図書館情報学の若手研究者グループ「共同研究グループPICNIC」による「海外図書館の大規模所蔵調査に基づく日本文化としてのマンガ受容に関する総合的研究」の成果を踏まえた講演録です。
4つの話題提供「図書館の所蔵データに基づくマンガの類型化」,「オープンデータやSNSを用いた日本マンガ書誌リスト作成の試み」,「国内のマンガの書誌データとメディア芸術データベースにおける整備」,「日本のマンガの翻訳版の書誌学的な研究」と2つのコラムを収録しています。マンガの海外での受入状況を調査する際,書誌同定などの克服すべき課題があると指摘する一方,今後の図書館におけるマンガ受容の必要性についても言及されています。マンガという資料特有の課題を知る一冊です。
1 イベント趣旨説明(大谷康晴)
2 話題提供1:図書館の所蔵データに基づくマンガの類型化(江藤正己)
3 話題提供2:オープンデータやSNSを用いた日本マンガ書誌リスト作成の試み(安形輝)
コラム1 オランダのマンガと書誌データ(杉江典子)
4 話題提供3:国内のマンガの書誌データとメディア芸術データベースにおける整備(三原鉄也)
コラム2 アメリカの図書館はマンガをどのように排架・分類しているのか(橋詰秋子)
5 話題提供4:日本のマンガの翻訳版の書誌学的な研究(安形麻理)
6 ディスカッション
何度死んでも生き返る、
しゃべる猫の数奇な運命ーー。
定年退職したばかりの図書館司書と、
本を愛する不思議な猫が織りなす、
ブラックで奇妙で、心躍る物語。
元・図書館司書のわたしは海辺のコテージで休暇をすごしていた。そのメールを読んだのは退屈した嵐の晩のこと。添付のフォルダには、1匹の猫にまつわる信じがたい情報がおさめられていた。猫は人間の言葉をしゃべり、自らの数奇な半生を語っていたーー本を愛し、へらず口をたたき、永劫の命をもつ猫。その周囲の人間を襲う謎の死。好奇心に駆られ、調査に乗り出したわたしを待ち受けるものとは? ブラックな微笑を誘う、奇妙な物語。
知識を獲得する主要な方法の一つは,図書をはじめとする文献を参照する,あるいは読むことである。
本書の原書名に使用されている“Second-hand Knowledge”とは,主として文献や専門知識を有する他者から得られる間接的知識を指している。この間接的知識を獲得する主要な場が図書館である。それゆえ,間接的知識の獲得は,必然的に文献や図書館との関係において議論される。
文献であれ,他者からであれ,それらの知識資源から知識を獲得する場合,何らかの選択が働いているはずである。本書は,文献や他者という知識資源の典拠性(信頼性,妥当性,真理性等)を基礎に,その選択の問題に焦点をあてたものである。
21世紀になり,インターネットの匿名性と無典拠性が蔓延る現代の情報世界において,パトリック・ウィルソンが紐解いた「知の典拠性(Cognitive Authority)」はいっそう重要な概念として受容されている。
序章
1章 直接的および間接的知識
1.1 視点
1.2 レンズ
1.3 頂上からの眺望
1.4 実体験から学ぶこととは
2章 知の典拠
2.1 典拠,影響,信頼性
2.2 知識と意見
2.3 典拠性の程度
2.4 典拠の領域
2.5 典拠の基礎
2.6 専門的知識と典拠
2.7 我々は,我々の典拠を信じるのか
2.8 結
3章 知識産業:質と流行
3.1 産業の分析
3.2 知識の生産と質のコントロール
3.3 流行と知的好み
3.4 知識産業における流行
4章 知識産業:組織のもつ典拠性
4.1 組織のもつ典拠性
4.2 科学の典拠性
4.3 社会科学
4.4 歴史学
4.5 現時の歴史としての社会科学
4.6 歴史学と典拠性
4.7 精神科学とソフトな分類
4.8 流行に立ち戻る
4.9 批判に関する典拠性
4.10 知識の生産とは
5章 日常生活における知の典拠
5.1 対立と対立の回避
5.2 最初のストック
5.3 参入の要件
5.4 通常の仕事
5.5 専門職
5.6 業務の指示
5.7 個人の生活
5.8 見世物としての世界
5.9 公的問題
6章 情報検索と知の典拠
6.1 印刷世界の典拠
6.2 誤った情報システム
6.3 評価への要求
6.5 代理人としての図書館員
6.6 教育的図書館
6.7 自由主義の図書館
6.8 懐疑主義的図書館員
文献紹介
訳者あとがき
索引
何百年も生き残る世界のみんなの宝物。それは『世界の名作物語』。その物語をひとりじめしたがる魔物があらわれたら、あなたならどう守る?
