不良で、動物好きで、とてつもない飲んべえで、法螺吹きのでたらめ人間、でも、文章を書く能力は抜群で、威張っている奴を見ると、どうしてもからかいたくなるーそんなハシェクの魅力を一挙紹介!『兵士シュヴェイクの冒険』で知られ、カフカ、チャペックと並ぶチェコの代表的人気作家の実体験に基づく(?)面白すぎる短編25編。
家族の元気な笑顔が集まり、ワイワイとにぎやかに囲む食卓は、家族と料理が密接に関わっているので、一番大切にしたい場所。家族の誰かに嬉しいことがあったときは、いつものごはんが一層おいしく感じられ、ちょっと辛いことがあったときには、腕によりをかけてみんなを元気づけようと、料理にも心が入るもの。この大人数の家族がいつも元気に健康でいられた、西川家のレシピを1冊にまとめたのが本書。ほんの一握りですが、西川家の食卓ではお馴染みの“元気の素”ばかり。
マティス、ランボー、コクトー…文人・画家ゆかりの町を行く。芸術家たちの足跡と、知られざるエピソード。
大学初年次向けの物理学の入門書として世界的に広く利用されている名著の第6版「力学」の部分の翻訳である。物理学の教科書・参考書は数多く存在するが、わかりやすく丁寧な記述という観点からは群を抜いている。基礎となる考え方が、平易な文章で丁寧に説明されているばかりでなく、随所にチェックポイントや例題が数多く盛り込まれており、正しく理解しているかどうかを確認しながら読み進めることができる。身近な例、学生が興味もつであろう風変わりな例、現代の科学技術に関わる例、さらにはきれいなカラー図版と写真が豊富に取り入れられており、少しでも多くの学生に物理を学んで欲しいという著者の意気込みが表れている。
マスコミで活躍する娘に刺激され、郷里に住む母親が投資信託をはじめた。「身内にソンはさせられない!」と、懇切丁寧な指導をしたところ、投資にはまったく初心者だった母が、為替や金利の変動にも敏感に反応するまでに大変身!本書を読めば、誰でも安心して投資信託とつき合えるようになります。
ブローデルの方法をもって1450〜1680年東南アジアの物質的基盤・社会的構造の共通性と多様性を描く。アジアの中で、互いを発見するための本。
伝説の獣の血を引く彩都の国王・衣織は、月の影響で銀の狼に変わる人狼。その血ゆえに敬遠され、彼の失脚を望む者に命を狙われていた。休息の地を求めて度々城を抜け出していた彼はある夜、森で罠にかかっていた所を鷹匠の少年・月鹿に助けられる。優しく伸ばされた手に牙をむいた衣織だったが、触れられた瞬間、彼から薫るどこか甘く懐かしい匂いに不思議と毛羽立つ感情が和らいだ。人の姿で月鹿と再会した衣織は、身分も正体も隠したまま、王都を目指す彼と旅を共にすることになるがー。
「剣客商売」の活躍を彩る“江戸”の美しさ。秋山小兵衛・大治郎親子が大活躍した場所、池波正太郎が愛してやまなかった江戸=東京の風景を、十三回忌を機に今一度、ふりかえってみよう。
初学者のために、数式をほとんど用いずに、素粒子の基礎から最先端の理論・実験までを、わかりやすく解説した入門書。初めに素粒子とは何かを概説し、第2の部分で「標準理論」がいかに確立され、どのように理解できるか、さらにその限界について解説する。最後に標準理論を超えようとする現在の理論・実験の取組みについて述べる。付録では本文の説明に関連した数式による簡潔な解説を与えている。
本書は、写真を主にして、解説はできるかぎり簡潔にした。巻末には用語解説と索引を付した。
戦国の世から近世へ、歴史の歯車を大きく転換させた“変革の武将”織田信長。この風雲児が天下布武の覇道を突き進む陰では、その妻、母、そして姉妹、娘たちが乱世の犠牲となり、あまたのドラマが繰り広げられていた。女たちは、信長とどうかかわり、どのような運命をたどったのか?織田家没落の悲劇を生んだ、信長の女性観の致命的な欠陥とは?現存する各種史料に独自の取材を重ねて描き出す、絢爛たる戦国女絵巻。
本書では方位術の秘法である、「お水取り」を中心に解説して、あなたの運気を高めていく方法を示す。