子育てについての理解を社会全体が時代や社会の変化に応じてアップデートする必要があることをソーシャルワークの視点から論じ、現場で活用できる相談援助をアドバイスする。
序 章 ソーシャルワークの視点で考える
1 ソーシャルワークとは何か
2 新たな資格「こども家庭ソーシャルワーカー」の創設
第1章 現代社会における子育てとは
1 現代の子育て事情
2 社会の変化による影響
3 現代において子どもをもつ意味とは
第2章 科学の進展の光と闇
1 人工授精で誕生する子ども
2 新型出生前診断の登場
3 脳科学研究が示したアロペアレンティングの効果
4 妊娠できない・子どもを産まない私たちの国
第3章 親の役割を考える
1 家族とは何か
2 子どもをしつけるのは親だけかーー親役割の歴史
3 家族の多様なかたち
第4章 子育て支援の新しい考え方
1 子育ての社会化ーーフィンランドの子どもは「社会の子ども」
2 子どもの養育者の多様性ーー動物学・文化人類学におけるアロマザリング研究
3 子育てはチームでーー愛着のネットワーク
4 支援者の考える「望ましさ」とは
5 日本の政策言説の矛盾
第5章 愛着とは何か
1 アタッチメントとは
2 乳幼児期におけるアタッチメントの機能
3 愛着障害とはーー子どもの状態の背景を考える
4 愛着のネットワーク
5 児童虐待を再考する
第6章 障害のある子どもと家族
1 障害とは何か
2 子どもの障害
3 これまでの親支援の主流
4 家族のメンタルヘルス
5 ストレス論からみえる家族
6 親の「障害受容」の理論
7 障害受容論を超えてーー自己のポジショニング理論
8 制度変更による親の存在の変化
9 これからの支援の方略
第7章 親を理解するアセスメントの視点
1 アセスメントの3つの軸
2 相談援助の場で求められる2つの視点
第8章 相談援助の方法
1 相談援助の構成要素
2 対人援助の基本的姿勢ーーバイスティックの7原則
コラム 春の風物詩
3 自己覚知の重要性
コラム 1000円のロレックスの腕時計
4 面接技法ーーマイクロカウンセリング
5 相談援助のプロセス
第9章 支援者自身のメンタルヘルス
1 感情労働をする私たち
2 傷つきをシェアする
二十五年前に家族を捨てて出ていった父親が突然戻ってきた。妻と娘夫婦が経営する八ヶ岳の麓の園芸店へ。
二十歳下のイタリア人女性と恋仲になり一緒に暮らしていたが、彼女が一人で帰国してしまったというのだ。
しかし娘たちはとっくに大人になり、妻にはすでに恋人がいた。
次女の遥は叫ぶ。「許さないから。絶対に。出てってよ。早く出てって!」
長女の真希は苛立つ。「大恋愛して出ていったのなら、二度と戻ってこないのが筋ではないのか」
妻の恋人・蓬田は夜ごと彼女からの電話を待つ。「俺はまるで女子高生みたいだな」
そして妻の歌子は思い出す。夫との出会いの場所に咲き乱れていた花のことを。
家族とは。夫婦とは。七人の男女の目線から愛を問い直す意欲作。
【著者略歴】
井上荒野(いのうえ・あれの)
1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。
89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞。
2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞を受賞。
08年『切羽へ』で第139回直木賞を受賞。
11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞を受賞。
16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞を受賞。
18年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞を受賞。
木の香りと、手に伝わる木のぬくもりが生活空間になごみをもたらしてくれる木彫は、生涯の趣味として誰にでも楽しむことができます。本書では、彫刻刀1本でできる線彫りから、立体彫刻の醍醐味が味わえる丸彫りまで、バラエティに富んだ作品づくりに挑戦します。さまざまに応用できる和の伝統文様を彫ったり、毎年楽しめる干支や節句の置物を制作するほか、オリジナル作品の制作に役立つ花や動物モチーフの図案も多数収録。
