本書は、困った場面・状況に遭遇したとき、どのように英語で対処すればよいのかという会話例を豊富に取り入れました。
「言語学とは何か」。日本語をはじめとする豊富な例で学べる入門書。基礎を学び、整理できる11のチャプター。学習効果を高め、楽しめる20の「コラム」。
我々ヒトだけがことばを自在に操ります。このヒトのことばの大元は、人類進化史上、どのようにして(How?)、いつ(When?)起源・進化したのでしょうか。本書では、この2つの謎を解き明かすべく、最近の生成文法のアプローチに拠りさまざまな分野の最新の知見・成果を駆使して、前者については「併合語彙結合仮説」を、後者については「言語早期発現仮説」を提唱・展開します。
第1章 言語の起源と進化
第2章 ミニマリスト・プログラム/MP
第3章 音側の前躯体
第4章 意味側の前躯体
第5章 How?-併合語彙結合仮説
第6章 When?-言語早期発現仮説
第7章 まとめー結論に代えて
第8章 おわりにーあとがきと展望に代えて
「予備知識ゼロ」でスイスイ読み進められる!
予備知識がなくても認知言語学の基本が身につけられるわかりやすい入門書です。日本語を題材にして、認知言語学の基本をわかりやすく解説します。専門への橋渡しとして、あるいは認知言語学に関心がある人や日本語教師志望者など、これから認知言語学を勉強するのにぴったりです。認知言語学から日本語を見るとどんなことがわかるのかについて知的好奇心のある方も、楽しんで読み進められます。
<目次>
第1講 認知言語学の考え方(1):基本的な認知能力
第2講 認知言語学の考え方(2):経験の重視
第3講 カテゴリー化とプロトタイプ
第4講 同じ物事に対する異なる捉え方
第5講 メタファー
第6講 メトニミー
第7講 主体化
第8講 経験基盤主義:身体性
第9講 意味と認知領域
第10講 イメージスキーマ
第11講 フレーム
第12講 百科事典的意味
第13講 使用依拠モデル
第14講 認知言語学の位置づけ
問題のヒント
あとがき
索引
第1講 認知言語学の考え方(1):基本的な認知能力
第2講 認知言語学の考え方(2):経験の重視
第3講 カテゴリー化とプロトタイプ
第4講 同じ物事に対する異なる捉え方
第5講 メタファー
第6講 メトニミー
第7講 主体化
第8講 経験基盤主義:身体性
第9講 意味と認知領域
第10講 イメージスキーマ
第11講 フレーム
第12講 百科事典的意味
第13講 使用依拠モデル
第14講 認知言語学の位置づけ
問題のヒント
あとがき
索引
プロローグ 問題解決のための言語学
第1部 多言語状況
1 標準語と方言
2 国家と言語──言語政策
3 バイリンガルは悪か
4 外国語教育
5 手話という言語
第2部 社会の中の言語
6 言語と文化
7 無意識への働きかけ──政治・メディアのことば
8 法と言語
9 言語障害
10 言語情報処理はどこまで来たか
あとがき
用語一覧
参考文献
言語を人間のコミュニケーションの中にとらえ直し、戦時体験の語りからネット上の言語まで、現代の様々なコミュニケーション現象に迫る。文化・認知・社会を繋ぐ新しい言語学の試み。
エージェントから認められるためには、フリーランスとしての魅力。プロ通訳者・プロ翻訳者の未来。
荷物運びを手伝ってもらいたいとしたら、どのような頼み方をするだろうか。おつりが間違っていることを注意するときはどうだろう。本書は、そうした言語行動の地域差を全国1000地点規模の調査によって明らかにする。目的別に分類されたさまざまな言語行動のデータを分析することで、この分野の方言学の基盤づくりをしようというのが本書のねらいである。
執筆者:井上文子、尾崎喜光、櫛引祐希子、熊谷智子、小林隆、佐藤亜実、椎名渉子、篠崎晃一、武田晃子、津田智史、中西太郎、松田美香
まえがき
I 概説編
言語行動の全国調査
小林 隆
2 分析編
依頼・受託の言語行動
ー配慮性と主観性の観点からー
小林 隆
買い物場面における言語行動の地域差
ーレジでの声かけ・少額の会計への高額紙幣支払いー
篠崎晃一
はがきを買うときの言語行動 -頼む・礼を言うー
井上文子
「申し出る」と「受け入れる」 -恩恵表現と機能的要素から見る分布の特徴ー
松田美香
勧めの言語表現にみる地域差
竹田晃子
おつりが足りないとき、何と言うか -近畿の言語行動についての仮説ー
