おしゃれな暮しを提案する婦人教養総合誌<特集>
犬と猫は家族
滝川クリステルさんインタビュー
“アニマルウェルフェア“動物福祉について伝えたいこと。
我が家の家族を紹介します!
佐々木希さん、大塚寧々さん
中村獅童さん、上川隆也さん、佐藤オオキさん
三沢厚彦さん、ロバート・キャンベルさん
角田光代さん、荒汐部屋
各界の著名なかたの愛犬、愛猫が登場。
「家族」の一員である犬や猫をご紹介します。
知っておきたい犬と猫の心理
小・中学生にも大人気の『ざんねんないきもの事典』の著者、
動物行動学の今泉忠明先生に犬と猫の心理を教わります。
犬と猫が喜ぶグッズ
愛犬、愛猫の好奇心をくすぐり、より仲よくなれる
工夫のあるアイテムの数々を集めて。
猪熊弦一郎と猫
猫好きだった画家・猪熊弦一郎。猪熊が描いた
ユニークな「猫たち」の表情をお楽しみください。
<ファッション特集>
大人のピンク
フューシャピンク、ベージュピンク・・・・・・、
今シーズンはピンクに注目。
大人の女性ならではの取り入れ方を提案します。
戦記、戦史、世界の軍事ニュースの総合雑誌特集●軍艦「摩耶」
浮かぶ城閣「摩耶」の建造とメカニズム、「五〇口径三年式二号二〇センチ砲」調査、戦う「摩耶」 太平洋八面六臂、パラワン水道に潜む悪魔「ダーター」&「デイス」、防空巡洋艦「摩耶」フィリピン沖に没す、新鋭イージス護衛艦「まや」スペックガイド”
オールカラー●RIMPAC2018 DDH&地対艦ミサイルのエクササイズ、蒼穹のページェント ポーランドF-16C/D、平成30年度富士総合火力演習「16MCV&AAV7」ファイア!、RAFミュージアム 女王陛下の「空軍博物館」リニューアル、2師団教育フォト 平成最後の「レンジャー訓練」、海底のレクイエム52 ビキニ環礁の「プリンツ・オイゲン」、米軍ガンカメラ写真集52 「ヨークタウン」飛行隊の古仁屋攻撃
”
グラビア●水雷戦隊フォト 北方の軽巡洋艦「多摩」&「木曽」、タイワン・リポート “民国的女性飛行員”そろい踏み、陸軍九七式戦闘機、JASDF女性ファイター 目標は一人前の戦闘機乗りです”
”最新軍事セミナー 自衛隊「多国間安全保障協力」の実態、ドキュメント レイテ沖海戦〜日米海軍死闘の四日間〜 第11話 幻の大戦果、在日米軍基地オスプレイ配備マップ、ある海軍軍人が残した太平洋戦争回想記〔第6回〕 空母機動部隊の戦い、長編読物●特別丙種飛行予科練生の記録 若人たちの秘話 知られざる幻の「台湾・朝鮮出身」予科練生
”
ワイドイラスト●英次期戦闘機「テンペスト」と欧州エアパワー、第2師団集合教育 陸自レンジャー訓練密着ルポ、昭和陸軍の戦場〈第11話 駄馬と輜重車1〉、現代ミリタリーグッズ 米軍御用達「リストウォッチ」、艦艇学入門講座 英米日海軍商船改造「空母」〔21〕、ワールズウエポン百科 空の奇襲部隊“ク滑空機ファミリー”、情熱零戦〈三菱製五二型/その2〉、ニューウエポン・クローズアップ 原子力超長射程魚雷ポセイドン
”
連載●勇者の海[51]、数学者の新戦争論[20]、還らざる夏[51]、WACの星[58]、われは空の子[189]、ぼたんがキラリ[29]
明日の保健体育を創造する教師の為の専門誌特集 若手研究者が描く体育科教育の未来図 巻頭エッセイ…岡出美則/若手研究者が未来図を描けるようにするために…荒井弘和/若手研究者は日々何に悩み、努力し、喜ぶべきか…鎌田真光 〈座談会〉若手研究者が描く体育科教育のこれから…松本大輔・加登本仁・岡田雄樹・久保賢太郎/教員養成を軸に若手研究者コミュニティを創る…渡辺輝也/私はこうして研究の道を切り拓いた!─女性障がい者スポーツ研究者のキャリアパス…中道莉央 【若手ダンス教育研究者の問題提起】「ひと流れの動き」「ひとまとまりの動き」の具体化に向けて…山崎朱音/見過ごされてきた「素材研究」の重要性…高田康史/体育科教育学の枠組みから見たダンス教育の課題…大西祐司 【情報提供】日本体育学会「若手研究委員会」設立の経緯とこれからの展望…鈴木宏哉
栄養バランスの良いお料理作りをおてつだい特集1 女性のための50歳からの栄養学 特集2 お正月のおもてなし (1)ワンランクアップのおもてなし術 (2)塩分控えめのお節料理 (3)全国各地の郷土料理、お正月編
・プレコンセプションケアは、妊娠転帰の改善だけでなく、将来の母子の健康増進にも寄与する概念である。その対象は、妊娠希望者に限らず、生殖可能なすべての世代に広がっている。その一方で、男性、子ども、思春期の若者、精神疾患や障害のある方、性的マイノリティの方への対応が十分でないなど、課題も多い。
・本特集では、この概念を「性と生殖に関する正しい知識と適切な医療の提供により、個人の尊厳を守り、健やかな生活を送るためのサポート」と位置づけ、各分野の専門家が、多様な背景を持つ人々への包括的なアプローチを含めた具体的な実践を紹介する。
■プレコンセプションケアの現状と課題
・はじめに
・産科合併症既往がある女性へのプレコンセプションケア
〔key word〕プレコンセプションケア、産科合併症既往、次回妊娠への準備
・内科的慢性疾患に対するプレコンセプションケア
〔key word〕プレコンセプションケア(PCC)、妊娠、内科的慢性疾患
・精神疾患を抱える女性へのプレコンセプションケア
〔key word〕プレコンセプションケア、先天異常、共同意思決定
・知的障害者に対するプレコンセプションケア
〔key word〕知的障害、性教育、合理的配慮、自己決定
・プレコンセプションケアにおける妊娠と薬
〔key word〕プレコンセプションケア、薬の安全性の評価、情報提供
・男性へのプレコンセプションケア
〔key word〕APA(advanced paternal age)、酸化ストレス、エピジェネティクス
・LGBTQに対するプレコンセプションケア
〔key word〕LGBTQ、トランスジェンダー、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス&ライツ
●TOPICS 医用工学・医療情報学
・医療DXの価値向上に向けた設計
●TOPICS 救急・集中治療医学
・集中治療患者の状態悪化を人工知能で予測するーー機械学習モデルを用いたリアルタイムの診療支援
●連載 臨床医のための微生物学講座(24)
・RSウイルス
〔key word〕RSウイルス、細気管支炎、パリビズマブ、喘鳴、接触感染
●連載 緩和医療のアップデート(19)
・救急・集中治療と緩和ケア統合の現在と今後の展望
〔key word〕コミュニケーションスキル、ケアのゴールの話し合い、withdraw
●連載 自己指向性免疫学の新展開ーー生体防御における自己認識の功罪(11)
・免疫とグライコームーーグライコームの1細胞解析技術
〔key word〕グライコーム、糖鎖、免疫、1細胞
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(25)(最終回)
・死因究明の実践8
●FORUM 数理で理解する発がん(15)
・ライト・フィッシャーモデルの期待値・分散と固定確率
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
池上彰さんと佐藤優さんが「米大統領選後の世界」について緊急対談
日米関係や中東問題を語り尽くす 特集「トランプ政治再び 世界は」
AERA11月25日号は、ドナルド・トランプ氏が大統領に返り咲くことが決まった米大統領選を受け、ジャーナリストの池上彰さんと、作家・元外務省主任分析官の佐藤優さんの緊急対談を掲載。米大統領選に加え、日米関係や中東問題など、世界が今後どうなっていくのか、徹底討論しています。働く祖父母にいま“孫休暇”が広がっているのを知っていますか。子育てに向き合えなかった昭和世代が、孫育てに向き合っている実態を描きます。パリ五輪でも話題をさらった男子バレーボール。いま国内のSVリーグに大注目が集まっています。高橋藍選手や西田有志選手ら、人気選手の躍動感あふれる写真も見ものです。大好評連載「百田夏菜子 この道をゆけば」は、演歌界のレジェンド、坂本冬美さんとの対談が続きます。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、演出家・映画監督の塚原あゆ子さんとの対談です。他にも様々な企画が詰まった一冊です。
