■病気のはなし
気管支喘息
松倉 聡
■技術講座
一般
尿の外観から着目すべき尿定性検査
太田 惣
生化学
アディポサイトカイン(adipocytokine)
宮崎 滋
生理◆step up編
血管エコーによる穿刺部合併症の鑑別法
三木 俊
■フォーカス
敗血症の起炎菌の迅速検出・同定
仁井見 英樹
新規前立腺癌バイオマーカーの探索
寺田 直樹・小川 修
メトトレキサート関連リンパ増殖性疾患
中村 直哉
■過去問deセルフチェック!
心電図検査
解答と解説
■疾患と検査値の推移
原発性アルドステロン症(PA)
若山 綾子・臼倉 幹哉
■人の心に寄り添う医療人になる・5
伝統と革新を生きる・1
市川 染五郎・山藤 賢
■忘れられない症例から学ぶ超音波検査(9)
メネトリエ病(Ménétrier's disease)
川地 俊明
■オピニオン
微生物検査における検体採取の重要性
山本 剛
■臨床医からの質問に答える
病理標本(パラフィンブロックやプレパラート)はどれくらいの期間保存されていて、
それを使用することができますか?
田島 秀昭・當銘 良也・稲留 征典・小野 栄夫
■臨床検査のピットフォール
体腔液細胞診塗抹標本・セルブロック作製におけるピットフォール
濱川 真治
■読者質問箱
東南アジア帰りの発熱患者を診たときの感染症について
西條 政幸
■ワンポイントアドバイス
神経伝導検査で、きれいな波形を記録するためには?
片山 雅史
■今月の表紙
流行性髄膜炎
小栗 豊子・吉藤 歩
■やなさん。[17]
Welcome to Kobe, OZzy!!
柳田 絵美衣
■ラボクイズ
生化学検査
福崎 裕子
4月号の解答と解説
角坂 照貴
■第62回臨床検査技師国家試験ー解答速報
本誌編集委員会
認知症の臨床において最も大切なことは、さまざまな原因を持つ認知症の中から「いま治せる」認知症をピックアップすることである。本特集では、認知症の原病となりうる疾患がどの程度の頻度で認知症をきたすかを示したうえで、誤認されやすい他の疾患との鑑別点や確定診断のポイントを紹介する。適切な治療によって認知機能を改善するヒントを探りたい。
特集の意図[PDF]
神経梅毒と認知症
加藤 博子、他
細菌性髄膜炎および脳炎における認知機能障害
亀井 聡
中枢神経系にみられる真菌感染症と認知症
森田 昭彦、他
自己免疫性脳炎と認知症
渡邊 修
神経好中球病と認知症
久永 欣哉
中枢神経系ループスによる神経認知障害
西村 勝治
多発性硬化症と認知症
新野 正明、他
脳悪性リンパ腫と認知症
水谷 真之、他
傍腫瘍性神経症候群における認知症
田中 惠子
内分泌機能異常に伴う認知症
松永 晶子、他
ビタミンB12・葉酸欠乏と認知症
吉澤 利弘
薬物による認知機能障害
篠原 もえ子、他
特発性正常圧水頭症の診断、治療の現況
数井 裕光
血管性認知症は「治せる認知症」か
森 悦朗
非痙攣性てんかん重積状態
溝渕 雅広
アルツハイマー病根本治療薬の開発ー治せる認知症を目指して
秋山 治彦
■総説
記憶を正しく思い出すための脳のしくみ
竹田 真己
●原著
炎症反応を伴った進行性多巣性白質脳症
免疫不全の原因の多様性と病理所見
宍戸ー原 由紀子、他
糖尿病の最近の動向
宮里 舞、和栗 雅子
糖尿病治療は何が変わったか?
