現代の教師には,ICT化の流れのなかでAIにはない自律性が求められている。
子ども個人の学習状況による「個別最適な学び」の提供だけでなく,子ども一人一人をまるごと見ている教師にしかできないこととは何かを考える。
第1部 今日の教育改革と教師の自律性
1 教育「変革」政策の展開と教師の自律性
ー「教育DX×個別最適な学び」による脱学校化の行方ー 石井英真
2「 個別最適な学び」を問う
ー「個」の独自性(固有名)を大切にする教育実践へー 鹿毛雅治
3 個別化・個性化教育の動向と教師の自律性
ーオランダのイエナプラン教育を手がかりとしてー 奥村好美
4 教育データサイエンスと教師の自律 田端健人
5 教師教育改革の動向と教師の自律性 木原俊行
6 生活指導運動における実践知の創出と教師の自律性 高橋英児
第2部 教師の自律性を軸とした授業研究
1 子どもと教師の自己変革の場としての授業づくり
ー教師と研究者との協働による授業研究過程を省察するー 吉永紀子
2 授業研究者をとりまく教育臨床研究の倫理に関わる問題群 宮原順寛
3 学校を基盤とした協働型授業研究 坂本將暢
4 校内授業研究を通した教師の自律性を保障する学校文化の醸成 黒田友紀
5 教師にとっての実践記録の意味 藤江康彦
第3部 教育方法学の研究動向
1 教職課程改革における教育方法関連科目の位置と課題
ー「情報通信技術を活用した教育の理論及び方法」の新設をめぐってー 樋口直宏
100年以上の歴史を持つ日系人のコミュニティ。そこで行われてきた日本語日本文化と現地の言語文化の間の葛藤、挑戦、実践は、現代社会にどう活かせるか。マイノリティの言語文化教育も視野に入れ、当事者たちの声を聞く。
第1章 南米日系日本語教育の創造性と多様性
松田真希子
第2章 ケイショウゴ教育の変遷についてーオーストラリアとブラジルを例にー
トムソン木下千尋
第3章 「違い」の感覚を生きる
福島青史、長谷川アレサンドラ美雪
コラム1 複数の言語と文化に触れること
松崎かおり
第4章 多様化社会のファミリー・ランゲージ・ポリシー
伊澤明香
第5章 日系4世の継承語・文化保持の可能性
坂本光代
第6章 ニッケイ・アイデンティティについて考える
水上貴雄
第7章 スタイル万能神話の崩壊
ー状況に応じて、話す言語に応じて、人間(キャラ)が非意図的に変わるということー
定延利之
第8章 自分のことばをつくっていく意味
三輪聖
第9章 CLD児のことばの可視化と全人的教育
中島永倫子、櫻井千穂
コラム2 離れて眺めて、混ざる良さに気づく
サウセド金城晃アレックス
第10章 日系ブラジル人にとっての「日本」、そして「郷土」
中井精一
第11章 ブラジルに根をはる俳句・ハイカイ
白石佳和
第12章 ボリビア日系社会の言語接触と混合言語
ダニエル・ロング
コラム3 “Why me?”-なぜ私がシドニーにいるかー
寺本不二子
第13章 昆布に分散化されたアイデンティティ
尾辻恵美
第14章 彷徨える文化、言語、アイデンティティ
岡田浩樹
性をめぐって生きづらさのある子どもに対して、国語科教育ですべきことはなにかー。本書は、学校という場で性の多様性がどのように扱われているのか、どのような課題があるのか、人権教育や他教科での取り組みも取り上げるとともに、理解しておくべき用語や概念についても言及しました。そして、具体的な教科書教材に基づいて、どのような教材をどのようにとらえ、解釈することが可能なのか、「教材の見方・考え方」の一例を提示しています。
