かわうそのロロくんには、たったひとつ、できないことがありました。それは、およぐこと。「およげないかわうそなんて、きいたことがないよ」とおともだちにいわれて、ロロくんがしょげていると、あるひ、おねえちゃんが、いいことをおもいついてくれました…。「できないこと」があってなやんでいるすべての子どもたちに贈る、英国生まれの優しくてかわいい絵本。
生きている間は、わかりあえなかったお父さんが、ある日、ねこの姿になって、ゆうこのところにやってきたーーー
ぼくは ねこになって ゆうこと いっしょに 生きたい
発達障がいの作者が、作業所に出入りするねこに、亡くなったお父さんを重ね合わせ、父への思いを綴った絵本。
巻末にNPO法人サポートセンターどりーむの活動とアーティストたちの紹介。
自分とは、一体どのような生き物なのか
タコに恋してカバとの添い寝を夢想する。あまねく動物に片思いするヒト科が書きつけたエッセイ、あるいは深夜のラブレター。
ーーダ・ヴィンチ・恐山
このひとは、どうしてこんなに動物を通して話せることがあるのだろう。隣の隣くらいの席から、こっそり盗み聞きしてしまうような話たち。
ーー永井玲衣
あの夏、海で出会ったタコに恋をした。ヌーの大移動に混ざり、やり残した青春とやらを味わってみた。もう一人の自分と出会うため、腸内細菌の宴を開いてみた。ヘラジカ、巨大イカ、カカポ……ありのままの姿で生きる彼らに会いたい。舞台やコントを手掛ける構成作家であり、文筆家でもあるワクサカソウヘイは、幼い頃から生き物に夢中。動物園や水族館、ついには野生動物が生息する地へ足を向かわせる。だが、そこで出会うのは生き物だけではない。憧れ、恐れ、孤独、劣等感、好奇心。そして、多くの動物たちを前に、ふと立ち止まる。自分とは、一体どのような生き物なのか。
ユーモアと偏愛に満ちた言葉の海で、「自分とは何か」という問いが、静かに、そしてとんでもない方向へ泳ぎ始める。これは、生き物を通してまだ知らぬ自分と出会うための探索譚です。
【編集担当からのおすすめ情報】
ワクサカさんの動物たちへの偏愛っぷりに、原稿を読みながら何度も笑い、ときにはホロリと心を動かされました。
言葉が通じ合えない動物たちと向き合うからこそ見えてくる、人間という生き物の不思議さや愛おしさ。そして、そのまなざしはいつしか自分自身へと向かっていき、ページをめくるたびに、「自分とはどんな生き物なのだろう」と、ふと考えたくなる瞬間がありました。
動物が好きな人はもちろん、少しだけ心が窮屈な日にも、そっと開いてほしい一冊です。
★★★こども家庭庁ほか主催、令和8年度「児童福祉文化賞推薦作品」に選出★★★
「足を失っても、人生は失わないんだ」
義足や車いすとともに生きる5人の姿を描いた、子ども向けノンフィクション
◆小学校4〜6年生向き◆
●足を失った5人への取材から生まれた、ノンフィクション
自分の足を失う…。それは、誰にでも起こり得ること。
本書は、年齢も性別も異なる5名へのインタビューから生まれたノンフィクションです。車椅子や大腿義足、下腿義足、股義足とともに生活する5人が、どのようにして現実を受け入れ、どんな生活をしているのかーーその真実に迫ります。
障がい者を身近に感じるきっかけになってほしい1冊です。
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切断したときは、もう以前のようにスポーツができないのではないかと不安でした。
でも、走れた。
できないかもしれないと思っていたことが、できた。
それが自信になったんですね。
そうすると自分の気持ちが強くなって、
無理に強がらなくて良くなりました。
気持ちも少しずつ優しくなっていきましたね。
(第4章「でも、走れた。」より)
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義足になったら、出かける範囲がせまくなるんじゃないか。
車いすになったら、配慮される側になるんじゃないか。
そんな思い込みが、取材を通して足を失った人たちのことを「知る」ことで、消えていくのがわかりました。
(「おわりに」より)
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●年齢も性別も仕事も違う、足を失った5人。彼らの思いとは?
・「もっと速く走れるようになりたい」中学2年生で骨肉腫と診断され、足を切断したみなみさん
・「義足は君の財産だよ」生後9か月で右足を膝上から切断し、幼いころから大腿義足を使う柚稀くん
・「自分のことを発信する講演会をしたい」16歳のときの事故で両足を失ったsakiさん
・「でも、走れた」29歳のときに左足のケガで膝下から切断したケイさん
・「仕事の幅が、むしろ広がった」20歳で発症した病気が原因で、31歳で左足を太ももから切断した須川さん
【もくじ】
いろいろな義足 カラーイラスト解説
はじめに
第1章 『義足で』 かなえる夢は、もうない(勅使川原みなみさん)
第2章 パラリンピアンを夢見て(福田柚稀くん)
第3章 足がなくても変わらないよ(sakiさん)
第4章 でも、走れた。(ケイさん)
第5章 義足のイラストレーター(須川まきこさん)
おわりに
颯太が生まれたときから、いつもそばにいてくれた愛犬・コテツ。毎日一緒に遊び、寄り添うように暮らしてきた。ところが、コテツが13歳を迎えたころから、少しずついつもと違う様子が見えはじめる。「どうしたんだ、コテツ……?」それは、颯太とコテツが過ごす「最後の3カ月」のはじまりだったーー。愛犬の老い、余命宣告、介護、看取り、そしてペットロス……。犬とともに暮らす家族にとって避けられない現実に、少年が向き合っていく物語。いざというときに知っておきたい、役に立つ実用コラムつき。ペットと暮らす家族全員に読んでほしい1冊。
「ぼくの家族を早くかえして! 広島の町も、ぜんぶかえして!」。たった1発の爆弾、「原子爆弾」がもたらした物語をぜひ知ってほしい。ヒロシマ・グラウンドゼロ(爆心地から500メートル以内)で奇跡的に生き残ったひとたちのうち、健在な最後のひとり、友田典弘(つねひろ)さんの体験をもとにした絵本です。
突如転移した異世界で怪物たちと戦う賀谷和久は、オークの拠点最深部で
攫われていた持田美優を救出する。だが直後、禍々しい光を放つ謎の巨大装置の
転移魔法に、ミアとともに飲み込まれてしまった! 一方、残された縁子は凄惨な
光景を前に、過酷な決断を下して贖罪の道を歩み出すことに。離ればなれになった
仲間との再会を信じ、和久は新たな地で未知なる戦乱へと身を投じるが……?