本書は,集団精神療法について学び,それを実践しようとする人に向けたテキストである。どこから学べばいいのかわからない,何を実践すればいいのかわからない,そういった方に向けて,グループというものの概論から,臨床での使い方までを網羅的に解説した。
いま,われわれは一昔前とは比べものにならないほどの情報にさらされ,自ら選択せねばならない状況にある。そういう中で,心理療法はさまざまな場面での効率化がはかられ,また,求められてもいる。集団精神療法は実に活用範囲の広いものであり,効率的な実施形態として,選択されることが多い。だが,効率性以上に,グループの中に入り,そこでの体験を通して自分と他者,そしてその関係についてじっくり考えることが,この時代だからこそ意味のあるものだと考えるのである。本書は「総論編」のため,さまざまな理論に基づく技法について詳しくは触れていない。だが,日々の臨床にある「グループ」を振り返ったり,少しずつでもグループを取り入れていくヒントになるだろう。
はじめに
序章:本書のねらい……西村馨・岡島美朗・関百合
第1章:グループの始め方・進め方……西村馨・岡島美朗・鎌田明日香・関百合
コラム1 デイケア,リワークなどのプログラムと集団精神療法……西村馨
第2章:グループの活用方法
1 大グループ……川合裕子
2 力動的集団精神療法……関百合
3 心理教育……中里容子
4 サポートグループ……高橋裕子
コラム2 グループを臨床に生かすには?……北西憲二
コラム3 グループを始めにくい風土でグループを始めるには……岡島美朗
第3章:グループの研修
1 理論学習……西村馨
2 体験グループ……加藤隆弘
3 スーパービジョン……古賀恵里子
4 事例検討……菅武史
文献リスト
おわりに
索引
「百合ップル」=「百合のカップル」のかわいくも尊いイラストを愉しみながら、百合イラストを描くコツも学べる一冊。
かしわぎつきこ先生が表紙カバーのカップリングを描き、さらにユニ先生、有栖川びぃ先生、梶井スパナ先生、それぞれが描く、11組のカップリングごとに、シチュエーションの異なる様々なイラストを掲載。バックグラウンドとなる二人の関係性やシチュエーションを紹介するとともに、イラストのメイキングを公開します。
[登場する百合ップル]
1組目 バレー部女子と吹奏楽部女子(同級生)
2組目 歳の差の少ない幼馴染
3組目 お嬢様とメイド
4組目 社会人の同棲
5組目 お嬢様女子校の先輩後輩
6組目 歳の差の大きい幼馴染
7組目 ギャルと委員長(同級生2)
8組目 会社の上司と部下
9組目 大学生と社会人
10組目 バンド女子とファン
11組目 姉妹
文化祭で「わたし」争奪戦!?
学校で『聖域』と呼ばれる二人のクラスメイト、百瀬由那(ももせゆな)と合羽凜花(あいばりんか)と恋人関係でありながら、二人の妹からも告白され、さらには国民的アイドルで幼馴染である小田真希奈(おだまきな)からはプロポーズされてしまったわたし、間四葉(はざまよつば)。
真希奈の想いに答えが出せずにいたわたしだけれど、悩む時間もない内に真希奈が同じクラスに転校してきた!
さらに文化祭で由那ちゃん、凜花さん、真希奈がライブステージをすることになったけど、その裏で何か思惑が渦巻いているようで……!?
一方、聖域ファンクラブも真希奈の登場で派閥が割れて、副会長の小金崎(こがねざき)さんが大変なことに!?
混迷を極めるガールズラブコメ、待望の第4巻!
タイムレス、時を超える美の結晶
本写真集『吉永小百合』は、稀代の写真家・篠山紀信が撮影した膨大な写真の中から、
吉永小百合自身が新たに選び直した決定版です。1995年に刊行された初の写真集を基にしながら、
当時未収録だった作品も多数加え、まさに“今だからこそ届けたい究極の美”が一冊になりました。
日活時代の初主演作『ガラスの中の少女』から、
最新作『てっぺんの向こうにあなたがいる』までーー女優人生を彩る124本の映画。
その中で生まれた数々のスチール写真をふんだんに収録し、
フィルモグラフィを追体験できる贅沢な構成。
色褪せない美、時を超えて輝き続ける存在感。
サユリストならずとも、手にした瞬間に心を奪われる、
珠玉のメモリーがここに凝縮されています。
「ありおと」原作小説に待望の最新8巻が登場!!