弘世 貴久
■糖尿病と思春期・成熟期のヘルスケア
PCOSと卵巣機能
甲村 弘子
インスリン抵抗性をもつ不妊・月経異常の治療
佐久本 哲郎、寺田 陽子、徳永 義光
■糖尿病と中高年期のヘルスケア
閉経が糖尿病に与える影響・糖尿病が閉経に与える影響
寺内 公一
インスリン抵抗性をもつ中高年女性への
ホルモン補充療法の適応とポイント
篠原 康一
■糖尿病と婦人科がん
糖尿病とがんを結ぶメカニズム
佐々木 浩
糖尿病が子宮体がんの病態・予後に与えるリスク
辻 圭太、新倉 仁
糖尿病が卵巣がんの病態・予後に与えるリスク
平田 幸広、矢内原 臨、岡本 愛光
糖尿病患者における周術期管理
血栓症、創傷治癒、感染症の予防管理など
中尾 砂理、加藤 敬、佐藤 豊実
■最近の話題
メトホルミンの抗がん作用
清野 学、太田 剛、永瀬 智
●FOCUS
婦人科腫瘍におけるセンチネルリンパ節生検の可能性
寺井 義人、田中 智人、大道 正英
●教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール
腹腔鏡下子宮筋腫核出術後のドレーン挿入部に発生した
ポートサイトヘルニアの1例
村上 勇、倉兼 さとみ、西川 隆太郎
●Obstetric News
妊娠中の抗うつ薬と心奇形リスク
武久 徹
●Estrogen Series
経口避妊薬(ピル)の使用と死亡率の関連
Nurses Health Studyのコホートを36年間前方視的にフォローした結果
矢沢 珪二郎
●原著
術後のヘモグロビン値低下を用いたTVM手術ラーニングカーブの検討
三木 明徳、木村 真智子、新澤 麗・他
■特集 迷走する病院IT改革 置き去りの患者、主体性のない国
PART 1 五里霧中の「医療ICT」構想 患者情報の共有すら進まぬ惨状/Wedge編集部
PART 2 「福祉」から「自立」へ ITで転換を図るオランダ/遊間和子(国際社会経済研究所情報社会研究部主幹研究員)
COLUMN 1 国主導で病院の「見える化」が進む韓国/廉宗淳(イーコーポレーションドットジェーピー社長)
COLUMN 2 ICTが可能にする「予防医療」サービス/Wedge編集部
Part 3 AIの雄・ディープマインドと英国が起こす「診療革命」/木村正人(ジャーナリスト)
Part 4 診療報酬改定で開いた風穴 医療者に実益ある改革を/川渕孝一(東京医科歯科大学大学院医療経済学分野教授)
■WEDGE_OPINION
・歴史が警告する対北朝鮮「宥和」の危険性/秋元千明(英国王立防衛安全保障研究所アジア本部所長)
・中国が進出する南太平洋で日本の「礎」を守れ/黒崎岳大(東海大学現代教養センター講師)
・留学生の高額治療と感染症の対策を急げ/堀 成美(国立国際医療研究センター感染症対策専門職)
■WEDGE_REPORT
・遺伝子治療の最前線 クリスパー・キャス9の衝撃/中西 享(ジャーナリスト)
・「食の安全」の本質を欠いた遺伝子組み換え表示の見直し議論/石井孝明(ジャーナリスト)
■POINT_OF_VIEW
・経済運営こそロシアの「生命線」〝油上の楼閣〟に立つプーチンのジレンマ/杉浦敏廣(環日本海経済研究所共同研究員)
■連載
中国梦のゆくえ(最終回)by富坂 聰 国家主席の任期を撤廃した習近平は「〝脱〟トウ小平」の社会主義を目指す
Global Economy by安井明彦 〝解き放たれた〟トランプ大統領 「貿易戦争」の本当のリスク
漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 情報システム部はサポート部門ではない 「情報管理」の重要性を再認識せよ
国防の盲点by勝股秀通 「信なくば立たず」の原点に戻れ
米国で挑む闘魂経営 by藤田浩之 米国社交界への扉を開いてくれた「縁」
地域再生のキーワードby 磯山友幸 富山・岩瀬地区の再生 住んでいる人が誇れる町へ
戦国武将のマネー術 by 橋場日月 外注による人件費節約でピンチを招いた前田利家
各駅短歌 by穂村 弘 傘
さらばリーマン by 溝口 敦 宮城の被災地巡るキッチンカー 大判焼きに込めた亡き祖母のあんこ 角田 明さん(角田ちん餅店 店主)
●世界の記述
●拝啓オヤジby相米周二
●新刊クリップby足立倫行
●CINEMA REVIEW by瀬戸川宗太
●読者から/ウェッジから
・2020年東京オリンピック・パラリンピック開催まで残り70週を切った.世界最大級のマスギャザリング(集団形成)を生むイベントが,地域の救急医療と災害時の医療体制に大きな影響を及ぼす可能性がある.
