鱗翅類の形態についての専門用語の平易な解説。チョウ・ガの系統や高次分類について多数の線画や写真を伴って詳しく解説する。寄主植物別にガ類の検索ができる。初めて図説された種を多数含む幼虫を中心に、卵、蛹、成虫を含めたカラー写真により図説する。
社会学界の最前線で活躍している若手研究者による論文集。都市社会学、地域社会学、沖縄研究、移民研究、地域福祉、障害研究、宗教社会学、生活史調査などの専門家が、社会の現状分析を試みる。
「生物多様性」をテーマにしたシリーズの第2巻。
第I部では、陸上植物全体の多様性と系統を概観し、第II部にてコケ・シダ・裸子・被子の各植物群の特色を詳説する。第III部は、化石植物を含めた各植物群の綱レベルでの図版解説と興味深いコラムを掲載した。
分類表や形態用語の解説、生物名・学名・事項の各索引など付録も充実。
第 I 部 陸上植物の多様性
1.陸上植物の出現
2.陸上植物の進化
3.陸上植物の分類体系
4.多様性のパターン
5.熱帯植物の多様性
第 II 部 植物門ごとの多様性
6.コケ植物にみる多様性と系統
7.シダ植物にみる多様性と系統
8.裸子植物にみる多様性と系統
9.被子植物にみる多様性と系統
第 III 部 植物群ごとの特徴 -図版解説とコラムー
1.コケ植物門
2.シダ植物門
3.裸子植物門
4.被子植物門
どんぐりは、ブナ科の植物が着ける果実である。ブナ科が作る森は、北半球の温帯から亜熱帯、熱帯まで様々な環境下に広がり、どんぐりの形や生態も多様性に富んでいる。本書は、古植物学や分類学、形態学、生態学など様々な側面から、どんぐりとは何か?を検証し、昆虫や動物、菌類など様々な生物と関係しながら進化してきた、その特性を明らかにする。どんぐりについて知ることは、森の生態系について知ることでもある。
口 絵
はじめに
第I章 ブナ科植物の誕生と分化
1 白亜紀後期ーブナ科植物の誕生
2 古第三紀ーブナ科植物の多様化と現生属の出現
3 新第三紀ー気候の寒冷化に伴う針葉樹・落葉樹混交林の拡大とブナ科フロラの変遷
4 化石から見たどんぐりと動物との共進化
コラム1 世界最大のどんぐりは?
第II章 ブナ科植物の多様性
1 ブナ科植物の分類
2 多様性の地理的パターン
3 日本列島における多様性の特徴
4 各属の分布と分類
コラム2 奇妙などんぐり
第III章 どんぐりの形態学
1 果皮とへその構造
2 種子の構造
3 花の形
4 奇妙な受精過程
5 複雑な花序
6 送粉様式
7 子房の成長ー果実へ
8 殻斗の起源
9 花序殻斗と花殻斗
10 ブナ科の系統と殻斗の進化
11 果実の散布
第IV章 ブナ科植物の芽生え
1 実生の多様性
2 地上子葉性と地下子葉性
3 実生の形態
4 発芽
5 地上茎の伸長
6 実生の初期成長戦略
コラム3 へそから根を出すどんぐり
第V章 どんぐりと昆虫
1 どんぐりと昆虫の密接な関係
2 虫えい形成昆虫
3 どんぐりを食べる鱗翅目昆虫ー蛾の仲間
4 どんぐりを食べる鞘翅目昆虫ーゾウムシとキクイムシ
5 ブナ科の属ごとに見た堅果食昆虫相の特徴
第VI章 どんぐりと哺乳類・鳥類
1 分散貯蔵散布
2 物理的防御
3 化学的防御
4 タンニン
5 タンニンの影響とげっ歯類の対抗戦略
6 物理的防御と化学的防御のトレードオフ
7 堅果の散布をめぐる植物と哺乳類の戦略的駆け引き
8 マスティングと昆虫・小型哺乳類
9 どんぐりと中・大型哺乳類
10 どんぐりと鳥類
11 哺乳類や鳥類による種子散布距離
コラム4 ところ変われば大きさも変わる -どんぐりのサイズの地理的クラインー
VII章 ブナ科植物と菌類
1 病原菌
