ほっこりする、でもなぜか心を揺さぶられるミステリーとは!?
本書は、いま人気の女性ミステリー作家による、殺人事件が起きない、「ハートウォーミング・ミステリー」を集めたアンソロジー短篇集。
「ビストロ・パマル」のシェフ・三舟の推理が、思わぬ温かな真相を導く「割り切れないチョコレート」、息子から恋人がストーカー被害に遭っていると相談された探偵が、事件に立ち向かう「鏡の家のアリス」。
そして、駅に伝言を残すことで気晴らしをしていた主人公が、奇妙な騒動に巻き込まれていく「ドルシネアにようこそ」など、読んで癒される、だけど心に深く響く、極上な作品だけを集めたアンソロジー。
すっきりした読後感に、ミステリーの概念が変わること、請け合います。
神田、日本橋、両国……物語が息づく江戸の町にいらっしゃい。
人気時代作家による傑作短編で巡る八百八町の“観光”アンソロジー
●「後の祭」(朝井まかて)神田祭の「お祭掛」に選ばれてしまった家主の徳兵衛。望まぬ大役に困惑するが、普段は役に立たない店子の平吉が思わぬ活躍を見せ、事態は思いがけない方向に進みだす。
●「名水と葛」(篠 綾子)日本橋室町にある草履問屋の娘・お鶴は、幼い頃から病弱で、そんな自分に鬱屈を抱いていた。しかし、本草学者の弟子、森野仁助から「正しく養生する」ことを教えられ、己の本当の望みに気付く。書き下ろし作品。
●「鐘ヶ淵ーー往還」(田牧大和)男装して船頭をしながら、密かに事情がある人を逃がす“とんずら屋”を裏の仕事としている弥生は、絵師の客から変わった依頼を受ける。商家で働く若い女中を鐘ヶ淵まで連れていき、また店に戻すというもので、反対する仲間の反対を押し切り、弥生はその仕事を請け負うが……。
●「両国橋物語」(宮本紀子)両国橋近くの蕎麦屋で働くお初の人生は、毎日かけ蕎麦を頼む橋番の男に「あの客には気をつけろ」と声を掛けられたときから、変わり始める。親子ほどに歳の離れた男に惹かれ、両国橋の橋番所に通うお初であったが……。
●「凍る月」(宮部みゆき)本所一帯を預かる岡っ引き、茂七のもとに、酒問屋の主人から女中が逐電したという相談が持ち込まれる。以前、その店で紛失していた到来物の新巻鮭は自分が盗んだと告白して、女中は店を去ったというが、茂七は腑に落ちないものを感じる。
すぐかんしゃくを起こす、言うことを聞かない…少しの工夫で、子育てはもっと楽になります。
累計27万部突破の「時代小説傑作選」シリーズ第9弾!
ちょっと怖いが、可愛くて切ない江戸のファンタジー。
“罪”を映す瞳を持った少女、超能力のある拝み屋の少年……
人気女性時代作家による豪華アンソロジー
拝み屋の少年、日道が何者かに襲われた。日頃から日道を気にかけていた岡っ引きの茂七は下手人を探そうとするが……「遺恨の桜」(宮部みゆき)、元旦に垢抜けない少女が国見屋に迎えられた。主人夫婦は賓客として遇するが、息子の央介は彼女の目を見て怯える。じつは少女は、相手の“罪”を映し出す瞳の持ち主だった……「睦月童」(西條奈加)他、書き下ろし含む五編を収録。江戸のふしぎな物語を集めた短編集。
人生がうまくいく言葉の力(仮)
