新型コロナウイルス感染症にかかる社会的・人的被害を「生物災害」として捉え、災害対応の枠組みから今回のコロナウイルス対策の検証を行うともに、これからの新しい社会のあり方を提示する。コロナウイルス対策がまさに、社会安全学の射程にあることを示す。
あのときに感じていた違和感、モヤモヤ。今なお残る疑念。4年間にわたる一連の出来事は、結局、何だったのか。
世界トップクラスのワクチン学者、そしてパンデミック対策の中枢にいた著者が、混乱の裏で起きていた出来事の真相を徹底的に調べ上げ、しこりのように残っていたモヤモヤを解消し、パンデミックを総括する。
FDAワクチン諮問委員会のメンバーとして、またCDCの予防接種実施諮問委員会の元メンバーとして、オフィットは何億人もの人々に影響を与える政策の立案に立ち会ってきた。本書では、私たちがかつて何に惑わされ、今どこにいるのか、そしてこの病気との終わらない戦いの中でどこへ向かおうとしているのかを、最前線に立つ者の視点から語る。
本書には今後、感染症と付き合っていくために知っておくべきことがすべて含まれている。現実的な分析と賢明なアドバイスに満ちた本書は、新たな常態に対する新たな解決策を見出すことに関心のあるすべての人のための一冊である。
【構成】
■はじめに
■PART1 過去
第1章 悪夢の始まり / 第2章 陰謀論の甘いわな / 第3章 FDAのしくじり / 第4章 とっておきの切り札 / 第5章 デマで金もうけ / 第6章 堕ちた科学者:ロバート・マローン博士の話 / 第7章 ワクチン拒否者のパンデミック
■PART2 現在
第8章 追加接種をめぐる混乱:守られるのは誰か? / 第9章 新型コロナの治療 / 第10章 コロナ後遺症とは何か:治療や予防
■PART3 未来
第11章 今よりも効果の高い新型コロナワクチンは作れるか? / 第12章 新型コロナワクチン接種は義務化すべきか? / 第13章 自然感染で獲得した免疫とワクチンは、どちらが予防効果が高いのか? / 第14章 これからの新型コロナウイルスとの付き合い方
■エピローグ 今後のための教訓
■謝辞/索引/著者紹介
新型コロナウイルス感染症対策の最新技術を特集した、『TEN』シリーズ第4巻。光技術によるウイルスの不活化・飛沫の見える化、ダイヤモンド・プリンセス号事件の経験を基に開発された検査システム、超高速配列相同性検索ソフトウェアによるメタゲノム解析など、最新の研究成果を報告する。特集に加え、トンガ噴火による火山性津波、気候変動の最新分析、沿岸建築物の耐津波設計など、第一線の研究者による論稿を多数掲載。
【特集 COVID-19対策技術のいま】
■光技術による新型コロナウイルスの見える化・不活化技術の開発ー安全・安心な空間を目指してー
・和田智之、小川貴代、斎藤徳人、村上武晴(理化学研究所)
■新しい迅速・高感度・携帯型POCT(Point of Care Test)システムGenPadの開発
・臼井健悟、林崎良英(株式会社ダナフォーム)
■超高速配列相同性検索ソフトウェアPZLASTによるメタゲノムデータマイニング
・東光一、森宙史、黒川顕(国立遺伝学研究所)、石川仁(株式会社PEZY Computing)、村上紀光、酒井智史(クロスタス株式会社)、戎崎俊一(理化学研究所)
【巻頭言】
■バランスと調和の時代づくりが21世紀最大の課題
・山中華子(国際津波防災学会)
【論考】
■ハザードチェーンを考慮した沿岸建築物に対する耐津波設計に関する基礎的研究
・増田光一、居駒知樹、相田康洋(日本大学)
■海上低層雲による気候変動緩衝
・戎崎俊一(理化学研究所)
【解説】
■2022年トンガ噴火で発生した火山性津波
・馬場俊孝(徳島大学大学院)、村田一城(港湾空港技術研究所)、石峯康浩(山梨県富士山科学研究所)、戎崎俊一(理化学研究所)
■スポーツ技能上達に関与する「Wスピン」運動原理と、それを習熟するための手法「操育」について
・手塚一志(上達屋:有限会社ベータ・エンドルフィン)
■「防災教育すごろく」製作とその普及活動ー当事者意識の醸成の実践事例ー
・シェリンミシェル映里花、小澤優、釆睪みのり、高山愛女、永森理仁、永森貴子(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース)、進藤 悠佳理(聖心女子大学大学院 文学研究科史学専攻)
■アクター・ネットワーク・セオリーの東洋的経験世界への展開試論
・小野寺清(理化学研究所)
■FLOATING CABINの開発と社会実装策
・江頭満正(理化学研究所)
■濱口梧陵の「実践的知性」とその背景としての対話について
・進藤悠佳理(聖心女子大学大学院 文学研究科史学専攻)、釆睪みのり(上智大学 文学部哲学科)、永森貴子(暁星国際中学校・高等学校)
多彩な分野の専門家が名を連ね、COVID-19対策と今後の展望を考察した1冊
●2019年末に突如、中国武漢に出現し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界中に伝播しました。
●今回のCOVID-19のパンデミックは、感染症がわれわれ人間の社会のあり方や科学の意味、あるいは政治の役割といったものに対する、われわれ自身の考え方、接し方、理解の仕方に大きな影響を与えるということが明らかになりました。
