なぜ、ディズニー映画は炎上しないのか? 似たような発信内容でも、女性の反感を買う、ズレてる会社と愛される会社がある。その成否をわけるのはーー。ジェンダー(男女の役割)規範に詳しい著者が、ディズニープリンセス映画の変遷や国内外企業による「女性像」の発信の成功・失敗事例から、企業ブランド戦略、マーケ活動に活かせる情報発信の新ルールを指南する。誰もが発信する時代だからこそ、広報や経営企画担当者から企業経営者までが知っておくべき、新しいビジネス知識が学べる一冊。
<本書のポイント>
★CM、SNSでの「女性像」の見せ方は、一歩間違うと大きな炎上リスクに
→ 具体的な炎上CMから炎上ポイントと回避策を解説!
★海外でもジェンダー表現の拙さからの炎上はあり、ジェンダー対応力が世界共通語に
→ ジェンダー対応は、グローバル企業としての存在感と連動することを紹介!
★お手本はディズニー。シンデレラから中性的なプリンセスへの進化
→ 具体的なプリンセス映画の変遷から先進企業のジェンダー対応力をたどる!
★日本企業は女性の役割の変化に配慮せよ!
第1章 あなたの会社にESGアクティビストから質問状が来る日
第2章 なぜ優良企業のCMが相次いで「炎上」するのか
第3章 ジェンダー炎上を読み解くーー過去から最新グローバル事例まで
第4章 ディズニー・プリンセス映画はなぜ炎上しないのかーーお姫様から中世的ヒロインへ
第5章 ディズニー・プリンセス映画の長寿を支える3つの戦略
第6章 日本企業が学ぶべきディズニー7つのコンテンツツール
第7章 ジェンダーはビジネスの新教養である
女の子になりたいとずっと悩んでいたテディベアのトーマス。
それを打ち明けたら、大好きなエロールはもう友だちじゃなくなってしまうだろうか…。
本当の自分を打ち明ける勇気を持ったテディベアと、
そしてそれを知らされた親友のエロールの返事は……。
「大事なのはきみがぼくの友だちだってことさ」
ジェンダーと友情についてのやさしいお話。
作者のジェシカ・ウォルトンの父は男性から女性に性別移行したトランスジェンダーだった。ジェシカは、自分の息子エロールに読んで聞かせるトランスジェンダーをテーマにした絵本を作りたいと思ったことがきっかけで、自分でこの絵本を制作した。
本文は、すべてひらがなとカタカナ。幼い読者がひとりでも読める絵本です。
「社会的に作り出された男女の違い」を意味するジェンダーという概念は、1970年頃から登場し、現在ではマスメディアや行政の場で広く使われている。しかしその概念を正確にとらえるためには、ふだん私たちが拠り所としている「常識」の中に潜む矛盾や思い込みに気づき、それらを打ち破っていく必要がある。本書は、客観的なデータと最新の科学的知見に基づき、個人の生き方、恋愛、結婚、家族、社会などのあらゆる場面と深く関わるジェンダーの意味、その周辺に存在する問題に迫る。
▲データによる実証分析とモデルによる理論分析の協演!
▲ビジネス・テック・政治といった他分野を越境するミクロ経済学
▲入門書や教科書の「先」を知りたい人のための新しいスタイルの研究書
昨年のノーベル経済学賞授賞対象となった「因果推論」。そうした学問的進展を踏まえながらも、経済学の伝統である理論分析をどういかすか。「ジェンダー」「プラットフォーム」「自民党」といった現代日本における喫緊のテーマを対象にして著者自身が携わった研究成果をまとめる。ミクロ経済学の「実践」の新たなる可能性を示す。
フェミニズムの「落とし物」がここにあるーー。
今世紀に入り、日本社会で大きく膨れ上がった「スピリチュアル市場」。
特に近年は「子宮系」「胎内記憶」「自然なお産」に代表されるような妊娠・出産をめぐるコンテンツによって、女性とスピリチュアリティとの関係性はより強固なものとなっていった。
しかし、こうしたスピリチュアリティは容易に保守的な家族観と結びつき、ナショナリズムとも親和性が高い。
本書は、この社会において「母」たる女性が抱く不安とスピリチュアリティとの危うい関係について、その構造を解明する。
「子宮系、胎内記憶、自然なお産。女性たちのスピリチュアルで切実な思いを分析した画期的な本だ。」--森岡正博氏、推薦!