●巻頭特集:トランプ政治再び 世界は
アメリカではトランプ氏が次期大統領となることが決まり、巨大な権力を手中に収めました。「アメリカファースト」を掲げ、国際協調から撤退していく懸念もあるトランプ氏。ウクライナや中東などの情勢も泥沼化しているなか、日本は、世界は、どこへ向かうのか、池上彰さんと佐藤優さんが語り合います。池上さんは今回の大統領選挙を「階級闘争」のように見えたと分析します。佐藤さんも「あの国が変わっている」と語り、米国の変容について解説します。そのトランプ氏に、日本の石破茂首相はどう対峙すればいいのか。「ゴルフ」に代わる武器が石破氏にはあると、二人は指摘します。国際問題や経済のゆくえなど、幅広いテーマで縦横無尽に語り合っています。さらに、選挙後の米国のいまについて、またこの結果を生んだ米国民の心理についてなど、多角的に分析した特集になっています。
●働く祖父母に広がる“孫休暇”
孫のために休暇を取れる制度が企業や自治体で広がっています。昭和のモーレツ会社員で、家庭や子育てを顧みることがなかったような世代が、孫のために休暇を取るという状況が少しずつ生まれています。管理職世代の育児への理解が深まり、若い世代も育休取得がしやすくなるなど好循環も生まれているようです。“孫休暇”という新しい現象について取材しました。
●男子バレーボールに“沼る”
男子バレーボールがいま熱いんです! 国内では10月に「SVリーグ」が誕生。世界最高峰のリーグを目指しています。そのSVリーグは、開幕戦がテレビの地上波で中継され、観客動員数も史上最多を記録するなど人気が爆上がり! パリ五輪にも出場した高橋藍選手や西田有志選手、昨季の最優秀新人賞を獲得した渡邉晃瑠選手らに注目が集まります。その人気の背景にあるものはなにか、スポーツジャーナリストが分析します。
●百田夏菜子×坂本冬美
大好評連載「百田夏菜子 この道をゆけば」は、演歌歌手の坂本冬美さんがゲストの全4回中3回目。以前は「素の自分」を見せることに抵抗があったと語る坂本さんに対し、百田さんもまた、自分の中に違和感を抱えながら、虚と実のあいだで闘っていたと言います。そんな二人のここだけで繰り広げられる深いトーク、仲の良さが伝わる撮り下ろし写真をお楽しみください。
●松下洸平×塚原あゆ子
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、演出家・映画監督の塚原あゆ子さんとの対談6回中の5回目。ドラマ「最愛」の撮影現場で、松下さんは塚原さんから、「余計な動きをいっぱいしてほしい」とリクエストされたそうです。その心は? 芝居や表現に対する二人のこだわりが詰まった対談です。柔らかな雰囲気があふれる撮り下ろし写真と共に誌面でご覧ください。
ほかにも、
・闇バイト強盗から身を守る
・核のない世界へ 若者たちが抱く使命感
・非日常空間で「親子ワーケーション」
・パートナーとの性欲ギャップに悩む
・「簡素化」するお葬式 小規模でも十分?
・【女性×働く】 Z世代の「専業主婦願望ゼロ」
・小泉今日子 この物語がいまを選んだ
・向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 高野翔・大塚啓志郎 ライツ社代表取締役社長
などの記事を掲載しています。
・女性の社会進出や環境変化に伴い、検診先進国の英国においてさえ国民検診を実施しないかぎり子宮頸がん死亡率は増加することが示されている。
・性交経験のある女性の8割以上にHPVが感染し、その9割は自然消退するものの、一部は持続感染化してがんとなる。多くは無症状であるため、検診を受けないかぎり子宮頸がんや前がん病変の発見は困難であろう。
・本特集では、このような状況に危機感を共有する専門家に集合していただいた。子宮頸がんに関する日本の現状、このままHPVワクチン接種が滞るとどのような不利益が発生するかについて報告する。
■ HPVワクチンと子宮頸がんHPV1次検診
・はじめに
・日本と世界の子宮頸がんの現状
〔key word〕ヒトパピローマウイルス(HPV)、子宮頸がん予防ワクチン、組織型がん検診、周産期医療、リプロダクティブ・ヘルス
・HPVワクチンの有効性と8年にわたる接種率の低迷がもたらす負の影響
〔key word〕子宮頸がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)、HPVワクチン、ワクチン勧奨
・HPVワクチンの副反応問題
〔key word〕ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン、副反応、有害事象、紛れ込み
・思春期の子どもの機能性身体症状とその対応
〔key word〕機能性身体症状、心身症、変換症、起立性調節障害、接種ストレス関連反応(ISRR)
・子宮頸がん検診におけるHPV検査ーー細胞診・HPV検査併用法とHPV検査単独法
〔key word〕子宮頸がん検診、ハイリスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)検査、細胞診・HPV検査併用検診、HPV検査単独検診
・子宮頸がんのない未来へーーWHOの世界的戦略
〔key word〕子宮頸がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)、予防接種、根絶
・子宮頸がん検診におけるHPV検査導入の意義と年齢別解析による効率化
〔key word〕ヒトパピローマウイルス(HPV)検査併用、子宮頸がん検診、年齢別解析
●TOPICS
腎臓内科学
・慢性腎臓病患者への生活食事指導は費用対効果に優れるーー腎臓病戦略研究(FROM-J)の結果から
社会医学
・海藻摂取と循環器疾患
脳神経外科学
・頭部外傷に対する神経集中治療
●連載
オンラインによる医療者教育
・17.Withコロナ時代のオンライン多職種連携教育ーー課題と展望
〔key word〕多職種連携教育、オンライン教育、COVID-19
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・15.クマムシ:極限ストレス耐性のメカニズムーーヒトへの応用を展望して
〔key word〕クマムシ、極限環境、ストレス耐性、乾眠、DNA防護
COVID-19診療の最前線からーー現場の医師による報告
・9.専門家会議ーーこれまでの背景と役割
●フォーラム
中毒にご用心ーー身近にある危険植物・動物
・2.スズランーー若芽をギョウジャニンニクやアマドコロなどの山菜と誤食すると
オンライン診療の二元論
・1.医療とデジタルーー診療報酬差額がもたらすもの
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで,幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され,栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか,すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ,日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ,新たな診療ガイドラインなど,医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介.
