音声はどうして言語としてとらえられるのか。ヒトはどのようにして音声を聞き分けるのか?人間と機械の発声の仕組みはどうなっているのか?生成AIと音声合成・音声認識の仕組みは?赤ん坊のようにことばを獲得する人工知能は可能か?
来たるべき社会をヴィジョンするためのナレッジとマインド。テクノロジーと人を深く考察する論点をここに凝縮。
赤ちゃんはなぜことばを正しく理解できるようになるのか?この謎を解く鍵として1980年代に登場したのが「制約」理論だ。人間にはことばに関して正しいかどうかを判断する基準が生得的に備わっている、というのだ。しかし研究が進むにつれ、言語間でのカテゴリー化の違いなど、この理論だけでは説明のつかないことが出てきた。そこで著者が導いたのが「制約」は人間の発達の過程で外的状況や言語にあわせて柔軟にコントロールされる、という仮説だ。本書ではそのメカニズムが巧みな実験により明らかにされていく。認知科学の分野をリードしてきた著者の原点となるデビュー作。
本書は、「翻訳」を歴史的な事象の中でとらえ直していくことを目的とするものである。歴史学的に「翻訳」を考えるメリットは、歴史的な知見・研究史に照らして、翻訳を取り巻く長期的諸条件をより俯瞰的に見ていくことを可能にする点にあるといえるだろう。
書けないヒロイン、仕事、副業、婚活を成功させる!20万部のロングセラーがマンガ化。チャット、メール、サムネにも使える。
2003年の夏、家族とともに韓国からオーストラリアにやってきた「ぼく」。言葉の壁、異なる文化。自分の意見をうまく伝えられない「ぼく」を救ったのは、ディベートだった。相手の話を聞き、問題を見つけ、主張を組み立て、真摯に反論する。その魅力に取りつかれた「ぼく」はディベートを通じて自らの言葉を取り戻し、やがて世界大会の大舞台へと駆け上がっていくー社会の分断が進む現代で最も必要とされているもの、それは「聞く力」だ。語るよりも先に「聞く」ことからはじめなければならない。競技ディベートの世界大会を二度制覇し、ハーヴァード大のディベートチームのコーチも務めた著者が自らの経験から導き出す、よりよい対話をつくりあげるための姿勢とスキルのすべて。
プレゼン、会議、報連相、営業。「…で?」ともう言わせない!たった一つの型を覚えるだけ!把握、納得、再現ー3つの条件を満たして、はじめて話が「伝わる」
外国語学習を3か月で根底から変える!教室でも、独学でも!8つの法則で学習の核心を学び、31のワークで自分と向き合い、スケジュール帳で行動と感情を記録。書き込めば書き込むほどハマる。自分の成長と変化を実感させてくれるノート。3か月後の自分が楽しみになる!今日からはじめられるプログラム。
「言語を学ぶ」行為の大切さ、切なさ、面白さが鮮やかに浮かび上がる。世界8言語に翻訳されている教養の書、待望の日本語訳。
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●近年、集中治療の著しい進歩により生命予後は大きく改善された。しかしその結果、集中治療後症候群(PICS)やICU-acquired weakness(ICU-AW)などの病態が、重症患者の治療中・後に長期間にわたり身体機能障害を残すことが明らかになった。
●このような現状の中、集中治療室における早期のリハビリテーション治療の開始が重要視され、特定の集中治療室管理料を算定している患者において、新たに早期離床・リハビリテーション加算の算定が可能となった。
●本特集では、ICU入室患者の特徴、ICU-AWについて、早期離床プロトコル、リハビリテーション治療の実際に至るまで、各領域の第一人者らが解説。特に急性期病院でリハビリテーション診療にかかわる医師、医療従事者の明日からの診療にすぐに役立つ内容。
【目次】
特集にあたって
ICU入室患者の特徴とICU-AW
ICU患者のリハビリテーション診療におけるリスク管理
ICU患者の早期離床プロトコル
ICUのリハビリテーション診療におけるチーム医療の実践─早期離床・リハビリテーション加算の算定にかかわらず行うべきICUでの取り組み─
ICU人工呼吸器装着患者におけるリハビリテーション診療
ICU専従理学療法士のメリットとデメリット
■新連載 リハビリテーション関連職の現状と展望
1.看護の現状と展望ーリハビリテーション看護の射程の広がりと専門分化
■連載
リハなひと
義肢装具士/ドイツ整形外科靴マイスター 中井要介さん
認知症の基礎知識とリハビリテーション
10.認知症の治療介入における倫理的ジレンマ
ニューカマー リハ科専門医
都築圭太
リハビリテーション科医師に必要な診察、評価手技
2.神経学的所見(反射、各種検査)
各都道府県における自動車運転に関する公安委員会提出用診断書の書き方ー脳卒中関係
3.兵庫県における脳卒中後の運転再開の流れと医師の役割
知っていてほしい義肢装具とその実際
6.体幹装具
地域リハビリテーションの現状と今後
7.広域支援センターにおける地域リハビリテーション(広島県)
リハビリテーション医療におけるEvidence-Based Practice
12.脳卒中リハビリテーション診療におけるEvidence-Based Practice実践
臨床経験
短期集中リハビリテーションにより高次脳機能が改善したパーキンソン病患者の一例