子どもの歯の健康を守るための本です。乳歯は3歳くらいに生えそろい、6歳ごろから乳歯から永久歯へと生え替わります。この時期が混合歯列期です。はじめに生えてくる6歳臼歯は、生涯にわたり咀嚼の中心となる大切な歯ですが、むし歯になりやすいのです。お子さんの一人みがきでは6歳臼歯を磨くのが難しく、お母さんの仕上げ磨きは欠かすことができません。先生と歯科衛生士さんが保護者とお子さんに伝えたい内容になっています。
歯科治療は、誰もが常に高度な臨床判断を求められるものである。特に、いま目の前の患者に対し右か左かを判断しなければならないとしたら、その判断はより重要となる。本書は、歯周・歯内・補綴治療の現場において求められる臨床判断を支援するヒントを集約している。取り上げたテーマは、どれも若手歯科医師が悩むものばかり。患者ー歯科医師の双方が安心して治療を終えることができるためにも、一読したい一冊である。
Chapter 1 DIAGNOSIS
Chapter 1-1 『この歯は保存可能か否か』の診断法 - 一歯単位での考えかたー
Chapter 1-2 『この歯は保存可能か否か』の診断法 -歯列全体から検討する考えかたー
Chapter 2 ENDODONTICS
Chapter 2-1 根管治療を行う上で『歯を保存するか否か』の意思決定はどのように行うか
Chapter 2-2 治療をしたのに痛みや違和感が取れないのはなぜか
Chapter 2-3 作業長はどのように決定すればよいか
Chapter 2-4 根尖部はどれくらい拡大すればよいか
Chapter 2-5 根管洗浄は何をどのように使用すれば効果的か
Chapter 2-6 根管貼薬剤は何をどのように用いればよいか
Chapter 2-7 根管充填はどのように行えばよいか
Chapter 2-8 なぜファイルが根尖方向になかなか進まないのか
Chapter 2-9 エンドペリオ複合病変が疑われる場合はどのように対応すればよいか
Chapter 2-10 根未完成歯への対応はどのようにすればよいか
Chapter 2-11 外科的歯内療法の意思決定とその術式とは
Chapter 3 PERIODONTICS
Chapter 3-1 歯周外科はどのような状況で行う必要があるか
Chapter 3-2 各種縫合法はどう使い分ければよいか -目的・材料・手技の使い分けー
Chapter 3-3 再生療法の適応症とは
Chapter 3-4 再生療法はどうして難しいのか
Chapter 3-5 一次手術・二次手術のフラップデザインはどのように決定すればよいか
Chapter 3-6 GBRにおける骨移植材とメンブレン選択のキーポイント
Chapter 3-7 抜歯即時埋入(Simultaneous approach)を成功させるにはどうしたらよいか
Chapter 3-8 ソケットリフトを選択する場合の考慮点 -生物学的治癒から考察した安全なアプローチ法ー
Chapter 4 PROSTHODONTICS
Chapter 4-1 マージン(フィニッシングライン)の位置は何を基準に決定するか
Chapter 4-2 支台築造のマテリアル選択に基準はあるか
Chapter 4-3 補綴物のマテリアル選択に基準はあるか
Chapter 4-4 ポーセレン修復物の術後の破折や脱離を防ぐにはどうすればよいか
Chapter 4-5 咬合再構成はどのような手順で行うか
「骨補填材料やメンブレンなど、どの材料を用いればいいかわからない……」「GBRでの縫合部の裂開を防ぐにはどうしたらいいか知りたい……」「どのような症例からGBRを始めればいいのかわからない……」と、感じている“GBR難民”の先生方に向けて、GBRに欠かせない器具の紹介をはじめ、骨欠損形態に準じた最適な材料選択および術式に至るまで、初学者でもわかるよう、図を多用してわかりやすく解説している。
「痛い」「通院が大変」「子どもが非協力的」などとためらいつつも、親御さんが気になるのが歯科矯正。しかし低年齢であればマウスピース型矯正治療でそんなイメージを変えられるかも。本書は、矯正装置の中でも痛みが少なく、簡便に導入できる「プレオルソ装置」に特化したコンサルテーションツール。治療効果や導入手順など、患者さん向けの解説がある他、多数の症例でその効果をイメージできる。
PART1「プレオルソ治療」はどんな歯科矯正治療?