≪特集テーマの紹介≫
●本号では,「メタボリックサージェリーの現状と展望ー栄養士としてどうかかわるか」と題して,肥満における減量や,肥満2型糖尿病における糖尿病改善効果を目指す代謝手術(メタボリックサージェリー)について,その意義や栄養管理について詳しく解説.
●メタボリックサージェリーによる代謝異常の改善効果,外科治療における栄養士の役割,周術期の栄養管理と術後のフォローアップ,術後の栄養障害への対応,フォーミュラ食の活用方法など,実臨床で実践し役立てることのできる最新知見や情報が満載!
特集 メタボリックサージェリーの現状と展望ー栄養士としてどうかかわるか
巻頭カラー 東海嚥下食研究会調理師部会 おいしい嚥下調整食への探求(2)
ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
特別レポート 「新春おせちバイキング」-難病患者会と大学研究室のコラボレーション
ズームアップ
スポット
Medical Nutritionist養成講座(15)
Dr.雨海の臨床女性栄養学(45) 〈隔月連載〉
めざせ! リハビリテーション栄養のNST48-CAREガイドラインに基づく症例報告 CASE No.48
こんだてじまん
『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識(6)
栄養の歴史と現代的意義を考える(3)
News & Information
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、生殖年齢女性において最も罹患頻度の高い内分泌疾患であるが、生殖機能異常と代謝異常とからなる病態は複雑で、十分に解明されておらず、管理の標準化がなされてこなかった。
・2016年以降、PCOSが生涯を通じて健康に与える影響に関する研究が増加しており、さらにPCOSの発症予防、長期間にわたる合併症の管理へと研究内容が発展していることが明らかとなっている。
・本特集では、このようなPCOS研究・診療の展開を踏まえて、第一線で活躍される専門家の先生方に、近年の病態研究の最新の成果と、診療上重要となるライフステージごとの健康課題について解説いただく。
■多嚢胞性卵巣症候群UPDATE--病態を理解しライフステージに応じた管理を考える
・はじめに
・PCOSの病態の捉え方
〔key word〕多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、胎内アンドロゲン曝露(PNA)、胎内環境、卵胞局所環境
・診断基準の考え方
〔key word〕多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、日産婦2007、Rotterdam2003
●ライフステージごとの課題
・思春期PCOSの診断、管理とプレコンセプションケア
〔key word〕多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、思春期PCOS、月経周期異常、アンドロゲン過剰症、プレコンセプションケア、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に対する新しい排卵誘発法の開発ーー卵巣過剰刺激症候群(OHSS)を完全に発生させず、さらに良質な卵子を発育させる方法
〔key word〕多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)、レトロゾール、ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)アンタゴニスト、カベルゴリン
・PCOSの周産期管理ーーそのリスクとプレコンセプション管理
〔key word〕多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、妊娠糖尿病(GDM)、妊娠高血圧症候群(HDP)、プレコンセプショナルカウンセリング
・中高年期PCOS女性のヘルスケア
〔key word〕多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、子宮内膜癌、糖尿病、心血管疾患
●TOPICS 糖尿病・内分泌代謝学
・骨格筋損傷からの回復過程においてM2マクロファージの除去は回復を促進する
●TOPICS 再生医学
・骨格筋幹細胞の幹細胞性維持機構ーー休止期維持メカニズムを中心に
●連載 救急で出会ったこんな症例ーーマイナーエマージェンシー対応のススメ(17)
・肋骨骨折とこわーい気胸と血胸
〔key word〕肋骨骨折、血気胸、致死的合併症、遅発性
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(9)
・ワクチンデータベースを用いたワクチンの有効性・安全性の科学的検証
〔key word〕ワクチンデータベース、有効性、安全性、VENUS Study
●FORUM 戦後の国際保健を彩った人々(1)
・須藤昭子ーーハイチのマザー・テレサ
●FORUM 後悔しない医学英語論文の投稿に向けてーーEditorの視点から(6)(最終回)
・論文の査読への対応2
●FORUM 書評
・『トリプルネガティブ乳癌Q&A』(大野真司・戸井雅和 編集)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●わが国における維持透析患者数は2021年末時点で約35万人と増加の一途をたどっており、また透析導入時の平均年齢も71歳を超え年々高齢化しています。
●透析導入の原因となる慢性腎臓病(CKD)の予防・治療の基盤は、食事内容・生活習慣の適正化にありますが、高齢腎臓病患者の栄養管理においては、循環器疾患や脳血管障害、糖尿病といった併発疾患を踏まえた対応はもとより、ADLやQOLの維持・改善、個人の希望に沿った暮らしの継続など、異なる治療目標に応じた個別化の視点も求められています。
●本特集では、「高齢腎臓病患者を支えるー臨床の最新潮流を学び栄養管理に活かす」と題して、高齢腎不全患者の現状をはじめ、糖尿病性腎臓病(DKD)や併発症への対応、骨ミネラル代謝異常(MBD)の管理、保存的腎臓療法(CKM)の考え方、栄養管理で注意すべき薬剤、フレイル・サルコペニア患者の食事療法、カリウム制限の最新潮流、FROM-J研究の最新知見などを掲載。高齢腎臓病患者へ栄養指導を行う際に知っておくべき最新情報について、各領域の専門家である執筆陣が詳しく解説しています。
【目次】
【総論】高齢腎不全患者の最新動向と今後の課題
高齢糖尿病性腎臓病(DKD)の病態と管理
高齢慢性腎臓病患者の併発症の管理
高齢腎臓病患者の腎代替療法選択支援と保存的腎臓療法(CKM)のあり方
高齢CKD患者における栄養管理において注意すべき薬剤
サルコペニア・フレイルを合併した高齢CKD患者における食事療法の注意点
高齢CKD患者のCKD-MBD管理とその意義
CKD患者のカリウム管理における最近の潮流
慢性腎臓病重症化予防のための戦略研究とそのフォローアップ(FROM-J10)からみえてきたこと
