「外来を受診する成人期の発達障害には、うつ病など従来の精神疾患で通院する人とは、異なる点が多い。何よりもまず彼らは普通の人たちで、一般の社会人だということである。
受診する大部分の人はフルタイムかそれに近い仕事をしていることが多い。休職したり職がない状態であったとしても、仕事への意欲は十分に持っているケースがほとんどである」(岩波氏)。
近年、「ギフテッド」(平均をはるかに超える知的能力を持つ人)が称揚されるなかで、天才とADHD(注意欠如多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)を結びつける傾向が強い。だが一方で上記のように、精神科を受診する発達障害の成人の多くは、働く社会人である。
彼ら、彼女らは幼いころから積み重なった「周囲となじめない」負の記憶や、職場で浮いてしまうという悩み、問題行動による解雇などに苦しみ、自らの人生を何とかしたいと考えている。
はたして、発達障害の特性にマッチした職場環境は得られるのか。薬物療法には効果があるのか。就労支援の制度や社会復帰のトレーニングをどう活用すればよいのか。
「発達障害の人は働けない」という誤解を正し、本人・周囲にとって最適な就労への道を専門医が示す。
第1章 止まらない仕事のミスと対人関係の問題
第2章 ADHDをめぐる誤解ーー職場でどう接するか
第3章 ASD(自閉症スペクトラム障害)をめぐって
第4章 仕事とNeurodiversity
第5章 ADHDは治せる
第6章 ASDを治す
双極性障害はうつ病とはまた違った問題を発生させる病気であり,職場の上司,人事,社労士,産業医や産業保健スタッフが対応に困ることも少なくない.本書は双極性障害の当事者の生の声をはじめ,症状の職域への影響や家族へのサポートなどについて,専門的な知識がなくても理解できるように,分かりやすく丁寧に解説する.
急増する職場の発達障害。誤解される部下、疲弊する上司。上司のための身につけるべき知識とマネジメントスキル。
「職場の人間関係の悩み」は、いつの時代も転職や退職理由の上位にランクインするほど、解決が難しいもの。「ムチャな命令ばかりする上司」「言うことを聞かない部下」に悩まされた経験をもつ人は多いだろう。
本書では、性格応用心理学「エニアグラム」を用い、あるゆる人を9タイプに分類。各タイプの人物に職場でどう接すれば関係が良化するかを解説する。
例えば、勝ち負けにこだわり、相手の気持ちを配慮できない「タイプ8」の上司。実は内面にある自分の弱さに気づかれないように、腕組みをし、険しい顔をしているこのタイプは、尊敬できる部分をほめ、頼りにしているという態度を示せば味方にできる。
また、自分の考えを優先し、締め切りを守らない「タイプ1」の部下。彼らにはまず、そのこだわりをヒアリング。その上で組織の理想との共通項を一緒に見つければ、彼らは一気に成長する。
現場のプレイヤーはもちろん、リーダーや経営者も必読の一冊。
職場の協働や自律性が減少している現状を乗り越えるためにどうすればよいのか。現場でミドルマネージャーとして奮闘しながらMBAで学んだ執筆陣が実践的かつ理論的に提示。
大人の発達障害の特性と、当事者への具体的なサポート法を詳しく解説
私たちの思考や行動はすべて脳が司っていますが、生まれながらに大多数とは違う「脳機能の偏り」をもつ人々がいます。このような脳の特性を「発達障害」と呼んでいます。本書は、比較的軽症の当事者に対して、周囲の人がどのようにサポートすればよいのかを具体的にわかりやすく解説したものです。
発達障害は生まれつきの脳機能の偏りですから、大人になってから急に発症するものではありません。大人になってから気付くような比較的軽症の発達障害の場合、知的障害を伴うことはわずかで、当事者のほとんどは自立している人です。むしろ学生時代には成績がよくて高学歴の人も少なくありません。
しかし、一方で、発達障害の特性によるトラブルが続発し、社会生活に適応できずに悩んでいる人も多くいます。例えば「忘れ物が多い、ケアレスミスが多い」「融通が利かない、“場の空気が読めない“」などのトラブルがよく見られます。一般には社会生活に支障を来すようなトラブルですが、生まれつきの脳の特性から生じているものなので、本人の努力で治すことはできません。頑張っているのに周囲から繰り返し避難されて落ち込んでしまい、うつ病や不安障害を発症したり、ひきこもりになったりすることもあります。うつ病や不安障害などを疑って受診する人のなかには、発達障害による「生きづらさ」を抱えていることが少なくないのです。