PART2「プレオルソ治療」で治した例
目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹。五月に誕生し、五月を帰りゆく故郷とした天性天与の才能。己がことばにぬり込めた燦々たる詩篇の輝き。比類なき青春の香気。われに五月を。空に本。はだしの恋唄。血と麦。“金字塔”田園に死す。地獄篇。“遺稿”懐かしのわが家。その詩的疾走の軌跡を辿る。
本誌は、ドイツ発の「the International Journal of Esthetic Dentistry」の日本版。創刊11周年を迎え、今年も日本および世界屈指の著者陣が症例を寄せた。材料の限界を次々に塗り替えていくジルコニアモノリシックレストレーションの応用から、思慮深い検査・診断に基づくフルマウスリコンストラクション、そしてマイオセントリックリレーションのデジタル分析とオクルーザルベニアを組み合わせた症例に至るまで、あらゆる方法で審美と機能を追求した症例を本年度も紹介。
ジルコニアモノリシッククラウンを主体としたフルマウスリコンストラクション
下顎偏位症例に対してフルマウスリハビリテーションを行った症例
咬合再構成におけるジルコニアの応用
歯科技工士と考える審美領域における検査・診断
Comprehensive treatment with MTAP(morphological tooth augmentation procedure)
MTAPを応用した包括的全顎療法
Myocentric relation in an additive esthetic rehabilitation within a fully digital workflow
マイオセントリックリレーションにおける低侵襲審美リハビリテーションを
フルデジタルワークフローで行った症例
開業歯科医に必要な知識と技能のうち、最初にできるようにすべき課題に絞ってわかりやすく習得法を示したスタートガイド。患者の歯科疾患の鑑別や主訴対応に活用できる知識をまとめた1、2章、必須の基本手技である1歯の生活歯・失活歯う蝕治療がステップバイステップでわかる3、4章、臨床上のベースとなる治療姿勢をビジュアルに学べる5章の「5つの柱」で構成。口腔内の長期安定を実現する、新時代の歯科医療に必要な基礎が身につく必携書。
第1章 歯科疾患の掌握
第2章 主訴対応
第3章 生活歯治療
第4章 失活歯治療
第5章 ポジショニング
口腔がんは、口腔粘膜がさまざまな刺激を段階的に受けて発症するものであり、「昨日まで正常、今日からがん」というわけではない。つまり、「いつもと違う」という違和感を早期にキャッチし、歯科医師に伝える必要がある。本書では、そのための知識として、代表的な口腔粘膜疾患を白・黒・赤・黄の4色に分類し、写真とともに特徴を解説。さらに、日常診療で無理なく行える観察方法とポイントを伝授。情報を記録できるシートつき。
Part1 口腔粘膜ってなんだっけ?
Part2 色別分類! 口腔粘膜疾患データベース
Part3 口腔粘膜疾患見落とし防止マニュアル
Part4 正確な診断につながる検査のポイント
全顎矯正ではAngle1・2・3級や外科的矯正、開咬、歯周矯正、顎関節症などに関して非抜歯・抜歯ケースをとりあげ、どのような理由でその治療方針に至ったかをていねいに解説。また、部分矯正ではアップライトや挺出、圧下、TAD、アライナー治療による叢生などの症例をとりあげている。長年の経験則から導かれた矯正臨床における治療選択の引き出しの多さは、初学者はもちろんベテランの矯正家にとっても参考になる1冊。
1章 矯正治療の診断方法
2章 非抜歯治療と抜歯治療の考え方
3章 咬合治療の意義
4章 咬合安定を図る口の体操
5章 各種不正咬合に対する診断と治療
6章 矯正治療にまつわるトラブルと対策
基本をふまえたプロならではの訪問口腔ケアの奥義がわかる!病気・障害に対応した口腔ケアの答えやヒントがすぐわかる!そのまま使える・今すぐ使える・現場で生かせる付録も満載。
インプラント周囲炎の治療が困難な今、インプラント周囲粘膜炎の段階で食い止める必要がある。早期に発見し、適切な対応ができれば、治癒に導くことができ、その担い手は、メインテナンスを行う歯科衛生士であるといえる。本書では、病態の把握から、感染への抵抗性が弱く、アクセス困難部位が増えるインプラントのメインテナンスにおいて、何をどうみるのか、その見極めから対応までを症例を交えながらコンパクトに紹介する。
第1章 病態を理解し、メインテナンスで見逃さない
第2章 適切に対応し、確実に改善させる
「白い歯になりたい」と希望する患者さんに、治療の選択肢を説明する助けとなるのが本書。各種ホワイトニングだけでなく、コンポジットレジン、セラミックインレーやクラウン、ラミネートベニア、接着ブリッジ、インプラントなど、「白い歯」を手に入れるための15の治療法を豊富なイラストと写真でまとめている。チェアサイドでの説明用資料に、または待合室での情報提供に。付録の「治療の選択 ナビゲーションカード」とともに活用されたい。
2022年、米国口腔顎顔面外科学会は「薬剤関連顎骨壊死」(MRONJ)のポジションペーパーを発表し、その対応の指針を示した。本書はこの訳に加え、さらに、2023年の日本口腔外科学会の最新ポジションペーパーに基づいた解説を掲載。ポジションペーパーの変更点、予防的休薬・治療的休薬、抜歯の可否、予防的抗菌薬、骨切除の範囲、などの論点について解説し、一般開業医・口腔外科医のために臨床的な指針をわかりやすく示す。