あなたの知らない世界のどこかで、この世界のすべての物語を守っているのは、ふしぎな世界の図書館司書=ストーリーマスターたち。
魔王グライモンが、世界の図書館から、どんどん物語の大事なパーツを盗んでる!
物語の世界を救うために、物語から盗まれた「キーパーツ」を探しだそう!
本好きならだれでもあこがれる、名作の世界に飛び込めると大評判シリーズの第6巻。
第3回「こどもの本総選挙」第1位『銭天堂シリーズ』の廣嶋玲子が贈る新シリーズ。
挿絵は、「鬼灯の冷徹」の江口夏実という豪華タッグが、世界の名作を紹介していく最強シリーズがハードカバーの豪華版になりました。
6巻では、クリスマスの名作をモチーフに、魔王グライモンが大暴れ! サンタになったグライモンからの、手痛いプレゼントで、主人公たちは、バラバラにされちゃって……。『クリスマスキャロル』(ディケンズ)や『もみの木』(アンデルセン)などの名作登場で、クリスマスが盛り上がること間違いなし! 最強最恐のクリスマスがやってきた!
2017年より定期刊行物として発行していた「未来の図書館 研究所 調査・研究レポート」を,新たに書籍としてシリーズ化した。
本号では主催シンポジウム「図書館とポスト真実」 の記録のほか,村井麻衣子氏の「未来の図書館と著作権法のあり方の検討に向けて」,太田剛氏の「持続可能な社会づくりと読書」,渡辺ゆうか氏の「図書館におけるファブラボ (メイカースペース)の可能性」の三つの研究レポートを掲載。
・第6回シンポジウム「図書館とポスト真実」
・図書館におけるファブラボ(メイカースペース)の可能性/渡辺 ゆうか
・持続可能な社会づくりと読書:「利他」で考える読書推進計画の試論/太田 剛
・未来の図書館と著作権法のあり方の検討に向けて:令和3年著作権法改正の意義と課題/村井 麻衣子
10代の男の子女の子に知っていてほしい「カラダの知識」の本。スキンケアやムダ毛の剃り方など必要に応じた身体の整え方・守り方から、LGBTQ、生理、射精、恋人として「つきあう」こと、セックスのこと、いじめや暴行や虐待にまつわるSNSの怖さまで、10代ならではの内容が詰まった、図書館必携の1冊。興味ある項目だけでも気軽に読める構成で、4編入った短編漫画や一問一答、コラムなどからも発見があるとうれしい。
1章は、成長期特有のハテナに答えます!
⚫︎ カラダのニオイがイヤなのは、自分だけ?
⚫︎ しんどい肌の不調は、どうしたらいい?
⚫︎ ムダ毛なんて、なくてよくない?
⚫︎ 耳のケアが知りたい…難聴ってこわいの?
⚫︎ 夜ふかし大好き! 寝なくてもよくない?
など
2章は、必要な性の知識のハテナに答えます!
⚫︎ プライベートゾーンのルールとは、なに?
⚫︎ 性の多様さやLGBTQって、なんだろう?
⚫︎ 生理がくるカラダ、どんなケアが必要?
⚫︎ 精通があるカラダ、このあとどうなるの?
⚫︎ ひとりエッチって、してもいいんだよね?
⚫︎「つきあう」って、どういう状態をいうの?
⚫︎ セックスって、なあに? ちゃんと教えて!
など
3章は、10代の自衛のためのハテナに答えます!
⚫︎ 親がぶったりするのは、自分が悪いから?
⚫︎ いじめからぬけるには、どうすればいい?
⚫︎ 「消えてしまいたい」って思っちゃ、だめ?
⚫︎ インターネットの危険って、どんなこと?
⚫︎ タバコやお酒や薬物って、どうあぶないの?
など
「科学」に不信を抱き大学を休学した池田哲のもとに、かつての同級生・藤崎雪葉が訪ねてきた。彼女は池田に一本の鍵を預け、謎の解明を依頼して去る。謎がある場所は雪葉の祖父が建てた、時計塔のある図書館だった。そして喪失と再生の物語が始まる!
