「睡眠負債」をご存じでしょうか? 睡眠不足が蓄積した状態を,重い借金を背負っていることにたとえた言葉です。睡眠負債を軽く見てはいけません。十分な睡眠がとれないと,心身の健康がおびやかされる可能性があるのです。
本書では,睡眠研究の第一人者である柳沢正史教授監修のもと,睡眠とは何か,眠っているあいだに体の中で何がおこっているのかについて,わかりやすく紹介しています。また,睡眠負債が引きおこす様々な健康リスクや,現代人が悩まされている睡眠障害など,睡眠と健康の密接な関係についても取り上げました。
睡眠には,まだ明らかにされていない謎も多くあります。最新の研究成果も取り入れて内容をアップデートした本書を活用して,自分史上最高の眠りを手に入れてください。
1.睡眠のしくみ
睡眠の役割1〜2
睡眠サイクル
ノンレム睡眠
レム睡眠
睡眠圧と体内時計
朝方と夜型
子どもと睡眠1〜2
老化と睡眠
性別と睡眠
覚醒物質オレキシン
眠気
メラトニンとコルチゾール
Column 1 睡眠薬
2.快眠の科学
睡眠日誌
昼寝の方法
運動と睡眠
1日のスケジュール
睡眠と体温
寝室の環境
入眠方法
寝る前にすべきこと・さけるべきこと
スマホと睡眠1〜2
睡眠休養感
Topics スリープテック
3.睡眠と病気
睡眠負債
睡眠と死亡率
睡眠と病気
睡眠と肥満
睡眠と腸内環境
不眠症の原因3Pモデル
不眠症のタイプ
不眠と精神疾患1〜2
睡眠時無呼吸症候群
むずむず脚症候群
ナルコレプシー
Topics 睡眠と免疫機能
Column 2 睡眠によって記憶が整理されるしくみを解明
4.もっと知りたい!睡眠の科学知識
仮眠
退屈だと眠くなるのはなぜ
カフェインのはたらくしくみ
眠らないとどうなる?1〜2
徹夜・夜勤
胎児も眠る?
赤ちゃんが規則正しく眠るようになるしくみ
寝る子は育つ?
寝だめ
いびき
金縛り
ショートスリーパーになれる?
寝酒
寝付けないときはどうする?
睡眠と独創性
夢を見ている人と会話ができた
Column 3 睡眠は記憶の定着に必須。それは,AIにとっても同じだった。
Topics なぜ私たちは夢を見るのか
5.睡眠と動物
動物たちの睡眠
時計遺伝子とカルシウムイオン1〜2
脳をもたない生物も眠る
Topics 冬眠の不思議に迫ろう
Topics 人工冬眠
Column 4 タコにもレム睡眠とノンレム睡眠があるかもしれない
脳が発達した生き物の多くは、外敵に対して無防備になる睡眠をとり、睡眠がとれないと死に至ります。なぜ、命がけで睡眠をとるのでしょうか。睡眠中、脳では何が起こっているのでしょうか。眠くなるしくみと睡眠の役割、睡眠中の脳と体の状態、睡眠と成長・運動能力・記憶との関係などを、最新の知見にもとづいて解説。睡眠不足になりがちな小学校高学年から中高生に、睡眠の大切さをわかりやすく伝えます。
第1章 睡眠とは? なぜ眠くなるのか?・・・・・・動物の睡眠/眠らないと、どうなる?/睡眠の役割/睡眠をつくるしくみ1体内時計/睡眠をつくるしくみ2睡眠圧/なぜ、眠れなくなるのか/Q&A/コラム:7時間睡眠がみんなを健康にするわけではない
第2章 睡眠時、脳で何が起こっている?・・・・・・睡眠と覚醒の関係/ノンレム睡眠とレム睡眠/ノンレム睡眠の役割/レム睡眠の役割/なぜ夢を見るのか?/成長・運動と睡眠/記憶と睡眠/Q&A/コラム:睡眠と覚醒に向け体を調整するホルモン
第3章 よい睡眠とは? よく眠るには?・・・・・・なぜ、眠れない日が続くのか/代表的な睡眠障害/「よい睡眠」の条件/よい睡眠をつくる1毎日の生活/よい睡眠をつくる2眠るところ/Q&A/コラム:いびきが大きい家族には受診をすすめて