熊谷智子
不利益を被る場面における非難の言語行動の地域差 -東北と近畿に注目してー
椎名渉子
相手に寄り添う言語態度 -のど自慢をめぐる言語行動の地域差を追うー
津田智史
喜び・落胆の地域傾向
佐藤亜実
連絡を伝える言語行動の地域差 -話し手と聞き手の関係性に注目してー
櫛引祐希子
忘れ物を注意する場面における言語行動と言語表現
尾崎喜光
新年のあいさつ・不祝儀のあいさつの定型性
中西太郎
3 総合編
言語行動の地理的傾向 -本書のまとめとしてー
小林 隆
索引
執筆者紹介
長く日本語学の研究全般にわたり多くの業績を積み重ねてきた編者のもと、気鋭の研究者全36人の寄稿になる論集。すべての人間活動の基底にある言葉を、日本語の歴史総体の中で様々な視点からとらえる重厚な論考。
本書は「やさしさ」を共通のキーワードにしながら、日本語教育、医療のことば、ろう教育、言語景観、震災と原発などのさまざまな事象にアプローチしている。言語や社会現象を研究の対象とするものが、それぞれの実践や思索、具体的な調査に基づいて、「やさしさ」という、古くて新しい価値を再評価し、対話の可能性を提供する。
読む、書く、聞く、話すーー私たちは何気なくことばを使って意思疎通をしている。古代ギリシャ時代から始まったともいわれる言語学研究は、音韻論、形態論、統語論、意味論、語用論、応用言語学など、人間の営みにかかわる様々な分野に広がってきた。本書ではそんな言語学という不思議の国に魅せられた3人の英語教育の研究者でもある言語学者たちが自分たちの追い求める「白ウサギ」=不思議を紹介。表現や声の捉え方、世界の捉え方など、普段使っている中にこそ言葉の不思議は潜んでいる。音声から学習、思考にいたるまで、言語学・応用言語学への案内役となる一冊。
はじめに ことばの国のアリス
第1章 発音変化に見る音と綴り字のズレ
第2章 魅力的な声の秘密
第3章 あいまいな日本語の私
第4章 切っても切れないことばと心
第5章 ことばを通して世界を見れば
第6章 オーストリアはオーストリア語?!
第7章 通じる英語と通じない英語
第8章 英語が上手くなるための心得
おわりに オズのことば使い
ラテン語からロマンス語への歴史を学ぶために。
サルジニア語、カタルニア語など少数言語も網羅した、新しいロマンス言語学の入門書。
まえがき
1 序論
1 ロマンス語とロマンス言語学
2 ロマンス語の分布
3 ラテン語の運命
4 ロマンス語の成立
2 共通の源としての俗ラテン語
1 比較方法の適用
2 俗ラテン語の資料
3 俗ラテン語をめぐる課題
4 ラテン語からロマンス語へ
3 ロマンス語の音声
1 ラテン語の枠組み
2 母音体系の変化
3 子音体系の変化
4 ロマンス語の文法
1 名詞と名詞句
2 動詞
3 不変化詞
4 統辞論
5 ロマンス語の語彙
1 ラテン語の伝統
2 ロマンス語間の差異
3 外来要素
6 ロマンス語の語形成
1 その特徴
2 派生
3 合成
4 その他
5 意味変化
7 個別ロマンス語の特質
1 ポルトガル語
2 ガリシア語
3 スペイン語
4 カタルニア語
5 オック語
6 フランス語
7 フランコ・プロヴァンス語
8 レト・ロマンス語
9 イタリア語
10 サルジニア語
11 ルーマニア語
12 ダルマチア語とコルシカ語
参考文献
「ことば」をとりまく、無批判に受容されている価値観や、いわゆる権威に保証された規準・規範を今一度疑ってみること。そこから見えてくるものは、何か!そもそも「正しさ」とは、政治的・経済的・文化的な利害関係が交錯する社会のなかでつくられたものにすぎない。「正しい」日本語、「正しい」敬語、「正しい」ことばづかい、といった、その「正しさ」のからくりに迫る試み。
理論言語学と英文法学習、英語教授法の橋渡しを試みた一冊。英米語の文法的な違いに始まり、欧米の英文法書と日本の学校英語文法との違い、5文型に関する議論や意味順の紹介、時制、相(語彙的相、視点相)、法の他、名詞句の解釈、代名詞類、比較、否定繰り上げ、否定極性項目などを解説する。英語のからくりについてもう一歩理解を深めたい、理論言語学を勉強してみたい人への招待状である。
第1章 基本的な概念に関して
1.1. アメリカ英語とイギリス英語の違い
1.2. 冠詞と名詞
1.3. 定形性
1.4. 文って何?