≪いかにデスペレイトな戦いであろうと、駆逐艦乗りは忠実に、そして泰然と荒海にのり出していく。豪快さなどかけらもなく、栄光もない。どこまでつづく死の行進。多くの人間が血を流した戦争という残酷な歴史の上を、いままた敗残の部隊がよろめきながら一かたまりとなって進んでいく。このうえ、歴史に何を書き加えようというのか。悲惨をか。徒労と犠牲をか。憤怒をか。あるいはまた、人間の愚劣をか。≫本書「フィナーレ」より抜粋
「本書を、戦いぬいた全駆逐艦乗りに捧げたい」--昭和史の語り部といわれ、歴史探偵と自らを称した著者による渾身の戦史ドキュメントを、装いを新たにして刊行。解説は、大和ミュージアム館長の戸高一成氏。
本書の「まえがき」で、決戦前の劣勢といえる状況にもかかわらず、日本海軍の水雷戦隊が、対するアメリカ艦隊を完全に打破。見事な逆転劇を演じることになった「この海戦と、それに参加した八隻の駆逐艦の生涯を描こうと試みた」と著者は述べている。
ルンガ沖夜戦で、高波、陽炎、黒潮、親潮、江風、巻波、涼風、長波に乗った駆逐艦乗りはもちろんのこと、命を懸けて祖国のために戦った方々への敬意を表しつつも、そうした尊い命を奪い去る戦争への怒り、憎しみを晩年に強く訴え続けた著者と、生前に親しかった解説者の戸高一成氏は、こう述べる。「(半藤氏が)こうした作家として初期に書いた戦史ドキュメントの底流にも、その非戦の思想、静かな怒りのようなものが、脈々と流れていることを読者の方々にはぜひ読み取ってもらいたいと思う」と。
[構成]
●プレリュード
●1 命令
●2 出撃
●3 魚雷
●4 航進
●5 敵機
●6 信号
●7 直衛
●8 敵情
●9 重巡
●10 豪雨
●11 サボ
●12 挿話(エピソード)
●13 戦闘
●14 突撃
●15 手記
●16 発射
●17 命中
●18 避退
●19 救援
●20 戦訓
●フィナーレ
あなたの町にある、その「いわくつきの舘」に安易に足を踏み入れてはならないー▼惨劇から1週間後、シュンは町外れの洋館<ジェイルハウス>へ近づかないでほしいとクラスの仲間たちへ強く歎願する。しかし、逃れえぬ運命なのか、再び洋館へと引きずり込まれることになったひろし、卓郎、美香、たけしの4人。現世とは隔絶された館の中で、この世のものとは思えぬ造形をした青い肌の怪物が追ってくる! 生還できるのは誰なのか?▼超人気フリーホラーゲーム「青鬼」公式ノベル化シリーズ、待望の第2弾始動!
【新浪剛史氏(サントリーホールディングス社長)推薦!】
「この新潮流に、いかに乗るかがビジネスの命運を決める。全ビジネスパーソン必読。」
人間の仕事は、いよいよ奪われるのか?
未曽有のスピードで進む変化の本質を
世界のテクノロジーとビジネスの「目利き」が解説
「生成AI」への注目が急速に高まっている。
とりわけ対話型AI「ChatGPT」は、2022年11月30日に公開されるや、史上最速級のスピードでユーザー数を増やした。アイデア出しや業務効率化など、仕事への活用も急速に進んでいる。テキストで指示をすると自動で画像を生成するAIも続々と登場。
マイクロソフトやグーグルなどのビッグテックからスタートアップまで、生成AIをめぐる競争が激化するなか、私たちの仕事やビジネスはどう変わるのか? どう変わるべきなのか?
【本書の内容】
第1章 ChatGPTの衝撃
第2章 なぜ今、生成AIが登場したのか
第3章 「アフターChatGPT」のビジネス
第4章 日本企業は「アフターChatGPT」をどう生きればいいのか
シリーズ累計50万部突破!