・近年,特殊災害はChemical(化学),Biological(生物),Radiological(放射性物質),Nuclear(核),Explosive(爆発物)のアクロニムを用いて,“CBRNE(シーバーン)災害”と呼称されている.
・本特集では,“マスギャザリング時の医療対応”計画策定上のリスクとして,テロリズムや感染症による特殊災害の対応と,CBRNE災害時の対応に関する医療従事者教育の現況について解説いただく.
特集 災害時の医療の最前線:オリンピック開催中のCBRNE災害にいかに備えるか
医学・医療におけるシミュレータの進歩と普及(22)
健康寿命延伸に寄与する体力医学(10)
TOPICS
FORUM
歯科補綴治療を中心に,国内外を問わず第一線で活躍する臨床家の先生方による論文,ケースプレゼンテーションなどをお届けする補綴専門誌,インプラント,審美修復などの治療に加え,ジルコニア,CAD/CAMなどの新材料,新器材に関する情報をビジュアルにお伝えします.
本特集は「緊急寄稿 歯科医院における新型コロナウイルス感染症対策 第三報」です.現在,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の,いわゆる“第二波”が言われ,不安を抱えながらの経済活動が続いています.そうしたなか,COVID-19がいつ発生しても安心した状態で医療を継続できるような診療体制の構築が歯科医院に求められる時代になっています.第三報では「ウィズ・コロナの時代にいかに向き合うか?歯科診療のニューノーマルを考える」をテーマに,歯科医院における具体的な対応法を解説しています.
【目次】
補綴臨床別冊『コバルトコーヌス完全読本』連動座談会 後編 超高齡社会における全顎欠損補綴の新機軸
緊急寄稿 歯科医院における新型コロナウイルス感染症対策 第三報 【COVID-19感染対策用チェックリスト掲載】
特別企画 次世代プレスセラミックスシステムによる審美修復の可能性
口腔内スキャナー 私の臨床活用法 (2)
歯科医院のための内科学講座(34)
ジルコニア修復 あなたの“常識”大丈夫?(11)
家庭医/プライマリ・ケア医のための総合誌【特集の紹介】
このところ感染症発生動向調査において,
梅毒報告数の急激な増加がニュースとなっていますが,
このような性感染症の患者さんを一部の専門家だけで診る時代は終わりつつありま
す.
これからは,みなさんの外来でもきっちりと性感染症に対応できるようにしなければ
なりません.
性感染症診療の面白さが伝わるような,充実の特集に仕上がりました.オススメで
す!
【主な項目】
(特 集)
日本の性感染症の疫学(錦 信吾,他)
性交渉歴の聴取の仕方(忽那賢志)
性行為と性感染症─どんな性行為がどんな性感染症のリスクに?─(上村 悠)
生殖器の診察(男性)(濱砂良一)
生殖器の診察(女性)(成瀬勝彦)
性的マイノリティへの診療で注意すべきポイント(井戸田一朗,他)
梅毒を極める(谷崎隆太郎)
性教育と性感染症予防(堀 成美)
プライマリ・ケア医のためのHIV 診療のコツ(宇野健司)
性行為感染における肝炎(松尾裕央)
HPV ワクチン(氏家無限)
陰部の病変や症状で疑う性感染症(柳澤如樹)
口腔病変や咽頭炎で疑う性感染症(村松 崇)
皮疹から疑う性感染症(福島一彰)
性感染症とAMR(日馬由貴)
(連 載)
今月のお薬ランキング(33)
オピオイド鎮痛薬(浜田康次)
プライマリ・ケア診療の幅を広げる 飯塚☆漢方カンファレンス(4)
冷えるんです!! ─ part (4)(吉永 亮)”
家庭医/プライマリ・ケア医のための総合誌【雑誌の特徴】
ちょっとがんばる医師のため
総合診療を楽しむ雑誌
【特集の紹介】
誰しもが経験したものとはいえ,“思春期”の患者さんを診るのはちょっと自信がない...という方,多いのではないでしょうか?
