国内・海外の日本語教育界で高い評価を得ている『Nihongo Notes』の待望の翻訳版。原著第1巻(全70本)に第2巻(18本)を含めた計88本のコラムを収録。原著の英文の一部を参考として掲載。英語で説明する人のために便宜を図った。
現代の破局に対し研ぎすまされた言葉の武器。
ことばへの関心が非常に高まっているといわれながら、反面、語源についての関心は稀薄なのではなかろうか…。オタク、やっぱり、どうも、サクラ前線、年賀状など、何気なく使われている日常のことばの生い立ちや由来にふれて、時代と共に変化することばの本質を考える。
特集テーマは「都市・建築・コスモロジー」である。敗戦の焼跡を彷徨しつつ、今日の東京を想像し得たものがいたであろうか。人間の想像力はいかに貧困なことか。しかし、今、東京という都市を動かしているデモンは何か。まさに想像を絶した異形の怪物が裏面の舞台を跳梁しているドラマがそこに展開されているのかも知れない。記号論の出番である。
オバタリアン、定年離婚、「いちご」族、しょうゆ顔とソース顔…思わずうなる珍語・新語・流行語をウォッチング、さらに〈「自粛」したことば〉〈年号をめぐって〉〈ワープロの誤変換〉など、88年のことばの姿をさまざまな角度から紹介。ことばが捉えた昭和の終幕。
美しい言葉、よい文章、上手な話し方。楽しく読んで役に立つ「ことば」のアンソロジー。
子どもは、おとなとのやりとりの中でことばを身につけていく。そのやりとりが楽しい程ことばは覚えやすい。そして、その子の発達に応じた教材(おもちゃ)があれば、もっと楽しい。手作り教材は、ひとりひとりの子どもにあわせて工夫を加えたり、成長にあわせて使い方を発展させたりできる。そして、なにより大切なのは、子どもが自分で遊び方を工夫し、発見できることである。人とのコミュニケーションの下手な子、ことばの発達に遅れのある子の指導に、乳・幼児の保育に、是非お試しを。
大宇宙の根本原理、人間の心と宇宙意識の一体化、人間進化の方法を明快に解く!人間の意識と物質との関係を明らかにし、その応用をめざす21世紀科学書。
意味で分類したキーワード725語を見出し語として、約4000語の日常よく使われる微妙な使い分けを明快に解説。文章を書くとき、適切な語を選ぶのに活用できる、まったく新しい発信型辞書。
「大野進化論」で知られる著者が、生命の誕生と進化を遺伝子レベルから切り込んで、宇宙の摂理にまで踏み込んで語る、壮大な本格的科学エッセイ。