日本各地の動物園や水族館が取り組んできた改革の歩みを経営学という視点から取り上げた。
動物園と水族館の組織学習・イノベーションの現状、動物園を外部から支えてきたNPO・NGOの視点
からみた動物園の取り組み、地域力の源泉としての動物園の役割という、
より広範な視点から動物園の試みについて紹介する。
社会教育・青少年教育の場としての動物園の役割と命の大切さを学ぶための場としての動物園の
本来の在り方への取り組みにも注目していく。
「教育の目的は子ども自身の幸福」--牧口常三郎の教育理念を根底に、現代社会で「人間教育」をどう実現するか。6人の研究者が教育をテーマに多角的に論じる。
古代の地中海世界から20世紀のインドネシアにいたるまで、異なる世界や社会の交流を仲介してきた人々の役割を検討し、国民国家を越える広域ネットワークの形成と変容をたどる。
できないのは「聞いていないから」だった!
著者・上嶋惠の経験に基づいた実践に光を当てた特別支援教育の第2弾書籍。本書では、トレーニングによって集中できるようになることに加え、「正しく聞き」→「覚え」→「理解し」→「自分の力を発揮」できるようになります。そのトレーニング法と効果、子どもたちとの付き合い方などを、わかりやすいイラストをまじえて解説。聞く力を得て自分の力を発揮することができるようになると、学習、作業、係活動なども上手に行え、学校生活を楽しく送ることができるでしょう。
特別支援教育だけでなく、子どもを落ち着かせたい時や集中力を高めるトレーニングとしても有効です。
序章 なぜ「聞く」力が必要なのか
1)3ステップ「聞く」トレーニング
ステップ1)「聞く」態勢をつくる
◎床に寝る トレーニング
◎脱力 トレーニング
ステップ2)確実な「聞き取り」
◎着席 トレーニング
◎番号打ち トレーニング
◎点つなぎ トレーニング
ステップ3)いつでもどんな指示でも
◎数字の聞き取り トレーニング 1
◎数字の聞き取り トレーニング 2
◎「3文字ことば」の聞き取り
◎聞きながら書く「3文字ことば」1
◎聞きながら書く「3文字ことば」2
◎考えながら聞く「3文字ことば」1
◎考えながら聞く「3文字ことば」2
◎考えながら聞く「3文字ことば」3
◎考えながら聞く「3文字ことば」4
◎聞いて考える「反対語」トレーニング
おさらい)ステップ1〜3の流れを通して
2) 向き合うことで指導法が見えてくる
1)子どもたちの問題ーー抱える問題はさまざま
[1]できないことがあると泣いてしまう
[2]気分次第で拒否してしまう
[3]多動はないが、学習内容を聞き取る力がない
[4]しゃべり過ぎが高じていじめを受ける
[5]「見る」問題に加え、運動が苦手だったのに
[6]突然キレる、収まらない気持ち
[7]自分の存在が強く、対人関係に問題
[8]文章を読んでも意味を考えない
[9]知的能力は高いのに拒否行動の強い女の子
2)トレーニングの効果ーー行動改善から学習効果へ
3)観察力トレーニングーーある子のトレーニングの様子から
4)問題改善に必要なことーー本当に子どもを変える指導を
通信、交通、電力といった大規模な社会基盤システムはこれから、人や社会の多種多様な要求に応えながらいざというとき想定外の結果にも速やかに対応できなければならない。21世紀のエンジニアに求められるものとは、いったい何か。待望の邦訳!シリーズ第一弾。
子どもたちの「将来」は、中高の六年間にかかっていると言っても過言ではない。そこには勉強より大切な何かがある。社会で活躍する女性たちの多くがその出身者である理由。
「一流」と「二流以下」を分けるものとは、いったい何なのか?常識にとらわれることなく、本物を見極め、本物になるためのすべてがここにある。世界初を追究し、世界一を目指す!