発達障害のある人は、そうでない人が当たり前にできることが、非常に困難です。どんなに努力をしてもうまくできるようにならないことがありますし、聴覚や視覚などにおいても、独特の感覚をもっています。それらを知らないままでいるのは、当事者にとっても周囲の人にとっても、よい結果を産みません。目にみえないからこそ、両者が発達障害についいての正しい知識をもつことが非常に大切なのです。
発達障害のある人の「生きづらさ」を軽減するには、本人が自身の特性をよく理解し、それに合わせた対策をとることが第一です。
そして本人の対策と同じくらい重要なのが、周囲の人のサポートです。例えば、「仕事の指示は文字で具体的に伝える」「仕事は分割して1つづつ指示する」などの工夫で、特性によるトラブルを減らすことは可能です。また、特性に合った部署に配置転換をしたら、スムーズに仕事をこなせるようになったというケースもあります。
職場でも家庭でも“暗黙のルール“があるものですが、「絶対にそうしなければならない」ルールはそれほど多くはないはずです。考え方の枠を柔軟に広げ、試行錯誤を繰り返しながら、誰もが気持ちよく社会生活を送ることができるよう歩み寄ってほしいと思います。そのために本書がお役に立てば幸いです。
(本書「はじめに」より)
ウェルビーイング、目標設定、自己肯定感、信頼、自律学習、レジリエンス、道徳的判断、集団パフォーマンス、心理的安全性……。個人のキャリアから組織のマネジメントまで、人の心や現実を正しく理解するために知っておきたいのが心理学の知見です。本書では、世界の学術研究、120以上の論文から見えてくるエビデンスに基づき、働き方にまつわる問題解決のヒントを探っていきます。
第1章 これからの働き方に求められる価値観
第2章 自律的なキャリアの実現に向けて
第3章 変化の時代に対応する
第4章 どのように判断や意思決定はなされるのか
第5章 難しい場面をどう乗り越えるか
第6章 協力して仕事を進める
第7章 人との関係性をうまく保つ
終章 心理学を問題解決にもっと活用するには
★働き方改革関連法が2019年4月から順次施行され,5月にはパワハラ防止法が成立しました。医療機関や介護施設でも,労働環境や処遇の改善,ハラスメントの問題は重要課題としてクロードアップされています。
★本書は,医療機関と介護施設における,労働条件・残業・勤務評定・給与・休暇・退職・ハラスメント・職権の範囲・モラル・職場の活力・コミュニケーション・労災・メンタルヘルス・個人情報ーーなど,スタッフ・職員が日頃疑問や不満に思っている120の諸問題をQ&Aでズバリ解決しています。
★本書は,最新の法制度に準拠したうえで『職場の難問Q&A』(旧書名)を大幅に見直し,新しいQ&Aも多数加えてリニューアルしたものです。
★「LCG医業福祉部会」は医療機関や介護施設を専門とした人事労務コンサルタントの全国組織。様々なトラブルを解決してきた経験豊富なプロフェッショナルが,最新の法律解釈と実践的な解決法をあまさず伝授します‼
Q&A例
Q 残業が月60時間超で夜勤も10日以上。こうした長時間労働は法的に問題ないか?
Q 夜勤業務中の仮眠や申し送りの時間について賃金が払われていない。問題ないか?
Q 業績悪化を理由に一方的に給与が減額。事前説明のない減額は問題ないか?
Q パワハラと訴えられることが心配で注意や指導ができない。パワハラの判断基準は?
Q 上司の暴言などで,うつ病に罹患。パワハラによる労災として認められるか?
Q 職員が癌に罹患。就労継続のためには,どのような支援や配慮が必要か?
Q 未払い残業を労働基準監督署に申告したら守秘義務違反で解雇。許されるのか?
Q 職員に積極性ややる気が感じられない。職場風土を改善する良い方法はないか?
Part1 労働時間,残業代等
Part2 休業,有給休暇等
Part3 給与,待遇
Part4 業務命令,就業規則,人事異動
Part5 職場のトラブル,ハラスメント
Part6 職場の活力,コミュニケーション
Part7 傷病,労災,メンタルヘルス
Part8 雇用契約,採用
Part9 解雇,退職
Part10 非正規職員,その他
高い自殺率、縮む給与差、育たぬ後任、辞めていく女性と若手ーー、
日本の管理職の異常な「罰ゲーム化」をデータで示し、解決策を提案する。
ビジネスの現場を救う”希望の書”!