本特集では思春期に起こりやすい疾患やプライマリ・ケア医としての健康指導について,1冊でバッチリ学べるようにまとめさせていただきました.
身体の変化や月経の問題,発達障害や不登校の問題,健康の社会的決定要因など,受診機会の少ないなかでもプライマリ・ケア医が知っておくべきことはたくさんあります.
これから大人になる方たちに今後も頼りにしてもらえる相談役となれるよう,ぜひ手に取ってみてくださいね.
【主な項目】
(特 集)
■総 論
思春期のウィメンズヘルス(棚橋信子,他)
思春期のメンズヘルス(岩室紳也)
■思春期を診る
思春期の性感染症(STDs)(堤(滝沢)美代子)
月経の問題(柴田綾子)
皮膚トラブルとスキンケア(櫻根純子)
摂食障害(森屋淳子)
起立性調節障害(北西史直)
思春期の発達障害(相田(鵜飼)万由子)
小児疾患からのフォローアップ ─成人科移行を見据えて─(石崎優子)
医療面接の工夫 ─思春期を診ることを嫌わない─(高木 博)
■思春期の問題に取り組む
性教育(池田裕美枝)
10 代の母のケア ─社会で見守る若年妊娠─(金子法子)
LGBTの思春期の診かた(吉田絵里子,他)
思春期とスポーツ(濱井彩乃)
大人に向けての生活習慣指導(清田実穂)
思春期のSDH(和田 浩)
総合診療医/家庭医が診る不登校 ─いじめ・虐待について─ (岩間秀幸)
思春期の悩み相談(氏川智皓)
(連 載)
今月のお薬ランキング(31)
経口抗凝固薬(浜田康次)
プライマリ・ケア診療の幅を広げる 飯塚☆漢方カンファレンス(3)
冷えるんです!! -part(3)(吉永 亮)
「治療」「薬局」合同連載 Dr. ヤンデルの言葉のネタ帳
〜“病院ことば”の,じっくり,例えば,結局は〜(19)
からくりサーカスのカーテンコールが最高でしたね 〜 Note19. 病院ことばを言
い換える(前編)〜 (市原 真)
産科婦人科外来で遭遇する代表的疾患64に関して、徳島大学医学部附属病院産科婦人科および関連病院で行われている、薬物治療・処置のための処方集。
分子生物学や遺伝子解析技術の進歩により、ゲノム医療は診断・治療の両面で急速に発展している。近年はがんゲノム解析や遺伝学的検査、遺伝カウンセリングなどが日常検査として行われ、臨床検査技師に求められる知識と技術は一層高度化している。好評を得ていた前回版から、現在の遺伝子・染色体検査の実情に合うように見直し、基礎から臨床現場で重要な技術までを体系的に整理した。学生が遺伝子・染色体検査を理解しやすく、実習や現場で応用できる構成とするとともに、現職の検査技師が業務を的確に遂行できるよう実践的な内容であることも重視した。「認定臨床染色体遺伝子検査師」に必要な知識を網羅し、これからの臨床検査に欠かせない一冊である。
1章 ゲノム
1.1 ゲノムとは
1.2 ゲノム医療とは
1.3 先端技術の概要
2章 遺伝子の基礎
2.1 核酸の構造
2.2 遺伝子の構造
2.3 DNAの複製と修復機構
2.4 遺伝子の発現と制御
2.5 蛋白質のプロセシング
2.6 ノンコーディングRNA
2.7 突然変異・修飾とバリアント
2.8 エピジェネティクス
3章 染色体の基礎
3.1 細胞の機能と構造
3.2 染色体の構造
3.3 細胞周期
3.4 細胞分裂
3.5 配偶子から受精・着床
3.6 染色体異常の発生機序
4章 感染症
4.1 検査の分類
4.2 検査目的と方法
5章 血液疾患
5.1 造血器腫瘍における遺伝子・染色体検査の意義