働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりをめざして、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得していただくものです。1種マスターコースは、人事労務管理スタッフ、経営幹部を対象に、社内のメンタルヘルス対策の推進を目的とします。直近6回分(論述問題は4回分)の試験問題を厳選するとともに、公式テキストに従って分類したうえで詳細に解説した直前対策、理解度確認に最適な過去問題集です。2013年に改訂された公式テキスト(第3版)に完全対応しています。
ビデオ×アート、
コンピュータ×アート、
情報×アート。
日本の技術革新とともに進化してきた
“今いちばん熱い芸術”を一望する。
草月アートセンター、大阪万博、つくば科学博、ARTEC、セゾン文化、ARTLAB、ICC、そして大学教育のなかで──
芸術家たちはテクノロジー/マスメディア/社会といかにして切り結び、芸術表現を生み出してきたのか。
新進気鋭の研究者による待望の通史が登場!
坂根厳夫(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]名誉学長)
「第二次世界大戦後に生まれたテレビやコンピュータなどのメディア技術が、戦後の日本で多彩なメディアアートにまで育っていった経過を、当時を知る人々を海外にまで訪ねて取材し、世界的な視野から詳しく検証してまとめあげた名著である。」
吉見俊哉(東京大学大学院情報学環教授、東京大学副学長)
「芸術はメディアだ。
60年代に爆発的に広がったこの発見がたどる歴史を、同時代人の無数の証言から鳥瞰する。見えてくるのは、メディアアーティストが国家や企業、大学との間で繰り広げてきたスレスレのドラマだ。」
●幼児期を中心として、子どものさまざまな領域での成長の姿を示す●
社会性が未熟な子どもの姿に悩む、保育者のための本。愛着形成、感情の育ちと共感、自我の育ち、自立に向けて、言葉の育ちなどをテーマごとに解説。それぞれのテーマによる、発達過程表付き。子どもの体、心の発達を理解すると、目の前の子どもへの理解が深まります。
育児に悩む保護者に対して、発達の観点から子どもの姿を伝えることで子育てに見通しをもつことができるので、子育てに悩む親支援にも役立つ1冊。
●「心と体、発達の本」シリーズとは
0歳〜6歳の子どもの「心と体の発達」への理解を深めるためのシリーズです。子どもと関わる保育者のみなさんをサポートします。
シリーズは全5点。子どもの発達について「発達解説と保育実践」「対話する保育」「社会性」「レジリエンス」「感情のコントロール」といったあらゆる角度から解説し、発達の全体像をつかめるようサポートします。
子どもの心のありようを、深く理解したい人へ。
発達の理解が深まると、保育が変わる!
★★★ 本書の構成(一部抜粋)★★★
●序章 「気になる子」の姿から導く 子育て10か条
安定した毎日を保障する/「感じ」を克服する力をはぐくむ/「あきらめる」心をはぐくむ
●1章 愛着の形成
愛着にかかわる発達過程表/子どもの心に生まれるもの/何に気づくのか 「守られること」と「認められること」/愛着が築けない
●2章 感情の育ちと共感
感情・共感にかかわる発達過程表/気持ちの育ち/生まれる共感/ことばで確認する
●3章 自我の育ち
自我にかかわる発達過程表/「自分の」という気持ち/役割に気づく、そして役立ちたい/ほかの子と比較する
●4章 自立に向けて
自立にかかわる発達過程表/やり方を学ぶ/自分なりに工夫しながら学ぶ/計画・実行・評価
●5章 ことばの育ち
ことばにかかわる発達過程表/応答的環境で育つ/疑問詞の発達/役割あそび・劇あそび
危険性を身近に感じとるためには、「危険体感教育訓練」の実施が有効とされています。ただ、外部の施設を利用するとなると、作業員の移動にかかる時間や費用、日程調整などの問題があります。そこで本書では、建設現場にある資材・機材や建設機械を用いて実施できる危険体感教育訓練を写真やイラストを用いてわかりやすく22事例紹介しました。建設現場作業員の危険感受性の向上を目的とした教育訓練にご活用ください。
直近6回分(論述問題は4回分)の試験問題を厳選するとともに、公式テキストに従って分類したうえで詳細に解説。2013年に改訂された公式テキスト・第3版に完全対応。
地域包括支援ケアシステムに必須!『東京都退院支援マニュアル』に沿った退院支援ガイド,患者の「これまでの暮らし,そしてこれから」をみすえた支援のあり方を示す
伯爵家に嫁いだリリー。
切れ長の青い目と銀縁眼鏡が似合う夫は王族付きのお医者様。
普段は真面目な人だけど、子供が欲しいと懇願したら豹変!?