AIに従うのではなく、人間中心の未来をつくる
DX成功への新たなフレームワーク
イノベーションを転換する「IDEASの力」
Intelligence:知能ーー人工的から人間的へ
Data:データーー最大規模から最小規模へ、最小規模から最大規模へ
Expertise:専門性ーー機械学習からマシン教育へ
Architecture:アーキテクチャーーレガシーシステムからリビングシステムへ
Strategy:戦略ーーもはやすべての企業がテクノロジー企業
人間の本質に迫る「ラディカリー・ヒューマン」時代を勝ち抜く4つの重要領域
人材:あらゆるレベル・業種の従業員の手にデジタル活用力を
信頼:人間に信用され、信頼を得られるテクノロジーの活用
体験:人の心を強く捉える人間的な体験を設計する
持続可能性:テクノロジー自体の持続可能性を向上させる
【主要目次】
PART1 イノベーションを転換するーーIDEASの力
第1章 知能ーー人工的から人間的へ
第2章 データーー最大規模から最小規模へ、最小規模から最大規模へ
第3章 専門性ーー機械学習からマシン教育へ
第4章 アーキテクチャーーレガシーシステムからリビングシステムへ
第5章 戦略ーーもはやすべてがテクノロジー企業
PART2 人間の本質に迫る未来を勝ち抜く
第6章 人材ーー人間の本質に迫る革新的テクノロジー
第7章 信頼ーー極めて根源的な人間の本能に訴える
第8章 体験ーー人間の本質に迫るデザインが力を発揮する
第9章 持続可能性ーー惑星「IDEAS」
結論ーー3つの事実と新たな機会
PART1 イノベーションを転換するーーIDEASの力
第1章 知能ーー人工的から人間的へ
第2章 データーー最大規模から最小規模へ、最小規模から最大規模へ
第3章 専門性ーー機械学習からマシン教育へ
第4章 アーキテクチャーーレガシーシステムからリビングシステムへ
第5章 戦略ーーもはやすべてがテクノロジー企業
PART2 人間の本質に迫る未来を勝ち抜く
第6章 人材ーー人間の本質に迫る革新的テクノロジー
第7章 信頼ーー極めて根源的な人間の本能に訴える
第8章 体験ーー人間の本質に迫るデザインが力を発揮する
第9章 持続可能性ーー惑星「IDEAS」
結論ーー3つの事実と新たな機会
「企業が事業を経営する出来事」を対象とした経営学の地平に立ち、その哲学的、倫理学的な考察に
焦点を当てながら、さらにその考察の対象を「組織倫理」としたもの。新しい経営の解釈と実践枠組
みについて、詳細に解説をした一冊である。
第 1 部 組織倫理を語る視界と視座
第 2 部 組織倫理を語る理論的基盤
第 3 部 CSR 経営への戦略的要因としての組織倫理
これから資産運用を始める人のために、運用の基本からベストな商品選びまで、オールカラーでやさしく解説。
「資産運用とは何か?」「資産運用する必用があるの?」から始まり、リスクとの付き合い方、金融商品の解説、ライフプラン別の制度の活用方法などを紹介。
巻頭や各章の冒頭には導入マンガを掲載。主人公と一緒に資産運用について学びましょう! 最新の制度変更についても解説した、改訂版。
コロナ禍で必須となったオンラインでの教育について、各大学・医療機関の事例をこの一冊で紹介!