◆目次◆
第1章 妊娠・出産のスピリチュアリティとは何か
第2章 「子宮系」とそのゆくえ
第3章 神格化される子どもたちーー「胎内記憶」と胎教
第4章 「自然なお産」のスピリチュアリティ
第5章 女性・「自然」・フェミニズム
第6章 妊娠・出産のスピリチュアリティとその広まり
◆著者略歴◆
橋迫瑞穂(はしさこ・みずほ)
1979年、大分県生まれ。立教大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程後期課程修了。立教大学社会学部他、兼任講師。
専攻は宗教社会学、文化社会学、ジェンダーとスピリチュアリティ。また、ゴシック・ロリータやゲーム、マンガなどのサブカルチャーについても研究している。
著書に『占いをまとう少女たちーー雑誌「マイバースデイ」とスピリチュアリティ』(青弓社)がある。
ポップカルチャーから現代社会を鋭く分析した『戦う姫、働く少女』の刊行から2年。
同書が投げかけた問いは、若手研究者たちによって受け止められ、次の議論へ発展した。気鋭の研究者たちが、メイドカフェの働き方や、男性アイドルの商品化など新たな視点で〈わたしたち〉が直面する問題に深く切り込む。
おさえておきたい映画・小説などの作品リストや、重要なキーワードを解説するミニコラムも収録。
(解説キーワード)メイドカフェ/再生産労働/家父長制/共通文化/消費者民主主義/承認と再分配
[序 章] 『戦う姫、働く少女』が投げかけるもの(川口 遼)
[第1章] メイドカフェに見る女性の複合的労働と承認(中村香住)
[第2章] 第三波フェミニズムはポスト新自由主義への道を拓くのか?(田中東子)
[第3章] 消費者民主主義と共通文化(河野真太郎)
[第4章] ディスカッション ポスト・フェミニズムと〈わたしたち〉の労働
おわりに (永山聡子)
[キーワード解説]メイドカフェ/再生産労働/家父長制/共通文化/消費者民主主義/承認と再分配
[付 録]おすすめ作品リスト
男女格差、ジェンダー、LGBTなど様々な差別や人権や教育、社会的な問題を、日本と世界を比較して具体的に学ぶ。ジェンダー平等がSDGsに組みこまれた理由も解説。
【世界篇】 民族とセクシュアリティ
●セルフ・ポートレイトで規制の女性イメージを解体する
イモジェン・カニンハム/シンディ・シャーマン/リディア・スハウテン/ビー・ネトルス/ジュディ・データー/ジュディス・ゴールデン/カタリーナ・シーバディング/スーザン・ヒラー/パティ・レヴィ/ヘレン・チャドウィック/バーバラ・デジェネヴェーヴ/スーザン・カエ・グラント/リサ・カネモト/ソニア・ランディ・シェリダン/リタ・ドーウィット/ナン・ゴールディン/アン・ノグル
●ダイアン・アーバス小論
●病と老いを克服する写真
ジョー・スペンス/ハンナ・ウィルケ
●“ヌード写真”から身体を解放せよ
E・J・ベロック/神蔵美子/岡田裕子/アルフレッド・スティーグリッツ/古屋誠一/ロバート・メイプルソープ/キャサリン・オピー/イトー・ターリ/ジーン・フレイザー/リン・ビアンキ/小川隆之/メアリー・ダフィ/ジーン・ダニング/大塚勉
●エイズをめぐる表象
ウィリアム・ヤン/AAブロンソン/ロバート・メイプルソープ/ピーター・フジャー/デヴィッド・ヴォイナロヴィッチ/エルヴェ・ギベール/フェリックス・ゴンザレス=トレス
●人種、階級とジェンダー
キャリー・メイ・ウィームス/ローナ・シンプソン/ミトラ・タブリジアン/嶋田美子/マスミ・ハヤシ/劉虹/マリ・マール/トリン・T・ミンハ
●アナ・メンディエタが示した多文化アメリカの可能性
●インドの変化し続ける写真家、ダヤニータ・シン
【日本篇】 戦後と高度経済成長とジェンダー
●石内都に見る戦後日本の「記憶」
●日本現代美術における女による女のセクシュアリティ再考
溝口彰子/イケムラレイコ/綿引展子/岡田裕子/出光真子/嶋田美子/澤田知子/イチハラヒロコ/オノデラユキ/鴻池朋子