5.2 リンパ球の分化と遺伝子再構成
5.3 造血器腫瘍の国際病型分類
5.4 造⾎器腫瘍における分⼦標的薬
5.5 造血器腫瘍における治療効果判定
5.6 造血器腫瘍の遺伝子パネル検査
5.7 その他の血液疾患
6章 固形腫瘍
6.1 分子病理学的診断
6.2 分子標的治療薬
6.3 家族性腫瘍
6.4 がんゲノム医療
7章 先天異常
7.1 染色体異常症候群
8章 遺伝性疾患
8.1 遺伝の法則と遺伝形式
9章 遺伝子診療と臨床検査
9.1 ファーマコゲノミクス
9.2 個人識別
9.3 移植・再生医療
9.4 遺伝学的検査・診断
9.5 遺伝子治療
10章 遺伝子検査法
10.1 遺伝子関連検査の種類
10.2 検体の取扱い
10.3 遺伝子検査に必要なもの
10.4 核酸抽出
10.5 核酸の電気泳動
10.6 核酸増幅
10.7 解析
10.8 データベースの種類と検索法
10.9 遺伝子検査の自動化
11章 染色体検査法
11.1 染色体検査
11.2 細胞培養法
11.3 標本作製法
11.4 分染法
11.5 核型分析
11.6 蛍光insituハイブリダイゼーション;FISH法
11.7 マイクロアレイ法
12章 倫理
12.1 インフォームド・コンセント
12.2 遺伝倫理
12.3 遺伝カウンセリングと遺伝情報管理
13章 品質保証認証
13.1 遺伝子関連・染色体検査の精度の確保
13.2 遺伝子関連検査の品質保証
13.3 染色体検査の品質保証認証
略語一覧
査読者一覧
索引
多職種連携,チーム医療で活躍する臨床検査技師に必須の知識を解説!
「臨床検査技師学校養成所指定規則改定」に対応した新テキスト!
●「令和3年版臨床検査技師国家試験出題基準」対応。
●「臨床検査技師学校養成所指定規則改定」対応。
●「チーム医療」を軸として、これから臨床検査技師に必須とされる「薬理学/病態薬理学」「栄養学/臨床栄養学」「認知症の検査」についてもわかりやすく解説。
●ますます重要となる多職種連携において、活躍できる人材となるための知識をまとめた一冊。
【目次】
第1章 臨床検査技師と多職種連携・チーム医療
第2章 チーム医療を支えるコミュニケーションスキル
第3章 チーム医療の実際
第4章 チーム医療に求められる知識
第5章 認知症
地球温暖化がこのまま進んでいけば、異常気象、海面上昇、生態系、健康、食料、水資源などに、多大な影響を与えるといわれている。こうした環境問題は飢餓や貧困、格差や不平等といった社会的な問題にむすびつくことで、人々の生存を深刻に脅かす。「気候正義」という言葉に象徴されるように、「地球が病んでいる」という現状認識には、環境と社会が相互にからみあわせて、グローバリゼーションの功罪をとらえていく視点が重要である。紛争と難民、平和と農業といった、いま注目される問題も含めて、考える手掛かりを多角的に提供する。
問いを持ち続け、より深く考え続けるために
食と農に関する既存概念を覆し、「クリティカル・シンキング」(論理的思考)のための基礎づくりに
◎キークエスチョンで、食べることや農林漁業に関する「当たり前」を、もう一度問い直す
◎サステナブルな社会の実現につながるアイデアを、第一線で活躍する研究者などがデータも交えて丁寧に解説
◎探求に役立つ関連キーワードや、もっと学ぶたまの参考文献・資料で、より深い学びに役立てる
●はじめにー世界の農と食、そして「平和」は、わたしたちの身近な問題
●地球の気候変動