●本書では、何を大切なものとして心に抱き、われわれはこの世界をどのように作っていくのか、あるいは来るべき世界を想像すべきなのか、そんな問いかけをする1冊となっています。
【目次】
ウイルスの特徴・疫学
1.新型コロナウイルスの特徴
2.日本で開発中のCOVID-19ワクチン
3.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査体制
4.数理モデルの活用による新型コロナウイルス感染症対策ーこれまでの取り組み
5.日本における新型コロナウイルス流行初期(2020年1月〜4月)の疫学状況
臨床・感染対策
6.新型コロナウイルス感染症の臨床症状と診断
7.クラスター対策による感染拡大の防止
8.新型コロナウイルスの感染症対策ー院内感染を防ぐ
9.新型コロナウイルスの流行と沖縄県における対策
10.日本医師会の取り組み
ポストコロナの見取り図
11.国民国家を超えた連帯へー世界共和国の夢を現実に
12.ポストコロナの世界・社会の変容
歴史研究からのアプローチ
13.過去のパンデミックからの考察ースペイン風邪を考える
14.疫病とどう向き合うかー日本列島における天然痘の歴史から考える
国際協力の展望
15.感染症対策の国際協力
16.アジア諸国のCOVID-19との闘い
17.ポストコロナのグローバル戦略
18.新型コロナウイルス感染症に対する日本の“緩やかな対策”の歴史的文脈
19.日本とアメリカにおけるパンデミック・ガバナンスー管制塔の比喩を用いて
2021年を迎えても収束の気配を見せないCOVID-19。Dr.岡が再び贈る最新情報。ウイルス変異、重症化因子、PCR・抗原検査、治療薬・ワクチンなどの最新知見を踏まえ、「講義編」を全面的に書き下ろすとともに、「症例検討編」にはDr.岡教室のリアルな症例カンファレンスを収録した。
本書は日本生活学会が,現在のCOVID-19による社会的危機に対して,学際的な視点から実際の生活や社会の状況,人々の工夫を観察し論考を加えたものです。
COVID-19によって,社会のあり方の何が変わり,何が問題として浮上したのか。今後繰り返される同様の感染の危機に備えて,現時点で明確化した問題を歴史的現象として記録しています。
また,尾身茂先生(JCHO理事長)による学会研究発表会での基調講演の内容も収録されており,現在の社会的状況に関心のある方全般におすすめできる内容となっております。
厚生労働科学研究班が作成した2つの研究成果報告書を1冊にまとめた本。認知症の人の人生に寄り添い、最後まで本人の意志を尊重したケアを実践するためのガイドライン。認知症が進行すると、意志の疎通が難しくなり、本人が何を望んでいるのか、何を苦痛に感じているのか把握するだけでも困難になる。そんな状況を打開して、緩和ケアを実践するための研究と、認知症の人や家族が直面する可能性がある様々な場面や、生活場所別の支援方法をまとめている。
・2019年末に突如、中国武漢に出現し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界中に伝播した。
・今回のCOVID-19のパンデミックは、感染症がわれわれ人間の社会のあり方や科学の意味、あるいは政治の役割といったものに対する、われわれ自身の考え方、接し方、理解の仕方に大きな影響を与えるということが明らかになった。
・そして何より、何を大切なものとして心にそっと抱き、われわれはこの世界を作っていくのか、あるいは来るべき世界を想像すべきなのか、そんな問いかけをする。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)--“共生"への道 1月第1土曜特集
・はじめに
■ウイルスの特徴・疫学
新型コロナウイルスの特徴
日本で開発中のCOVID-19ワクチン
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査体制
数理モデルの活用による新型コロナウイルス感染症対策ーーこれまでの取り組み
日本における新型コロナウイルス流行初期(2020年1月~4月)の疫学状況
■臨床・感染対策
新型コロナウイルス感染症の臨床症状と診断
クラスター対策による感染拡大の防止
新型コロナウイルスの感染症対策ーー院内感染を防ぐ
新型コロナウイルスの流行と沖縄県における対策
日本医師会の取り組み
■ポストコロナの見取り図
国民国家を超えた連帯へーー世界共和国の夢を現実に
ポストコロナの世界・社会の変容
■歴史研究からのアプローチ
過去のパンデミックからの考察ーースペイン風邪を考える
疫病とどう向き合うかーー日本列島における天然痘の歴史から考える
■国際協力の展望
感染症対策の国際協力
アジア諸国のCOVID-19との闘い
ポストコロナのグローバル戦略
新型コロナウイルス感染症に対する日本の“緩やかな対策"の歴史的文脈
日本とアメリカにおけるパンデミック・ガバナンスーー管制塔の比喩を用いて
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
新型コロナウイルスを巡っては,虚偽・真偽不明の物も含め様々な情報が飛び交っている.