●病棟で活かしたい!! フィジカルアセスメント入門(2)
食事の様子と口腔の観察
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
機能強化型認定栄養ケア・ステーション ディー・アール・ディー
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
10年後、20年後の社会を見据えて5年後、10年後の自分を創造する/公立大学法人 長野県立大学大学院 健康栄養科学研究科 健康栄養科学専攻
●スポット
新たな遺伝子組換え表示制度の概要
●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.5 浮腫合併の高度肥満女性において、下腿の壊死性筋膜炎に対する広範囲切除術が行われた症例
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(8)
慢性腎不全を合併した延髄外側梗塞患者に対し、腎機能と嚥下機能に応じた食事指導が奏効した一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 17 くも膜下出血
●Medical Nutritionist養成講座65
静脈栄養投与経路の管理(1)-静脈栄養カテーテル
●Dr.雨海の男性臨床栄養学(21)〈隔月連載〉
糖脂質の逆襲(2)-1882年、パリ発ライソゾーム病
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識(49)〈最終回〉
まとめ
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
あんず
●こんだてじまん
じまんの一品料理 武蔵野うどん風/独立行政法人 国立病院機構 東京病院
●レポート
STROKE 2023 「脳卒中の和」
●報告
大腸肛門病専門病院における低FODMAP食療法の実践
●国家試験
第37回管理栄養士国家試験 解答・解説(1)
・活躍するアスリートの誕生には、運動器を中心とした健全な発育・発達、基礎体力の向上、パフォーマンスを発揮させるためのコンディショニングやスポーツ傷害の予防、スポーツ傷害発生時の早期治療が重要と考える。
・本特集は、トップアスリートになるための成長期の対応やアスリートならびに健康スポーツのマネジメントを中心に、スポーツ現場や日常診療で役立つ書となるよう編集した。
・成長期の特徴とスポーツ傷害予防や治療、アスリートのマネジメントや女性とパラアスリートに特有のマネジメント、そして生涯スポーツとしての健康スポーツのマネジメント、アンチ・ドーピングと栄養を取り上げる。
■ スポーツ外傷・障害の予防と治療 -TOKYO 2020が終了して
・はじめに
・成長期の身体特性とスポーツ傷害との関連性
〔key word〕成長期、身体特性、スポーツ傷害
・成長期におけるスポーツ外傷の予防ーー原点回帰
〔key word〕成長期、スポーツ外傷、予防、初期治療、早期の専門化
・成長期のスポーツ障害の予防と早期発見のポイント
〔key word〕成長期、タイトネス、ストレッチング
・アスリートのマネジメント
〔key word〕アスリートマネジメント、チームサポートドクター、大会トーナメントドクター
・女性アスリートの外傷・障害をサポートするうえでの課題
〔key word〕女性アスリート、外傷、障害、TOKYO 2020、メディカルチェック
・パラアスリートの現場における外傷・障害とその他の疾患のマネジメントと予防ーーパラ陸上競技を中心に
〔key word〕Emergency Action Plan(EAP)、障がい特性、脊髄損傷、切断選手、暑熱対策
・健康スポーツのマネジメントーー青壮年期
〔key word〕スポーツ実施率、スポーツの疾病予防効果、身体活動ガイドライン
・健康スポーツのマネジメント(中高年者)--中高年者に対する関節温存手術の成績
〔key word〕中高年者、関節温存手術、膝前十字靱帯(ACL)再建術、高位脛骨骨切り術(HTO)
・アンチ・ドーピングの世界的な取り組みーー糖質コルチコイドの変更
〔key word〕アンチ・ドーピング、糖質コルチコイド、禁止物質
・スポーツ栄養マネジメントに準じたアスリートの栄養管理
〔key word〕スポーツ栄養マネジメント、アスリート
●TOPICS
遺伝・ゲノム学
・遺伝カウンセリングとはどんな医療か?
皮膚科学
・皮膚拡張時における増殖能の高い表皮幹細胞の出現には血管が重要である
呼吸器内科学
・気道疾患モデルへの応用可能な多細胞間の平面内細胞極性を制御した気道チップの開発
●連載
COVID-19診療の最前線からーー現場の医師による報告
・19.COVID-19後遺症:ウイルス感染後疲労症候群および筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の基礎と臨床ーーCOVID-19との関連
バイオインフォマティクスの世界
・8.疾患ゲノム解析I:NGS解析
〔key word〕次世代シークエンス解析、家系解析、関連解析、中間サイズインデル
●フォーラム
中毒にご用心ーー身近にある危険植物・動物
・12.アサリ(麻痺性貝毒、下痢性貝毒)--潮干狩りで採取して食べたら
病院建築への誘いーー医療者と病院建築のかかわりを考える
・特別編ー感染症対策と建築6
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・2018年に妊娠高血圧症候群(HDP)の定義・分類が改訂され、「妊娠時に高血圧を認めた場合、HDPとする。HDPは妊娠高血圧腎症、妊娠高血圧、加重型妊娠高血圧腎症、高血圧合併妊娠に分類される」となった。
・本特集では、妊婦の約20人に1人の割合で起こり、母児ともに危険な状態となりうるHDPに焦点を当てて、その予防、治療、管理について各分野の専門家に最新情報を含めて詳述していただく。
・1人でも多くの女性がHDPとならないように、HDPとなっても危険な状態とならないように、またHDP後も健康で子育てに従事できるように、本特集の読者がHDPに関心を持って医療を実践することを希望する。
■妊娠高血圧症候群(HDP)の予防・治療・管理
・はじめに
・プレコンセプションヘルスケアーーHDP予防の観点から
〔key word〕プレコンセプションケア、妊娠高血圧症候群、予防
・腎疾患患者における妊娠
〔key word〕IgA(immunoglobulin A)腎症、糖尿病性腎症、ループス腎炎、非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)
・妊娠と二次性高血圧
〔key word〕妊娠高血圧(GH)、高血圧合併妊娠(CH)、二次性高血圧
・新しいエビデンスに基づいたHDPの診断
〔key word〕妊娠高血圧腎症(PE)、sFlt-1/PlGF比、加重型妊娠高血圧腎症(SPE)、血栓性微小血管症(TMA)、子癇
・HDPの治療UPDATE
〔key word〕降圧療法開始基準、降圧目標、重症域高血圧の急性発症、再発予防
