『伊勢物語』、『源氏物語』などの物語、歌集・歌学書、古筆切、仏書、漢籍、洋学資料…。
鶴見大学図書館では、文献資料に基づく実証的研究を伝統とし、その時々の教職員の書物に対する深い関心と集書への熱意によって徐々に貴重な古典籍が蒐集されてきた。
そのコレクションは全国でも屈指の収蔵点数を誇っており、まさに「宝庫」と呼ぶに相応しい。
鶴見大学図書館が70年の長きにわたり、博捜と収蔵に取り組み続け、守り伝えてきた営為とその魅力をあますところなく紹介する。
鶴見大学図書館の貴重書ーこれまでとこれから 伊倉史人
第一部 物語と歌書
伊勢物語 久保木秀夫
源氏物語ー河内本または別本を含む写本 田口暢之
『平家物語』長門切ー鶴見大学図書館蔵断簡を中心に 付長門切一覧 平藤幸
改竄された仮名遣いー契沖筆『古今和歌集』とその模刻 加藤弓枝
新古今和歌集ー鎌倉期写の残欠本 田口暢之
十三代集とその周辺ー「写字台」旧蔵本と尊円筆『風雅和歌集』 石澤一志
御室撰歌合と千五百番歌合 田口暢之
鶴見大学図書館蔵 伝後京極良経筆 和漢朗詠集について 山本まり子
古筆切・古筆手鑑 久保木秀夫
無訓の金沢文庫切 新沢典子
院政期歌学書の善本ー『俊頼髄脳』を中心に 伊倉史人
新収の古今注ー伝轉法輪公敦筆『古今和歌集注』の紹介 河田翔子
第二部 仏書・漢籍・洋学・アーカイブ
鶴見大学図書館所蔵品をとおしてみる本邦における仏典の書写・請来・印刷 宮崎展昌
聖教を披き、「宝蔵」を思い描く 小島裕子
禅籍ではじまる日本出版文化 万波寿子
仏教文化研究所ー總持寺・瑩山禅師の探求と大遠忌関連事業 尾崎正善
鶴見大学所蔵の中国漢籍ー三槐堂王乾宇刊『烏臺正譌凌雲詩経』 金文京
開国の足音ーオールコック『初学者用日本文法綱要』 遠藤佳那子
でんしかしよう! 大矢一志
最も身近で手軽な材料で楽しむ工作遊び!
やさしいものから手ごたえある力作まで幅広く収録。素材のもつ特徴や加工のコツがわかり、道具の上手な使い方も身につく牛乳パック工作シリーズです。
「ミッション3」では、子どもたちが大好きな動くおもちゃ・いろんな乗り物・ボールコースター(ビー玉転がしなど)16作品を紹介します。
◆動くおもちゃと乗り物いろいろ
タイヤと車軸うけ
基本の車1 〜バスと電車
基本の車2 〜消防車
キッチンカー
きせかえ作業車【ダンプカー・タンクローリー・高所作業車】
きせかえ機関車
プロペラカー
ランドヨット
おさんぽひよこ
プリズムロケット
◆ピンポン玉やビー玉をころがして遊ぼう
ピンポンスライダー
マーブルランのレーン
シンプルマーブルラン
マーブルキャッスル
二重らせん城
はじめる前に/工作に最適!牛乳パック/いろんな牛乳パック/
つかう牛乳パック/牛乳パックの保管/道具/特殊な材料/
パックの加工/パックの用語/作り方の記号と用語
図書館とは何か、どのような施設か、どのような考えに基づいて活動しているのか、
住民にどのようなサービスを提供しているかを明らかにする。
また、高度情報通信ネットワークを基盤としたあらたな社会がつくられていくなかで、
図書館がどのような役割を果すことができるかということも取り上げる。
本シリーズは,平成24年度から開始される司書の新カリキュラムに対応。
新しい時代の図書館の担い手にふさわしい司書のあり方を視野に入れ、創造的なテキストを目指す。
2019年に施行された「視覚障害者の読書環境の整備の推進に関する法律(読書バリアフリー法)」、
「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する基本的な計画」に関する記述、巻末の「読書案内」の
更新などを行った第4版。
まえがき
第1章 図書館とは何か?