●医療者教育を含む高等教育においては、コロナ禍でオンライン教育の整備が一気に進み、LMS(learning management system)を使った学習や、オンライン会議室システムを使った授業は日常のものになっている。
●本書は、各大学や医療委機関での取り組み事例を紹介しており、「コロナ禍において、医学生や研修医のオライン教育を具体的にどのように実施すればよいのか?」という問いに、具体的な回答を得られる内容となっている。
【目次】
1.LMS(learning management system)を用いた医療者教育─運用に関する10のTipsと今後の可能性
2.COVID-19パンデミック下の解剖学実習:オンラインバーチャル実習のちご遺体解剖
3.医学生評価のオンライン化(デジタル化)の7つのポイント─富山大学の場合
4.同期オンラインによるTBL(team-based learning)
5.コロナ禍で実践するオンライン外科系臨床実習─とくにオンライン手技実習を中心に
6.オンラインでの総括試験
7.Web会議システムを使ったオンライン講義─Teams、Zoom、WebEx使い比べてみました
8.Withコロナ時代の内科系診療参加型臨床実習:兵庫医科大学の事例─ハイブリッド型の診療参加型臨床実習
9.少人数でもできるオンライン開催の小規模学会大会・研究集会の運営─10のTips
10.オンラインを活用した模擬患者参加型医療面接教育─大阪市立大学での試み
11.コロナ時代の研修医リクルート
12.コロナ下での地域医療実習の実際─鳥取大学医学部地域医療学講座の場合
13.Withコロナ時代のオンライン多職種連携教育─課題と展望
14.オンラインによるFaculty Development─東海大学の事例
15.COVID-19収束後の臨床留学再開への課題と展望
16.診療科の魅力が伝わるオンライン実習─北海道大学産婦人科の事例
17.G Suiteを用いた新たなオンライン教育システム「F.MOCE」
18.オンラインによる臨床研修─橋本市民病院の事例
19.オンラインによるFaculty Development─Zoom教育事例検討会
20.コロナ有事における教員と学生のコミュニケーション─名古屋大学の事例
21.コロナ禍における医学生の実態と考察─Withコロナの時代に必要な学生支援とは
22.コロナ有事における学生の教育参画
23.オンライン教育における学習分析・教学IR─学習・教育の履歴を活用する方略と注意点
美術・音楽・演劇・舞踊…各芸術分野の教育を包括する観点から、芸術教育の
理念、内容、方法を探究する。
社会、教育、生活などに芸術の諸機能を働かせて、
それらの人間的な転換を求める広義の芸術教育の考え方に立ち、
美術教育、音楽教育、演劇教育、舞踊教育……各芸術分野の教育を包括する
多様な視点から芸術教育の課題を考えるポリフォニーとしての芸術教育論。
第I章 芸術教育の射程
1 学校教育におけるアートの可能性
2 芸術教育の視点を見直す
3 人間の文化的主体性の形成と芸術・芸術教育の役割
─障害児者の芸術文化活動に寄せて─
第II章 芸術教育の社会的展開
1 平和のための教育としての芸術教育の性格
2 地域社会における芸術文化活動の視点と展開
3 コロナ禍に向き合う芸術文化の取り組みと芸術教育の展望
第III章 学校改革と芸術教育
─「芸術の教育」から広義の「芸術による教育」へ─
1 学校改革運動としての芸術教育─学力向上論と芸術教育との関係に寄せて─
2 総合学習に芸術教育の視点を活かす
3 学校文化活動の性格と役割をめぐって
─「芸術の教育」か「生活指導」かを超えて─
4 学校における芸術教育の性格をめぐって
─山住正己の芸術教s育論の歴史的意義と課題─
第IV章 美術教育論の探求
1 子ども自身から生まれる真の表現の探求
2 発達論を基礎にした美術教育論の探求すべき課題
3 造形表現能力の発達の視点を軸にした美術教育論の探求
第V章 芸術教育論の基礎概念の再考
1 「表現」と「模倣」の原理に見られる芸術の真理性の根拠と性格