一、出題
二、v=f λ
三、笑う鼠
四、還る
五、座標
六、青い花
七、水底
八、整理
九、解答
十、出発
専門図書館職員を対象にそのキャリア形成と人材育成の状況を明らかにし、修得した知識・技術を担保し得る認定のしくみを検討する。
専門図書館は日本に1600機関以上存在するが、経済環境や情報通信技術が変化するなか、親機関の事業目的や使命の達成に寄与し得る資料情報の提供を通して意思決定を支援することが求められている。専門図書館職員の実情を把握した上で、そのキャリア形成と人材育成のあり方、ならびに知識・技術の認定を可能とする制度を検討する。
まえがき
第1章 序論:専門図書館職員の育成を検討するにあたって
1.1 本書の背景と目的
1.2 本書の研究課題と研究方法
1.3 先行研究
1.4 用語の定義
1.5 本書の構成
第2章 専門図書館職員の職務を構成する知識・技術
2.1 本章の目的と方法
2.2 質問紙による職務の実施状況調査
2.3 聞き取りによる職務の実施状況調査
2.4 本章のまとめと考察
第3章 職務経歴から捉えた専門図書館職員のキャリア形成のプロセス
3.1 本章の目的と方法
3.2 聞き取りによる専門図書館職員のキャリア分析
3.3 分析結果
3.4 本章のまとめと考察
第4章 専門図書館職員のプロフェッション性
4.1 本章の目的と方法
4.2 プロフェッションに関する先行研究からの示唆
4.3 プロフェッションとは
4.4 組織内プロフェッションとは
4.5 企業内専門図書館職員の組織内プロフェッション性
4.6 本章のまとめと考察
第5章 組織の側から捉えた専門図書館職員の人材育成
5.1 本章の目的と方法
5.2 質問紙による人材育成の状況調査
5.3 聞き取りによる人材育成の状況調査
5.4 本章のまとめと考察
第6章 専門図書館職員の認定資格制度
6.1 本章の目的と方法
6.2 資格を取り巻く状況
6.3 専門図書館職員に関連する認定資格
6.4 専門図書館職員の認定資格制度の検討
6.5 本章のまとめと考察
第7章 結論:専門図書館職員に必要となる知識・技術の特性
7.1 本書の総括
7.2 本書の成果
付 録
あとがき
索 引
何百年も生き残る世界のみんなの宝物。それは『世界の名作物語』。その物語をひとりじめしたがる魔物があらわれたら、あなたならどう守る?
あなたの知らない世界のどこかで、この世界のすべての物語を守っているのは、ふしぎな世界の図書館司書=ストーリーマスターたち。
魔王グライモンが、世界の図書館から、どんどん物語の大事なパーツを盗んでる!
物語の世界を救うために、物語から盗まれた「キーパーツ」を探しだそう!
本好きならだれでもあこがれる、名作の世界に飛び込めると大評判シリーズ第5巻。
孫悟空たちが大活躍する西遊記の冒険が、世界から消えちゃった!?
魔王グライモンにさらわれた仲間を助けるために、今度は子ども3人だけで、魔王に立ち向かわなきゃ!?
孫悟空たちを探すつもりが、まさかの自分たちが孫悟空になっちゃった!
