筒井康隆まぼろしのジュブナイル傑作集30年の時をこえて、ついに登場!いざ、手に汗にぎるなつかしき冒険SFの世界へ!ある晩、キヨシの家の庭に巨大ないん石が落下した。そこから生えてきた人食い植物に巻き付かれて、おとうさんは人が変わってしまう。ガソリンをすすり、恐ろしい形相でキヨシに迫ってくるおとうさん!キヨシはこの危機を脱することが出来るのか?「少年サンデー」に連載されて大好評を博した長篇「細菌人間」をはじめ、宇宙人に奪われた恋人を追って宇宙を駆け回る青年の活躍を描く「10万光年の追跡者」、パラレルワールドに迷い込んでしまった少年と少女の奇想天外な体験談「W世界の少年」など、全5篇を一挙に収録。
1970年代、有機的な組替えやズラしによって、外の空気を浸透させ他を受け入れる作品を精力的につくり、あるがままをアルガママにする仕事をした「モノ派」、その運動の柱として知られ、国際的に活躍する李禹煥の著作を集める。そして著者自身の芸術について、セザンヌやマチスに始まり、ゲルハルト・リヒター、ペノーネ、若林奮、白南準ら現代芸術の旗手たち、古井由吉や中上健次などの作家たちについて、そして、ものと言葉について…自分と、自分をとりまく外の世界。その境界にあたらしい刺激的な見方を開く。
江戸の黄表紙、ピクチャレスク、マニエリスム、英国式庭園、辞書、博覧会、百貨店…この「デザインされた混沌」とは何か。
400mが専門の彼の100m、200mへの挑戦とトレーニング、走法の変化は、表れる結果とともに「世紀の実験」と呼ばれ、’98年、東洋人初の「10秒00」の金字塔を打ち立てる快挙に結びついた。その背景には、あいまいな「常識」にノーと言える彼の研ぎ澄まされた感性と、たゆまぬ努力があった。「努力の方向性」を求め続けた歴史と記録。
デイトレーダーとして成功するには、正しい標的を見極め、慎重に狙いを定め、適切なタイミングに行動を起こすスキルと規律が必要である。トレーダーとして30年間経験を積んできたジェイク・バーンスタインは本書のなかで、読者を成功に導く戦略、心理的ヒント、その他多数の手法を紹介している。本書は入門書ではなくマーケットやトレードの基本についてある程度理解し、プロフェッショナルトレーダーか、あるいはトレーダーとして独立を目指す方々を対象としている。次のレベルに進む方法、マーケットを理解する方法、そしてデイトレーダーの心理について詳しく説明している。
愛情、熱意、探究心、向上心、積極性、闘志、忍耐、誇り…サッカー人に求められる精神・姿勢とは何か?古今東西の名将、名選手が語るサッカーの哲理、人生にも通じる、示唆に富む奥深い名言の数々。
出題範囲の広い教養試験の一般知識分野を効率的に学習するのに最適の要点整理集。地方上級・国家2種・国税専門官・国家1種の最新の出題傾向に合わせて改訂。よく出るテーマ・事項を厳選して解説しました。学習の締めくくりには、科目別にまとめた1問1答形式の「スコアアタック」で理解度を確認できます。重要箇所が一目でわかる2色刷で、赤字を隠して覚える「暗記用フィルムシート」つき。
広すぎる、多すぎる、くたびれるーたしかにその通り でもだからといってモナ・リザ見物だけではあまりに悲しい 定番コースとはひと味ちがう、美の迷宮の秘密の急所を教えます。
手足はどんなしくみで動くの?お腹に詰まっているのは何?自分のからだでやさしくわかる解剖学が楽しくなる入門書。
1:1.6180339887…黄金比をもつ長方形は、えもいわれぬ美しさ(ちょうどよさ)を醸しだす。しかし黄金比は「中途半端」な数である。「中途半端」な数が「ちょうどよい」感覚をもたらすのはなぜか。本書は、「ちょうどよさ」「中途半端さ」をキーワードに、自然界、人の感覚、数学を黄金比で結びつけ、そこに美の法則をさぐろうという試みである。
不思議な妖精物語の世界への誘い。「秘密」「魔法」などの意味をもち、古代からの神秘を宿していると言われる24のルーン文字の、呪文のとなえ方、伝説、贈り物がわかるはじめての本。
『日本・現代・美術』の著者が、モダン・アートの最先端を挑発する批評の冒険。
本書では、「下流化」につながると槍玉にあげられる「自分らしさ」という価値観に執着し、その価値観がもたらす幸と不幸、欺瞞と真実に、さまざまな作家・芸術家の生き方を通して肉薄する。自分らしさを貫くために損をし、貧乏をしていた作家・芸術家は数多いが、それでも彼らは己の道を貫きながらどうにか生き延びた。どうすればそれが可能になったのか。その観点から見ると、作家・芸術家たちは狡猾に生き残り戦術を駆使していたことが分かる。彼らの姿は私たちに、自分の生き方や社会のありかたを考える上で、大きな示唆を与えてくれるのではないだろうか。
今まで誰も知らなかった「人」が見えてきた。ロボット工学は、未来の夢を追いかけるロマンティックな分野ではない。それは「人間をテクノロジーでつくり出す」という究極の目標のもと、身体や意識の工学モデルを構築するという、他分野とはまったく異なるアプローチで人間を理解するライブな学問なのだ。その知識は、我々の常識をゆさぶり、新しい人間観を突きつける。
平和、日本人の宗教観、哲学、脳死と安楽死、CO2削減、少子化、自衛隊と憲法9条、裁判員制度、食料自給率など、国際人として知っておきたい40テーマを厳選。幅広い知識と教養を、英語で吸収できる1冊。
モダニズム建築の名作を岐阜から北海道まで28件。1945〜75年に建てられた建築を西から東へと巡っている。
芸術作品は、日常生活に回収される道具と異なり、世界と大地との亀裂の狭間に真実を顕現させる。哲学の「別の原初」を指し示し、ハイデッガー後期思想への「転回」を予示した記念碑的作品。