1.5. 文法の整理法
第2章 文型に関して
2.1. 5文型ってダメですか?
2.2. 文型がわかれば意味がわかるか?
2.3. 補部と付加部という考え方
2.4. 自動詞と他動詞、2種類の自動詞
2.5. 他動詞に目的語がない時、自動詞に目的語がある時
2.6. SVC文型:措定文と指定文
2.7. SVOC文型
2.8. 理論言語学で扱われているSVOC文型
2.9. 「意味順」
第3章 定形性に関して
3.1. 節
3.2. tough構文とwh移動
3.3. 繰り上げ構文とコントロール構文
第4章 時制・相・法に関して
4.1. 動詞の形が変わる要因
4.2. 相
4.3. 完了相
4.4. 相についてもっと詳しく
4.5. 結果状態に関する日英比較
第5章 意味に関して
5.1. 裸複数名詞の解釈と量化
5.2. 定性
5.3. 代名詞・再帰代名詞・否定極性項目
5.4. 否定極性項目についてもっと詳しく
5.5. 否定繰り上げ
5.6. 比較構文
5.7. 尺度推意
本書では、「とにかくドイツ語とはこういうものだ」といった規範的立場ではなく、ドイツ語に固有の現象を他の言語の分析にも通用するような言語普遍的な立場から解説する。
現代思想の原点がここにある
コトバの本質を問う「ソシュール以後」の軌跡
ソシュールが挑んだコトバの謎
深く考えてみるまでもなく、音声と概念とはまったく性質が違うものです。音声は波ですから見たり触ったりすることはできないにしても、とにかく物理的な実体であるのに対し、概念は決して物理的な実体とは言えません。それなのに、私たち人間がコトバを使う時には、その似ても似つかない2つのものを対応させています。しかも、その対応のさせ方は、同じ言語を使う人々であればまったく同じなのです。もちろんだからこそコトバを使って意味の伝達ができるようになっているのですが、これほど性質の異なる2つの要素を、同じ言語を使う人々がどうして正しく結びつけることができるのかは、考えてみれば不思議なことです。--<本書より>
第1章 ソシュールはこう考えた
1 コトバの本質を求めて 分析対象の設定
2 ソシュールが示した指針 体系と構造
第2章 ソシュールの考えはどう継承されたか
1 最初のターゲットは音素だ プラハ学派
2 キーワードは関係性 コペンハーゲン学派
3 言語過程説
第3章 花開くソシュール
1 具体的な言語事例を構造主義的に分析 バンベニスト
2 コトバは経済的にできている 機能主義
第4章 構造主義言語学の課題
本巻は、「言語のインターフェイス・分野別シリーズ」第1巻『統語論と言語学諸分野とのインターフェイス』である。言語の構造構築を担う理論研究分野である統語論と、音韻論、形態論、意味論、文の運用、情報構造とのインターフェイス(各研究分野間の相互作用) を、 理論の歴史的展開から最新の発展や成果も含め、豊富なデータを駆使しながら初学者にも分かりやすく解説することを念頭に置いて書かれた研究書兼概説書である。
第1章 統語論と音韻論のインターフェイス
土橋善仁
1. はじめに
2. 韻律階層と厳密階層仮説
3. 統語構造と韻律領域
4. 統語ー音韻写像研究の理論的進展
5. おわりに
第2章 統語論と形態論のインターフェイス
岸本秀樹
1. 統語論と形態論
2. 単文の構造
3. 多重主格構文
4. 名詞編入:軽動詞構文
5. 埋め込み構造:複合動詞構文
6. まとめ
第3章 統語論と意味論のインターフェイス
毛利史生
1. 形式意味論
2. 名詞句のインターフェイス
3. 動詞句のインターフェイス研究
4. 形容詞と程度
第4章 統語論と言語運用のインターフェイス
中谷健太郎
1. はじめに
2. 統語論で説明できない文法現象
3. ガーデンパス理論:最少付加と遅い閉鎖
4. 統語解析への意味論や語用論の影響
5. 作業記憶と文処理
6. 予測処理と統語解析
7. まとめ
第5章 カートグラフィーと情報構造のインターフェイス
中村浩一郎
1. はじめに
2. カートグラフィー(The cartography of syntactic structure)
3. Information Structure,IS
4. おわりに:カートグラフィーとIS とのインターフェイス