2 菌根菌
3 外生菌根菌とブナ科植物の共生
4 菌根ネットワーク
5 樹木の実生再生と菌類
6 植生における“科の優占”と菌類
第VIII章 ブナ科植物の分布と植生
1 ブナ科植物と植生群系
2 南アジアの熱帯におけるブナ科植物の植物地理
3 タイ北部インタノン山における植生の垂直分布
4 タイ北部インタノン山におけるブナ科植物の垂直分布
5 ボルネオ島の植生
6 ボルネオ島におけるブナ科植物の垂直分布
コラム5 南西諸島の森とブナ科の植物
用語解説
引用文献
索 引
すべてのビジネスパーソンに役立つ最新人材活用の決定版。この1冊でダイバーシティを完全網羅。多様性を武器に企業の潜在能力が飛躍的アップ。
「正常」な読み方なんてない。難読症(ディスレクシア)、過読症、失読症、共感覚、幻覚、認知症といったニューロダイバージェントな人々の読み方を歴史的にたどり、改めてとらえなおす「文字を読む」ということ。
2000年にデンマークのNGO(Stop the Violence)が、北欧最大級の音楽祭であるロスキレ・フェスティバルで始めた「人を貸し出す図書館」ヒューマンライブラリー。障害者、ホームレス、性的少数者など、社会のなかで偏見やスティグマを経験したことのある人々が「本」になり、一般「読者」と対話をするこの「図書館」は、世界中に広がり、現在では90カ国以上で開催されている。本書では、大学や団体をはじめとする国内外の多様な実践を紹介すると同時に、偏見の低減効果、ヒューマンライブラリーの運営がもたらす学習効果などに関する分析を行い、自己と他者の関係性の再構築、また、日常の生活空間と差異を再構築する場としてのヒューマンライブラリーの意義を論考する。
福祉の論理が、福祉政策と援助技術を中心に展開され、ノウハウの学問へと矮小化されつつある。しかし、自殺、うつ病、貧困、犯罪、虐待等の問題は、明らかに社会構造に起因する問題であり、サービス供給の調整で完結するものではない。今日、福祉の論理に求められているのは、独自の深い人間観(優生思想を根源的に批判できる人間観)に立脚し、広く文化・文明を問い、疎外された人と同じ目線に立って生きようとする“主権と人権をまもり高める福祉”の原理論の提起である。
理解と指導・支援に必要な基礎知識から、子どもの問題への気づきや通常学級における配慮等についての事例を基に論じられた好書。
はじめに〜オリジナル発達の子どもたちの「あした」を〜
あしたのために その1 発達障害の特性理解
1.発達障害とは
2.LD(学習障害)とは
3.ADHD(注意欠陥多動症)とは
4.自閉スペクトラム症(ASD)とは
5.理解と支援のポイント
あしたのために その2 心理教育アセスメントについて
1.子どもを「立体的」に見る
2.心理教育アセスメントの実際
3.WISC-IVによる特性把握
あしたのために その3 個別指導計画と学習指導計画の作成
1.個別指導計画とは
2.個別指導計画の書式と作成
3.個別指導計画作成の手順
4.学習指導計画の作成
あしたのために その4 学習のつまずきと支援
1.学習のつまずきはなぜ起こるのか
2.意識を変える
3.学習の苦手への支援にとって必要なこと
4.読むことや書くことが苦手な子どもへの支援
5.算数の苦手な子どもへの支援
あしたのために その5 行動上のつまずきと支援
1.人の行動には意味がある
2.行動を整理する視点
3.「問題行動を減らす」でなく「適切な行動を増やす」という発想へ
4.叱ることが問題行動を増やすこともある
5.タイムアウトの難しさ
6.罰的な指導をしなくても行動は変えられる
7.大人の行動も強化されている?
