かわうそのロロくんには、たったひとつ、できないことがありました。それは、およぐこと。「およげないかわうそなんて、きいたことがないよ」とおともだちにいわれて、ロロくんがしょげていると、あるひ、おねえちゃんが、いいことをおもいついてくれました…。「できないこと」があってなやんでいるすべての子どもたちに贈る、英国生まれの優しくてかわいい絵本。
待望の描き下ろし漫画も収録、『大家さんと僕』番外編本! デビュー作がいきなりのベストセラーとなった矢部さん=僕は、予想外の出来事に次々と巻き込まれます。手塚治虫文化賞受賞、殺到する取材依頼、憧れの方との対談、そして……。ちばてつや、里中満智子、秋本治、糸井重里ら豪華執筆陣のイラストやメッセージも収録。『大家さんと僕』をもっと好きになる、盛りだくさんの番外編本。
ぼくたちは気づいていないだけで、本当は多くのチャンスを持っている!作家・石井光太が写した路上に生きる子どもたち…そして、日本の子どもたちにおくるメッセージ。
カリスマ経営者から自己破産と、ジェットコースターのような人生の中で、著者の頭の中に引っかかったものとは?失った人にだけ見える、社会の不思議。社長でなくなった人だけが言える、会社の不思議。
国家・社会・古里そして巷の世情・隣人にも多彩な視点をあて、一見硬派的にみえ乍ら一読心温まる微笑と泪と一種の緊張感に包まれるのは、著者が心底に正統浪人道の信念を秘めている若き誠純な愛国者であるからだろうか。ともあれ近来まれな人の世の哀愁と美しさと、男の浪漫に満ちた快著である。
戦後・戦争映画史(昭和20年〜昭和27年)。新進気鋭の作家・宮城賢秀が、映画演劇等の資料を駆使して批評編纂する邦画小史。戦後・戦争劇映画を、封切順に俎上に乗せ、戦史と絡めて斬り裂く36本。
本書は、いわゆる広告のスキルアップを目的にするような教科書ではない。
また、広告のハウツーやテクニックを伝えるものでもない。
デジタル化社会の影響で広告業界が大きく変化し、従来の方法論からの脱皮を模索している後輩の方々や、これから広告業界を目指している方々、加えて他業種で活躍している方々にも、日常の活動に何らかの刺激になれば、大変うれしい。
はじめに
第一章 ペンギンのキャラクターがビール広告を変えた。
「瓶」から「カン」。この言葉がチームを一つにした。
ペンギンキャラクターの誕生。
十五秒のCMが長編映画になった。
第二章 ピンチがチャンスに変わったあの人の言葉。
藤井達朗さんのCMコンテは「広告絵本」。
薬師丸ひろ子さんは、幸運の女神さま。
渥美清さんは、人の心をつかむ達人。
倍賞千恵子さんは、パリ北駅にいた。
椎名誠さんは、ほんとにビール好き。
リチャード・ギアさんが、ピアノを弾くよと言った。
第三章 仕事の意味を考えるヒントになったあの言葉。
創業者の稲垣正夫さんの気持ちは温かかった。
イラストレーターの黒田征太郎さんとの出会い。
駄洒落コピーライターの眞木準さんとの「一期一会」。
チームリーダーの羽場先輩のひとことで伝える力。
金楽会さんは、韓国財閥グループの生え抜き社長。
学園の西尾榮男先輩は、ステージ界のドン。
農場長の高橋昭さんは、まれに見る熱血漢。
第四章 仕事の現場で出会った思いがけないあの人の言葉。
交わした会話から仕事を学び、人生を考えた。
おわりに
生きている間は、わかりあえなかったお父さんが、ある日、ねこの姿になって、ゆうこのところにやってきたーーー
ぼくは ねこになって ゆうこと いっしょに 生きたい
発達障がいの作者が、作業所に出入りするねこに、亡くなったお父さんを重ね合わせ、父への思いを綴った絵本。
巻末にNPO法人サポートセンターどりーむの活動とアーティストたちの紹介。
超ツッコミ気質の高校生・小雪芹と、ツッコミ待ち厨二病男子・花鳥兜。そんな彼らにまとわりつく、暗黒破壊神軍団。ナカヨシフォーエバーな彼らの高校生活も、ついに卒業へ。大人気シリーズ完結巻!!
お小遣いはくれないし、宿題も見てくれない、スポーツだってさっぱりだめ、でもマンガだけは大好きーぼくのおじさんときたら、人に自慢できるところなんか何ひとつない。やることなすこと全部的外れで、大学の先生なんて、とても信じられない。ぼくが作文の懸賞に入選したおかげで、一緒にハワイに行くことになったのだが…。和田誠の挿絵満載の大人も子供も楽しめる快作九編。
かんたろうは、仮面ライダーになりたいんです。
どうやったらかっこいヒーローになれるでしょう。
「これからは、AIがどんな仕事もやってくれるようになるから、
自分で考えて行動できる子にならなきゃ!」
ママにそう言われると、かんたろうは・・・?
仮面ライダーになりたい、かんたろう。ライダーベルトもバイクもつくったし、歴代ライダーの変身ポーズも全部おぼえたけれど、でも、まだ仮面ライダーにはなれません。何が足りないでしょう?