・IoTを活用した妊婦の血圧管理
〔key word〕家庭血圧、遠隔管理、テレモニタリング
・妊娠高血圧症候群を発症した女性における産後の健康管理ーーインター・ポストコンセプションケアの観点より
〔key word〕妊娠高血圧症候群、心血管障害、インターコンセプションケア、ポストコンセプションケア
・HDP診療指針2021の成果と今後の課題
〔key word〕高血圧、生活習慣病、蛋白尿、妊娠高血圧腎症(PE)、慢性腎臓病
●TOPICS 免疫学
・スペルミジンによる脂肪酸酸化の調節と老化T細胞の抗腫瘍効果の回復
●TOPICS 糖尿病・内分泌代謝学
・食事性肥満から肝炎発症に関わる制御因子の同定
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(15)
・医療機関のQI(Quality Indicator)
〔key word〕医療の質、多施設間比較
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(5)
・遺伝カウンセリングを提供する人材とその養成
〔key word〕臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラー【○R】、日本産科婦人科遺伝診療学会認定医、遺伝性腫瘍専門医
●FORUM 世界の食生活(4)
・ピグミー系狩猟採集民(中部アフリカ熱帯林)
●FORUM 戦後の国際保健を彩った人々(3)
・島尾忠男ーー結核の系譜
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・行動変容を含む習慣変容には、1何をどうするのが必要か、またその理由は何かという知識、2自分の習慣を変えようとする意欲、3必要な行動変化を起こし、それを続けるための技術、という3つの要素が不可欠である。
・本特集では、生活習慣病における高リスク者や低リテラシー層、若年層の健康維持・向上、SNS活用による包括的なフレイル予防戦略、メタボ予防からフレイル予防へのギアチェンジ等について。各先生方にご執筆いただく。
・高齢者での生活習慣病の重症化予防とフレイル予防の両立、フレイル予防をまちづくりとして実現するためのマルチステークホルダーへのアプローチ、ゼロ次予防も含めた社会システムのパラダイム転換等も取り上げる。
■行動変容による疾病の予防
・はじめに
・生活習慣病における高リスク者や低ヘルスリテラシー層へのアプローチ
〔key word〕健康行動、健康信念、行動意図、ヘルスリテラシー、受診勧奨
・若年女性の痩せに向けたアプローチ
〔key word〕痩せ、耐糖能異常(IGT)、サルコペニア、身体活動
・オンラインツールを活用したフレイル対策ーーweb版集いのひろば
〔key word〕オンラインツール、フレイル対策、介護予防、web版集いのひろば
・SNSを活用した包括的なフレイル予防ーーオンラインでのフレイルチェック
〔key word〕ハイブリッド型フレイルチェック、オンライン
・メタボリックシンドローム予防からフレイル予防へのギアチェンジ
〔key word〕フレイル、サルコペニア、メタボリックシンドローム
・後期高齢者における生活習慣病の重症化予防とフレイル予防を統合した対策
〔key word〕重症化予防、フレイル、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業、国保データベース(KDB)
・マルチステークホルダーとの協働によるフレイル予防のまちづくり
〔key word〕フレイル予防、まちづくり、マルチステークホルダー
・社会システムの観点からのアプローチーー健康長寿社会の実現に向けたゼロ次予防の狙いと戦略
〔key word〕ゼロ次予防、行動変容、建造環境、コミュニティ
●TOPICS 免疫学
・腹膜脂肪リンパ組織に存在する細網線維芽細胞の機能
●TOPICS 神経精神医学
・統合失調症患者におけるドパミン過感受性精神病
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(15)(最終回)
・遺伝カウンセリングの将来像
〔key word〕遺伝カウンセリング、認定遺伝カウンセラー、専門職連携実践
●連載 臨床医のための微生物学講座(5)
・基礎研究からみた化膿レンサ球菌による病態形成機構と宿主の防御機構
〔key word〕化膿レンサ球菌、劇症型溶血性レンサ球菌感染症、システインプロテアーゼSpeB、溶血毒素ストレプトリジンS
●FORUM 世界の食生活(14)
・国民文化としてのジョージア(グルジア)のクヴェヴリ・ワイン
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(6)
・脳死1
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・20世紀には遺伝性神経・筋疾患は治療法のない疾患の代表であったが、21世紀に入ってその様相は大きく変わりつつある。
・治療可能な疾患はいずれも治療開始時期が早ければ早いほど予後がよいことが知られており、遺伝性神経・筋疾患の診断は迅速に進めることが必要となっている。
・しかし、いずれもまだ詳細な病態が明らかにされたといえる状況にはない。今後、分子病態が解明されることで、治療法開発への道筋がみえるようになるものと期待される。
■ 遺伝性神経・筋疾患 ─診療と研究の最前線 12月第1土曜特集
・はじめに
●診断技術の進歩
・RNA-seq技術を用いた遺伝性筋疾患診断
〔key word〕トランスクリプトーム解析(RNA-seq)、ロングリードシーケンス、in silico解析
●ミオパチー、筋ジストロフィーの病態・診断・治療法開発
・デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の治療法開発の現状
〔key word〕デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)、ジストロフィンタンパク質、遺伝子治療、抗炎症療法、細胞移植
・眼咽頭遠位型ミオパチーーー明らかになった原因遺伝子と病態
〔key word〕眼咽頭遠位型ミオパチー(OPDM)、遺伝学的背景、CGGリピート伸長
・ここまでわかった眼咽頭型筋ジストロフィーの病態と治療戦略
〔key word〕眼咽頭型筋ジストロフィー(OPMD)、poly(A)binding protein nuclear 1(PABPN1)遺伝子、トリプレットリピート病、毒性獲得、機能喪失
・GNEミオパチーーー病態解明と治療の最前線
〔key word〕GNEミオパチー(縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー)、合併症、シアル酸補充療法、遺伝子治療、レジストリ
・自己貪食空胞性ミオパチー:ダノン病とその類縁疾患
〔key word〕ダノン病、過剰自己貪食を伴うX連鎖性ミオパチー(XMEA)、ライソゾーム関連膜タンパク2型(LAMP-2)、自己貪食空胞、ライソゾーム
・ADSSL1ミオパチーーー遠位型ミオパチーなのか?