睡眠医学に携わる職種の方,睡眠検査技士の専門家資格の取得を目指す方へ、必携の書籍。ポリソムノグラフィー検査(PSG)の実施,PSGルールの分析,スコアリング,解釈に関する技術的な側面を豊富な図とともにわかりやすく解説。
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最近つとに、不眠や睡眠障害は中年層からシニア層まで悩みの種となっています。よく眠れない、睡眠が浅い、朝も起きれない…などなど。ですが、自分に合った適正な睡眠をとらないと、仕事や日常生活に支障が出るばかりか、病気やボケにつながります。実は、寿命との関係も統計学的に相関しているのです。そんな大切な睡眠の質を上げ、快眠に導くのが本誌です。
【コンテンツ】
上質な睡眠習慣をつけると病気知らずでいきいき
Chapter 1 睡眠の基本─質のいい眠りは心身ともに蘇らせる
そもそも睡眠って何?
眠気から覚醒までのメカニズム
50代から睡眠力が落ち始める
睡眠時間で寿命が変わる!?
健康・長寿の基本は睡眠にあり
認知症やうつ病は睡眠習慣で予防する
老化と肥満は睡眠で防止 眠りには若返り・痩身効果が
最高の体調と能力の向上は寝ている間に培われる
深刻な睡眠障害は危険!! 命にかかわることも
Column 1 さまざまな寝方をする動物たちの「睡眠」
Chapter 2 今スグできる快眠習慣─目からウロコの新常識
起床時間をそろえて良質な睡眠を
計画的な二度寝とプラス2時間の朝寝坊ですつきり!!
睡眠の質を高める環境をつくる
1日1万歩歩き、寝る前は軽いストレッチ
寝る1〜2時間前にぬるめのお風呂に20分間入る
快眠をさまたげる悪習は今日からすぐに断つ
快眠の新常識と習慣づけ即寝・即起きの技術を実践
寝起きのアイソメトリックス
今スグできる「5つの仮眠」と超強力「パワー・ナップ」を実践
睡眠の質を高めて体もアタマもリフレッシュ
1週間睡眠ダイアリー
自分に合った就寝時刻を睡眠ダイアリーから逆算
睡眠ダイアリーでショートスリーパーを目指す
Column 2 睡眠薬の種類と飲み方の注意点
Chapter 3 正しく食べて快眠ごはん─不調も吹き飛ぶ食生活
快眠のための正しい食べ方
少しの工夫で正しく食べる
快眠体質をつくる栄養素を摂る
睡眠ホルモン・メラトニンはこうしてできる
睡眠リズムのかなめ・トリプトファンは朝に摂る
美肌が手に入るグリシンで深く眠って目覚めもすっきり
副交感神経を助けるギャバは認知症や成人病も予防
カルシウムで眠りを調整し骨も強化で一石二鳥
睡眠障害を抑える鉄分でイライラや睡眠障害を克服
体内時計を整えるビタミンB12で睡眠・覚醒リズムを正す
その他、ぜひとり入れたい快眠のための食材
朝は朝食前の白湯とバナナ+牛乳ですっきり快眠習慣
夕食は白米を発芽玄米に変更それだけでも安眠効果あり
ポリフェノールと青魚で認知症も老化も防ぐ
意外な食材も睡眠を促進
不眠症をチェックしてみよう
アテネ不眠尺度で判定
奥付
「早く寝なさい」だけでは、子供の睡眠は変わりません。
本書は、子供と親が一緒に“睡眠を学び、整えていく”ための実践書です。
本書は【子供向け】【親向け】の2部構成です。
第1部の子供向けパートでは、すべてルビ付き・簡単な言葉で、睡眠が心と体、学びや活動にどんな良い影響をもたらすのかをやさしく解説します。
さらに、毎日の睡眠を「見える化」し、前向きに取り組める睡眠チャレンジシートを収録。読むだけで終わらず、「やってみたくなる」工夫が詰まっています。
第2部の親向けパートでは、起床から就寝までの一日の流れに沿って、親子で無理なく続けられる睡眠習慣改善の具体策を紹介。
生活リズム、光・食事・行動のタイミングなどを、最新の研究やデータを踏まえてわかりやすく解説し、睡眠を整えることで得られる学習面・健康面・情緒面のメリットにも丁寧に触れています。