1 知識創造の場としての図書館 / 2 各種の図書館の出現 / 3 知識創発型社会と図書館
/ 4 図書館を構成する3要素 / 5 図書館の運営・サービス
第2章 図書館の機能と社会的役割、意義
1 図書館の活用事例 / 2 図書館の機能 / 3 図書館の効果 / 4 図書館の社会的な役割と意義
第3章 知的自由と図書館
1 基本的人権と図書館の自由 / 2 アメリカの「図書館の権利宣言」の成立と改正
/ 3 日本の「図書館の自由に関する宣言」の成立 / 4 「図書館の自由に関する宣言」の改訂
第4章 図書館の歴史
1 話し言葉を書き取る技術の発明とギリシャ文明 / 2 本屋の出現と巨大な図書館
/ 3 紙の出現と知識の蓄積と図書館・文庫 / 4 知的世界の中心は中国に / 5 紙の伝播と活発印刷
/ 6 活版印刷と第二の知識・情報革命の時代 / 7 公開図書館の出現と知識の蓄積
/ 8 図書館の充実と公共図書館 / 9 日本の文庫・図書館の発展
第5章 公共図書館の成立と展開
1 1848年アメリカ、ボストン / 2 必要な知識を獲得することに資する施設、図書館
/ 3 実際に役立つ図書館をつくる / 4 日本の公共図書館ー戦後の展開 / 5 ユネスコ公共図書館宣言
/ 6 日本の図書館法 / 7 公共図書館に関わる各種法律と条例等
第6章 読書と図書館
1 読書と図書館 / 2 知識創発型社会の到来と読書
/ 3 読書の重要性ー新しい時代にふさわしい人材の育成のために / 4 読書の効用 / 5 図書のよさ
/ 6 読書の推進
第7章 図書館の種類と利用者、類縁機関等
1 図書館の種類 / 2 国立図書館 / 3 日本の国立国会図書館 / 4 学校図書館 / 5 大学図書館
/ 6 専門図書館 / 7 その他の図書館 / 8 類縁機関 / 9 図書館間協力(ネットワーク)
/ 10 図書館以外の施設、団体と協力
第8章 図書館職員の役割と資格
1 専門職としての司書 / 2 図書館員の倫理綱領 / 3 図書館員の仕事 / 4 図書館司書の養成と研修
/ 5 学校司書の養成と研修
第9章 図書館の現状と将来
1 図書館をとりまく環境の変化 / 2 図書館の現状 / 3 日本の公共図書館の将来へ
本書は,2017年7月に刊行された初版に,その後の新たな状況を反映させた改訂版です。電子ジャーナル管理に関する基本的な知識を提供し,業務の流れを具体的に示すことで,全体像を理解しやすくすることを目的に書かれました。「基礎編」では電子ジャーナルの基礎知識と,契約の際知っておくべきことをわかりやすく示し,「実践編」では契約のライフサイクルを7つの段階に分けて詳述しています。シンプルで見やすいイラストや図版を多く配し,コラムでは知っておきたい用語を解説し,理解を深められるようにしています。改訂版では,2023年現在のオープンアクセスの状況と問題点など最新情報にも言及し,より深い理解へと導いてくれます。初版と変わらず,はじめて電子ジャーナルを扱うことになった図書館員にとって,業務への不安を取り除いてくれる,心強い座右の書です。
はじめに
第1部 基礎編:電子ジャーナルを扱うための前提と基礎知識
1章 大学図書館と学術雑誌
2章 「冊子」と「電子」は,どう違う?
3章 契約前に知っておくべきこと
4章 契約時に知っておくべきこと
第2部 実践編:電子ジャーナルを扱ってみよう
0章 契約のライフサイクル
1章 検討しよう
2章 決定しよう
3章 発注・契約・支払しよう
4章 設定しよう
5章 いざ利用開始
6章 トラブル発生!