〔key word〕ネマリンミオパチー、脂肪滴、幼少期から運動が苦手、握力低下
・福山型筋ジストロフィーとジストログリカン異常症
〔key word〕福山型筋ジストロフィー、ジストログリカン異常症、アンチセンス核酸、リビトールリン酸、FIH(first in human)試験
・筋強直性ジストロフィー
〔key word〕トリプレットリピート、スプライシング、RNA毒性、核酸医薬、核酸標的低分子
・顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー
〔key word〕顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSHD)、DUX4(double homeobox 4)、D4Z4、エピジェネティクス
・Dysferlin遺伝子異常に伴う筋ジストロフィーーーDysferlinopathy
〔key word〕Dysferlin異常症、三好型遠位型筋ジストロフィー、肢帯型筋ジストロフィー
・VI型コラーゲン関連筋疾患の原因遺伝子変異, 病態と治療法開発
〔key word〕COL6A1-3遺伝子、ウルリッヒ型先天性筋ジストロフィー(UCMD)、ベスレムミオパチー(BM)、モデルマウス
・細管集合体ミオパチー(tubular aggregate myopathy)とその関連疾患
〔key word〕tubular aggregates(TAs)、cylindrical spirals myopathy、周期性四肢麻痺、先天性筋無力症候群、Stormorken症候群
・中心核ミオパチーとミオチューブラーミオパチーの発症機序ーーT管形成における膜ダイナミクス制御異常からの視点
〔key word〕中心核ミオパチー(CNM)、ミオチューブラーミオパチー(MTM)、T管、膜ダイナミクス
・ポンペ病の病態、診断、治療法の開発
〔key word〕グリコーゲン、筋力低下、呼吸不全、酸性αグルコシダーゼ(GAA)、遺伝子治療
●その他の神経・筋疾患の病態・診断・治療法開発
・先天性筋無力症候群
〔key word〕先天性筋無力症候群(CMS)、神経筋接合部、反復神経刺激
・サルコペニアの発症機序
〔key word〕サルコペニア、神経筋接合部(NMJ)、間葉系前駆細胞
・脊髄性筋萎縮症の治療法確立とその先
〔key word〕脊髄性筋萎縮症(SMA)、スプライシング、アンチセンス核酸(ASO)、遺伝子治療、低分子化合物
・球脊髄性筋萎縮症
〔key word〕ポリグルタミン病、女性保因者、リュープロレリン酢酸塩、核酸医薬
・遺伝性ニューロパチーの遺伝子診断ーー早期診断の実現に向けて
〔key word〕シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)、遺伝性感覚性ニューロパチー(HSN)、ターゲットパネル解析、エクソーム解析、RFC1
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(sexual reproductive health and rights:SRHR、性と生殖に関する健康と権利)は、基本的人権のひとつでありながら、すべての人に保障されている社会には至っていない。
・本特集では、妊娠中絶や望まない妊娠、性感染症、性暴力被害、LGBT、SOGIに関わる課題や妊娠・出産における自己決定などの知識を深め、次世代への教育や実践についても考える機会となるよう各専門家に執筆いただく。
・SRHRの課題は政策、法律、教育、文化、経済など多次元の問題を包含しているが、ここでは医学的な側面に焦点を当て、次世代のためのSRHRにとって実効性のあるアプローチを考える一助となれば幸いである。
■セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツの新展開ー“私らしく生きる”を次世代に
・はじめに
・わが国の中絶・避妊の現状と課題
〔key word〕ヘルスリテラシー、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SHRH)、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標(SDGs)、女性の自己選択権、確実な避妊法、緊急避妊薬アクセス、経口中絶薬、避妊と中絶の取り扱い
・性感染症の現状と課題, 解決に向けて
〔key word〕性感染症(STI)、感染症の動向、国際セクシュアリティ教育ガイダンス
・性暴力の現状と課題ーーフォレンジック看護の視点から
〔key word〕性暴力、フォレンジック看護、支援、性暴力被害者支援対応看護師(SANE)
・LGBT、SOGI(性的指向・性自認)に関わる課題と解決への役割
〔key word〕LGBT、性的指向・性自認(SOGI)
・からだを自分自身のものにとり戻せ;からだの自己決定権を享受できる世界へーーセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツは基本的人権
〔key word〕からだの自己決定権(bodily autonomy)、国際連合人口基金(UNFPA)、国際人口開発会議(ICPD)、持続可能な開発目標(SDGs)、世界人口白書(State of World Population Report)
・思春期の子どもの保護者への性教育
〔key word〕セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)、包括的性教育、自己肯定感、エンパワメント
・包括的性教育
〔key word〕国際セクシュアリティ教育ガイダンス、人工妊娠中絶、ヒトパピローマウイルスワクチン(HPV)、避妊法、包括的性教育(CSE)
・妊娠・出産における自己決定
〔key word〕妊娠、出産、リプロダクティブ・ヘルス、自己決定、人間的出産
●TOPICS
消化器内科学
・潰瘍性大腸炎における抗インテグリンαvβ6抗体の同定
生理学
・レム睡眠中の大脳血流量の大幅な上昇の直接的な証拠ーー睡眠中の脳のリフレッシュ機構の解明に向けて
●連載
COVID-19診療の最前線からーー現場の医師による報告
・18.COVID-19による虚血性脳卒中リスクへの影響ーー救急診療への影響も含めて
バイオインフォマティクスの世界
・7.バイオインフォマティクスの根幹を担うデータベース
〔key word〕データベース、パスウェイ、リポジトリ、オントロジー
●フォーラム
中毒にご用心ーー身近にある危険植物・動物
・11.マムシ、ハブーー夏の山や森で咬まれると……
オンライン診療の二元論
・4.都会と地域ーー地域医療で芽生える「D to P with N」型オンライン診療
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで,幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され,栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか,すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ,日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ,新たな診療ガイドラインなど,医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介.
≪特集テーマの紹介≫
●本号では,「スポーツ栄養の最新エビデンスと実践」と題して,スポーツ栄養分野で活躍する研究者や管理栄養士など第一線の執筆陣が,日々進歩するスポーツ栄養のエビデンスや注目トピックについて詳しく解説.
●スポーツ栄養実践におけるエビデンスの活用,運動生理学からみたエネルギー代謝とスポーツ競技の特性,スポーツ選手の糖質摂取・たんぱく質・アミノ酸摂取・脂質摂取の考え方,スポーツ選手向けの献立作成,減量における栄養・食事管理,スポーツサプリメント,スポーツ外傷・障害時の栄養管理,女性アスリートや障がい者のスポーツにおける栄養など,多彩な視点からスポーツ栄養の“いま”を紹介.
●2020年の東京オリンピック開催に向けて,研究の実施や,選手の栄養サポートにも役立つ最新情報が満載!