「管理職の活性化」に悩む経営層にも、現場の管理職にも役立つ、知恵とヒントに溢れた1冊。
・・・・・
ーー「はじめに」より(一部再編集して抜粋)
今、管理職として働くということが、「罰ゲーム」と化してきている。
日本の管理職に対するこの「罰ゲーム」という比喩は、近年、ビジネスの現場や研究者の間でもしばしば聞かれていたものですが、いよいよ正面から取り上げる必要が出てきました。
この「罰ゲーム化」の影響は深刻です。
管理職ポストの後継者不足、イノベーション不足、部下育成不足、さらには管理職本人のストレス、そして本人の自殺という悲劇的な問題にまで連綿とつながっています。経営・組織の課題の域を超え、「社会課題」とも呼べるものになってきました。
さて、ではこのバグの原因は何でしょうか。
あまり気がつかれていませんが、この「罰ゲーム化」には、放置すると管理職の負荷が上がり続ける、まるでインフレ・スパイラルのような構造が存在します。
ここ10年ほどで現れたハラスメント防止法、働き方改革、テレワークの普及など、新しいトレンドの多くが、管理職の負荷を増やし続けています。
すべてのゲームには、「作り手」がいます。
会社という世界の中で言えば、働く環境やルールを決める側、経営や人事といった人たちです。しかし残念ながら、ゲーム環境の作り手の多くも、この「バグだらけの職場」を放置し続けています。
社長と人事の間、部長と課長の間、事業部門と管理部門の間には、まるで半透明のベールがかかっているように、課題への認識も切実さも噛み合うことなく、すれ違い続けているのです。これが実は、「罰ゲーム化」の根本的原因です。
このゲームは、本当のゲームのようにやり直しがききません。
人生もキャリアも一度きりであり、リセットボタンは存在しません。
雇用や組織の研究者の端くれであり、端くれらしく民間企業のビジネス現場に近いところで研究している身として、この状態を放置することはできません。だからこそ、この本は書かれました。
様々な方にとって本書が、この問題を真剣に考え、議論し、行動を起こす助けになれば、筆者としてこれ以上の幸せはありません。
【著者プロフィール】
小林祐児(こばやし・ゆうじ)
パーソル総合研究所上席主任研究員。労働・組織・雇用に関する多様な調査・研究を行っている。主な著書に『早期退職時代のサバイバル術』(幻冬舎新書)、『リスキリングは経営課題』(光文社新書)など。
いつも笑顔でいよう。
優しいフリをしよう。
控えめに見せかけよう。
ツンケンせずに、ちょっとだけ気を利かせよう。
正論で追い詰めるのはやめよう。
オヤジ上司の機嫌を取って評価を上げる…。
時代錯誤でバカバカしいと思うかもしれないが、心の中で「バカ上司」と思っても上司は気付かない。
やってみて損はなし。
そして意外にも、かなり能力もアップする。
■なぜ女性は仕事で男に抜かれるのか?
学生時代および入社試験において、女性のほうが優秀であることは、どの人事担当者も実感している事実。しかし会社に入って何年かす
ると、優秀なはずの女性達が職場で不満を抱え、仕事で男性達に抜かれていく。これは、女性たちが女性の特性を仕事上で生かすことに
気づいていないからではないだろうか。男と張り合って肩肘張って働くのではなく、男に媚びるのでもなく、「女性らしく」働くことは
女性にとって大きな武器になる。
表情、話し方、気配りなど、ちょっとしたことを変えるだけで、上司からの評価は大きく変わる。上司が部下をどんな点で評価するか、
上司の考え方を知れば、自分が働きやすい職場に変えることもできる。
本書は、もっと女性たちに職場で輝いてほしいというエールを送る書。三井物産をはじめ管理職歴25年の著者が「自分がもし女性社員だ
ったら、絶対こうするのに」と思ってきた、賢い女性の職場でのふるまい術を指南する。
■古川裕倫(ふるかわ・ひろのり)
54年、大阪府生まれ。早稲田大学商学部卒業後、10年の海外赴任を含め三井物産に23年間勤務。00年(株)ホリプロ取締役執行役員。07
年(株)リンクステーション代表取締役副社長を経て、現在は一般社団法人彩志義塾代表理事、情報技術開発株式会社社外取締役、企業
風土改革コンサルタント。ビジネス書の執筆、講演、研修活動を行い、「女性社員のための立志塾」を主宰する。著書に『他社から引き