月見団子や鶉餅から、滋養のある菓子まで
心和ませる甘いものをおひとつどうぞ。
味わい深い名作アンソロジー
「夢の酒」(中島久枝)
おみちの父は腕のいい菓子職人だが、めったに菓子を作らない。家計のため、母とおみちで作ったさつまいもの菓子が人気を呼ぶも、父はなぜか怒り出す。落ち込むおみちは両親が抱える秘密を知り……。書き下ろし。
「如月の恋桜」(知野みさき)
光太郎・考次郎の兄弟が営む「二幸堂」と、大店「草笛屋」による“菓子比べ”が開かれることに。確執のある二店の勝負の行方は……。
「養生なつめ」(篠 綾子)
菓子職人を目指すなつめは、菓子舗「照月堂」で子守の女中として働いている。ある日、おかみさんが体調を崩してしまい、なつめは、おいしくて体にもいい菓子があれば、と考え……。
「お供えもの」(嶋津 輝)
菓子屋の長男・善吉は、出来の良い手代が後を継ぐことを知って、後先考えずに店を飛び出してしまう。ひょんなことから、瀬戸物屋「天野屋」の店番をすることになった善吉は、天野屋の父娘の悲しみを知り、己ができることをしようとする。書き下ろし。
「大鶉」(西條奈加)
武士から菓子屋へと転身した治兵衛は、実家の法事に出席したことで、幼き日の弟との思い出を回想する。今では高僧となった弟は、あるとき庭の高い木に登って降りてこなくなった。心配した治兵衛がとった策とは……。
B5の大判サイズだから、読みやすい! むだな情報がなく、すっきり整理されているからわかりやすい! 本書は大人が読めば、日本一効率的に算数のやり直しができて、頭の体操としても最適。小学生の親が読めば、知っておきたい算数の解き方のエッセンスが、スイスイわかります。▼何といっても小学校の6年間で習う算数は、一生使える武器。それはふだんの生活でいちばん役立つ計算や数学的な考え方を含んでいるからです。しかし、大人でも解き方を忘れてしまうことが結構あるもの。また、分数の計算、少数のわり算、割合と比、道のり等でつまずいてしまってから、数学が苦手になったという学生さんも多いはず。そんな大人の方でも学生でも、さまざまな解き方が一冊の中につまっていて、しかも既存の教科書や解説本のように分厚くて読むのに苦労するということもないから、きわめて短時間で楽しく算数を学ぶことができます!
亡き父のあとを受け、森岡恭平が社長を務める森岡人形は、低迷する売上、高齢化した職人の後継者不在、果ては社長自身の婚活……と、問題が山積。
そんなある日、職人たちが足繁く通うパブで働くクリシアというフィリピン人女性が、社屋を訪ねてきた。
職人の一人が、酔った勢いで「俺の弟子にしてやる」と、彼女に約束したと言うのだがーー。
老舗人形店を舞台に繰り広げられる人情味いっぱいの、笑って泣ける人生讃歌。
松下幸之助選集は、松下幸之助の著作のうち、普遍的価値のあるものを厳選し、後世に遺す全9巻、計18冊を所収した名著集。
その第1巻は「指導者」をテーマとし、『指導者の条件』『決断の経営』の2作を所収。あらゆるリーダーのための教科書といえる内容である。
『指導者の条件』は、オリジナル版が1975年の刊行で、松下幸之助が自らの姿勢を正すために著し、常に座右に置いていたもの。経営者としての永年の経験をもとに、日本史上の名君、古代中国の英雄、思想家、近代の世界の政治家ら、古今の優れた指導者の言行を交えながら、組織を率いる者の心得や原則を、102カ条で具体的に説く。
『決断の経営』は、オリジナル版が1979年の刊行。起業、事業部制の採用、週休二日制の導入、フィリップス社との技術提携など、著者が経営の要所要所でどう悩み決断したかをつぶさに明かす。
巻末に、PHP研究所の研究員による解説、注釈があり、索引、略年譜付き。
本選集では、全巻共通のものとして、野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)、宮本又郎氏(大阪大学名誉教授)、加護野忠男氏(神戸大学名誉教授)の3名連名による「推薦の辞」を本文内に掲載。さらに、各巻に個別の推薦(帯)もあり、第1巻は加護野忠男氏が推薦──「希代の企業家が説くリーダーの心得。すべての経営者に届けたい不朽の名作」。
(『指導者の条件』目次より一部抜粋)あるがままにみとめる/カンを養う/心を遊ばせない/小事を大切に/世論を超える/ダム経営/日に新た/方針を示す
(『決断の経営』目次より一部抜粋)身をすててこそ浮かぶ瀬も/世界企業を番頭にやとう/汗まみれの従業員の顔が浮かんで/お得意先の立場を第一にして/人の育て方と決断
Webページ制作・Webアプリケーション開発の入門書。
制作・開発の全体像を概観し、Webのデザインとプログラミングの基礎を学べます。
HTML、CSS、JavaScript、PHPといった言語から、Web API、ライブラリ、非同期通信、データベースといった仕組みや技術まで...
