音楽芸術の振興及び保護に係るマネジメントや政策に関する研究、
音楽芸術に係るアートマネジメント教育に関する研究、
その他広く音楽芸術に関する研究を推進し、
もって音楽文化の発展と普及に寄与することを目的として設立されました。
「音楽芸術マネジメント」第17号の発刊にあたって 石田麻子
【記録】第17回冬の研究大会・第17回夏の研究会
日本音楽芸術マネジメント学会第17回冬の研究大会・第17回夏の研究会の概要
【特集】「第11回 神戸国際フルートコンクール」と「KOBE国際音楽祭2025」
〜第9回の危機と、音楽祭併用という手法〜 森岡めぐみ
【研究ノート】
・公立文化施設における企画制作スタッフの就業状況に関する調査報告 中川俊宏
・アンケート調査からみた劇場・音楽堂等における女性管理職の実態
赤木舞・梶田美香・志村聖子・高島知佐子・中根多惠・閔鎭京・横堀応彦
【Book review】
「音楽芸術マネジメント」投稿規程
民族藝術学会は、1984年4月に発足しました。そこでいう民族芸術学は、既成の学問の枠組みを超え、人類の普遍的な営みとしての芸術現象を考究する学として構想されました。
人類の生みだすアートをめぐっては、これまで、主として西洋とその影響下で成立した事象を芸術学や美術史学が研究の対象とし、それ以外の地域の事象、つまり、非西洋の事象を人類学・民族学が研究対象としてきたといった傾向がみられました。このため、この両者の研究は、久しく別々の道を歩いてきた観があります。ところが、今、この二つの分野は急速に接近しつつあります。
人類学・民族学にとっても芸術学にとっても、問題系を共有するなかで、分野の別を超えた新たな知の領域が開けてきているといってよいでしょう。まさに民族芸術学が必要とされる沃野が広がってきたということができるだろうと思います。
一方で、この「民族芸術」という言葉自体が使われることは、研究者の間ではほぼなくなってきているというのが実情です。民族藝術学会が学会誌『民族藝術』の英語名称として用いてきた“ethno-arts”という用語も、現在では、世界の先住民族の芸術をさす語として一部で用いられるにすぎません。そのようななかで、「民族芸術」という語を用いた途端、「芸術」とは別に「民族芸術」というカテゴリーがあるかのようにうけとられ、逆に既成の枠組みを超えて芸術を縦横に語ることが難しくなるという状況が、今、生まれてきているといえます。
新たな学会誌の名称は、こうした状況を打開するために考案されたものです。また、この名称の変更にあわせて、ここで述べたような「学」としての視座を明瞭に示すために、これまで曖昧なままにおかれてきた学会の英語名称を、“Society for Arts and Anthropology” とすることにいたしました。
民族藝術学会とその学会誌を、既成の学問分野や活動の領域を超え、人類の普遍的な営みとしての芸術現象を立場を異にする研究者やアーティストが共に考究する開かれた場として再創造しよう、というのが、この改革の目的です。
いまなぜ「職人」なのか!?卓越した名工・伝統工具との邂逅によって培われたまなざしー透徹した精神が躍動する、人と物の関係を探求する哲学エッセイ。
横尾忠則の《動物》作品に、人気歌人・穂村弘が文章を添えた、豪華異色の組み合わせが実現した一冊。そして、読者みずから切り抜いて完成させる斬新な絵本です。「切り抜いてください。あなたの鋏(はさみ)で。」「動物園の動物」と「ひとりぼっちの都市生活者」各々の内奥に巣くう故郷への切ない想いが、切り抜かれた動物たちの輪郭が織りなす異界のような未知の絵画世界に解け出ます。
何が作品を芸術にするのか?
