夏のある日、たくさんの花火を用意して浜辺へやってきた、ぺんちゃん。さあ、どんな花火かな? めくって楽しいしかけ絵本。
宇宙に花火をあげて、世界中の人を笑顔にしたい。
それが少年時代の空の夢だった。
「そんなの無理だ」と周囲が笑う中
たったひとり真剣に受け止めてくれたのが
花火職人の祖父だった。
やがて青年となった空が友人と二人で飛び込んだ
エンターテインメントの世界。
周囲からの蔑みと空回りする自分に葛藤しながら
空は何をつかんでいくのかーー。
大逆事件と時代への批判,諦観の想いを述べた「花火」,反時代性の果てにあるエロスをテーマとした「夏すがた」,爛熟した江戸情調への追慕を綴った戦前の小説,随筆を精選した.「来訪者」は,戦中に執筆され,終戦直後,発表の実験小説,鶴屋南北の「四谷怪談」を連想させる,男女の交情を凄愴の趣を込めた描いた問題作.(解説=多田蔵人)
花 火
曇 天
怠 倦
銀座界隈
花より雨に
蟲 干
初 硯
*
夏すがた
にくまれぐち
あぢさゐ
女中のはなし
来訪者
夢
解 説ーー永井荷風・沈黙の論理……………多田蔵人
暗所撮影はデジタル一眼ならではの被写体ですが、ただ漫然とシャッターを切っただけでは良い写真にはなりません。本書は、星空、夜景、花火という3つのテーマに分け、それぞれの専門プロ写真家の手により、必要機材や構図、露出の知識、シチュエーション別の定番設定や撮影テクニックをていねいに解説します。また、タイムラプス動画や比較明合成など、パソコンを使った合わせ技も紹介します。撮影現場に持ち込んですばやく構図や設定を調べられる、ポケットサイズの便利な撮影マニュアルです!著者名追加:金武 武 MOSH books
折ったおりがみに型紙をなぞって書き、そのとおりに切るだけ!
海の生き物、ひまわり、かぶとむしなど、季節を感じる作品がかんたんにつくれます。
壁面やカードに大活躍のかわいい切り紙作品がいっぱいです。
夜空をキャンバスに光彩を放つ、日本が誇る文化「花火」。豪快さと繊細さを併せ持つ世界に類を見ない「瞬間の芸術」、その真随に迫ります。
世界に冠たる花火の名作を生んだ長野県の花火師たちとその歴史を数々の芸術的な写真とともに紹介する。明治〜大正〜昭和初期にかけて信濃の風土と傑出した先覚者の努力により「日本一」と言われた美しい花火をつくりあげた。特に青木儀作翁の手による八重芯花火の創造は画期
緻密な細工がほどこされたメタル製のブックマーカー。
繊細で美しいデザインが特徴です。
豊富なバリエーションで読書時間を彩ります。
※紐色はイメージで画像と異なる場合があり、色はお選びいただけません。
寸法/W26×H88×D0.3mm
<仕様上の注意>
・本品は飲食物ではありません。誤飲等には十分ご注意をお願いします。
・本来の使用目的以外には、使用しないでください。
・強く引っ張ったり無理な負担をかけると破損の恐れがあります。
・本品は繊細なものです。加重を加えることにより変形、ゆがみが生じる場合があります。取扱いには十分ご注意をお願いします。
素材:ステンレス、金メッキ
MADE IN KOREA
いつどこで発明され、どのような過程を経て今のきれいな色や様々な形を描けるようになったのか。「火薬」「爆発」「炎色反応」といった花火を理解するための知識と、世界でも最先端技術を誇る日本の花火技術とその歴史を解説。
はじめに
第1章 花火とは[技術編]
第2章 火薬と花火[歴史編]
第3章 花火にまつわるあれこれ[雑学編]
付録
伝統的花火一覧/全国の花火大会一覧/
花火小事典 花火専門用語・花火の種類
はじめてみる花火の世界。
「好き。だから付き合って」
小学校からの幼馴染である村瀬扶由花による突然の告白。
どこか戸惑いを感じながらも、高校二年生の大澤悠明は初恋の相手でもある扶由花と付き合うことにする。
デート、文化祭実行委員、海岸での花火……順調に仲を深めていく二人だったが、ある日扶由花はいきなり悠明の前から姿を消す。
そこには彼女が過去に患っていた大きな病と、切なすぎる秘密が関係していたーー。
これは、11年越しの告白から始まる、君と僕の未来を探す恋物語。
日本の美しい花火の写真集。著者は花火師の資格を持ち、30年にわたり花火の写真を撮り続ける。デジタルカメラやスマートフォンで撮影できる今、あえてフィルムで花火を撮影。夏の夜の気配、冬の張りつめた空気までを感じることのできる、情緒漂う花火の数々。
花火の名前や特徴がわかるビジュアルブック
本書は、日本の伝統花火から最新の芸術玉まで、色とりどりの美しい花火を紹介する「花火のビジュアルブック」です。
30年以上に渡り、花火を撮り続けている金武 武氏による写真約80枚に加え、花火の名前や作り方、打ち上げ方法に至るまで花火の基礎知識を詰め込みました。「同じ玉は二度とない」と言われ、常に進化し続ける花火の奥深き世界をどうぞお楽しみください。
目次
1章 眺望絶佳の打ち上げ花火
2章 これぞまだ見ぬ芸術玉
3章 唯一無二の仕掛け花火
4章 異世界へ誘うスターマイン
5章 花火の基礎知識
取調室で、警部は老人に子ども時代の思い出を語り始めた。夜店の花火屋で少年が目にした、夢のように美しく不思議な光景とは?(表題作)僕の彼女が飼っていたスピッツのベルは、よく行方不明になっていた。それは、実は僕たちの人生にとても大切な意味があったのだ。(「ベル」)著者が紡いできた千編以上のショートショート作品から厳選した、珠玉の傑作集第一弾!
