2001年に8枚目のシングルとしてリリースされた(1)と未発表曲をカップリングした特別盤。万人の心に訴えるようなバラード曲で、スライド・ギターの音色と永積タカシのヴォーカルが、独特な切なさをかもし出す。
2001年に8枚目のシングルとしてリリースされた(1)と未発表曲をカップリングした特別盤。万人の心に訴えるようなバラード曲で、スライド・ギターの音色と永積タカシのヴォーカルが、独特な切なさをかもし出す。
聖飢魔IIはデーモンの3枚目的キャラクターばかりが先行し、楽曲の本来持つクオリティが過小評価されてるところが強いバンドだ。本作でもハードロックの王道スタイルを踏襲したサウンドの完成度は非常に高い。だがデーモンの歌が3枚目風なのが残念だ。
核実験が繰り返されている原子力研究所。危険な放射能を浴び続けている研究一途なグーセフと優秀な研究者のクリコフ。彼らは、原子力が人類の救いになるか、という疑問にぶつかる……。
古き良きブルース、ソウル、ファンク、ロックを再現する泥くさい音。批評的な匂いはなく、この音が好きでたまらないという愛情がつたわってくる。97年のいま、この音が誰にどんなふうに聴かれるのか、という点が好き嫌いの分かれ目になるはず。
キリの良い数字が受けてか、売れているもよう。価格対時間比でのコスト・パフォーマンスといい、一通りのジャンルを網羅する物量といい、お徳用と言うしかない。オペラ・アリアが充実しているので、アリア名曲集として買うのもありな内容。解説もまずまず○。
奈良出身のアイリッシュ・フィドラー、功刀丈弘(くぬぎたけひろ)のデビュー作。ケルト圏の新世代フィドラーか? と思わせる演奏力に、マニアックなカヴァー・センス。さらにはラッパーを起用するなど、旺盛な冒険心も兼ね備えていて今後が楽しみ。
2枚組のうち、DISC-1は77年に空前の大ヒットを記録した歴史的名盤に(7)をプラスし、DISC-2は同アルバムに関連した未発表テイクなどを18曲も収録。まさに“噂”の真相とでも言える内容で、70年代後半を象徴するポップ・ロックの裏側までわかる。★
聴いているこっちがとろけてしまいそうなほどのスウィート・ヴォイスが超印象的。それでいて力強さがあるので、非常にキャラが立っている。楽曲もイメージ的なポップなモノばかりではなく、ロック色豊かに懐かしさも加味されており独自の世界を確立しているのだ。
テレビ東京系で放映されたアニメ『地球少女アルジュナ』のサントラ。最終話で使用されたBGMを中心としたミニ・アルバムの体裁だが、菅野よう子が全面プロデュースなので、内容は保証!