「ありえない日々だった……」
大学進学のため、勉強漬けだった過酷な夏休みが明け、迎えた高校最後の文化祭。
鞠佳は気分転換を兼ねてカフェのお手伝いをすることに!
特別メニューでチェキを撮ったりお客さんとしてやってきた絢の無茶なオーダーに応える鞠佳……。
そんな中、偶然出会った絢の母親から聞いた話をきっかけにして、絢の過去について、鞠佳は触れる。
「物心ついたころから、私には、『お母さん』と『ママ』がいたの」
絢の口から初めて語られる恋人の半生に、鞠佳は驚く。
だから絢は、ずっと今まで──。
世界でいちばんの幸せを掴む、超人気ガールズラブコメディ第8弾!!
恋を知らない女子高生が出会ったのは、ある秘密を抱えた年上の女性ーー
高校 3 年生の埜下纏は、一度も人を好きになったことがなく、妹や友人の彼氏事情に巻き込まれることにうんざりしていた。
ある日纏は地元の教習所で東京から移り住んできたばかりの百合子に出会い、彼女の運転するバイクで家まで送ってもらうことになった。名前も住んでいる場所も知らない彼女の事が気になってしまう自分に戸惑う纏。初めて抱くこの気持ちは一体ー…
砂漠のハイウェイをフェニックスへ向かう青年医師ヒュー。ヒッチハイカーの若い娘を見かけ同乗させるが、それがそもそもの過ちだった。バスターミナルで降ろした後も執拗に彼を追ってくる。その娘アイリスはどうやら彼に堕胎手術をしてほしいらしい。ヒューは拒絶するが、翌朝、彼女の死体が発見され……。1960年代の社会問題の生贄となる男を描く、アメリカン・ノワールの先駆的名作!
世界最悪の借金大国
この国はもうダメなのか?
私たちが迫られる「究極の選択」
現役世代へのツケ回しはもう限界。「破綻」を避けるために何ができるのか
そろそろ本当の話をしよう
我が国の財政運営は、このままではこの先、何かのきっかけで、いつ何どき、行き詰まってもおかしくない状態にすでに陥っています。まさに「持続不可能」なのです。しかも、「これまでに国として積み上げてきてしまった借金、国債残高の大きさ」と、「厳しい人口減少傾向に象徴されるように国力が、疑いようのないほどに低下傾向をたどっていること」を合わせれば、ついに「行き詰まった」ときに起こる事態は、我が国自身が第二次世界大戦の敗戦直後に経験した苛烈な国内債務調整に匹敵するものにならざるを得ないことは容易に想像がつきます。
では、どうすればよいのでしょうか。どうすれば、私たちのこの国の財政運営を立て直せるのでしょうか。私たちの後に続く世代のことを考えれば、「どうせ無理だから」などと投げ出すことは決して許されません。本書を手に取ってくださったお一人おひとりに、ぜひともご一緒に考えていただきたいと思います。
本書の内容
まえがき
第1部 「財政再建から逃げ続ける国」の行き着く先
第2部 シミュレーション日本の財政はどうなるか
第3部 聖域なき歳出削減何をどう減らすのか
第4部 公平・公正な税制と納得できる税負担を考える
第5部財政再建アラカルトあなたは何を選びますか?
あとがき
少女と少女のヒミツの純愛コミック表紙:ろるあ先生
アイドルグループ<ぱらいそ☆伝説>のメンバー、伊達沙愛良と直江めぐむは見た目も中身も正反対ながら仲が良い“だてなお”コンビとして人気急上昇中。
しかしオタが惹かれる“だてなお”は、気の弱い伊達を計算高い直江が支配下に置き、全てを主導することで作られた完全捏造百合商売だったーー!!
何とか直江の支配から逃れ、百合営業を辞めようともくろむ伊達だが道は険しく…?
駆け出しアイドル×百合営業コメディ★
2023年2月刊