2 「共通感覚論」再考の視座─中村雄二郎『共通感覚論』を批判的に読む─
3 芸術教育学の「学」としての固有性と可能性
現代の多様化した教育問題を考えるにあたり必要不可欠である、
「ジェンダー」や「ダイバーシティ」(多様性)の視点から編まれた、
いわゆる「教育原理」の学びを深めるテキスト。最新の教育状況を盛り込んだ第二版。
第1部(第1章から第5章)では、教育の思想および歴史について扱う。
前半2章では、教育とは何かについて考え、教育思想の成り立ちについて理解を深める。
後半3章では、ジェンダーや多様性の視点を取り入れた西洋と日本の教育の歴史について理解を深める。
第2部(第6章から第9章)では、教育の理念について扱う。教育課程とカリキュラム・マネジメント、
子どもの権利、教育の公共性、および教育の機会均等の理念および課題について、
ジェンダーおよび多様性の視点を織り交ぜつつ、考察を深めていただきたい。
そして、第3部(第10章から第13章)では、現代日本の学校教育が抱える諸課題を扱う。
現在も可視化されにくく社会的支援の網の目からこぼれやすいと考えられる、貧困家庭の子ども、
社会的養育によって育つ子ども、外国につながる子ども、性的マイノリティの子どもが直面する困難について
理解を深めるとともに、教育的支援の可能性について考える。
コラムでは、初版からの「特別支援教育」「児童虐待」「性教育」「地域社会」のトピックスに加え,
「子ども」「フリースクール」「夜間中学」「学校教育におけるDX」というテーマを新たに追加した。
【執筆者】
奥野佐矢子、本多みどり、田渕久美子、高橋英児、*藤田由美子、*谷田川ルミ、二井仁美、
角替弘規、岩本健良(*は編者)
陰茎は、その機能をできる限り引き出し維持するためには、正しい扱い方を体得することが必要だ。また、パートナーの心身を傷つける凶器としないためにも、道徳と品格、相手を思いやる礼儀を養った上で使えるようにすることも重要である。しかし現代の性教育では、重要なポイントにはほとんど触れず、青年期の誤った扱い方による射精障害や勃起障害も増加している。また性行為の前に絶対に必要な心の育成も欠落している。本書では、性機能と生殖医療の専門医が、それぞれの年代での性生活・射精生活の心構え、現れやすい問題と対策を解説。思春期から中高年までの各年代を読み通すことで、医学的に正しい陰茎の扱い方や、生涯にわたり性機能を維持する方法を知る。
Taka(ONE OK ROCK)が表紙とインタビューに登場 「唯一無二であるために強い意志を持つ」/AERA9月12日発売号
特集は「縮むニッポンの処方箋」/松下洸平×林遣都
9月12日発売のAERA9月19日号は、表紙にONE OK ROCKのTakaさんが登場。世界で活躍するONE OK ROCKは、約3年半ぶりとなるアルバム「Luxury Disease」をリリースし、北米ツアーを敢行します。ボーカルのTakaさんは「多くの人々が怒りや不安を抱く今の時代にこそ、ロックが必要」と、インタビューで強い思いを語ります。蜷川実花撮影による、赤を基調にした花をバックにした情熱的な写真の数々、必見です。巻頭特集は「縮むニッポンの処方箋」。賃金は上がらず、人口も減少するという“縮むニッポン”で、格差や不安が拡大しています。どうすれば幸せを実感して安心して生きていけるのか、個人や社会のあり方を考えます。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、林遣都さんをゲストに迎えた対談の最後となる4回目。「描く未来」についてトークを繰り広げます。映画「ヘルドッグス」で初共演する岡田准一さんと坂口健太郎さんの対談も収録。そのほか多彩な内容が詰まった一冊、ぜひご覧ください。