コラムでは、横濱中華學院で実施された「睡眠教育プロジェクト」の実践事例を紹介。現場で得られたリアルな気づきと成果は、家庭での取り組みにも活かせます。
子供の未来を支える「眠り」を、知識と実践の両面から整える一冊です。
著者経歴
大堀裕太
東邦大学薬学部卒。薬剤師。睡眠健康指導士。日本睡眠学会会員。いそごスイミンひろば副代表。スリープデザインLab代表
医療・健康の専門的知見を基盤に「日常生活の中で実践できる睡眠改善」を軸とした啓発・支援活動を行う。久保田とともに、幅広い世代を対象に、睡眠の基礎知識から最新の研究動向、年代別の睡眠特性、快眠のための具体的な工夫、勉強や学習効率と睡眠の関係、睡眠環境の整え方などで講話・指導を実施
小・中学校の出張授業や学校と連携した睡眠習慣改善プロジェクトの企画・実践に携わり、子供の生活リズムと学習・心身の健康を支える取り組みを継続。オンライン睡眠相談やコンサルティング、パネルシアターを用いた啓発活動、国家試験受験者向けの睡眠と集中力・学習効率に関する講座、動画制作など、伝え方の工夫にも力を入れる
「正確な知識を無理なく続けられる形で届けること」を大切に子供から大人まで、それぞれの生活に根ざした睡眠教育の普及を目指している
コラム執筆者略歴
久保田雄太
豊橋技術科学大学大学院修了 一級建築士。睡眠改善インストラクター、上級睡眠健康指導士、キャリアコンサルタント。日本睡眠学会会員。いそごスイミンひろば代表。
これまで大堀と共に延べ1,000人以上を対象に、睡眠や生活リズム、学習環境に関する講演・ワークショップ・相談支援を行ってきた。
本書ではコラム執筆を担当し、実践現場で得た気づきや視点を整理・言語化している
推薦文寄稿者 略歴
駒田陽子
東京科学大学 リベラルアーツ研究教育院 教授
日本睡眠学会 幹事、日本時間生物学会 理事
主な著書として「子どもの睡眠ガイドブック」(朝倉書店)
仕事がデキる人は大谷翔平のように寝る!『ホンマでっか!?TV』などメディアで話題!14万人以上の睡眠を改善した超回復コーチが開発した「7つの眠り方」
睡眠は、長く寝ればいいわけではありません。一人ひとりに最適な睡眠のスタイル(型)が存在します。本書では、14万人の睡眠を改善してきた超回復コーチによる「7種類の睡眠法」をお伝えします。大谷翔平選手が実践している「長眠戦略」、深夜に起床して活動する「二分割睡眠戦略」など目的別に7つの睡眠スタイルを紹介。各戦略の実践法と注意点を詳細に解説します。疲れをとる目的だけでなく、目標を達成するために睡眠を活用して狙った通りに最高のパフォーマンスを発揮する。この全く新しいアプローチで、あなたの仕事と人生は充実したものになるでしょう。
●本書の内容
●戦略1 超絶回復力で猪突猛進 ザッカーバーグの「短眠戦略」
●戦略2 幸福とアイデアにあふれる エリザベス女王の「快眠戦略」
●戦略3 超一流へぐんぐん成長 大谷翔平の「長眠戦略」
●戦略4 深夜に無敵の時間を作る 黒柳徹子の「二分割睡眠戦略」
●戦略5 細切れでも頭すっきり クリスティアーノ・ロナウドの「多分割睡眠戦略」
●戦略6 自分の時間を生きる マドンナの「フレックス睡眠戦略」
●戦略7 みんなで眠って、いいチーム ラリー・ペイジの「チーム睡眠戦略」
これまで消極的・受動的評価を受けてきた睡眠という生理機能に対し,積極的・能動的側面から詳説する。脳を休めるだけではなく,脳を創り・育て・守り・修復するといった睡眠の役割やメカニズム,また,夢の成り立ちとその意味,生体リズムと睡眠,睡眠環境や睡眠健康指導の実際について平易に解説する。テキストに好適。
14万部突破のベストセラーを全面リニューアル!