この「インフォデミック」による混乱を正すべく,エキスパートがおくるCOVID-19特別講義.疫学・病態に関する知見から,診断・治療・マネジメントの正しいノウハウまで,実臨床に役立つ情報が満載.
「症例編」では専門医が実際の症例にいかに対応するのかが身をもって体験できる. COVID-19対策の羅針盤!(CareNeTV番組を元にした書下ろし.)
アジアや欧米のコロナ対策に言及し、国家緊急権でなく立憲主義で対応できること、日本政府の対応の誤りを考え、今後への処方箋を提示。
過ぎ去れば終わりではない、検証し、教訓を活かし、今後に備える。必要なのは、この繰り返しである。パンデミックに負けない強くて優しい社会をつくるために公衆衛生を学び・教える私たちが伝えたい2020年のこと。新型コロナに関する12の科学的検証と教訓。
今回の特集では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行当初を中心にその状況や対策・活動について、さらに今回のCOVID-19の経験を踏まえ、インフルエンザを含め新興感染症の今後の発生を見据えて、社会的な感染対策、AIの活用、ワクチン開発についてまとめた1冊です。
COVID-19の今後の課題と次の新興感染症への対策
1 新型コロナウイルス感染症の経験と今後の課題一日本環境感染学会の対応を中心に一
2 新型コロナウイルス感染症の経験と今後の課題
3 新型コロナウイルス感染症の経験と今後の課題
4 日本におけるlongCOVID (コロナ罹患後症状)の状況
5 long COVID (コロナ罹患後症状)の発生機序
6 long COVID (コロナ罹患後症状)の実臨床
7 新型コロナウイルス感染症を経験した日本における今後の感染症対策
8 新型コロナウイルス・パンデミック対応に見る日本の医療の課題と今後
9 神奈川県の健康危機対応体制の構築の経験とこれから
10 感染症診断と AIの活用
11 COVID-19から次の新興感染症に備える
12 新興感染症に備えたワクチン開発
13 COVID-19パンデミック期を踏まえた今後のインフルエンザ対策
[特別寄稿]
新型ウイルス対策の政治的な課題
文明史から観たコロナ・パンデミック
[寄稿]
コロナ禍における大坪会関連施設の活動報告
・職業性感染症は一般集団においても起こりうる感染症が、職業性のばく露を受けた特定の個人や集団において発生したものである。。
・本特集では、血液媒介病原体、空気・飛沫感染病原体の基本的事項を整理するとともに、ワクチン、曝露後予防のための薬剤投与、職業感染防止のための標準予防策・感染経路別予防策、サーベイランスなどについて議論する。
・さらに、COVID-19流行を機にクローズアップされた職業感染・健康危機管理対応、個人防護具(PPE)の使用方法、労災補償の仕組みや災害統計の実態を含め、自分と仲間を守る職業感染に関わる知識と技術を確認したい。
■ 医療従事者のための感染予防 -COVID-19流行を機会に見直す自分と仲間を守る職業感染予防技術
・はじめに
・職業感染対策のための院内組織とシステム
〔key word〕感染制御、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
・HIVの病態と曝露後対応
〔key word〕ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、感染、予防
・肝炎ウイルスの病態と曝露後対応
〔key word〕B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、ワクチン、針刺し事象、曝露後対応
・結核と接触者健診
〔key word〕潜在性結核感染症(LTBI)、インターフェロンγ遊離試験(IGRA)、デインジャーグループ、ハイリスクグループ
・「医療関係者のためのワクチンガイドライン」の読み方・使い方
〔key word〕医療関係者のためのワクチンガイドライン、MMRVワクチン、B型肝炎ワクチン、百日咳含有ワクチン、帯状疱疹ワクチン
・職業性感染症の労災補償統計と針刺し切創サーベイランス
〔key word〕職業感染、労働災害、針刺し切創、サーベイランス、エピネット日本版
・職業感染対策としての個人防護具
〔key word〕医療関連感染、職業感染予防、個人防護具(PPE)
・医療機関における新型コロナウイルスの職業感染予防
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)、職業感染
●TOPICS
薬剤学
・フォーミュラリーの導入の現状と効果
病理学
・病理組織診断で活用される深層学習
神経内科学
・脳ドックの現状と将来展望
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・6.皮膚リーシュマニア症(ただの虫刺され?)
