経済的均衡にかんする知識を高め、計量経済学とマクロ経済学の相違を理解し、労働価値説や通貨主義などあらゆる知識をみがきあげる1冊。この400年、経済成長に貢献した革新的思想50をコンパクトに解説。ケインズ、ハイエク、フリードマン、ミルなど、世界屈指の経済学者をあざやかに描きだし、まれにみる聡明な見識と偉大な功績を紹介する。
「寓話(ぐうわ)」というのは、教訓または風刺を含んだお話のことで、なかでも動・植物を擬人化した「イソップ寓話」は、二千数百年を経た今も、生き続けています。この巻では、イソップ寓話の中でも特に有名な、表題の「北風と太陽」をはじめ、「町のねずみと田舎のねずみ」「ライオンの皮を着たロバ」「キツネとカラス」など、12話を収録しました。
ふと手に入れた薬とまじないで、王様と大臣が“こうのとり”になる、という奇想天外な展開から物語がはじまります。そしておしまいには、ふくろうの王女と力を合わせて悪者をやっつけるのです。全編、幻想と怪奇につつまれてグイグイ魅きつけるストーリーは、必ずや読者を、夢の世界へ誘わずにはおきません。
図書館の地下のその奥深く、羊男と恐怖と美少女のはざまで、ぼくは新月の闇を待っていた。あの名短篇が、ドイツの気鋭画家によるミステリアスなイラストと響きあう。新感覚アートブック第三弾!
図書館にいま必要な「拡張」とはなにかー。市民と行政、図書館員が協働して、日々の小さな実践を通して図書館の魅力を引き出す方法を多様な具体例から指し示す。同時に、発信型図書館をつくるためのアイデアを提案することで、図書館がもつ拡張の可能性を浮かび上がらせる。地域を変えて人を育てる「未来の図書館」へと向かう道を照射する刺激的な提言の書。
校内キャンプのきもだめしのとき、図書館の創作の部屋にいた「赤いカサ」の女の子。その子は、萌が転校してくるまえに交通事故にあい、今も意識を失ったままの、浅原えりなさんだった!えりなさんはどうしてたびたび学校にあらわれるのか、そして図書館の本棚から落ちる一冊の本との関係は?萌と奈津は、えりなさんが入院している病院へお見舞いに行くことにー。小学中級から。
初夏。京都の一角に冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」が開かれてから、半年と少し。開館から変わらぬアットホームな佇まいの中、現世で道に迷う“道なし”と出会ったお客様を、その解決法を記した不思議な書物“偽書”にて篁は今日も救う。そんな折、篁が耳にしたのは、ゆかりの地・隠岐に現れた旧知の“道なし”の話だった。そして、旅立った篁の留守を預かる新米冥官・時子は、自らの道を選びとりー。悠久の古都で綴られる、ほろ苦くも温かいライブラリ・ファンタジー、第三集。
「せんだいメディアテーク」後の「サーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオン2002」ほか、完成が待ち望まれる「台中国立歌劇院」など進行中の最新プロジェクトまで、国内外の20作品と「みんなの家」の活動を紹介。
おうちもないし、なまえもない。いっしょにいるのはたくさんのノミだけ。そんなひとりぼっちのいぬにともだちができた!ノミだらけのノミタくん、しあわせになれるかな。
紀元前の遺跡から最新鋭の名建築まで知の遺産100館を巡る旅。
トピックの選び方から、図書館・ウェブでのリサーチの仕方、文章構成のテクニック、正しい引用の作法、書式の整え方、文献一覧作成まで、図版や記入シートなどを用いて、初歩から手取り足取り教える、英語でレポート・論文を書くための教科書。
どうぶつえんからにげだしたセイウチくん。しいくいんさんはセイウチくんをみつけられるでしょうか?!もじのない、えでたのしむえほんです。
一九五〇年代半ばに欧米の図書館事情を視察し、日本の遅れを痛感した著者は、自宅の一室で小さな図書室「かつら文庫」を開いた。どんな本を、どんな年齢の子どもにすすめたらいいのか、子どもはどんな本を喜び、また本の世界に親しむことでどんな変化をとげるのか。子ども文庫、児童図書館の活動に示唆を与え続けた実践記録。