表紙に登場するONE OK ROCKのTakaさんは、ニューアルバムについて「作りたかったのは、僕らの人間性が垣間見えて、しっかりしたストーリーがあって、かつ普遍性もあるロックアルバム」と話します。海外で活躍しますが、精密で奥深い“唯一無二”の日本語に思い入れがあると言い、自分たち自身の存在も「唯一無二であるために強い意志を持つ」ことが大事だと語ります。次々と新しいステージで挑戦を続けるTakaさん。歌は「親からもらった才能と呼んでもいい」と語り、「貴重なものを背負って生きているのであれば、すべてを使いきりたい」と断言します。蜷川実花撮影の花とコラボレーションした表紙と中面カラーグラビアでは、そんなTakaさんの強いまなざしを捉えています。
巻頭特集は「縮むニッポンの処方箋」。いま日本は「失われた30年」のただ中。賃金は増えず、物価は上がり、格差が広がっています。「1億総中流」時代ははるか昔で、いまや「1億総五里霧中」。そんな日本で、どう価値観を転換し、何に幸せを見いだし生きていけばいいのか、多角的な取材で考えます。東大准教授の斎藤幸平さんは必要なのは「脱成長」だと語ります。低賃金・長時間労働を蔓延させ、膨大な資源とエネルギーを無駄にする社会からの転換を説きます。教育費の高騰で、「もう2人目は諦めた」と子どもを持つことを控える現実を分析した記事もあります。この特集を読んで、「縮むニッポンの処方箋」を一緒に考えてください。
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、松下さんがゲストの林遣都さんに「この仕事をしていなかったとしたら、どんな仕事がしたかった?」と質問することから会話が始まります。逆に林さんは「やりたい役はありますか?」と松下さんに質問。これから挑戦したい“意外な”役について語り合います。1ゲストで4号続く対談は、今回が林さんとの対談のラスト。最後に、松下さんが対談を振り返り、ゲストを色で例えます。林さんはいったい何色だったのでしょうか。
さらに、公開間近の映画「ヘルドッグス」から、岡田准一さんと坂口健太郎さんの対談も。岡田さんは初共演した坂口さんについて「現場のたたずまいがきれい」と話し、坂口さんは「すごく心地よくて、お芝居のようでお芝居ではないような感覚もありました」と語ります。二人の関係性がわかる対談もぜひお楽しみに。
ほかにも、
・性犯罪の被害者に追い打ちをかける「二次加害」
・新型コロナ 若くても軽症でも後遺症は起こる
・ゴルバチョフ元ソ連大統領が残した教訓
・藤井聡太が王位戦3連覇「新しい」感覚が強み
・大谷翔平今後の去就 大リーグ・エンゼルスが球団売却を検討
・村元哉中&高橋大輔が新境地
・孤立するヤングケアラー「子どもらしくいられない」
・医療的ケア児支援法施行から1年 地域の医療とつながる機会を
・高校入試を控える中学生の内申書サバイバル
・木村文乃×深田晃司 新しい世界が広がった
・「話し方対談」秀島史香(ラジオDJ)×井上貴博(TBSアナウンサー)
・繊細なキリン ケアで長生き
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・倉本聰
などの記事を掲載しています。
「改革力」「研究力」「教育力」でわが国を牽引する全国主要国公私立大学を一挙掲載。
従来の敬語の基本的な体系を丁寧に解説しつつ,さらに視野を広げて敬語の多様性にも着目した。日本語学を中心として,対照言語学,社会言語学の側面から,幅広く多言語の敬語についても記述。具体的には,敬語の歴史,方言,の敬語,敬語の年齢差,男女差,敬語の職業差,会社と敬語,家庭と敬語など様々な場面と敬語,外国語の敬語との対照,敬語の調査,敬語の教育法,情報科学と敬語,心理学など周辺分野との関連など,敬語の総合的理解を得られるよう有用性を高めた事典。
合格に必要な知識をていねいに解説した王道テキスト。よく出る重要な箇所が「ココが出た!」で一目でわかる。項目ごとに「理解度チェック一問一答」を掲載。
日本の大学進学率は50%を超え、高等教育の大衆化が進んでいる。18歳人口の減少で大学進学が容易になり、定員割れが進む大学では留学生で定員を補充するという場合もある。アジア諸国の経済発展により急増した留学生の中には、日本語能力が不足し、大学生活に支障をきたしている者も多い。大学大衆化と留学大衆化が同時に進行し、大学の教育環境や教育内容が変化する中で、留学生教育をどのように位置づけるべきかが大きな課題となっている。