あしたのために その6 運動面での支援
1.運動が苦手な子どもの特徴
2.運動面のアセスメント
3.固有感覚と前庭感覚
4.視機能・注意機能
5.自分の体とのつき合い方を具体的に教える
あしたのために その7 社会性のつまずきと支援
1.社会性とは
2.自己紹介を友だち作りに生かす
3.周囲の子どもとトラブルを起こす子どもへの接し方
4.コミュニケーションを取ることが苦手な子どもへの支援
あしたのために その8 クラスワイドのソーシャルスキル指導
1.ソーシャルスキルとは
2.学校教育とソーシャルスキル指導
3.ソーシャルスキル指導の実際
4.ソーシャルスキル指導とその効果
あしたのために その9 授業を通じてのソーシャルスキルトレーニング(SST)
1.対話型の授業に苦戦する子どもたち
2.対話スキルの向上を目指して
3.国語の授業でSST
4.算数の授業でSST
5.体育の授業でSST
6.「考え方」の幅を広げるソーシャルスキル指導
7.クラスワイドのソーシャルスキル指導
あしたのために その10 通級や支援教室を活用した支援方法
1.アセスメントにもとづく支援の重要性
2.自己理解を深める
3.学び方を学ぶ
4.ビジョントレーニング
あしたのために その11 保護者との面接及び家族内の関係調整・就学相談
1.保護者との面接にあたって気をつけたいこと
2.面接の実際
3.家庭内の関係調整
4.就学相談
あしたのために その12 クラス担任・学校へのコンサルテーション
1.行動観察についてのフィードバック
2.教育のユニバーサルデザインの視点で
3.個別支援(合理的配慮)の提案
4.保護者支援の提案
あとがき
進む老朽化と増え続ける空き家問題。
少子高齢社会の現代、集合住宅の価値を高め、安心して暮らすために必要なことは何か。
団地再生の最新の取り組みをハードとソフトの両面から、海外と併せ合計46の事例を豊富な写真・図版と共にオールカラーで解説。
本書は団地再生とまちづくりを、そして持続可能な社会の実現するためのシリーズ最新刊。
全5巻完結・オールカラー
生きものについて全て知りたい!その想いをつきつめて,行けるところまで行ってみよう!ゲノムという設計図をもとに織りなされる植物の世界。遺伝子の働き,細胞の色,クチクラの組成といったミクロな視点から,高地への適応,画像解析による形態や植生の解析といったマクロの視点まで。階層を横断して生き物を調べつくした研究を様々なノウハウと共に紹介!
一口に「生きものを調べる」と言っても,調べる対象は無限にある。ある特徴一つをとっても,どんな機能があるのか?どんな素材でできているのか?どんな遺伝子が作用しているのか?……等々,知りたいことが次々に出てきてしまうから。そんな疑問の数々も,画期的な技術の発展により調べ尽くすことができる時代に。そんな新時代の研究者たちがみている景色を一緒にのぞいてみませんか?
【 本書の特長 】
多彩な研究例を紹介
・ゲノム解析がひもとく植物の歴史や多様性
・食物生産の効率化や品種改良への応用
・小さな細胞の中で何が起きているかを知る
・生物工学で生物時計を見える化!
研究に役立つ技術の紹介
・ゲノムをまるっと見る「GWAS」の使い方
・バーチャル植物をつくっちゃう? 画像解析技術の可能性
分子生物学の基礎知識もコンパクトに紹介
【 目次 】
第1部 ゲノミクス編:ゲノムを読んだら何がわかる?