特集 スポーツ栄養の最新エビデンスと実践
巻頭カラー 味覚と栄養の関係ー化学センサーの最新知見に学ぶ(3)
いっしょに進もう! 仲間と高める地域栄養力
こんな工夫をしていますー当院の栄養教室
スポット
Medical Nutritionist養成講座(14)
めざせ! リハビリテーション栄養のNST48-CAREガイドラインに基づく症例報告 CASE No.47
こんだてじまん
『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識(5)
栄養の歴史と現代的意義を考える(2)
報告
News & Information
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●今回の特集では女性アスリートに焦点を当てて、「健康」と「栄養」の支援について取り上げます。女性アスリートの健康を取り巻く現状を理解し、栄養支援の重要性までを解説した特集となります。
●質の高いパフォーマンスを行うために肉体的にも精神的にも強い負荷をかけ、日々トレーニングをしているアスリートは「健康」であるとは言い切れない状況です。一方で「健康」を第一と考えると、パフォーマンス向上のためのトレーニングを前進させることは難しくなります。
●本特集で紹介されるスポーツ栄養学における科学的エビデンスは、読者の臨床においても活用いただき、深みのある充実した栄養管理につなげていただければ幸いです。
【目次】
特集にあたって
女性アスリートの栄養に関連する課題
相対的エネルギー不足(REDs)と栄養管理における対応
女性アスリートの三主徴と無月経への対応
女性アスリートと疲労骨折ー整形外科医の立場から
女性アスリートを支える研究と普及啓発活動
女性アスリート外来における栄養指導の実際
女性アスリートに対する栄養サポート事例
●NSTスタッフのための画像診断セミナー(1)
画像表示の基本的ルールと胸部
●病棟のプロフェッショナルたち
都城市郡医師会病院 ICU
●スポット
骨粗鬆症に対する人間ドックでの管理栄養士の取り組み「骨コツ御膳」
心血管疾患の発症予測に最適化したメタボリックシンドローム診断基準ー日本人56万人のビッグデータに基づく修正案
連載
【新連載】デンシエット(カロリー密度)が拓く 食事管理のミライ(1)
カロリー密度に注目した低カロリーでも満腹・満足のデンシエット
【新連載】セキララ開業奮闘記(1)
開業を決めてから最初の法人契約に至るまで
●谷口先生と基礎から学び直す 体液・代謝管理(2)
体液管理に必要な単位を学ぶー皆様のメックやモルへの苦手意識をなくしてみせます
●これだけは知っておこう 臨床栄養学ビギナー道場(3)
点滴、輸液のことも知っておいてほしい、これからの管理栄養士には
●カンファランスで学ぶ NST難症例ケーススタディ(4)〈隔月連載〉
SMART目標に基づくNST介入の実践と成果:治療意欲の低下がみられた食道癌術後の一例(済生会横浜市東部病院NST)
●栄養指導・栄養管理に活かしたい 食物繊維学の新常識(8)
短鎖脂肪酸(SCFA)の機能
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
バナナ
●こんだてじまん
じまんの一品料理 豆腐のチーズケーキ・柏餅風プリン/医療法人永寿会 福島病院
●報告
2型糖尿病を有する多発外傷の高齢者患者に積極的栄養強化を行った一症例
■【特集】民主主義は 人々を幸せにするのか?
「民主主義が危機に瀕している」といわれて久しい。
11月に大統領選を控える米国では、選挙結果次第で「内戦」の再来が懸念されている。
欧州では右派ポピュリズムが台頭し、世界では権威主義化する民主主義国も増えている。
さらに、インターネットやSNS、そして、AIの爆発的な普及により、
世の中には情報が溢れ、社会はより複雑化している。
民主主義が様々な「脅威」に晒されている今、
民主主義をどう守り、改革していくのか。その方向性を提示する。
文・冷泉彰彦、佐伯啓思、市原麻衣子、佐藤卓己、吉田 徹、東 浩紀、海野素央、富坂 聰、加藤 学、泉 房穂、暉峻淑子、編集部
Part 1 米国社会の分断は危険水域 第二の「南北戦争」勃発か?
冷泉彰彦 作家、ジャーナリスト
Part 2 「危機の本質は内部に宿る」 民主主義を問い直す
佐伯啓思 京都大学名誉教授
Q&A イチから分かる民主主義 ワンポイントレッスン
市原麻衣子 一橋大学大学院法学研究科 教授
Part 3 ネガティブ・リテラシーを持ち 情報過剰時代を生き抜く
佐藤卓己 上智大学文学部 教授、京都大学名誉教授
Part 4 台頭するポピュリズム 民主政治の歪みを正そう
吉田 徹 同志社大学政策学部 教授
Part 5 AIの力で民主主義はアップデートできるのか?
東 浩紀 批評家・作家、ゲンロン創業者
Part 6 日本人が知っておきたい 米中露にとっての「民主」とは
海野素央 明治大学政治経済学部 教授 × 富坂 聰 ジャーナリスト ×
加藤 学 国際協力銀行 エネルギー・ソリューション部長
Interview 「自助」を民に押し付け 政治家は責任を放棄するな
泉 房穂 前明石市長
Part 7 日本を真の民主主義国へ 「対話のある社会」をつくろう
暉峻淑子 埼玉大学名誉教授
Column 練馬発「対話的研究会」という試み
編集部
■WEDGE_OPINION 1
・「女性・平和・安全保障」で日本はもっと世界に貢献できる
ショージ・シャンティ 米国笹川平和財団 プログラムディレクター
■WEDGE_OPINION 2
・「台湾海峡危機」阻止へ 抑止力強化で日本がすべきこと
渡邊剛次郎 元海将、元横須賀地方総監
■WEDGE_ REPORT 1
・UAE発の“交通革命”に 日本企業はチャンスを見出せ
関口和一 MM総研 代表取締役所長
■WEDGE_ REPORT 2
・問題は「土用の丑の日」にあらず ウナギの消費に適正上限を
海部健三 中央大学法学部 教授
・COLUMN 天然ウナギを増やすため 住環境を整える
■連載
・胃袋を満たしたひとびと:麻井宇介(ワイン醸造家、評論家)(湯澤規子)
・日本病にもがく中国:「できっこない」を実現 ジョセフ・ナイにも学ぶ中国(富坂 聰)
・新幹線を支える匠たち:新幹線の“かかりつけ医” 車両の不具合は私たちにお任せを(新幹線エンジニアリング)(大坂直樹)
・偉人の愛した一室:川上貞奴 「二葉館」(愛知県名古屋市)(羽鳥好之)
・MANGAの道は世界に通ず:どうすれば人生は好転できる? 不幸の連鎖を止めるには(保手濱彰人)
・商いのレッスン:「働かないおじさん」問題への対応(笹井清範)
・時代をひらく新刊ガイド:『世界を支配するアリの生存戦略』 砂村栄力(稲泉 連)
・フィクサー:第四章 暴露(真山 仁)
・モノ語り。:人情の味がする 大阪「出入橋きんつば屋」(水代 優)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●一冊一会
●読者から/ウェッジから
・体外受精・胚移植、顕微授精といった生殖補助医療は20世紀終わりから爆発的な普及をみせ、現在では不妊症治療の中心となっている。
・現在、日本では約15人に1人が体外受精で生まれており、一般的な治療といっても過言ではない。しかし、1回当たりの治療で挙児を得るのは20%程度と低く、成功率を上げるための改良が望まれている。
・不妊症は他の疾患と同様にヒトとしての健康を害する疾患として、科学の進歩で克服していく必要がある。本特集により読者の皆様に不妊症治療の現状と課題を理解していただければ幸甚である。
■ 不妊治療の現状と課題
・はじめに
・PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)
〔key word〕着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)、染色体異数性、染色体の数的異常、生殖補助医療(ART)
・子宮内フローラと不妊症
〔key word〕子宮内フローラ、着床、妊娠
・着床不全と免疫異常
〔key word〕着床不全、T細胞、ナチュラルキラー(NK)細胞
・子宮内膜菲薄化による難治性不妊に対するPRP(多血小板血漿)療法
〔key word〕多血小板血漿(PRP)、菲薄化子宮内膜、再生医療、難治性不妊、胚移植
・胚発育モニタリングの最新技術
〔key word〕胚選択、タイムラプス、動的形態解析、非侵襲的評価
・男性不妊治療の現状と課題
〔key word〕男性不妊症、造精機能障害、精索静脈瘤、無精子症、射精障害
・女性患者に対するがん・生殖医療の最新技術
〔key word〕がん・生殖医療、ランダムスタート法、PPOS、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)アゴニスト、人工卵巣
・生殖医療における心理的サポート
〔key word〕心理社会的ケア、精神的健康、多職種連携
●TOPICS
麻酔科学
・麻酔科医としてCOVID-19患者の飛沫・エアロゾルと闘う
血液内科学
・慢性骨髄性白血病幹細胞におけるリゾリン脂質代謝
脳神経外科学
・脳外傷による高次脳機能障害
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・15.肺吸虫症(食歴を尋ねよう)
〔key word〕肺吸虫症、淡水産のカニ、イノシシ肉、肺結節影、胸水貯留、プラジカンテル
いま知っておきたい最新の臨床検査ーー身近な疾患を先端技術で診断
・14.ウイルス核酸多項目同時検出
〔key word〕ハイブリダイゼーション、Multiplex PCR、nested PCR、融解曲線分析
オンラインによる医療者教育
・はじめに
オンライン教育ツール
・1.LMS(learning management system) を用いた医療者教育ーー運用に関する10のTipsと今後の可能性
〔key word〕LMS(learning management systems)、教育設計、教育支援、学習支援
●フォーラム
病院建築への誘いーー医療者と病院建築のかかわりを考える
・特別編ー感染症対策と建築5
子育て中の学会参加
・子育てしながらの学会参加が当たり前の時代へ
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
アルコールがもたらす医学的諸問題をアップデートし、今後の方向性を展望する最新知見と情報を解説!