〔key word〕皮膚リーシュマニア症、粘膜リーシュマニア症、皮膚潰瘍
いま知っておきたい最新の臨床検査ーー身近な疾患を先端技術で診断
・5.糖尿病の病態診断マーカーとしてのグルカゴン測定
〔key word〕グルカゴン、α細胞、糖尿病、サンドイッチELISA
●フォーラム
子育て中の学会参加
・2.放射線科医の育児中の学会参加
パリから見えるこの世界
・100.「人類の遺産に分け入る旅」のこれまでを振り返る
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
PCR・抗原検査のポイント、軽症者に対する治療薬の使いかた、これまでの治療方針と同じことと異なること、COVID-19診療で一番気をつけなければならないこと、など今知りたい内容をDr.岡が最新の正しい情報をもとに伝えます!
COVID-19を含め、ワクチン接種後のアナフィラキシーに対し、これまでの対策を振り返り、現状をまとめ、未来を考える。
蓄積された疫学調査、科学的な評価から、COVID-19に対するワクチンの現状と報告。 新しいワクチンの概要と先行接種のまとめ。日常診療に昇華できる筋注の実際まで、ワクチンとアレルギーの専門家による総力特集。副反応評価基準、ブライトン分類についても徹底解説されており、全医療者必読の創刊号。
【特集:アレルギー疾患とワクチン接種 〜COVID-19へのワクチンを含めて〜】
本特集の企画にあたって 岩田 力
序 ワクチン 〜過去・現在・未来〜 岡田 賢司
1 アレルギー児・者へのワクチン接種 藤澤 隆夫
2 食物アレルギーとワクチン接種 北村 勝誠・伊藤 浩明
3 気管支喘息とワクチン接種 西間 大祐・手塚 純一郎
4 開業小児科・病院小児科でのアレルギー児・者へのワクチン接種の実際 菅井 和子
5 ワクチン接種後のアナフィラキシーの現況と対策 長尾みづほ
6 ワクチン添加物とアレルギー 中山 哲夫
7 予防接種センターから見たアレルギーと予防接種 中野 貴司・田中 孝明
8 ワクチン接種時の痛みの軽減策 古野 憲司
9 新しいワクチン(経鼻インフルエンザワクチン) 長谷川秀樹
10 導入が期待されるワクチンと世界の動向
(1)RSウイルスワクチン 橋本 浩一
(2)サイトメガロウイルスワクチン 森内 浩幸
Ⅺ COVID-19に対するワクチンの現状と将来
(1)新しいワクチンの概要と先行接種のまとめ 菅 秀
(2)副反応のブライトン分類での評価 岡田 賢司
【分子標的治療薬の新しい展開】
・大田 健 ・森田 寛 ・岩田 力 ・海老澤元宏
【シリーズ】
・コロナ禍におけるオンライン診療 大久保 公裕
・アレルギー診療をこれから始める 遠藤 朝彦
・IgEを標的とするアレルギー治療薬(抗IgE抗体) 北浦 次郎
医療現場の黒子、臨床検査技師が描く異色の書。
感染症とは何か?
過去のパンデミック事例、病院で行われている感染対策、間違いだらけの検査など実例を紹介。いまさら聞けない感染症の「そもそも論」を解説します。
欧米に比べCOVID-19感染者が少ないといわれる中、医療現場が逼迫する現代日本医療が抱える負の側面。先進国であるにも関わらず混迷する日本の感染対策、その理由に迫ります。
医師や経済論者の書と異なる切り口をお楽しみください。
1. 敵を知り己を知れば百戦危うからず - 人類と感染症 日本は後進国だった? -
2. 感染症と人類の戦い 有名な集団感染事例 - パンデミック・人類負け続けの歴史 -
3. COVID-19 その初期対応を検証する
4. 新興・再興感染症
5. 人類の逆襲 人間の知恵とは?
6. 自衛のための手段 - 感染を抑える行動 標準予防策の理解 -
7. 日本の取るべき医療体制 - 医者が言えない真実 -
8. たぶんこうなるだろう劇場
9. 最後に