本書では、多様な学生を受け入れている大学を「大衆化型大学」とよび、その日本語教育と留学生受け入れ態勢を改善することを目的に、前半では高等教育政策と留学生政策の問題点について、マクロレベル(教育政策決定者)・ミドルレベル(大学運営責任者)・ミクロレベル(教育実施者・学習者)の3段階からそれぞれのアクター(行為主体)の動向に注目して相互の影響について分析を行う。後半では、大衆化型大学で求められる日本語教育の可能性について、グローバルシティズンシップの育成をいう観点から教育方法を提案する。
第1章 本研究の目的と課題
第2章 大学大衆化と大学教育で求められる資質・能力に関する先行研究
第3章 本研究の方法とデータの概要
第4章 高等教育政策と留学生政策の変遷に関する調査
第5章 留学生教育に対する大学教員の意識調査
第6章 大学・留学大衆化時代の留学生政策の検証
第7章 日本語教育におけるグローバルシティズンシップ教育実践の試み
第8章 教養教育におけるグローバルシティズンシップ教育実践の試み
第9章 本研究の結論と今後の課題
保育士試験の2日目の科目を完全解説。豊富な図表とわかりやすい文章で無理なく学べる。
随所に「〇×式一問一答問題」を掲載しているので、自分の理解度がすぐに確認できる。
絶対押さえたい頻出人物一覧、保育所保育指針を収録。
ポイントが隠せる赤シート付き。最新試験の出題傾向に完全対応!
◇ 保育士試験ガイダンス
◇ 科目別学習ポイント(下巻)
【1章】 教育原理
1 教育の意義、目的及び児童福祉等との関連性
2 教育の思想と教育方法の歴史的変遷
3 教育の制度
4 教育の実践
5 生涯学習社会における教育の現状と課題
【2章】 社会的養護
1 社会的養護の歴史と児童の権利擁護
2 社会的養護の体系
3 児童福祉御施設の運営と管理
4 施設を基盤とした社会的養護
5 里親推進の取り組みとフォスタリング業務
6 子どもの社会的養護における今後の課題
【3章】 子どもの保健
1 子どもの健康と保健の意義
2 地域における保健活動と児童虐待防止
3 子どもの身体的発育・発達と保健
7 子どもの心身の健康状態とその把握
5 感染症と予防対策
6 子どもの生活環境と心の健康
7 子どもの発達障害と保育の環境
8 環境及び衛生管理並びに安全管理
9 健康及び安全の実施体制
【4章】 子どもの食と栄養
1 子どもの健康と食生活の意義
2 栄養の基礎知識
3 食事の基礎知識
4 発育発達の基礎知識
5 妊娠・授乳期の栄養と食生活
6 乳児期の栄養と食生活
7 幼児期の栄養と食生活
8 学童期・思春期の栄養と食生活 / 生涯発達と食生活
9 食育の基本と内容
10 家庭や児童福祉施設の栄養と食生活
11 特別な配慮を要する子どもの食と栄養
【5章】 保育実習理論
1 保育所保育
2 保育所以外の児童福祉施設の養護
3 音楽理論1
4 音楽理論2
5 子どもの造形表現の発達と特徴
6 表現活動の技法と材料
7 色や形の基礎知識
8 表現活動の文化
コラム: 保育実習実技 (音楽・造形・言語)
<巻末資料>
● 試験にでる人名リスト
● 保育所保育指針(全文)
● 児童福祉施設の設備と職員の基準
菊池風磨
溶け合う潜熱。
ふたりの愛しい瞬間をー。
愛とSEX
今を生きるわたしたちの
「幸せなセックス」とは?
忘れられない甘美な記憶。
人生最高のセックスを、4人が告白。
知って、触れて、伝え合って…。
愛を深めるコミュニケーションレッスン。
「性なる夜のムゲンダイ女子会」出張版。
女性芸人が語り尽くす、赤裸々性事情。
『はたらく細胞LADY』とコラボ!
漫画でわかる、SEX中のカラダの変化。
セックスで一番大事なこと。
もっと知りたい、「性的同意」の話。
セックスレスについて考える。
サステナブルな関係の築き方。
生理、避妊、性感染症。いま改めて学びたい
大人のための「性教育」
一穂ミチ、新川帆立、蝉谷めぐ実。
話題の作家が競演!