気候が変調をきたしている/環境変動に農業はどう立ち向かうか/立ち上がるZ世代/科学者は地球温暖化をどう解き明かしてきたのかーIPCCを中心に/地球温暖化と世界の取り組み
●生物多様性と農業
「生物多様性」と「生物文化多様性」/生物多様性と外来生物の複雑な関係/生物多様性を守る農林漁業/農業が環境を「つくり」、守る/生きものを守る農業とはートウキョウダルマガエルと中干しの関係
●感染症
農業と感染症の関係/新型コロナウイルス感染症が浮き彫りにした社会病理/人獣共通感染症と越境性家畜感染症
●飢餓と肥満
世界に広がる貧困・格差/飢餓と肥満は同根の問題/世界は貧困と飢餓にどう立ち向かってきたのか/「食堂」が与えてくれるものー日本でも広がった子ども食堂とフード・バンク
●都市化と食・農
都市化する世界/日本の過疎・過密問題はどう進展してきたのか
●紛争と難民
紛争が人権としての食を奪うー難民問題/難民・移民とエスニック食文化/人間の安全保障と紛争/世界は難民問題にどう向き合ってきたのか/アフガニスタンの平和と「水」 中村 哲さんの実践と願い
●平和と食・農
農業で国際協力をする/食への権利と食料主権の実現に向けて/障害がある人と共に歩む農業/エシカルな消費とフェアトレード/2020年のノーべル賞はWFP国連世界食糧計画に/広がり始めた農と福祉と医療をつなぐ取り組み
●未来への提言
小さな農業が次の時代を切り開く/人らしく生きる田園回帰/食と農を学が場を拡げる/一人ひとりが農から「生きる力」を学ぶ/都市(まち)で農業をする/「ノンフォーマル教育」から学ぶ、食と農と私のつながり
●おわりにーパラダイムシフトに向けた深い学びと変える力を
"結核・非結核性抗酸菌症診療”にまつわる疑問・質問に対して専門家が丁寧で分かりやすく回答・解説した,日本結核・非結核性抗酸菌症学会編集書籍の改訂版.昨今のNTM症の増加を背景としてNTMに関する疑問を大幅に追加・充実させた.興味のある疑問・質問から読み進められる構成で,診療に直結する実践的な知識が身につく.Q&A形式と豊富な図表,平易な解説文で,医師だけでなく医療スタッフにもおすすめの一冊.
【「改訂第2版」序文】
日本における結核の罹患率は10を切り,低蔓延国の水準を達成しています.この成果は喜ばしい一方で,結核の診療および研究に従事する人材が減少しつつある現状も見過ごせません.いまだに結核は新型コロナウイルス感染症と比較しても致命率が高く,いまだ解決すべき課題が多い重要な疾患です.
また,非結核性抗酸菌症(NTM症)は近年注目を集めている疾患ですが,その診断法や治療法は十分に確立されておらず,多くの課題が残されています.さらに,これらの疾患は生物学的製剤やJAK阻害薬など免疫抑制薬の使用に影響を与えることから,現代医療においてますます重要な位置づけとなっています.
本書「結核・非結核性抗酸菌症診療Q&A(改訂第2版)」は,第一線で診療に携わる医療従事者から寄せられた疑問や,既存のガイドラインでは十分にカバーされていない問題点を取り上げ,それらに対する回答を専門家が最新のエビデンスと臨床経験をもとに提供しています.
本書が日々の診療現場で役立つことを願うとともに,若い医療従事者がこれらの疾患に興味を持ち,診療や研究に積極的に参画していただけることを心から期待しています.結核および非結核性抗酸菌症は未解明な部分が多く残された分野であり,新たな診断法や治療法の開発につながる契機となることを願っています.
