「昭和初期の女性たち」
●今月の表紙:ナショナル ジオグラフィックのアーカイブには世界中で撮影された女性の写真が保管されている。女性たちの肖像
ジェンダー先進国とされるノルウェー。
だが、そこに住む女性たちは幸福なのか。
労働問題を扱うジャーナリストが、
「先進国」ができるまでの過程を点検し、
仕事と家事、両方の負担に押しつぶされそうな
ノルウェー女性たちの肉声を拾い集める。
「ジェンダーギャップ」を埋めただけでは解決しない、
日本もいずれ直面する本質的な課題を
浮かび上がらせる渾身のレポート。
はじめに 胸騒ぎ
第一章 「仕事と家庭の両立」という難問
第二章 70年代の神話と社会変革の夢
第三章 仕事をすれば自由を得られる?
第四章 キャリア・フェミニズムと市場の力学
第五章 可能性の時代は続く
謝辞
原注
本書は、長年、非正規・ワーキングプア・ワークライフバランスなど、特に女性キャリア研究に打ち込んできた著者がさまざまな現場取材や研究プロジェクトで明らかになった問題と提言をまとめた野心作です。
コロナ禍でより顕在化した性暴力、男女不平等社会の実態
性暴力被害者の実態を社会に伝え、性暴力が生じるメカニズムを解明するとともに、性暴力のない社会を目指ために、私たち一人ひとりがどう取り組んでいくべきか……。
セクシャル・ハラスメントや性暴力問題に関心があったり、深刻な悩みを抱えている全ての人たちに強くお勧めします。
【目次】
はじめに
第1章 追い込まれる女性たち
1 女性を直撃したコロナ渦ーDVとその実態
2 ドメスティックバイオレンス(DV)とは何か
3 コロナ下で増加するDV相談と「DV相談プラス」
4 DV被害者の支援
第2章 性暴力被害者支援のために
1 「性暴力救援センター 日赤なごやなごみ」の設立
2 長江美代子さんのお話
3 片岡笑美子さんのお話
4 なごみの活動からわかったこと
5 女性のための女性による相談会
6 共依存という問題
第3章 三万八三八三件の被害者から見えてきた性暴力の実態
1 性暴力とは何か
2 ある性被害者の証言
3 アンケート調査の結果から見えてきたこと
4 刑法の改正と今後
5 強姦神話と不十分な被害者への支援
6 声を上げた被害者たちによって変化が始まっている
第4章 職場における性暴力
1 セクシャル・ハラスメントの規制
2 増える就活セクハラ
3 実態調査の結果から見えてきたこと
4 NHKのアンケート調査の結果から見えたこと
5 男性の被害者の経験から見えてくるもの
6 セクハラは男性問題
第5章 男女不平等社会とDV・性暴力
1 平成は失われた時代だったのか
2 コロナ渦が浮き彫りにした男女不平等社会日本
3 性被害による社会的・経済的損失
4 幼少期の被害がその後に与える深刻な影響
5 「助けて」と言える社会へ
あとがき
参考文献
付録 相談先一覧
ヨーロッパ各国の女性政策を横糸に、女性の社会参加を縦糸にして織りあげた「男女平等カーペット」。