アメリカの奴隷制を正面から取り上げ、19世紀最大のベストセラーとなった『アンクル・トムの小屋』。奴隷制や人種問題、南北問題、キリスト教、家庭小説としての価値や女性運動、ジャーナリズムとの関係など、『アンクル・トム』が内包する複雑で多様なテーマをさまざまな角度から論じる初の本格的批評書。
2000年にデンマークのNGO(Stop the Violence)が、北欧最大級の音楽祭であるロスキレ・フェスティバルで始めた「人を貸し出す図書館」ヒューマンライブラリー。障害者、ホームレス、性的少数者など、社会のなかで偏見やスティグマを経験したことのある人々が「本」になり、一般「読者」と対話をするこの「図書館」は、世界中に広がり、現在では90カ国以上で開催されている。本書では、大学や団体をはじめとする国内外の多様な実践を紹介すると同時に、偏見の低減効果、ヒューマンライブラリーの運営がもたらす学習効果などに関する分析を行い、自己と他者の関係性の再構築、また、日常の生活空間と差異を再構築する場としてのヒューマンライブラリーの意義を論考する。
すべてのビジネスパーソンに役立つ最新人材活用の決定版。この1冊でダイバーシティを完全網羅。多様性を武器に企業の潜在能力が飛躍的アップ。
遺伝学を基礎から学べ,周産期・母性・小児・成人・がん…と様々な領域での看護実践にダイレクトにつながる,卒前・卒後教育用の教科書.遺伝医療/ゲノム医療の普及が進むこれからの時代の看護に必携の一冊.
「生物多様性」をテーマにしたシリーズの第2巻。
第I部では、陸上植物全体の多様性と系統を概観し、第II部にてコケ・シダ・裸子・被子の各植物群の特色を詳説する。第III部は、化石植物を含めた各植物群の綱レベルでの図版解説と興味深いコラムを掲載した。
分類表や形態用語の解説、生物名・学名・事項の各索引など付録も充実。
第 I 部 陸上植物の多様性
1.陸上植物の出現
2.陸上植物の進化
3.陸上植物の分類体系
4.多様性のパターン
5.熱帯植物の多様性
第 II 部 植物門ごとの多様性
6.コケ植物にみる多様性と系統
7.シダ植物にみる多様性と系統
8.裸子植物にみる多様性と系統
9.被子植物にみる多様性と系統
第 III 部 植物群ごとの特徴 -図版解説とコラムー
1.コケ植物門
2.シダ植物門
3.裸子植物門
4.被子植物門
自分と部下が成長していく、対話力と行動力。あるワインバーでの偶然の出会いによって、人間関係に悩む気弱な課長が部下育成と組織マネジメントに自信を持つようになったビジネスストーリー。
福祉の論理が、福祉政策と援助技術を中心に展開され、ノウハウの学問へと矮小化されつつある。しかし、自殺、うつ病、貧困、犯罪、虐待等の問題は、明らかに社会構造に起因する問題であり、サービス供給の調整で完結するものではない。今日、福祉の論理に求められているのは、独自の深い人間観(優生思想を根源的に批判できる人間観)に立脚し、広く文化・文明を問い、疎外された人と同じ目線に立って生きようとする“主権と人権をまもり高める福祉”の原理論の提起である。
【性差はある。だが女脳/男脳は存在しない。】
30分間、ストレスを受けたからといって、あなたの生殖器が女性から男性へ、男性から女性へと変わることはありえない。だが、このありえないことが脳の神経細胞では起こりうる。脳はホルモン、ストレス、薬物、環境などあらゆる影響を受けて驚くほど柔軟に変化する。脳に見つかる男女間の平均的な性差は、現れてはまた消える。だから、脳に性別はないのだ。人の脳は、一人ひとり異なっており、様々な特徴の入り混じる《モザイク》になっている。
【人間の脳や心の複雑さは女/男という二分法ではとらえきれない。】
画期的な「脳モザイク論」で脳の性差をめぐる議論に一石を投じた気鋭の神経科学者が、性別とジェンダーに対する固定観念を打ち砕くサイエンス読み物。9か国で刊行が決定している注目の書。
【目次】
1 性別と脳
第1章 覚醒
第2章 ねじ曲げられた事実の歴史
第3章 脳の性差が積み重なると
第4章 生まれか育ちか
2 人間はモザイク
第5章 変化する脳
第6章 性別がすべてではない
第7章 脳のモザイク
第8章 現れては消えるわけ
第9章 ブラインドデートに何を期待する?
第10章 脳のタイプーー典型的な脳と稀な脳
第11章 ストレス下の女と男
第12章 健康のモザイク
第13章 心のモザイク
3 ジェンダーの何が問題か
第14章 男女というバイナリーから多様性のモザイクへ
第15章 ジェンダーという幻想
第16章 バイナリーの洗脳
4 ジェンダーのない世界へ
第17章 ジェンダーという神話にどう対処するか
第18章 混ざりあうジェンダー
第19章 ジェンダーフリーの教育
第20章 子どもたちをジェンダーから解放する
第21章 ジェンダーへの気づき
第22章 行動に移す
第23章 未来の展望
原注
参考文献
索引
謝辞
植物、動物、微生物など多様な生物のはたらきで保たれている地球の生態系。多様性によるめぐみと人間がもたらした危機の現状を紹介。
ネズミ類研究の最前線ーー多様性や進化研究のモデル動物として注目されるアカネズミをはじめ,琉球列島のケナガネズミやトゲネズミ,人間とのかかわりが深いハツカネズミ,ネズミ類が媒介する人獣共通感染症など,気鋭の研究者たちが多様で興味深い研究内容を紹介する.