第1章 ゲノム解読技術の発展と,野生アズキの耐塩性研究
第2章 ゲノム情報から迫るハワイフトモモの種内多様化プロセス
コラム1 反復配列・トランスポゾンとその検出
第3章 植物の雌しべが花粉を選び分けるしくみ
第4章 大量ゲノム情報時代の植物育種
第2部 フェノミクス編:植物を調べつくす方法
第5章 なぜ青いバラは咲かないのかーアントシアニンによる多彩な花色の発現機構ー
第6章 接木の科学によって,技術をさらに使いこなす
第7章 赤外分光法によるヤセイカンランのクチクラの構造解析
ー物理化学者による非破壊計測の試み
コラム2 クチクラワックスを介した花芽防御機構の標高分化
-春先のマイルドな凍結ストレスへの繁殖器官の適応ー
第8章 作物生産科学におけるC3型個葉光合成とその変動光応答
第9章 ウキクサを光らせて概日時計を視る
第3部 ノウハウ編:こっそり教えるテクニック
第10章 植物におけるゲノムワイド関連解析の落とし穴
コラム3 倍数体ゲノムのバイオインフォマティクス
第11章 植物3次元形態のデータ化,定量化,モデル化
コラム4 画像情報に基づく植物・植生の判別とその発展
-深層学習による技術発展を中心にー
コラム5 ゲノム解析の前提となる分子生物学の基礎知識
はしがき
第1部 アジアにおける交通インフラ投資と日本
第1章 ODAを活用したアジアの交通インフラ整備 (加藤浩徳)
1 はじめに
2 ODAとその役割
3 アジアの交通インフラに関する経済協力の状況
4 交通インフラへの経済協力による経済成長への効果
5 アジアの交通問題とODAの貢献
6 最近のODAをめぐる動向とこれからのアジア開発途上国の交通インフラ整備
第2章 アジア新興国のインフラ受注競争と日本企業の可能性 (柴田宏樹)
1 はじめに
2 日本政府による政策金融による支援の強化
3 メガバンクの海外投融資姿勢
4 アジア新興国のインフラ市場に対する投資家のスタンス
5 事業分野ごとに異なるインフラプロジェクトの状況と日本企業の取り組み
6 受注獲得のための要件
7 おわりに
第3章 アジアにおける空港整備の現状と日本の空港経営改革 (古瀬東・錦織剛・引頭雄一)
1 はじめに
2 アジア地域における空港整備のニーズ
3 空港整備・運営の事例調査
4 わが国における空港整備と空港経営改革
5 空港整備事業におけるPPP方式のあり方と日本の役割
第4章 東アジアにおける港湾投資と港湾間競争 (手塚広一郎・松田琢磨)
1 はじめに
2 ハブ・アンド・スポークと東アジアの港湾間競争
3 現在の東アジアにおける主なハブ港湾
4 北米往航におけるトランシップの動向
5 釜山港の概要と容量拡張投資
6 経済学的に見たハブ港をめぐる港湾間競争
7 おわりに
第5章 中国の高速鉄道のファイナンス (程華・後藤洋政)
1 高速鉄道の建設ブーム
2 膨張する鉄道事業債務
3 従来の鉄道建設財源とその問題点
4 新しいファイナンスシステムへの転換
第2部 交通インフラの経営
第6章 地域公共交通への上下分離方式の適用 (後藤孝夫)
1 はじめに
2 鉄道事業での上下分離方式
3 地域公共交通活性化・再生法と上下分離方式の導入事例
4 まとめと今後の課題
第7章 地域による空港経営と航空会社との関係 (橋本悟)
1 はじめに
2 能登空港の搭乗率保証制度の概要
3 インセンティブ理論と不完備契約理論
4 不完備契約理論の能登空港への適用
5 まとめ(地方空港インフラへの活用)
第8章 イギリスにおける地方空港の運営 (西藤真一)
1 はじめに
2 地方空港の所有と運営手法
3 民間空港の閉鎖に直面する政策当局の対応
4 民間による空港運営と地域との連携
5 おわりに
第9章 グローバルアライアンスのJV化とグローバル・ハブ (西村剛)
1 はじめに
2 アメリカンと英国航空のJV認可要件
3 3大航空連合のJV戦略と空港のスロット
4 オープンスカイ後の大西洋市場
5 JV後の欧米大手航空会社
第10章 空港会社の信用リスク評価 (黒沢義孝)
1 はじめに
2 空港運営会社の格付け手法
3 スキポール空港の格付け事例
4 おわりに
第11章 ローマ都市圏における複数空港民営化 (加藤一誠)
1 はじめに
2 ローマ2空港の民営化
3 格付けによる経営評価
4 おわりに
索 引
執筆者紹介
編著者紹介
植物、動物、微生物など多様な生物のはたらきで保たれている地球の生態系。多様性によるめぐみと人間がもたらした危機の現状を紹介。
アメリカの奴隷制を正面から取り上げ、19世紀最大のベストセラーとなった『アンクル・トムの小屋』。奴隷制や人種問題、南北問題、キリスト教、家庭小説としての価値や女性運動、ジャーナリズムとの関係など、『アンクル・トム』が内包する複雑で多様なテーマをさまざまな角度から論じる初の本格的批評書。