初学者が最低限知っておくべき内容を凝縮しています。
これからWeb制作にかかわる人が本格的な学習の前に読む“1冊目の本”として最適です。
<特長>
・覚えることも作業量も必要最小限でOK。分厚い本が苦手でも安心。
・例題や練習問題を解いて、理解を深められる。
・実用的なアプリケーション(スケジュール管理アプリ)を作成できる。
Webデザイン編
Chapter 1 HTMLによるWebページ作成
Chapter 2 CSSによる装飾とレイアウト
Chapter 3 レスポンシブWebデザイン
Webプログラミング編
Chapter 4 JavaScriptの基本
Chapter 5 JavaScriptによるデータ操作
Chapter 6 DOM、Form、jQuery
Chapter 7 サーバサイドプログラミング(PHP)
Chapter 8 非同期通信Ajax
Chapter 9 グラフィックス描画(Canvas)
Webアプリケーション編
Chapter 10 スケジュール管理アプリ
ヤマト建国、壬申の乱といった歴史の転換点で重要な役割を担い、
天皇家にも絶大な影響力を誇っていた東海地方の豪族、尾張氏。
古代史における重要人物にもかかわらず、その正体を知る者はほとんどいない。
なぜなら、尾張氏は最古の歴史書『日本書紀』から消されたからだーー。
『日本書紀』は不正確な記述が多いとされているが、考古学が発展した今、
『日本書紀』の記述では説明がつかなかった「古代史の謎」の多くが、解明されつつある。
それでも、尾張氏の存在は謎に包まれたままだ。
もしも、尾張氏の正体と謎めく行動の真意が明らかになれば、古代史の謎はほぼ解けたも同然。
本書は、そんな古代史の謎を解く「最後のピース」である尾張氏の実像に迫ることで、
正史として残されなかった歴史の可能性を模索する。
いったい、尾張氏とは何者で、本当は何をしてきたのか?
時の権力者が『日本書紀』から消したかった、不都合な真実とは?
歴史のミッシングリンクがつながる時、
教科書では知ることのできなかった「もう一つの古代史」が浮かび上がってくるーー。
通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が甦るーーそんな言い伝えが残る朽無村の名士・古柳哲郎氏が亡くなった。小説のネタ集めに通夜に参加することにした、ホラー作家「僕」と担当編集者の壱子。故人の遺言に則って集められた参加者と共に、曰くつきの会が始まる中、「僕」は披露される怪談に疑問を覚え……? 怪談に隠されていたものとは。驚き必至のホラーミステリー!
いまあなたが抱えている対人関係、うつ症状、金銭問題などの悩みの原因は、実は「母娘関係」にあるのかもしれません。そして上手に母親から解放されれば、もっとラクに「自分の人生」を生きることができるのです。
本書では、「話題をすり替える」「正論を言ってくる」「無自覚に支配する」「ああ言えばこう言う」「何を言っても否定される」など、母と娘の間で日々起こりがちなケースの数々をリアルに再現。
◎「そうだね」のひと言で変わる◎「わかってほしい」と期待するのをやめよう◎「しなければならない」とサヨナラしよう!など、関係良化のための37のコツをわかりやすくアドバイスします。
「私が悪い。私はダメな人間」と自分をいくら責めたところで、その悩みは解消しません。反対に「相手が悪い」と苦しみを「他者」の問題と捉えているかぎり、解放されることはないのです。上手に「自分中心」の生き方を人生に取り入れ、問題を解決していきましょう。
本書は、100マス計算などで知られる陰山英男先生が、「幅広いジャンルのお話が、子どもの興味を引き出し、能力を伸ばします。」と推薦している読み聞かせ絵本の決定版です。▼ポイントは、以下の7つです。(1)イソップ物語などの定番的なお話から、歴史の名場面、科学の「なぜ?」に答えるお話まで、お子さまの知的好奇心や想像力を育てるお話が満載です。(2)1日1話、1ページor2ページ完結、3分程度で読めます。(3)すべてのお話にある「おはなしクイズ」が、お子さまの聞く力を高めるとともに、お子さまの理解度の確認に役立ちます。(4)「豆知識」や「おはなしクイズ」を通して、親子の会話が弾みます。(5)お話の舞台や童謡・唱歌の楽譜など、お話の世界を広げる特集ページが充実しています。(6)すべての漢字にフリガナをふっていますので、お子さまの成長にあわせて、お子さま一人でも読めます。(7)入園・入学祝いなど、プレンゼントにもおすすめです。
なつみはね、すごくいいことおもいついたよ。なつみがなにかのマネをして、それをおかあさんがあてるゲームだよ! コレ、なーんだ!?