はじめに(本川雅治)
序 章 日本のネズミ(本川雅治)
I 進化
第1章 日本のネズミの起源(佐藤 淳)
第2章 日本のネズミ化石(西岡佑一郎)
第3章 アカネズミの形態変異(新宅勇太)
第4章 アカネズミの集団史と進化(友澤森彦)
II 生態・生活史
第5章 アカネズミの採餌行動(島田卓哉)
第6章 アカネズミの社会行動(坂本信介)
第7章 実験動物としてのアカネズミ(越本知大)
第8章 琉球列島のネズミ類(城ヶ原貴通)
III ヒトとネズミ
第9章 ハツカネズミの歴史(鈴木 仁)
第10章 ネズミ類が媒介する感染症(新井 智)
終 章 これからのネズミ研究(本川雅治)
はしがき
第1部 アジアにおける交通インフラ投資と日本
第1章 ODAを活用したアジアの交通インフラ整備 (加藤浩徳)
1 はじめに
2 ODAとその役割
3 アジアの交通インフラに関する経済協力の状況
4 交通インフラへの経済協力による経済成長への効果
5 アジアの交通問題とODAの貢献
6 最近のODAをめぐる動向とこれからのアジア開発途上国の交通インフラ整備
第2章 アジア新興国のインフラ受注競争と日本企業の可能性 (柴田宏樹)
1 はじめに
2 日本政府による政策金融による支援の強化
3 メガバンクの海外投融資姿勢
4 アジア新興国のインフラ市場に対する投資家のスタンス
5 事業分野ごとに異なるインフラプロジェクトの状況と日本企業の取り組み
6 受注獲得のための要件
7 おわりに
第3章 アジアにおける空港整備の現状と日本の空港経営改革 (古瀬東・錦織剛・引頭雄一)
1 はじめに
2 アジア地域における空港整備のニーズ
3 空港整備・運営の事例調査
4 わが国における空港整備と空港経営改革
5 空港整備事業におけるPPP方式のあり方と日本の役割
第4章 東アジアにおける港湾投資と港湾間競争 (手塚広一郎・松田琢磨)
1 はじめに
2 ハブ・アンド・スポークと東アジアの港湾間競争
3 現在の東アジアにおける主なハブ港湾
4 北米往航におけるトランシップの動向
5 釜山港の概要と容量拡張投資
6 経済学的に見たハブ港をめぐる港湾間競争
7 おわりに
第5章 中国の高速鉄道のファイナンス (程華・後藤洋政)
1 高速鉄道の建設ブーム
2 膨張する鉄道事業債務
3 従来の鉄道建設財源とその問題点
4 新しいファイナンスシステムへの転換
第2部 交通インフラの経営
第6章 地域公共交通への上下分離方式の適用 (後藤孝夫)
1 はじめに
2 鉄道事業での上下分離方式
3 地域公共交通活性化・再生法と上下分離方式の導入事例
4 まとめと今後の課題
第7章 地域による空港経営と航空会社との関係 (橋本悟)
1 はじめに
2 能登空港の搭乗率保証制度の概要
3 インセンティブ理論と不完備契約理論
4 不完備契約理論の能登空港への適用
5 まとめ(地方空港インフラへの活用)
第8章 イギリスにおける地方空港の運営 (西藤真一)
1 はじめに
2 地方空港の所有と運営手法
3 民間空港の閉鎖に直面する政策当局の対応
4 民間による空港運営と地域との連携
5 おわりに
第9章 グローバルアライアンスのJV化とグローバル・ハブ (西村剛)
1 はじめに
2 アメリカンと英国航空のJV認可要件
3 3大航空連合のJV戦略と空港のスロット
4 オープンスカイ後の大西洋市場
5 JV後の欧米大手航空会社
第10章 空港会社の信用リスク評価 (黒沢義孝)
1 はじめに
2 空港運営会社の格付け手法
3 スキポール空港の格付け事例
4 おわりに
第11章 ローマ都市圏における複数空港民営化 (加藤一誠)
1 はじめに
2 ローマ2空港の民営化
3 格付けによる経営評価
4 おわりに
索 引
執筆者紹介
編著者紹介
大手企業等での事例も収録!「基礎編」の続刊として、導入のステップや留意点など、ダイバーシティ推進のための実践的な手法や考え方を、女性活躍を中心に紹介。
金属の関与する化学は元素別に捉えられる傾向にあったが、本書では全元素の化学という立場で有機金属化学を理解できるよう配慮し、基礎的事項のエッセンスをまとめた。
後半では工業的に利用されている触媒反応のいくつかを取り上げ、その詳細を解説するとともに、最新の話題も紹介する。
1.有機金属錯体の化学結合
2.有機金属錯体の合成,構造,命名
3.有機遷移金属錯体の基本的反応
4.錯体触媒を用いる工業触媒反応
5.錯体(有機金属)触媒を用いる合成反応
6.不斉触媒反応と錯体触媒
未来に生きる子どもたちにこそ伝えたい。そのために私たち大人が知っておきたいことは?-。
大学院を動かす仕組みとお金の実態を、インタビュー調査や文献から見通しよく整理。研究者・専門職双方の輩出で世界をリードする、アメリカ高等教育の多様性に富んだあり方を、初めてトータルに解き明かす待望の書。