現代社会を支える電気について、特にエネルギー(電力)としての視点からその仕組みを解説する。
「国という抽象的な存在ではなく、目に見える赤煉瓦の街、そしてそこに住む人たちのために働く、それがボローニャの精神」。文化による都市再生のモデルとして、世界に知られたイタリアの小都市ボローニャ。街を訪れた著者は、人々が力を合わせて理想を追う姿を見つめ、思索を深めていく。豊かな文明論的エセー。
地球温暖化ブームを嗤う。宇宙気候学からのアプローチ。
渡り鳥の足跡を辿り、観察し、記録することから始まった、待望の最新エッセイ。
「昔の韓国のキムチは辛くなかった」…!?実は豊臣秀吉の時代、日本から唐辛子が伝えられ、それ以降、辛くなったのではないか?(第15章参照)。著者は30年にわたって、自らの足と舌で、食にまつわる謎、すなわち「食謎」を解明し続けてきた。その著者が、我々が普段食べているメニューのルーツを探る“旅”に出た。なんともゆるく、実に崇高な試みを読み進めると、頭は「今夜は何を食べようか?」でいっぱいになるはず。では、時空を超えた食旅にいざ出発。
メキシコだけでも1万か所もあるというメソアメリカ文明の古代遺跡。実際に旅した著者は、「一つひとつが世界遺産になってもいいほどの立派なものばかり」といいます。それぞれの見どころや歴史的背景などを説明しつつ、現地の人たちとの愉しい交流も描かれます。これから旅行に行く方、行ってきた方、行くつもりはないけど旅気分を味わいたい方など、どんな方にもおススメのユニークな旅ガイドです。
源氏の貴公子源頼朝。彼にとって、東国はそもそも“縁遠い地”でありました。しかし、内乱のなかで東国に生きることを決意し、鎌倉に拠点を定めます。そして東国武士たちを率いて鎌倉幕府を開き、「鎌倉殿」と呼ばれる地位を築き上げました。本書では、その具体的な様相を、頼朝の生涯を追いながら明らかにするとともに、それが東国や東国武士たちにもたらした影響についても考えます。
歴史の幕間からこぼれ落ちたエロスの歴史がここにある。
本書では過去に日本に輸入されたことのある種類を中心に、メダカたちの魅力を紹介。そして、本書を見て、もしさらに彼らに興味をもったら、この美しく可愛い魚たちを自分自身で飼育していただきたい。メダカの魅力をさらに発見できるはずである。
日本臨床発達心理士会が発刊する「臨床発達心理実践研究」にこれまで投稿されてきた中でも優れた実践研究を厳選して紹介。実践研究論文を通して「実践をどう研究にするか?」を知ることができる、発達臨床の実践者必携の1冊。
常時温泉状態になり、全身に気血が巡る、世界一カンタンな、“お気楽”気功法(笑)。中国の元極功をベースにして生まれた「エンジェルたいっち」の考え方と実践法を初公開。万物の源は一つというワンネスの意識で、いつも「今ここ」の幸せを「体」で感じられるようになるミラクルワーク。
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の日本開催で盛り上がる「生物多様性(Biodiversity)」保全活動。「もうひとつの環境問題」とも言われ、世界中で注目されているキーワードです。本書はその意味、危機、活動、地道な取り組み、関連法、関連会議などを解説する本。環境と生物の問題が国際的に注目される中、様々な緊急課題と、いきものと環境を守る多彩な活動を紹介します。
1984〜85年に放送されたサンライズ制作のファンタジックSFアクション・アニメ。征服王マーダルの侵攻によりボーダー城が陥落。生き残った赤ん坊の王子が成長し、巨大ロボットを得て、復讐の戦いを決意する。
水辺の遊びに、こんなにも心惹かれてしまうのは、これは絶対、アーサー・ランサムのせいだーそう語り始められる本書は、カヤックで湖や川に漕ぎ出して感じた世界を、たゆたうように描いたエッセイ。土の匂いや風のそよぎ、虫たちの音。様々な生き物の気配が、発信され受信され、互いに影響しあって流れてゆく。その豊かで孤独な世界は、物語の根源を垣間見せる。
許嫁・宮に裏切られた貫一は、金本位の世の中へ復讐を誓い、冷徹な高利貸“金色夜叉”となる。「今月今夜のこの月を…」の名文句で有名な熱海の別れや、貫一をめぐる女たちの壮絶な修羅場など、尾崎紅葉晩年の渾身作から名場面を凝縮。貫一・宮の恋の顛末、個性的な登場人物たち、偽続編の存在など、近代文学研究の第一人者による詳細な解説とコラムで名作の新たな魅力に迫る。平易な現代語訳で、難解な原作を手軽に1冊で味わえる。
コピーしてずく使えるワークシート。「その人が属している集団(幼稚園、保育園、学校など)の中で求められている適切な言動がとれる技能」が身につくように、意図的な活動(指導)をするための支援教材。対象年齢は、年長〜中学生くらいまで。