医療現場で実証済みの「科学的」快眠習慣で、睡眠の質が上がる、やる気が湧く!
初版から10年を経て「睡眠の法則」はより具体的で、使い勝手のよい法則になりました。
朝昼夕5分ずつの行動→朝昼夕1分の行動のいずれかを行うだけでOKに!
↓↓↓睡眠の法則を取り入れると、こんな変化が起きます。↓↓↓
・日中の眠気がなくなる
・朝起きるのが辛くなくなる
・寝つきがよくなる
・ぐっすり眠れる
・疲れがとれる
・美肌になり太らなくなる
・頭がスッキリして内側からやる気が湧いて仕事がはかどる!
この質のよい睡眠をとる習慣が、あなたの人生を大きく変えます。
「なんだかよく眠れない…」「寝ているのに疲れがとれない…」
多くの人が悩みを抱えている睡眠をテーマに
しくみからぐっすり眠れる方法までわかりやすく解説!
●睡眠の基本から最新の研究でわかった睡眠のメカニズムまで、イラスト&図解でやさしくわかる!
●睡眠の質の上げ方や快眠のコツも紹介!
●知れば睡眠がさらに面白くなる! 睡眠の疑問や豆知識をまとめた特集も。
【テーマ例】
・なぜ、浅い眠りと深い眠りがあるの?
・「睡眠のゴールデンタイム」ってどういうもの?
・エアコンはつけたまま寝たほうがいい?
・足裏を冷やしたほうがよく眠れる?
・睡眠の質って何で決まる?
・睡眠の長さよりも「睡眠休養感」が重要?
・寝落ちは睡眠の質を下げる?
・寝だめで起こる「ソーシャル・ジェットラグ」って何?
・9割の人が「バリアブルスリーパー」?
・なぜ年を取ると熟睡できなくなる?
・高血圧や糖尿病は睡眠不足が原因?
・寝不足が認知症のリスクを上げる?
・睡眠に効果があるグッズや食品はある?
など
<もくじ>
1章 まずは知りたい!睡眠の基本
2章 知れば眠りが深まる 睡眠のしくみ
3章 放置するとこわい 睡眠にまつわる不調や病気
4章 やればぐっすり! 快眠のための生活習慣
特集 もっと知りたい!選んで睡眠
よい睡眠はあなたに「最高のギフト」をもたらしてくれる──
「6時間睡眠を2週間続けると、集中力や注意力は2日間徹夜した状態とほぼ同じレベルまで衰える」
──睡眠が大切であることはわかっていても、そこまでの影響があるとは……と驚かれるかたも多いのではないでしょうか。
本書はベストセラー『スタンフォード式最高の睡眠』で「睡眠負債」の実態と対策を明らかにしたスタンフォード大学教授/同大学睡眠生体リズム研究所所長・西野精治氏と、医療と連携した睡眠教育の実践で成果を上げる木田哲生氏が、睡眠の質を高めて最良のリターンを得るために必要な知識と実践のヒントを、30のアクションで示した一冊です。
「最強の脳を育て記憶力を高める」
「生体リズム・自律神経を整える」
「自己肯定感を上げメンタルを強くする」
睡眠のもたらすギフトを受け取り脳と身体のパフォーマンスを高める「眠り方」は、あなたを最良の人生へと導く羅針盤となるはずです。
今日からスタートできる睡眠改善のヒントを参考に睡眠の質を高めてベストな状態で毎日を過ごし、最高の成果を上げていきましょう。
勉強もスポーツも「最高の睡眠なくして、最高のパフォーマンスなし」子どもがもつ本来の力を発揮するためには、ぐっすり眠ることが必要不可欠です。心身の健康や学業成績、スポーツ能力を高めるためにも睡眠が大切であることが科学的に明らかになってきました。読んだらきっと、今日から子どもの眠りを整えたくなるでしょう。
■ハーバード大学も注目! ぐっすり眠りたい中高年のための「科学的」熟睡法
なぜ、歳を取ると、ぐっすり眠れなくなるのか?