幼稚園にいくと、ゴンちゃんがいつものとおり悪いことをしています。それを見たかんたろうは……!?
★帯の裏面を使ってライダーベルトが作れます。
・担当者のうちあけ話
のぶみさんのお宅に最初に打ち合わせに行ったとき、壁にかけられている、いくつもの細長い紙にあれっと思いました。伺うと、お子さんが仮面ライダーが大好きなので、ライダーベルトを、牛乳パックで一緒に作ったとのこと。すぐに、のぶみさん自身が強烈な仮面ライダーファンだとわかりました。ですから、この絵本をのぶみさんが企画したのは、私的には大納得。まず絵を見てください。熱いです! 愛があふれています! そして爽快なストーリー! 読み終えたときには、勇気と夢と笑いと涙がごたまぜになった、すごいパワーが受け取れます。刊行前に意見をお聞きした書店さんの「どんだけライダーLOVEなんだ。あんた、あほやろ(誉め言葉)」という言葉がすべて語り尽くしています。ライダー好きだけど、絵本に興味ない、というお子さんにもぜったい響きます。ぜひ、ご一読ください!!! (ほろほろ鳥)
【対象年齢:3歳から】
残飯で豚を育て飢餓に苦しむ世界の子供たちを救おうと思い立った少年を描いた表題作の「僕とポーク」、自称作家、芸術家がたむろするバーを舞台にしたドタバタ劇「文豪の苦悩・・・・」ほか全4編を収録。泣かされ、笑わされ、読後にはしみじみとした感動が心に残る。ほしよりこの世界が堪能できる珠玉の一冊!コラムニスト・ブルボン小林氏による、文庫版解説も読みごたえたっぷり。
たろちゃん
僕とポーク
文豪の苦悩・・・・
鳥
解 説
耳が聞こえないというハンディを乗りこえ、たくましく生きている大塚貴之さん。現在は、デフラグビー(聴覚障害者のラグビー)代表として世界大会でも活躍する一方、子どもたちにラグビーの普及や、聴覚障害についての講演など、幅広く活動している。どんなことに困ったの? どうやってそのコミュニケーション能力を身につけたの? まわりの大人や仲間はどのように感じたの? まずは、知ることからはじめよう。
自分の足を失う…。それは、ありえなそうに思えて、誰にでも起こり得ることだ。
本書は、さまざまな理由で足を失い、車椅子や大腿義足、下腿義足、股義足になった5人が、どのようにして現実を受け入れ、どんな苦労をして、どんな生活をしているのか、その真実に迫る。
心を揺さぶるノンフィクション。障がい者を身近に感じるきっかけになってほしい1冊だ。
親の役割は、見守るだけ。
小児科医40年間の経験にもとづいた納得の子育て論!
たとえ健康な子どもを育てていても悩みはつきないもの。ちまたには情報があふれ、「失敗はすべて自分のせい」「あとで後悔したくない」と感じ、プレッシャーや不安に押しつぶされそうになっているのではないでしょうか。
おかあさんやおとうさんたちにできることは、たったひとつ。
生まれてきてくれたわが子の底力を信じて、成長していく姿を楽しみに見守ること。
たったそれだけでいいのです……。
あなたにも両親からもらった遺伝子があります。それはやがて子どもへと、さらに次の世代へと連綿と受け継がれていく。
目には見えない遺伝子こそが「子どもを信じる」根拠なのです。その神秘的な世界を知れば、日々の子育てで張りつめた緊張がほどけるでしょう。
「そうか、わかった! 生まれ持った力ってすごいな」と思えたら、目の前にいる子どもをぎゅっと抱きしめたくなりますよ。
これから始める、一見あたり前のようにも見える“奇跡の物語”が、少しでも子育てのヒントになればいいなと、ぼくは願っています。
(「はじめに」より抜粋)
子育ての悩み、全部解消!!
ベテラン小児科医がいつもママ・パパたちに伝えていること。
育児書のベストセラーが新書版で復刻!
第1章 子どもの個性、能力は親から受け継いでいる
子どもの個性、能力や才能は、おとうさんとおかあさんから受け継いだ遺伝子によって約束され守られています。ほかの子や標準値と比べて一喜一憂せず、
お子さんの未来を信じて成長を見守りましょう。
第2章 悩める子育て、いったいどうすればいい?
子どもの人生をよりよくするには、持って生まれた才能や個性を
そのまま花開かせてあげればいいだけ。情報に振り回されるのは無意味です。
第3章 親が心がけたい、子育てにいちばんたいせつなこと
勉強ができる、運動ができる。それも立派なことでしょう。
でも、何よりも大事なのは、「共感力」「意思決定力」「自己肯定感」、この3つです。
これを身につけられるようにするのが親の務めです。
第4章 病児とのかけがえのない出会いが教えてくれたこと
小児科医として、多くの病児と巡りあってきました。
子ども自身が本来持つ力と環境の力を思い知らされたこともたびたびです。
子育てに悩むおかあさん、おとうさんにも知ってほしいことです。
特別対談 「最高の子育てとは? 」
お相手/高濱正伸氏(「花まる学習会」代表)