創建時の大仏殿の大きさは?部材の年輪から法隆寺の年代がわかる?「世界遺産」として登録されている奈良の史跡の魅力と謎を、発掘調査や遺跡保存の第一線にたずさわる研究者たちが語る。専門家と一緒に古寺や遺跡を歩きながら、最新の研究情報やとっておきの話題を披露してもらうかのような、贅沢にしてユニークな案内書。
古都・奈良。遷都1300年祭のにぎわいを一歩離れれば、ひそやかで奥深い、温かい魅力が顔を出す。世界遺産の穴場スポット、仏像、古墳の散歩道、地元の人御用達のグルメから宿、人とのふれあいー。奈良生まれ、奈良育ちの著者が各地を飛び回り新たに取材。その魅力を存分に紹介する。ひとり旅、思い立ったらぜひ奈良へ。どこまでも広い空が、あなたを待っている。
立体的なグラフィックで人体の構造が楽しく理解できる一冊。
仕事でダンジョンに潜った冒険者・ハジメは、スライムに飲み込まれそうになっていた少女・リルイを助ける。身寄りのない彼女を放っておけず、仲間にすることにしたが、リルイは「ただの」少女ではなかった!!? アラサー独身冒険者・ハジメ、かくして少女を世話することになりました!!
冒険者・ハジメがダンジョンで“仲間”にした少女・リルイの正体は、夜の間だけオトナの姿になる“サキュバス”だった!! 黒髪乙女・セキヒメの登場で、ハジメとリルイの関係が微妙なことになったり、リルイの古代種の能力が目覚めたり!? そして、突如として村に災厄が訪れたり! と、二人の共同生活は、愉快な冒険で溢れてる!!
古代史の舞台、奈良・大和全域で太安万侶墓から行基墓、朝倉宮跡、藤ノ木古墳など、注目すべき遺跡にたずさわった調査担当者が、いま明かす発掘秘話!
あらすじ
お楽しみ☆スペシャルピンナップ付き!!
2023年発売の新作&人気シリーズ7作品の書き下ろしSS、
キャララフ、秘蔵イラストを掲載。
「発育乳首〜蜜肌開発〜」「リロードシリーズ」「飴と鞭シリーズ」
「龍虎の甘牙」「オメガの凹果実は双子のお気に入り」「薔薇の宿命シリーズ」
「αとΩの新婚夫婦は溺愛巣ごもりがしたい」
王睿(ワンルイ)は仙術は苦手だが調薬に長けた道士。宮廷に仕えていたとき、人の細胞の成長を逆行させて死に至らしめる薬の開発を指示されるが、正義感からそれを断わったため追放され今は田舎でひっそり暮らしている。宮廷時代、いつもふらりとやってきては構ってくれた武官の颯伸(サーシェン)を懐かしく思っていたところ、突然都から皇太子がルイを迎えにやってきた。その皇太子こそがサーシェンで、彼と共に宮廷に戻ったルイは人語をしゃべる子パンダと引き合わされる。ルイの使命は皇太子の愛人のふりをして宮廷に住まい、その間に子パンダの謎を解明すること。偽の愛人のはずなのにサーシェンに溺愛され愛くるしい子パンダと共に過ごす日々は幸せで……?
日々、宝物の保存と修理に携わる宮内庁正倉院事務所の研究者をはじめ、東大寺・奈良国立博物館ゆかりの国内外の研究者が、正倉院宝物の様々な面を報告・討論するシリーズ最終巻。
2014〜2016年正倉院学術シンポジウム「正倉院宝物に日本文化の源流をみる」「正倉院と奈良国立博物館〜一二〇年のあゆみ」「正倉院正倉」の成果を収録。
第1部 正倉院宝物に日本文化の源流をみる
(正倉院学術シンポジウム2014)
正倉院宝物の性格について(北 啓太)
正倉院宝物にみる資源の有効利用(飯田剛彦)
日本工芸の源流としての正倉院宝物(内藤 栄)
パネルディスカッション「正倉院宝物に日本文化の源流をみる」
第2部 正倉院と奈良国立博物館〜一二〇年のあゆみ
(正倉院学術シンポジウム2015)
北村家三代の漆工芸(北村昭斎)
奈良国立博物館と正倉院の伝統(湯山賢一)
正倉院管理の沿革と正倉院事務所の伝統(杉本一樹)
森鷗外と正倉院(田良島 哲)
パネルディスカッション「正倉院と奈良国立博物館」
第3部 正倉院正倉
(正倉院学術シンポジウム2016)
正倉と正倉院宝物(杉本一樹)
正倉院正倉整備工事の成果(春日井道彦)
奈良時代平瓦から見た正倉院正倉(岩永省三)
平安時代の御物と御蔵(斎木涼子)
パネルディスカッション「正倉院正倉」
雑貨、カフェ、パン、スイーツ…etc.ココロときめくお店全71軒。
定評ある老年学教科書の改訂第5版。高齢者への理解を深めるため、加齢や老化にはどのような生理的、機能的、精神的な背景があるかを解説。さらに医学的知見だけでなく、社会学的、経済学的に高齢者へアプローチする。最も頁を割いている「第3部 高齢者に特徴的な症候と疾患」では、高齢者に特徴的な病態、治療上のポイントなど、重要事項に的を絞ってまとめる。昨今、問題となっている高齢者の自動車運転についても触れている。
本は、本屋は、これからも大丈夫ーーそのように思わせてくれる一冊である。
本屋「Title」店主・辻山良雄さん推薦!