その理由は「睡眠力の衰え」にあります。
体力、肌力、睡眠力。
この3つの力は、年齢に勝てません。
どんな人でも、歳を重ねるごとに、必ず衰えていきます。
「質の良い睡眠」を得られないと、「認知症」「高血圧」「糖尿病」「自律神経の乱れ」など、あらゆる病気や不調の一因になりかねません。
中高年特有の「睡眠力の老化」をカバーしながら、ぐっすり眠るためには、いったいどうしたらいいのでしょうか?
ハーバード大学からも注目される、テレビでもおなじみの「世界一のスリープドクター」が、その解決策を分かりやすく指南します!
■本書の主な内容
◎多くの中高年にとって、本当に問題なのは「睡眠負債」ではなく「寝過ぎ」
◎「長く寝る人ほど、健康に長生きできる」という科学的根拠は存在しない
◎中高年は長く寝る人ほど、早死にしている
◎「ステイホームによる睡眠の悪化」にどう対処するべきか?
◎「睡眠薬を飲むと認知症になる」は本当か?
◎なぜ、夜中にトイレで目が覚めてしまうのか?
◎歳を取ってからも「深い睡眠」を増やす方法
◎「日本人は働き過ぎ」「もっと寝なければダメ」は本当か?
◎「睡眠負債」という概念が生まれた背景
◎「8時間は寝なさい」は子どもの睡眠習慣で、中高年には通用しない
◎本当に「早起きは三文の得」なのか?
◎75歳までに身につけたい7つの睡眠習慣
◎健康寿命とアンチエイジングのカギになる「成長ホルモン」
◎睡眠とお酒の関係
◎「快適な睡眠環境」の作り方
◎最新の研究に基づく「中高年のための快眠グッズ」
…など、目からウロコの情報が盛りだくさん。
「中高年向けの睡眠本」の決定版です!
成功者はなぜ睡眠にこだわるのか。
サティア・ナデラ(マイクロソフトCEO)、ジェフ・ベゾス(アマゾンCEO)エリック・シュミット(グーグル元CEO)ほか、8時間睡眠をとっている世界的経営者は少なくない。
今、睡眠が心身に与える影響が次々明らかになっている。
免疫力が上がる、メンタルが整う(やる気の持続)、集中力・記憶力が高まる、技能の習得、認知症リスクを下げる、そして体を修復・再生させる成長ホルモンは睡眠中に出る、などなど、成功者がよい睡眠を求めるのは当然と言える。
ところが、20歳以上の日本人の7割は睡眠不足と判明。睡眠の質以前の問題なのだ。
たった1晩の睡眠不足で、がんと戦う免疫力が70%も低下するという研究報告もある。そのほか、心疾患・2型糖尿病・うつ病・肥満などのリスクが上がる、免疫力・生殖機能が低下するといった、寝不足で肌荒するなどでは済まない悪影響がわかっている。
ではどうすれば睡眠時間を増やし、睡眠の質を高められるのか。
その答えが身近な食べ物にあった。次のチェックリストは一見睡眠とは関係なさそうだが、どれかひとつでも当てはまった人は、睡眠の質に関係する栄養素が不足している可能性がある。
□ おにぎりや麺類だけで食事を済ませてしまうことがある
□ 食後に胃がもたれやすく、胃薬をよく飲む
□ 昼食後や夕方に眠くなる
□ 飲酒量が多い
□ 甘いお菓子やせんべい、スナック菓子をよく食べる
□ カフェイン飲料を飲まないと体が目覚めない
「寝つきが悪い」「寝起きがつらい」「午後の激烈な眠気」は、睡眠負債の大きなシグナルだ。
たとえば、寝つきをよくしたいなら、朝ご飯にたんぱく質を食べるといい。また午後の睡魔は糖質制限で撃退できる。毎日の食事が睡眠を変える最強の方法だったのだ。
本書では、睡眠研究の最先端情報から、読者の睡眠負債タイプや栄養素不足チェックリストに基づいたアドバイス、安心なサプリメントの選び方、体験記など、睡眠に悩む人だけでなく、人生やビジネスで成功したい人に欠かせない1冊である。
【名医が疑問に答える決定版!】
【こんな人は必読!】
ぐっすり眠りたい!