伝説の名人花火師が職人魂を初公開!
6.5秒に6回変色!動体視力の限界超えてどこまで進化!?
花火鑑賞必携!花火写真の第一人者が、入門知識から最高技術までを徹底ガイド!
明治時代に単色の「和火」を脱して、色鮮やかな「洋火」となった日本の花火は、花火師たちの努力によって、めざましい進化をとげていった。とくに大正から昭和にかけての時代、「名人」と呼ばれる花火師たちが登場する。彼らは互いに切磋琢磨、技を磨き上げて現代花火の基礎を作り上げた。「五重芯」の10号玉は、高度330メートルの夜空で「開発」すると、星々(火薬粒)がいっせいに四方に飛散し、320メートルの外輪の内側に五重の輪を描く。星の燃焼時間は約6・5秒。現在の星の中には6・5秒のうちに6回もの変色をとげるものさえある。6・5秒という時間の中で表現される「五重の芯」「6回の変色」は、実は肉眼での確認は難しい。驚くべきことに日本の花火は、肉眼で認識困難な領域にまで、踏み込んでいるのである。
●日本の花火が世界一になった理由
●「花火の神様」と呼ばれた男
●花火の変化は動体視力を超えた
●名前を知れば花火がわかる
●菊と牡丹ーー日本花火の2大スター
●五重芯ーー日本花火の精妙美の極み
●10号玉ーー割物が最も映える大きさ
●先の変化と後の曲ーー変幻する光
●江戸花火「鍵屋」と「玉屋」のなぞ
●蔡國強、モダンアートとしての花火
九歳の夏休み、私は殺されてしまったのです……。少女の死体をめぐる兄妹の暗黒の冒険。斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、天才少年・乙一のデビュー作、ついに文庫化。(解説・小野不由美)
日本一感動する花火の原点はここにあった
「三尺玉」「ナイアガラ」そして復興祈願花火「フェニックス」……。
日本三大花火大会の一つに数えられ、毎年百万人もの観衆を集める新潟県・長岡の大花火は、見ているだけで涙を誘われる“日本一感動する花火”とも評されている。
なぜ、花火で泣けるのか?
「涙の理由」を知るべく、著者は、半世紀以上にわたって長岡花火を打ち上げ続けてきた花火師・嘉瀬誠次(九十二歳)への取材を重ねた。その花火づくりに大きな影響を与えてきたのは「戦争」「シベリア抑留」という苛酷な経験であり、嘉瀬が亡き戦友への想いを込めてつくった花火「白菊」にこそ疑問を解く鍵があったーー。
「伝説の花火師」の生涯をたどり、感動の真実に迫るノンフィクション。
【編集担当からのおすすめ情報】
毎年8月2日・3日に長岡まつり大花火大会が開催されています。地元出身の著者もまた、長岡花火を見るたびに涙してきた一人だったそうです。他の花火大会を見ても、そのような思いになることはなく、なぜ長岡花火だけそうなるのか……その理由を知りたいと思ったことが、本書の出発点でした。それから、取材・執筆を重ねて、最終的に「花火」というものの奥深さをじんわりと感じられる一冊になっていると思います。
プロローグ 「涙の理由」を探して
第1章 伝説の花火「嘉瀬の白」
第2章 花火師とシベリア抑留
第3章 アムールに咲いた「鎮魂の花」
第4章 二〇一三年冬、ハバロフスク
第5章 雪国に舞う「不死鳥」
かなり私的なエピローグ