『週刊少年ジャンプ』に連載され、テレビ東京でアニメ化された人気漫画のアニメ版サウンドトラック第3弾。“破面編”と呼ばれるシリーズの音楽集で、作中用語にスペイン語やそれを連想させる表記が多く、音楽もそれに合わせてスパニッシュな作りになっている。
往年の名曲をスーパープライスで!
色々と味付けをしつつ、メロディアスでハードな音方面のいわゆる米国オルタナティヴ・ロック風といえそうなサウンドは達者。ヴォーカルをはじめとして身体全体から出るようになったら、面白くなるかも……。ここでは丸尾末広の画に押され気味と思う。
サイケデリック、アシッド、ヘヴィ、アートなどをロックの形容に持つアイアン・バタフライのセカンド・アルバム(68年)。こっちとあっちの世界を隔てる鎧戸を開きながら極彩色のサウンドを開陳していくさまは、第六感まで刺激する固有の音塊の立ち上がりがある。★