●やなぎみわ作品にみる現代日本女性の意識
●わたしたちの身体はまだ“戦場”のままか
横溝静/塩崎由美子/澤田知子/朝海陽子/高橋ジュンコ/横溝静/志賀理江子
●森栄喜の拡大家族
●「失われた20 年」と女性写真家の表現
森栄喜/大野千野/田口和奈/菊地智子/蔵真墨/笹岡啓子/
●囚われの荒木
荒木経惟
日本では、政治の世界も経済の世界も、意思決定層は「日本人、男性、シニア」と極めて均質である。二〇一九年一二月、世界経済フォーラムから発表されたジェンダー・ギャップ指数で、日本は調査対象の153カ国中121位、過去最低の順位となった。女性リーダーの少なさが、下位低迷の大きな要因だ。海外各国では働く女性の現況に危機感を抱き、変化を加速させている。意思決定層に女性を増やさないと、日本は変わらない。いや、それどころか、このまま沈んでしまうー。四半世紀にわたって女性リーダーの取材を続けてきた著者が、国内外の女性役員にインタビュー。「生の声」には、これからの時代を生き抜くヒントが眠っている。
本書は、日本製造業の背骨ともいうべき中小・零細・超零細製造業の存立基盤・競争力・人的資源の変化および、サービス業の経営環境の変化と適応行動の解明を試みた尨大な調査結果を、討究に討究を重ねて再分析したものであり、中小企業・各種事業関係者にとり裨益するところ大きな書である。
男女平等は明治以後の日本にとって、変革を促す最も重要な原動力のひとつだった。第一次世界大戦後、男女の愛を社会的結合の基礎に置く政治思想が生まれた。戦後も男女平等はデモクラシーをおし進める役目を果たした。
政治思想史の展開を通じ先駆者たちの活動から読み解く。
第1章 ジェンダーと自己実現
第1節 ジェンダーと男女の不平等
第2節 男女共同参画の取り組み
第3節 自己実現とエンパワーメント
第2章 ジェンダーと性差別の構造
第1節 ジェンダーの歴史
第2節 女性解放の先駆者たち
/平塚らいてうー女性解放のテーマセッター
/女性史の孤高の開拓者ー高群逸枝と女性の性的自己決定権
第3章 ジェンダーと女性解放の動き
第1節 与謝野晶子が描いた市民社会
第2節 恋愛から家族と社会をとらえなおす
第3節 自発的な中間団体を起こすー羽仁もと子
第4章 男女平等からジェンダー平等へ
第1節 戦後民主主義と家族ロマンスー第一の文化変容
第2節 女性の自己実現
第3節 カウンター・カルチュアとウーマン・リブー第二の文化変容
第4節 ジェンダー平等の射程の長さー山川菊栄
第5節 女性の政治参画のたたかい
第6節 社会システムをつくるー働く女性のために 奥むめお
応援消費やカスハラなど、消費者をめぐるニュースが増えている。本書は、消費革命をもたらした一九六〇年代から、安定成長期やバブル、そして長期経済停滞までを消費者の視点で描く。生産性向上運動、ダイエー・松下戦争、堤清二とセゾングループのビジョン、セブンーイレブンの衝撃、お客様相談室の誕生などを通し、日本経済の歩みとともに変貌していく消費者と社会を描き出す。
Xジェンダーとは、出生時に割り当てられた男性もしくは女性の性別のいずれかに二分された性の自覚をもたない人々を指します。性同一性障害、同性愛、トランスジェンダーなど多様な性自認や性指向がありますが、本書は、多様なセクシュアル・マイノリティのうち特にXジェンダーを取り上げ、Xジェンダーとは何かを様々な角度から紹介します。Xジェンダー当事者自助サークルのLabel Xを中心に、当事者や医者など多様な執筆陣が、日本独自の呼称であるXジェンダーについて、初心者向けに分かりやすく論じています。
制度もあり、女性の社会進出も進み、ジェンダー平等への関心も高まっているにもかかわらず、日本ではなぜ実質的な変化が生まれないのだろうか。
各国の違いを生み出すのは、文化や価値観だけではない。
日本・スウェーデン・フランスで実施したインタビュー調査から、制度の仕組みだけでは見えてこない、政策の選択をめぐる葛藤と実態を浮かび上がらせる。