第3回「こどもの本総選挙」第1位『銭天堂シリーズ』の廣嶋玲子が贈る新シリーズ。
挿絵は、「鬼灯の冷徹」の江口夏実という豪華タッグが、世界の名作を紹介していく最強シリーズです。
厳密な基礎理論の検討を展開する図書館情報学の幻の古典、ついに邦訳刊行。生成AIが隆盛する現代情報学の読み解きにも役立つ一冊。
本書は、知識組織論における個人の認識論とコミュニティの認識論の相互関係に焦点を当てることでAI的な知の限界を言い当てるとともに、さらにそれを補うことの意義を明確にすることでしか真の知は得られないことを主張する。情報学と認識論・心理学・科学哲学・科学社会学を架橋する試みであり、知識哲学としての重要文献である。
【原著】Birger Hjorland, Information Seeking and Subject Representation: An Activity-Theoretical Approach to Information Science (Bloomsbury Publishing Inc., 1997)
日本語版の序文
凡例
1.序論:情報探索と主題表象
情報学への活動理論的アプローチ
本書の構成
2.主題探索と主題表象データ
はじめに:情報検索の種類
資源探索の行動生態学
ドキュメントベースと非ドキュメントベースの情報検索
ドキュメント検索と事実検索
既知アイテム探索と未知アイテム探索
主題検索
主題表象データ
結論
3.主題分析と知識の組織化
用語についての序論
理論的概要
主題分析と情報検索言語
主題分析の標準
知識組織論のいくつかの原則
多元的意味表現の概念
知識組織論と専門分野の種類
結論
4.主題または主題概念と基本的な認識論的立場
主題概念の歴史
主題の素朴な概念
古典的経験論と主観主義
「アバウトネス」として認識された主題
唯名論
合理論と客観主義
歴史主義とプラグマティズム
主題のプラグマティズム概念
プラグマティズム的な関係としての計量書誌リンク
主題のプラグマティズム的概念におけるさらなる問題
活動理論と実在論
活動理論的な主題概念
ドキュメントに関する実在論
ドキュメントの主題と属性
主題と認識論
主題分析:2つの具体例
結論
5.情報学に対する方法論的適用
情報学
情報の概念
情報検索理論における一致の概念
方法と方法論
方法論的個人主義と方法論的集合主義
方法論的個人主義に代わるもの:ドメイン分析
6.情報探索の枠組みとしての科学,専門分野,主題領域
通常科学と革命科学の状況下での情報探索
情報探索につきまとう不確実性
情報探索の方法論的側面
瞬間の偶発性と系統性
書誌探索と連鎖探索
情報専門家の役割
7.情報ニーズと認知発達および科学の発展
R.S.テイラーの理論
知識の発達
ニーズの発達例:精神病理学の研究
個人および集合的知識発達
ジョン・デューイの理論
実在論と情報ニーズの定式化
研究者の情報ニーズと適合性基準
テイラー理論の拡張と知識ドメイン
文献一覧
訳者解説
索引
最初に、学校図書館サービスとは何かについて、カリキュラムとの関連や教職員とのかかわり、学校司書としての立場を明確にする。その上で、学校図書館の環境整備や管理運営、図書館利用ガイダンス、資料・情報の提供サービスの意義と方法を学ぶ。次に、児童生徒への読書支援、学習支援、情報活用能力育成支援など教育的役割・支援について基本を理解する。また、特別支援を必要とする児童生徒や教職員への支援を取り上げる。
※この科目は、インターネット配信限定で視聴する科目です。インターネット配信は、放送大学の学生の方が視聴できます。
1.学校図書館サービスの考え方と構造 2.学校図書館の環境整備(1) 3.学校図書館の環境整備(2) 4.学校図書館の運営 5.学校図書館利用のガイダンス 6.資料・情報の提供(1) 7.資料・情報の提供(2) 8.資料・情報の提供(3) 9.児童生徒への読書支援(1) 10.児童生徒への読書支援(2) 11.児童生徒への学習支援(1) 12.児童生徒への学習支援(2) 13.特別の支援を必要とする児童生徒に対する支援 14.教職員への支援 15.広報・渉外活動とその他の課題
学校図書館は本や資料が置いてあるだけの場所ではありません。学校司書や図書委員がいて、読書が好きな子もそうでない子も、いつでもみんなを大歓迎してくれる場所です。ちょっとしたトラブルを抱えた子どもが学校図書館と出会い、前に進んでいく様子を描きます…文部科学省が定めた学校図書館の機能のひとつ、「心の居場所」をテーマに絵本にしました。オリエンテーションや読み聞かせなどでもご活用いただけます。
最恐のホラー饗宴!
「小説現代」2025年8・9月号で人気だったホラー特集が魅力的なパッケージで連続刊行!
1テーマに2人、12作。全6シリーズ。
第一弾は、背筋×平山夢明。テーマは「図書館」。
あなたはすでに呪いの入り口にいます……。
背筋 「笑う女が立っている」
岸井が図書館で久しぶりの読書を楽しんでいると、突然朗読をはじめる奇妙な男を目撃する。
それ以来、岸井が読む本にも笑う女が立っています。
異変が起き始め、笑っています。大声で。
平山夢明 「そして家族全員、焼きそばス」
人里離れた図書館の密室で朗読するという高額バイト。
アルバイト最後の日に読むことになった本は、文章が何か変。
読み終わった後待ち受けることとは?