カラダで記憶する、官能小説集。
さまざまな愛の形が美しい。
なまやかな性愛に溺れる作品リスト。
50周年のロマンポルノが描く、
愛とエロスの現在地。
大人気コミック「キスでふさいで、バレないで。」
スペシャル描き下ろしストーリー
体と向き合って気持ちよさを見つけよう!
もっと深く自分を知る、
セルフプレジャーの楽しみ方。
いつも快適に気持ちよく。
最新デリケートゾーンケア。
アガる注目スポットから最新テックまで!
セックスカルチャー情報局2022
直近6回分の試験問題を厳選し、新公式テキスト〈第5版〉に従って分類したうえで詳細に解説。試験の直前対策、理解度確認に最適な過去問題集。論述問題は直近4回分を収録。
世界的アジェンダSDGsの核心、Sustainability概念の基本から議論全容を統合的にみる哲学的視点までを網羅する。
ビジネス、社会正義と倫理、ガバナンス、宗教……さまざまな角度から繰り出される持続可能性をめぐる問いに環境倫理学、技術哲学の代表的な研究者が答える。そのプロセスを追うなかでSustainabilityの概念とその核心を体系的に考えることができるように構成された1冊。表層的な知識にとどまらぬ本質的な議論のために。【原著】Paul B. Thompson and Patricia E. Norris, Sustainability: What everyone needs to know(Oxford University Press, 2021)
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●腸管感染症・食中毒の病原体は多岐にわたるため、検出や同定をするには、病原体についての知識とともに、目的に応じた検査を的確に選択・実施するスキルが求められます。
●本特集では、「腸管感染症と食中毒 Up to date」と題し、腸管感染症・食中毒の定義や種類などの基礎知識から、検体採取・保存の注意点、病原体別の検査のポイント、効率的な日常検査の組み立て方といった実践的な内容まで詳しく解説!
【目次】
1.腸管感染症・食中毒の基本
2.検体採取から検査までの注意点
3.病原体別の検査法
1)腸内細菌目細菌
2)その他のグラム陰性桿菌
3)グラム陽性菌
4)抗菌薬関連下痢症の微生物検査
5)ウイルス
6)腸管寄生性の原虫類
4.効率的な日常検査の組み立て方
■Editorial-今月のことば
視点を変える
■話題ーNEWS&TOPICS
『遺伝性乳癌卵巣癌(HBOC)診療ガイドライン2021年版』が発行に
超音波検査室の精度認定制度に向けた日本超音波検査学会の取り組み
この先どうなる?どう変わる?未来の治療“CAR-T細胞療法”とそのシステム管理
■技術講座
甲状腺エコーにおける腺腫様結節・腺腫様甲状腺腫と濾胞性腫瘍との鑑別
■FOCUS
Clostridioides(Clostridium)difficile感染症(CDI)の検査室マネジメント
血流維持型汎用血管内視鏡により大動脈自然破綻プラークから採取した血液におけるコレステロール結晶の検出・観察法
■呼吸機能検査の苦手意識をなくそう! 2.スムーズな検査の実践へ
5)睡眠時無呼吸検査(PSG と簡易型睡眠時無呼吸検査)のポイント
■歴史に学ぶ 病理技術
5.矢島権八先生と矢島のPAM染色
■解説 診療報酬改定
令和4年度診療報酬改定の要点ー検体検査にかかわる改定を中心に
■臨床検査Q&A
尿沈渣検査における、異型細胞とウイルス感染細胞の区別のポイントを教えて下さい
■学会レビュー
第47回日本超音波検査学会学術集会
■編集部レポート
一般社団法人 日本臨床検査学教育協議会 第17回定時総会(令和4年度)
■LABO LIFE-私の仕事・私の明日
食品衛生監視員として働く
■L・Lの日常
L・Lの日常