●アルコールが関わる医学的問題は基礎医科学から、身体疾患と精神科領域に広がる臨床医学まできわめて広範な領域を含む。アルコール医科学・医療の諸分野の最近の進歩は瞠目するものがあり、また学際領域からも新たな知見が生まれ、他にも広く波及する新しい概念とアイデアを涵養している。
●一方、アルコール関連問題はますます社会的問題としての意義を増しており、飲酒運転や女性・若年者・高齢者の飲酒問題など、医療と社会・経済的問題とが不可分の関係にある。
●そこで本書では、アルコール医学・医療の最新の展開、基礎医学、アルコール性身体疾患、アルコール依存症、女性・未成年者・高齢者と飲酒問題、アルコール関連問題への取り組み、という主題ごとに小項目を置き、テーマの多様性を反映した多彩な分野のエキスパートに、“最新のエビデンスを最新の視点のもとに解説いただいた。
座談会
1.アルコール健康障害対策基本法施行から6年─アルコール医療はどのように変わったか
総論:アルコール医学・医療の最新の展開を知る
2.アルコール関連問題におけるわが国の状況と世界の動向
KeyWord アルコール関連問題,アルコール依存症,生活習慣病のリスクを高める飲酒,障害調整生命年(DALY),持続可能な開発のための2030アジェンダ
3.アルコール健康障害対策基本法─制定から6年,新たな動きの数々
KeyWord アルコール健康障害対策基本法,第2期アルコール健康障害対策推進基本計画,継続支援モデル事業,SBIRTS
4.アルコール生命医科学:現状と今後の展望
KeyWord アルコール関連肝疾患(ALD),細胞死,腸内マイクロバイオーム,ハームリダクション,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
アルコールの基礎医学
5.アルコールの疫学─わが国の飲酒行動の実態とアルコール関連問題による社会的損失のインパクト
KeyWord 飲酒,アルコール関連障害,アルコール依存症,疾病による損失
6.アルコールの法医学─事故・犯罪・異状死
KeyWord 血液中アルコール濃度,法医学,異状死,事故死,犯罪死
アルコール性身体疾患
7.アルコールと身体疾患─総論
KeyWord アルコール,アルコール代謝酵素,身体疾患
8.アルコール関連脳神経障害
KeyWord ウェルニッケ脳症(WE),ビタミンB1,コルサコフ症候群(KS),アルコール関連認知症
9.アルコール性肝障害の診断と治療の進歩
KeyWord アルコール臓器障害,糖鎖欠損トランスフェリン,肝硬変,ハームリダクション,ナルメフェン
10.アルコールと膵臓疾患
KeyWord 急性膵炎,慢性膵炎,アルコール
11.アルコールと循環器疾患
KeyWord アルコール性心筋症(ACM),遺伝的要因,心臓MRI,冠動脈疾患,高血圧
12.アルコール飲酒とがん─エビデンスの現状
KeyWord アルコール飲酒,がん,コホート研究,プール解析,用量反応関係
アルコール依存症
13.脳はいかにしてアルコール依存に陥るか?
KeyWord 報酬系,neuroadaptation,グルタミン酸,ドパミン,内因性オピオイド
14.アルコールの精神作用と依存症の臨床
KeyWord アルコールに対する反応,アルコール依存症,遺伝因子,環境因子,中間表現型
15.依存症とハームリダクション
KeyWord ハームリダクション,物質依存,依存症治療,公衆衛生政策
女性・未成年者・高齢者と飲酒問題
16.女性とアルコール関連問題
KeyWord 依存症,若年発症,重複障害,胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD),胎児性アルコール症候群(FAS)
17.未成年者の飲酒問題─20歳未満の飲酒の弊害
KeyWord 未成年飲酒,脳の発達,急性アルコール中毒,健康への影響
18.高齢者と飲酒問題─アルコール関連認知症を合併したアルコール依存症
KeyWord 高齢者,アルコール依存症,アルコール関連認知症,ウェルニッケ・コルサコフ症候群
19.アルコール使用障害とDV・子ども虐待
KeyWord アルコール使用障害(AUD),ドメスティックバイオレンス(DV),子ども虐待(CA),統合的な治療
アルコール関連問題への取り組み
20.行政の取り組み
KeyWord アルコール健康障害対策基本法,アルコール健康障害対策推進基本計画,行政
21.アルコール使用障害への早期介入プログラム
KeyWord 多量飲酒,アルコール依存症,飲酒量低減,ブリーフインターベンション(BI),HAPPY
22.アルコール関連問題における多職種・多機関連携とSBIRT
KeyWord アルコール依存症,連携医療,早期介入,SBIRT
23.職域におけるアルコール関連問題とその対策
KeyWord 職場,アルコール,プレゼンティーズム,健康経営,両立支援
24.飲酒が関連する交通事故と飲酒運転への対策
KeyWord 飲酒運転,認知,行動
アルコール医学・医療の理解に必要な最新基礎知識
25.アルコール性肝障害のキーワード