筆者が巡った国内26か所の図書館の魅力をまとめた1冊。
本を介して人と人とがつながる場所「図書館(Toshokan)」。
図書館は人生の充実に欠かせない知的空間。
ー図書館ーの奥深さ、美しさ、圧巻の蔵書達があなたをお持ちしています。
旅先の図書館で素敵な余暇を過ごすきっかけになれば幸いです。
〔主な内容〕
図書館の自由に関する宣言
塩尻市立図書館本館(えんぱーく)/石川県立図書館/十日町情報館/聖籠町立図書館/富山市立図書館本館/山形県立図書館/白河市立図書館「りぶらん」/福井県立図書館/市立米沢図書館/酒田駅前交流拠点施設ミライニ 酒田市立中央図書館/まちとしょテラソ(小布施町立図書館)/中央区立京橋図書館(本の森ちゅうおう)/板橋区立中央図書館/飯能市立図書館/宮城県図書館/長岡市立互尊文庫/福島県立図書館/三条市立図書館本館/太田市美術館・図書館/安曇野市中央図書館/さいたま市立大宮図書館/富士見町図書館/那須塩原市図書館 みるる/軽井沢町立離山図書館/軽井沢町立中軽井沢図書館/金沢海みらい図書館 全26館の写真採録
随想 図書館だから叶うこと ほか
教員が学校図書館を活用するためにはどうしたらよいか。それは,実際に学校図書館担当者(司書教諭と学校司書)の支援を受けてみることから始まる。
本書は,両者の協働構築の具体的な方法について組織論を枠組みにアプローチする論考である。巻頭に「学校図書館の基礎知識」を掲載。
0章 学校図書館の基礎知識
1章 序論
2章 学校図書館活用の要因と学校図書館の職務体制別の効果
3章 学校図書館活用における協働構築の阻害要因と協働構築方法
4章 学校図書館活用を組織論で考える:教員・司書教諭・学校司書の協働構築
5章 結論
『基本件名標目表』は、日本図書館協会が提供する書誌作成の三ツールの一つとして、長く図書館の現場で活用されてきました。1999年7月に第4版が刊行され、2021年まで9回にわたり増刷されています。
このたび本書の版面を画像化し、オンデマンドの少部数印刷に切り替え、あわせて現在別冊となっている「分類記号順標目表・階層構造標目表」と、件名標目委員会のウェブサイト上に掲載されている「『基本件名標目表 第4版』追録」を一冊にまとめ、リニューアルすることといたしました。
また、これに伴い定価を13,000円(税別)に改定することとなりました。
今までの分冊を一冊にまとめ、さらに追録も合冊した本書を、引き続きご活用ください。
まえがき
件名標目委員会報告
序説
音順標目表
分類記号順標目表
階層構造標目表
『基本件名標目表 第4版』追録
☆☆☆じつは「読書が苦手だった」著者が教える☆☆☆
☆☆☆苦手な方も読める「図書館検索」の極意☆☆☆
著者は大学図書館の司書として、
あらゆる専門分野の情報を集める方法や、
引き出す方法を心得ています。
大学教員の論文執筆を手伝った数は1000に迫りますが、
さぞ高等な検索術かと思いきや、意外にも、
「今まで本を読んだことがない方でも使える」と言います。
司書と言えば、本が好きな人が多いというイメージがあると思いますが、
じつは、著者は読者が苦手…。そんな彼女が教えてくれる検索術は、
難しい本で紹介されている方法とは違う、非常にかんたんな方法です。
☆☆☆借りるだけじゃない!☆☆☆
☆☆☆図書館を使いこなせる神・活用法☆☆☆
また、せっかく図書館に来て頂けたのに、
自分が探している本を見つけることができず、
お困りだった学生さんを何人も助けてきました。
もちろん検索も大事ですが、その前に活用、
いかに図書館を自分の思い通りに使えるか、
そのほうが先なのです。
「読みたかった本に秒で出会える」
「知りたい情報が確実に引き出せる」
「自由研究やレポート提出が楽になる」
「読書や調べものが得意になる」……
ぜひこの機会に、”世界一かんたんな図書館の使い方”をマスターしましょう!
【もくじ】
第1章 スパイは図書館にいる〜自分に必要な情報はどこにある?
第2章 正しい情報をどう手元に引き寄せるか
第3章 自分に合った本を手に入れよう
第4章 検索成功の秘訣は「キーワード」にある
第5章 図書館を使いこなしてネット時代を生き抜く