「医者に任せなさい」と敏感なところを触れたり舐めたり。
焦らされての言葉責め。屋外や病院で羞恥プレイ。
媚薬を塗られおねだりまでさせられたり。
恥ずかしいけれど体が蕩けてしまって逆らえない。
変態な旦那様と若奥様の甘い結婚物語!
数学のみならず、物理学や計算機科学等、周辺分野との共通言語として注目が集まる「圏論」。その基礎と応用事例を紹介する。
第1章 [座談会] 圏論と異分野協働──今出川不純集会
第2章 圏の定義──矢印でいろいろ書いてみる
◎蓮尾一郎
第3章 タングルの圏
◎鈴木咲衣+葉廣和夫
第4章 プログラム意味論と圏論──計算の「不変量」を圏論で捉える
◎長谷川真人
第5章 モナドと計算効果
◎勝股審也
第6章 モナドのクライスリ圏──圏論による一般化とは?
◎蓮尾一郎
第7章 表現を〈表現〉する話──ミクロ・マクロ双対性(1)
◎小嶋 泉+西郷甲矢人
第8章 [座談会] 歩き方の使い方──今出川不純集会,ふたたび
第9章 ガロア理論と物理学──ミクロ・マクロ双対性(2)
◎小嶋 泉+西郷甲矢人
第10章 圏論的双対性の「論理」──圏論における抽象と捨象,あるいは不条理
◎丸山善宏
第11章 圏論的論理学:トポス理論を越えて
◎丸山善宏
第12章 すべての人に矢印を──圏論と教育をめぐる冒険
◎西郷甲矢人
第13章 ホモロジー代数からアーベル圏,三角圏へ
◎阿部弘樹+中岡宏行
第14章 表現論と圏論化
◎土岡俊介
第15章 圏論と生物のネットワーク
◎春名太一
第16章 [座談会] 「数学本流」にはなりたくない──今出川不純集会,三たび
第17章 圏論のつまづき方
近代都市計画、市政学、環境教育の父の一人と称されるゲデス。
都市調査に基づいた都市・地域計画理論の進展に多大な影響を与え、市民参加のまちづくりの先駆けとなった1915年初版の古典的名著が改訂・復刻。
一九六八年版はしがき
序文
第1章 都市の進化
第2章 人口地図とその意味
第3章 世界の諸都市と競争の幕開け
第4章 旧技術と新技術ーー二重の工業時代
第5章 新技術都市への道
第6章 人々の住まい
第7章 住宅供給運動
第8章 市民権を得るための旅行とその教訓
第9章 ドイツ都市計画の旅
第10章 ドイツ的組織化とその教訓
第11章 近年における住宅供給および都市計画の進展
第12章 都市計画と市民博覧会
第13章 都市計画の教育と市政学の必要性
第14章 都市の研究
第15章 都市の調査
第16章 自治体と政府による都市計画のための都市計画
第17章 都市の精神
第18章 都市改良の経済学
概要と結論
参考文献についての示唆
訳者あとがき
著者パトリック・ゲデスについて
図版一覧/索引
一九七〇年代から八〇年代にかけて驚異的な成功を収め、世界の注目を集めた日本経済の凋落はなぜ生じたのか。「環境変化に対応した改革が遅れた」とする広く流布された観方を排して、日本経済を新たな視角から多面的に分析する。欧州発の本格的な日本経済論。