抜かれる社員になれ』(ファーストプレス)、『できる人はすぐ決める!』(大和書房)、『コーチング以前の上司の常識 「教え方」
の教科書』(すばる舎)、『あたりまえだけどなかなかできない51歳からのルール』(明日香出版社)、『バカ上司の取扱説明書』(S
B新書)など多数。
世界最大規模の従業員意識調査(エンゲージメントサーベイ)をする調査機関の日本版Great Place To Work® Institute Japan(GPTW Japan)の待望の書籍が登場!「働きたくなる職場」「やる気がなくなる職場」あなたの職場はどっち?職場の明暗を分けるたった1つのキーワード「働きがい=働きやすさ+やりがい」これを正しく理解して、実践する職場からいきいきとした職場に変わる。本書は、世界100ヶ国、10,000社を調査するGPTWが導き出されたデータや、日本企業の豊富な事例を27紹介。社員のやる気とパフォーマンスを左右する「職場のしくみ」を大公開。経営者・管理者・リーダーは必携の一冊です。「なぜ、働くのか」「これからどう働くか」「職場をどう変えていくか」「職場のどこがいけなかったのか」が見えてくる。
序章 成長し続ける職場にある「働きがい」
01/世界基準の「働きたくなる職場」
02/働きがいのある職場と財務的成長の関係
1章 働きやすさ+やりがいで変わる4つの職場
03/昔は活躍した「ばりばり職場」から「しょんぼり職場」へ
04/ぶら下がり社員が増える「ぬるま湯職場」
05/働きやすく、やりがいのある「いきいき職場」
2章 働きたくなる職場が持つ全員型「働きがいのある会社」モデル
06/働きがいのある職場の仕組み
07/「 リーダーシップ」と「バリュー(価値観)」が見える職場
08/アイデアが次々に生まれる「イノベーション」の土壌
3章 働きたくなる職場のつくり方
09/職場・個人の働きがいマインドセット
10/職場でつくれる働きがい〈5つのポイント〉
4章 多様性が活きる職場
11/なぜ、多様性のある職場が求められるのか
12/ジェンダー平等の働きたくなる職場
13/シニアの働きたくなる職場
14/若手の働きたくなる職場
5章 働きたくなる職場に変える“私”の役割
15/始めはひとりでも、職場を変えられる
16/経営者は、職場をどうやって変えるか
17/人事は、職場をどうやって変えるか
漫画業界を舞台に、新人作家と、担当編集、アシスタント、先輩作家が繰り広げる、はたらく大人の青春群像劇!!
新人漫画家の双見先生に、担当編集の佐藤さんの同期の瀬戸内さんと、後輩の浅倉さんからもお仕事の依頼が!! 一方、先輩漫画家の梨田さん、監修の塔子さんにはお仕事の切実な悩みを打ち明けられ、いつも頼れるアシスタントの間さんまでどこか淋しげで‥‥!?
エンタメ業界を舞台にしたワーキングガールズコメディ、この巻からでも楽しめる第3巻!
同調圧力/減点主義/厳しく指摘する/上下関係/つぶし合う/皆で仲良く苦しむ(ゆえに深夜残業に付き合わされるといったことも)/新人や初心者に冷たい……。
こうした考え方・働き方を引きずっている人がいまだにいて、無意識に、良かれと思って行われる言動によって、メンバー(部下)は自尊心を奪い、チームの一体感を奪っているケースが多々あります。さらには、組織の変革の足を引っ張るだけでなく、組織にリスクをもたらすこともあります。
このような状況を打開するには、認め合い、期待し合う、そのような相互リスペクトのある環境を生み出すことができる方法「リスペクティング行動」が求められます。本書は、そのリスペクティング行動について、具体例を交えながら紹介する一冊です。
第1章 リスペクトがなければ、チームはもう回らない
第2章 仕事のコミュニケーションでよくある悩み & 今日から使える解決策
第3章 組織のマネジメントでよくある悩み & 今日から使える解決策
第4章 認め合う・期待し合うリスペクティング行動
職場のメンタルヘルスケアに関して「知っておきたいこと」を「実践的に」「コンパクトに」「分かりやすく」解説します。産業医として勤務する精神科専門医、産業看護職、弁護士がタッグを組み、Q&A形式で最新の知見に即して職場のお悩みを解決します。産業医・産業保健スタッフのみならず、職場のメンタルヘルスケアに関わる方にとって必携の一冊です。
メンタルは弱いままで大丈夫!