鳥取の定有堂書店は、いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。名店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる。〈本の力〉が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。
鳥取に根を下ろし、一から自分の仕事を作りあげてきた奈良さんの言葉には、時代と地域を超えた普遍がある。それはとてもシンプルなことで、「本が好き、人が好き」。いつの時代も定有堂書店は本と人とのあいだにあり、そうした素朴なスピリットが、その店を全国から人が集う「聖地」たらしめたのだ。
いま、本の力を疑いはじめた人にこそ読んでほしい。本は、本屋は、これからも大丈夫ーーそのように思わせてくれる一冊である。
本屋「Title」店主・辻山良雄
はじめに 身過ぎ世過ぎは草の種
第一章 町の本屋という物語
楽しい本屋は可能か/“夢を託す”ということ/どうして素人が書店を始めることになったかと言うと……/日常の可能性/本のことは井狩春男さんに教わった/本を並べる/本屋の愉しみ/ブック・カバーへの思い入れの話/定有堂から/人文書で、もうおともだち
/町の本屋の物語
第二章 「書店」と「本屋」
「本屋」論/ザ・ブックマン/本屋は「舞台」なのだ/本の紹介は楽しい/本屋のカスタマイズ/「本屋アジール」論/本の泉/「書店」と「本屋」/ウェブ、そして町の本屋/町の本屋から生まれた本──『伝えたいこと』出版のこと
第三章 「身の丈」の本屋
人に教わり、本に教わる/座敷わらしの荒ぶる魂/本屋の学校/本屋を歩く/なぜ人文書なのか/本屋ですから/希望/本屋の源泉/スタンダードとカスタマイズ/京都書店研修会へいく/永六輔さんトーク&サインの会顛末記/朋有り遠方より来る/ノアの箱舟/バーチャル書店/町の書店に未来はあるか
第四章 本屋の青空
書と戯れる/就職しないで生きるには/脱個性/徳俵/一周遅れのトップ/書の底力/町に生きる/再生力/本屋と個性/本のビオトープ/好きだからやる
第五章 定有堂書店の生成変化
本屋の未来を創造する/定有堂書店の生成変化
附録 定有堂書店の本棚 往来のベーシックセオリー
あとがき 一冊の本の衝撃
編者後記 三砂慶明
奈良敏行・定有堂書店略年譜
各自治体別の最新試験情報と独自の地域情報を掲載。論作文の過去問から執筆すべきポイントを解説。過去問を分析して作成した予想問題による教養試験対策。
〈奈良の郷土料理「茶粥」とは?〉
〈江戸で食された「奈良茶飯」、それを食べるための「奈良茶碗」。奈良という土地から離れて名称が一人歩きした「奈良茶」の秘密〉
米を茶で炊いた「茶粥」は、奈良では郷土料理として古くから親しまれてきました。一方、江戸時代、明暦の大火後の江戸で爆発的に「奈良茶飯」と称されるものが人気を博し、それは西日本へも逆輸入されるにいたり、茶飯を食するための器として、蓋付きの茶碗が考案され、それは「奈良茶碗」と呼ばれました。これまであまり注目されることのなかった茶の文化を、歴史・民俗・文学などの視点から読み解いていきます。
京都府、大阪府、兵庫県、奈良、滋賀県、和歌山県。
田辺青蛙、三輪チサ、COCO、他、関西在住作家、怪談師が集結、書き下ろし100話。
密教の正統な後継者として、日本に真言密教を伝えた宗教家・弘法大師空海を敬慕する弘法大師信仰は時を超えて語り継がれ、日本人の心に深く根付いています。高野山はもとより、八十八箇所霊場を有する四国などが空海と関係が深い地として知られていますが、奈良もまた仏教と出会い、研鑽と修行を重ねた地として空海と関係が深い場所です。本書では、様々な伝承がのこる空海ゆかりの奈良の地を案内します。