2001年4月より、教育職員免許法が改正され、「総合演習」が必須となった。本書では、教員をめざす者に対して、国際理解、環境、情報、福祉という4つの分野から、各自の資質能力の基礎を習得させることを意図している。また、本書では、教員志望の者が、自ら実践し自己変革することによって、より質の高い教員としての資質を培い、また、それを生徒指導に生かすことを意図している。この書を読み、理解し、各人が自分なりに人間理解のための問題設定をし、そしてそれを自分の頭で考え、実践することを祈念している。
本書の編集にあたっては、栄養教育論の記述の方向性を、その基礎的概論とし、いわば教科科目の目次に相当する組み立ての考え方は、栄養評価・判定に基づいた栄養教育の企画、実施、評価の総合的なマネジメントを行うことのできる能力を養うこととして内容の構成を行った。
「たいへんだ、せんろがウマっちゃったよ」シマウマくんがいいました。「サイなんだよ、まったく」サイくんがねぼけまなこでいいました。「こまったゾウ」ゾウさんがひくいこえでいいました。
材料力学を半年で学習するためのエッセンスを解説した教科書である。はじめに応力とひずみの基礎概念と両者の関係を表すフックの法則を学ぶ。これを基礎として、棒の引張り・圧縮、はりの曲げ、棒のねじり、およびその組合せ応力、さらにひずみエネルギー原理の利用から材料の強度問題まで、材料力学全般について詳説する。飛躍がないよう丁寧に数式を展開し、理論のイメージを描きやすいよう立体的な美しい図を多用し、少しでも楽しんで学べるよう工夫されている。厳選された例題や演習問題は、応用力や創造力を養うのに役立つ。
童謡の前史、地方史、理論史、そして海外作品の受容史をも視野に入れ、日本の童謡が歩んできた紆余曲折の道のりを一望のもとに捉えた労作。
証券価格の価格付けと測度変換の入門書。金融工学において最も重要な価格付け理論を測度変換という切口から詳細に解説した。簡単な事例を使って、その本質を理解できるように例や問題を組み合わせている。キーワードはマルチンゲール、伊藤の公式、基準財の3つである。