ポップアート以降の芸術論を牽引し、現代美学に多大な影響を与えた著者の遺作。1984年の重要論文「アートの終焉」を特別収録。アートを理解するためのコンパクトな歴史と理論が詰まった一冊。
「包括的な特徴など何も存在しないがゆえ、アートの定義は不可能であると、指導的な美学者たちは基本的に定めてきた。そこにおいてアートとは、せいぜいのところ一つの開かれた概念にとどまる。しかし、私見によれば、アートは一つの閉じられた概念である必要がある。ある形式(フォーム)のアートがなぜ普遍的であるのかを説明するような、何らかの包括的な特質が存在しなければならない。」(本書より)
緒言
第1章 目覚めながらの夢
第2章 修復と意味
第3章 哲学とアートにおける身体
第4章 抗争の終焉ーー絵画と写真の間のパラゴーネ
第5章 カントとアート作品
第6章 美学の未来
附論 アートの終焉(一九八四年)
訳者あとがき
人名索引
戦争は最大の環境破壊をもたらし、地球環境の悪化は紛争やテロを生み出す。戦争や暴力を克服して平和に至るために、環境問題がいかに政治や社会の安定に密接に深く関連するかを、現在の紛争地の例などを踏まえて明らかにする。また、アフガニスタンで用水路の建設などの支援活動を行なっていた中村哲医師をはじめとして、日本の先人には環境問題に取り組んできた人々が数多くいる。彼らの先駆的な活動を紹介しながら、困難に直面しながらも地球規模の問題に取り組んだ気概やバイタリティー、そして彼らの目指したところに迫る。
第1章 中村哲医師がアフガニスタンで気づいた気候変動
水と食料の提供で暴力の抑制を目指した中村哲医師/気候変動を克服する道は用水路にあり/一本の井戸が数千人を救う/教わることの多いアフガニスタンの考え方/現地との共生がムスリムに響いた/多くの人に惜しまれた中村医師の死/平和の実現は何によってなされるか
第2章 対テロ戦争の失敗をもたらした環境問題
米国が撤退したアフガニスタンの混迷/諸外国の思惑に翻弄され続けたアフガニスタンの近現代史/タリバンとは何者か/欧米の価値観がすべてではない/タリバン再支配の背景となった「腐敗」/武器では守られない子どもたちの未来/アフガニスタン難民と教皇の祈り/高く評価された日本の「平和力」
第3章 世界の環境を破壊する戦争
なぜ、人間社会は戦争をしてはいけないのか/戦争は未来に大きな爪痕を残す/ウクライナがロシア支配を嫌う背景/ウクライナ侵攻で再認識された環境危機/パン価格の上昇と中東の社会不安/忘れられた紛争地、イエメン/世界の矛盾を表すシリア人傭兵/ウクライナ侵攻で利潤を得る軍産複合体/ガザの不屈とパレスチナの正義
/平和の象徴、オリーブに託される歌/イスラエルの人権侵害に抗議する映画人たち/学生新聞と環境アパルトヘイト
第4章 砂漠の緑化に取り組み平和を構想した日本人たち
狭量なナショナリズムを克服する環境問題への取り組み/フィリピンの環境改善に努めた元日本兵ーー土居潤一郎/中国の緑化に取り組んだ日本の植樹部隊ーー吉松隊/砂漠に三〇〇万本のポプラをーー遠山正瑛/伝統的井戸掘り技術で世界を救えーー中田正一/古代の知恵で「沙漠」化を防止せよーー小堀巌/「みどり一本」運動ーー犬養道子/タイに梅の木二万二〇〇〇本ーー梅林正直/西アフリカ・マリで井戸を掘る歯科医師ーー村上一枝/干上がったアラル海の旧湖底に植林をーー石田紀郎/「ゴミ」でニジェールの平和を考える地理学者ーー大山修一
第5章 芸術は気候変動への警鐘を鳴らし戦争反対の声を上げる
芸術が訴える世界の矛盾と平和への祈り/中村哲医師を称えるルーミーの詩/社会正義がにじむボブ・ディランの詞/ボブ・ディランが心酔した四行詩/ビートルズに平和を説いた哲学者/「プラハの春」のロシアへの教訓/トルコの詩人が感じた地球の環境危機/持続可能な社会とは逆行する戦争
建築家にして、芸術理論家、そして人文主義者。数学、法学、古典学をもきわめた知の巨人。ルネサンスで最も創造力にあふれた人物の全業績を描く。
アートの「いま」を伝える、美術総合データブック。
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はじめに──人文・情報・教育系の、そのまま使える「模範解答例」と「悪い解答例」を紹介
第1部 「書き方」編
1小論文のキホンのキ
1 小論文とはどんなもの?
2 小論文には「型」がある
2小論文の「6つのルール」を知ろう!──実際に書く前に
3知っておきたい! 人文・情報・教育系の小論文の特徴
1 人文・情報・教育系の小論文の特徴は? 各学部にふさわしい適性は?
2 人文・情報・教育系の小論文によく出る5つのテーマ
3 人文・情報・教育系の小論文に多い出題形式
4課題文のつく問題の書き方
1 課題文を読み取る
2 問題提起を考える
3 課題文に賛成か反対かを考える
5そのほかの形式の問題の書き方
1 グラフや表などの資料が出る問題
2 絵や写真などが出る問題の書き方
3 説明問題の書き方
4 要約問題の書き方
5 指導の仕方などを問う問題の書き方
第2部 「模範解答」編
1 文化
2 近代
3 哲学・思想
4 文学・芸術
5 大学・学問
6 コミュニケーション
7 情報・メディア
8 学校・教育
9 子ども
10 若者
絵画や楽曲といった芸術作品だけでなく、その周辺に存在する展覧会や上演の記録、表現に用いられる素材や道具、わざや暗黙知の伝承といった様々な資源は伝えられていくのだろうか。芸術は常に変化し更新されていく。芸術のなにを、どのように継承するのかを悩み、新たな創造につながる仕組みをデザインし、未来をともにつくる「クリエイティヴ・アーカイヴ」という概念を考えてみよう。
中国人美人ピアニストの演奏をめぐり二人の音楽評論家がネット上で繰り広げる論争。東洋人にクラシック音楽が理解できるのか。美人ピアニストの演奏を眼を閉じて聴いても感動できるのか。そして、クラシック音楽は最高の芸術なのか。
原石からわずかに精製できる希少な顔料「ラピスラズリ」を基調としし、その世界観は見る人を不思議な世界へと引き込む。