夜中に何度も目が覚める!
睡眠薬だけに頼りたくない!
【眠りの質を高めるQ&Aガイド】
なかなか寝つけない、途中で何度も目が覚める、朝早くに目が覚め、その後眠れない‥‥これらの症状のせいで睡眠不足の状態が続いていて仕事中に疲労感を感じやすかったり、作業効率が悪くなったり、ミスばかり続いて困ったりしていませんか。こうした状況は「不眠症」といえます。
不眠症をはじめ、睡眠にまつわることで悩んでいる人は、年齢を問わず多くいます。こうした眠りに関する悩みを甘く見てはいけません。「寝不足くらい」とか「気合でがんばれ」などと切り捨てる人もいますが、それは大きな間違いです。睡眠不足によって重大な病気を招くことがあるだけでなく、ぐっすり眠れない背景には危険な病気が潜んでいることもあるからです。
また、治療に用いられる睡眠薬に関する誤解も多く、そのことが適切な治療を阻む理由になっていることも見過ごせません。
本書ではQ&A方式で睡眠に関するさまざまな悩みや疑問にお答えしながら、睡眠の重要性と、眠りの質・量を改善する方法を解説しています。睡眠のメカニズムをはじめ、不眠症を含む睡眠障害とはいったいどういう病気なのか、理解が深まります。
【本書の内容構成】
第1章 不眠にはさまざまなパターンがある
第2章 睡眠のメカニズムを知っておく
第3章 睡眠障害ってなに?
第4章 睡眠障害の治療法
第5章 生活習慣を改善して睡眠の悩みを解消する
子供の早起きは一生の損失?
豊富な科学データから証明される、現代の若者が疲弊している理由=「睡眠不足」。
10代の成長のために、保護者と学校ができることがある!
様々な状況で睡眠時間を削られる子供たちの生活に科学的知見から警鐘を鳴らし、10代がもっと眠るためにできることがわかる本。
著者は、10代の睡眠時間を増やすため中学高校の始業時刻を遅らせるカリフォルニア州法律制定のきっかけになった教育ジャーナリスト。
睡眠不足が心身の健康、学業成績、リスク行動、感情の安定にどのような影響を及ぼすのかを丁寧に解説、家庭で実践できる具体的な改善策も紹介。
全米でおこなわれてきた実証研究、教育現場の実例をもとに、なぜ10代は眠れなくなったのかを明らかにする。
人はなぜ眠らなければならないのか? いまだに科学が解明できていない疑問に、覚醒をつかさどる物質「オレキシン」を発見した著者が挑んだ名著『睡眠の科学』の改訂新版。脳は睡眠時に洗浄されてアルツハイマー病を防いでいるという新研究、世界で初めて日本が発売した画期的な不眠症治療薬、寝不足でたまる「睡眠負債」とは何か、どう返せばいいのかなど、この6年余りでの最新の研究成果を大幅加筆!
はじめに
第1章 なぜ眠るのか?