<Contents>
第43話
第44話
第45話
第46話
第47話
第48話
第49話
だれもが心に種をいくつも持っている。やがてからを破って、みずみずしい芽があらわれる。でも、すべての種が芽吹くわけではない……。小学校中学年〜高学年向け児童文学短編集シリーズ第6弾の著者は、次良丸忍。モヤモヤ・ムシャクシャするけど、心にささって、あとをひく物語ばかり6編を収録。実力派児童文学作家陣が自由にテーマを決め、楽しく簡潔に描いた作品ばかりのシリーズなので、本を読む経験が少ない小学生でも休み時間にサクッと読書の奥深さを味わえます。
たかが五百円の……/アラシノヨカン/心が広くて強い人/弱虫のこぶし/金魚の深呼吸/黒糖まんじゅうのメヌエット
小学校四年生の秋人(しゅうと)はある日、武器も魔法も使えないRPGゲームの地味キャラ『オータム』のあだ名をつけられる。クラスの「空気を読み」イジられても嫌だと言えず笑ってやりすごしていた秋人だが、「空気が読めない」トーマと話すうちに、これまでも自分と同じように嫌な思いをしていた友だちがいたことに気づく。やがて「イジり」のターゲットは秋人から変わっていくが……。
小学校四年生の教室を舞台に、友だちへの思いやりや、自分らしくいることの大切さを描く。
ほっこりした姿と穏やかな性格で、世界中の人々に愛されている人気者「カピバラ」。
日本の動物園でも見られるカピバラは、温泉に浸かっていたり、のっそり佇んでいたりする姿が、癒し系としても人気。
そんな彼らの暮らしぶりを、やわらかなイラストレーションと詩的な言葉で表した“ほっこりマイペース”な絵本。
一人でいること、仲間といること、友達との心の交流など、他者との関わり方の「程よいあり方」を伝えてくれるところは、あくせく暮らす現代人の心にも響き、共感を呼ぶ。
こんにちは。ぼくはカピバラ。まず、自己紹介するね。よく他の動物にまちがえられるから。
ぼくはネズミじゃないし、ビーバーでもない。ネズミのなかま。なかまの中では、世界でいちばん大きいんだ。ぼくのすきなものはね……日々の暮らしと特性をユーモアたっぷりに描いた絵本。
2018年ボローニャ国際絵本原画展入選作品を絵本化したもの。
『読みながらネットリテラシーを覚える』がコンセプト。
タブレットやスマホ、ゲーム、ネットに早期に触れる子どもたちに向けて、ショートショートで各巻15話ほど収録。
森での狩りにみんなが賛成するなか、「反対」するのは2匹のリスと1匹のウサギだけ。森に狩人の足音がひびきわたり、眠れぬ夜を過ごしながらも、しずかにすごせる日常への希望を失わない小さなものたちーー。アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞作家による、勇気と友情の絵本。酒井駒子さん絶賛!!
10万部突破のベストセラー。15カ国語で翻訳。モノを手放せば、空間と時間と人との関係が変わる。今すぐ実践したくなる本。解説=やまぐちせいこ
障害を持つ姉が働いて得た、はじめてのお給料。このお給料が家族にもたらす小さな奇跡を描いた表題作他、六人の主人公が体験した胸の奥の痛み。坪田譲治文学賞、新美南吉児童文学賞、児童文学者協会新人賞、赤い鳥さし絵賞等、数かずの受賞に輝いた、感動の連作短編集。小学上級以上向き。
小さいころから大好きだったバンドに憧れて“自分もいつかバンドを組んで、ライブをしてみたい”と、ひそかな夢を抱いていた小学6年生の一翔。ですが、何度挑戦してもギターが上手く弾けず、自分には楽器の才能がないと諦めかけていました。
そんなある日、公園でドラムを演奏する少年・岳と出会い、ひょんなことからベースの弾き方を教えてもらうことになります。
岳の熱心な指導のおかけで日に日に上達していく一翔。ですが、実は岳には一翔に秘密にしている、ある狙いがありーー。
男の子たちの音楽に対する真っすぐな気持ちと、それをサポートする回りの大人たちの優しさに胸が熱くなる、さわやかな青春バンド小説です。
■読者対象
小学校高学年から
■帯コメントより
なんて初々しくも、みずみずしい物語なんだろう!(THE ALFEE 高見澤俊彦)
憧れはいつだって、何よりも強い追い風になって人生の背中を押してくれる。(GOOD BYE APRIL)
1.ドラムの音 2.ライブハウス 3.ベースレッスン 4.公園デビュー 5.リベンジ 6.バンド結成 7.ぼくたちの歌 8.ジュブナイル 9.初ライブ