あなたは、こんな問題に悩んでいませんか?
・職場の人間関係がしんどい
・会議や打ち合わせで緊張してしまう
・小さな失敗を引きずってしまう
・周りと自分をつい比べてしまう
この本は、メンタルを無理に強くしようとせずに、
そのままのあなたで不安や焦り、ストレスから抜け出し、穏やかに働けるようになる方法を紹介しています。
「人前で話すのが緊張する」
「上司との会話で疲れる」
「想定外が起きるとパニック」
など、仕事での辛さやしんどさを感じる具体的な場面をもとに、その解決策をまとめています。
まずは、気になった項目を1つだけでも実践してみてください。あなたの働き方が劇的に変わるはずです。
日常業務で遭遇する疑問や悩みの解消・解決の糸口を、100項目(Q&A形式)で提供する。
各項目のキーワードが見やすく、メンタルヘルス活動のポイントが分かる。
企業内のすべてのメンタルヘルス活動担当者、産業保健スタッフの座右の書として役立つ実用書。
巻末資料には、全国の支援センターや相談窓口などの情報も掲載した待望の新訂版。
1 安全衛生・行政関係
2 教育・研修関係
3 介入・対応の実際
4 休職・復職判定・復職支援
5 精神疾患・治療
6 労働災害・公務災害
【資料】
精神保健福祉センター一覧
産業保健総合支援センター一覧
労災病院一覧
高齢・障害・求職者雇用支援機構一覧
読者の理解を深めるための関係学会・機関
働く環境は変化すれども,他者と「つながり」,「コミュニケーション」をとり,「支援」を受けて学ぶことの根幹は変わらない.これまで見過ごされ,印象論でしか語られてこなかった職場の学習プロセスに寄与する要因を解明する著者デビュー作新装版刊行.
序 章 職場の中の学習をとらえる
第1章 「職場における学習」の背景をさぐる
1.1 本書の社会的背景
1.2 本書の理論的位置づけ
1.3 研究の枠組みとリサーチクエスチョン
1.4 調査データと分析対象
1.5 第1章で明らかになったこと:職場における学習の意義
第2章 職場における他者からの支援
2.1 他者からの支援
2.2 誰からどんな支援を得るのか?
2.3 職種と他者からの支援
2.4 第2章で明らかになったこと:支援3つの柱
第3章 職場における能力向上
3.1 能力向上の構造
3.2 能力向上の実態:職種による違い
3.3 第3章で明らかになったこと:職場における能力向上
第4章 誰からのどのような支援が能力向上に資するのか?
4.1 分析の前に
4.2 分析1:誰からの支援が能力向上に資するのか?
4.3 分析1のまとめ:誰からのどのような支援が能力向上に資するのか?
4.4 上位者・先輩,同僚・同期からの支援に影響を与える組織要因
4.5 第4章で明らかになったこと:3つの支援と能力向上の関係
第5章 職場コミュニケーションと「能力向上」:業務経験談に着目して
5.1 職場における学習リソースとしての業務経験談
5.2 業務経験談に影響を与える組織要因
5.3 分析の前に
5.4 分析
5.5 分析結果
5.6 分析結果のまとめとマネジャーの振るまい
5.7 第5章で明らかになったこと:業務経験談と能力向上の関係
第6章 「職場における学習」を振り返る
6.1 本書の問いを振り返る
6.2 本書の理論的貢献
6.3 新たな研究領域の萌芽:職場外の越境学習の解明に向けて
6.4 結びにかえて
どんな仕事も、縁と恩だから。
作者・編集者・書店員・読者…漫画を愛する人達にまつわるエピソードに
くすっと笑ったあとに、ほろっと泣ける、
はたらく大人の青春群像劇、この巻からでも楽しめる最新巻!
双見先生が編集部で佐藤さんと打ち合わせ中に現れた
気が良さそうな女性は…編集長の立浪さん!!
編集長から初対面で直談判された大仕事は!?
かたや、いよいよ新連載が始まる梨田さんのSNSに
届いた連載中止を要求する脅迫のメッセージ…
相談を受けた担当の浅倉さんが、迅速かつ的確な行動に出る!!
エンタメ業界を舞台にしたワーキングガールズコメディ、第5巻!