COLUMN1 ニューロン(神経細胞)
第2章 最新技術で探る「睡眠の正体」
COLUMN2 活動電位(アクションポテンシャル)
COLUMN3 前頭葉と前頭前野
第3章 睡眠と覚醒を切り替える脳のしくみ
COLUMN4 脳の構造
COLUMN5 神経伝達物質
COLUMN6 大脳皮質
第4章 睡眠障害の研究から生まれた大発見
COLUMN7 遺伝子改変動物
第5章 オレキシンが明かした「覚醒」の意味
COLUMN8 モノアミンと精神疾患
COLUMN9 大脳辺縁系(1)「こころ」をつくる場所
COLUMN10 大脳辺縁系(2)扁桃体
COLUMN11 大脳辺縁系(3)海馬
第6章 ヒトはどこまで睡眠をあやつれるか
第7章 睡眠に関する日常の疑問と、これからのテーマ
COLUMN12 レーヴィの実験ーーアセチルコリンの発見
COLUMN13 視覚野とコラム構造
COLUMN14 多型(ポリモルフィズム)
COLUMN15 体内時計
終 章 なぜ眠るのか──私の仮説
あとがき
参考文献
睡眠にまつわる諸問題を「睡眠障害」の視点から取りあげ整理する。睡眠障害の定義からはじめ,具体的な症例として,不眠症,過眠症,睡眠呼吸障害,概日リズム睡眠障害,睡眠随伴症といったものを取り扱い,それらの症状の知見をわかりやすく解説する。また,最終章では睡眠障害の評価・検査についてもふれる。
まえがき
第1章 睡眠障害とは何か
1節 はじめに
2節 睡眠障害とは
3節 睡眠障害の分類
4節 睡眠障害の原因
5節 睡眠障害の測定法
6節 睡眠障害の治療法
第2章 不眠症
1節 不眠症とは
2節 不眠症の疫学
3節 不眠症の分類
4節 不眠症の好発年代
5節 不眠症の病態生理
6節 不眠症診断の進め方
7節 不眠症の治療
8節 終わりに
第3章 過眠症
1節 睡眠不足症候群
2節 ナルコレプシー
3節 特発性過眠症
第4章 睡眠呼吸障害
1節 成人の睡眠呼吸障害と生活習慣病
2節 小児の鼻呼吸と睡眠呼吸障害
第5章 概日リズム睡眠障害
1節 生体リズムの仕組みと概日リズム睡眠障害
2節 睡眠相後退型
3節 概日リズム睡眠障害:自由継続型
4節 概日リズム睡眠障害:睡眠相前進型
5節 概日リズム睡眠障害:交代勤務型
6節 概日リズム睡眠障害:時差型
第6章 睡眠時随伴症/睡眠関連運動障害
1節 レム睡眠行動障害
2節 その他の睡眠時随伴症
3節 むずむず脚症候群
4節 その他の睡眠関連運動障害
第7章 ライフスタイルと睡眠障害
1節 女性の睡眠障害
2節 高齢者の睡眠障害
3節 小児の睡眠障害
第8章 地域・学校での睡眠相談と睡眠指導
1節 睡眠相談のポイント
2節 地域での睡眠指導
第9章 泌尿器疾患と睡眠
1節 夜間頻尿の病態生理と治療
2節 夜尿症
3節 睡眠と勃起障害
第10章 睡眠と労働
1節 労働時間の実態
2節 製造業における交代勤務の労働と睡眠
3節 看護師における勤務時間と睡眠の関係
4節 交代制勤務と健康問題
5節 あとがき
第11章 睡眠の評価法
1節 睡眠の評価法とは
2節 主観的評価法
3節 客観的評価法
引用・参考文献
人名索引
事項索引
睡眠障害国際分類(ICSD)の病名、診断基準、症状や経過,合併症,疫学,素因・誘因,鑑別診断に加え,最新の病態生理研究も広く紹介され,治療以外の疾患関連情報がほぼ網羅された睡眠医学の優れた教科書。