2025年4月
責任編集者
松本 智成
★エビデンス×関連図で“いま”の呼吸器看護が一目でつながる!オールカラー改訂版★
初版から大幅アップデート。最新ガイドラインと新規治療まで反映し、解剖生理/フィジカルアセスメントから病態・検査・治療・看護ケアを関連図でわかりやすく解説。バラバラに学んだ知識が、臨床でそのまま使える“実践知”になるガイドブックです。
見やすいオールカラーと関連図で、急性期〜回復期・生活期・在宅までの看護計画づくりと症状マネジメント、患者教育・退院調整・呼吸リハまでを一冊でカバー。病院・施設・在宅のどこでも使用できます。
【こんな方にオススメ】
・看護学生、臨床新人ナース
・呼吸器症状に日常的に対応する病棟/外来/訪問看護の看護師
・最新ガイドラインを踏まえて看護計画と根拠をアップデートしたい中堅看護師
【主な内容】
A 呼吸器の構造と機能、B 呼吸器のフィジカルアセスメント/1 咳嗽・喀痰、2 呼吸困難・窒息、3 血痰・喀血、4 かぜ症候群・インフルエンザ、5 市中肺炎/院内肺炎/医療・介護関連肺炎、6 誤嚥性肺炎、7 肺結核、8 慢性閉塞性肺疾患(COPD)、9 気管支拡張症、10 気胸、11 膿胸、12 肺水腫、13 急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、14 慢性呼吸不全、15 睡眠関連呼吸障害:閉塞性睡眠時無呼吸症候群、16 膠原病に伴う肺病変、17 特発性間質性肺炎、18 喘息、19 過敏性肺炎、20 医原性肺障害、21 肺がん、22 胸膜中皮腫、23 胸部手術療法における周術期の看護、24 呼吸リハビリテーション、25 呼吸器疾患の緩和ケア
形成外科の専門医試験、口頭試問の設問を想定した問題・解説集。加えて「概説」として、この設問を解くにあたって必要最低限の知識や学ぶべき内容を具体的に示されています。
雑誌『形成外科』に掲載された連載を単行本化した大好評の初版から、このたび8年ぶりに改訂されました。今回は実際に本試験の試験官を直近で経験した人を著者に迎え、より専門性の高い出題内容とされています。時代に即した充実の内容で、受験を予定している先生方には出題傾向を把握する意味で最適の本かと存じます。
第3章 外傷
21 手の外傷
(1)腱損傷
22 手の外傷
(2)切断指・指尖部損傷
23 新鮮熱傷
第4章 腫瘍
24 血管腫・血管奇形
25 皮膚悪性腫瘍
26 耳下腺腫瘍
27 腫瘍切除後の再建
(1)頭頸部,舌・口腔底
28 腫瘍切除後の再建
(2)四肢
足底原発悪性黒色腫の診断・切除・再建
29 乳房再建
乳房インプラント,自家組織移植
第5章 瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド
30 顔面・頸部
31 四肢
第6章 難治性潰瘍
32 糖尿病性足潰瘍
33 褥瘡の手術治療
34 重症軟部組織感染症
35 慢性静脈不全症
第7章 炎症・変性疾患
36 後天性眼瞼下垂症
37 顔面神経麻痺
あの超人気参考書の「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズが、いよいよ看護テキストになって登場します!「看護をひとつひとつわかりやすく。」シリーズ第三弾として、「疾患」をひとつひとつわかりやすく解説しています!
その医薬品はなぜその名前になったのか?日本の医薬品1321点を網羅し、誕生した背景や特徴、エピソードなどから、その医薬品名の由来を解説しました。医療従事者にはもちろん、薬剤師国家試験対策にも活用できる事典です。
A・自律神経系に作用する薬
B・体性神経系に作用する薬
C・中枢神経系に作用する薬
D・抗炎症薬・抗アレルギー薬
E・循環器系に作用する薬
F・血液・造血器系に作用する薬
G・泌尿器系・生殖器系に作用する薬
H・呼吸器系に作用する薬
I・消化器系に作用する薬
J・感覚器系・皮膚に作用する薬
K・代謝系に作用する薬
L・内分泌系に作用する薬
M・抗悪性腫瘍薬・免疫抑制薬
N・感染症治療薬