7章 来年どうするか
参考文献
用語集(JUSTICE実務必携2017.3から抜粋)
おわりに
事項索引
〈コラム〉
a.オープンアクセス
b.データベースとは?
c.電子ジャーナルは高額?
d.図書館コンソーシアムの活動
e.AtoZリストとリンクリゾルバとディスカバリーサービス
f.リモートアクセスもっと
g.COUNTERとは
h.評価の指標
i.アーカイブ・プロジェクトとは?
図書館の運営にあたって必要となる基礎的な情報技術について、各分野の第一人者が具体的な事例を取り上げながら、分かりやすく解説。第2版では、プログラミングの章を設けるなど、より現場に即した内容に更新した。
おひるねがしたいコーギーちゃん。白いオーブンの前でねていると、おうちの人に「そこ、どいて」と言われます。緑の鉢植えの下でねていても、「そこ、どいて」と言われます。青いマットの上でねていても、「そこ、どいて」と言われます。どこで眠ればいいの? 赤い椅子の、ぼうやのおとなりならだいじょうぶ! 今度こそゆっくり眠れるね。……「○○で ねようかな」「そこ、どいて」のシンプルな繰り返しが楽しいスウェーデンの幼児絵本です。はっきりした色彩と愛らしい犬の表情が魅力。小さなお子様から犬好きの大人まで楽しめます。
何百年も生き残る世界のみんなの宝物。それは『世界の名作物語』。その物語をひとりじめしたがる魔物があらわれたら、あなたならどう守る?
あなたの知らない世界のどこかで、この世界のすべての物語を守っているのは、ふしぎな世界の図書館司書=ストーリーマスターたち。
魔王グライモンが、世界の図書館から、どんどん物語の大事なパーツを盗んでる!
物語の世界を救うために、物語から盗まれた「キーパーツ」を探しだそう!
本好きならだれでもあこがれる、名作の世界に飛び込めると大評判シリーズの第3巻。
ある日クラスに、なんだか秘密がありそうな転校生がやってきた!
「みんなとなかよし」「明るく」「元気いっぱい」がとりえの人気者・ひなたは、自分をこわがる転校生が気になってしまい……。
転校生が読んでいた『アンデルセン童話』がきっかけで、アンデルセンワールドの修復を頼まれたひなた。
著者であるアンデルセンと、物語に入り込めるなんて! とワクワクするけれど、じつはこのアンデルセン、じつはなかなかやっかいな人物で……。
読むだけで、なんだか本が好きになる!
「名作がよくわかる」「物語の中に入る夢がかなう」と全国図書館司書大絶賛の人気シリーズがハードカバーの豪華版になりました。
教室や図書室をはじめ校内の壁面・空間を飾れるうえに作品展もできる、利用範囲の広い色画用紙工作シリーズです。場所や広さに合わせた飾りつけ方法とアイデアを多数紹介します。一つ一つの工作は図工の教材にもぴったりの楽しさです。
この巻では、貼る、浮かせるなど壁面ならではの構成例を紹介。教室の壁や廊下・階段・出入口などの掲示でも目を引きます。
世界は、決してあなたを見捨てない。心を凍らせた少女かおりと、いじめを受けた少年ケン。体の中にかいじゅうを飼う2人が虹いろ図書館を訪れるー。
アムンという小さな村に暮らす耳長の少年は本が大好きであったが、耳長で貧乏だった為、村の図書館を使うことができなかった。そんな少年は差別が存在しない本の都・アフツァックに行くことを夢見る。ある日、少年は憧れのアフツァックの図書館で働く司書(カフナ)と出会う。この司書との出会いが、少年の運命を大きく変えることに──。孤独な少年が未来を切り拓く、異世界ビブリオファンタジー堂々開幕!!
争いの火を止めるため女司書は戦場へ駆ける
「違反者の取り締まり、付き合ってくんない?」
女司書は決して相容れないはずの相手に、そう言い放つ。
『魔導書』と『魔王雷』、双方の使用禁止という協定が成立したがーーそれでも《人類連合》と《魔族軍》との戦いは続いている。
相変わらず攻撃の決め手に欠ける連合軍。王国は今や抑止力としての効果に疑いない『魔導書』の力をさらに掘り起こすべく、帝国から魔導司書を招聘することとなった。そして、そこに呼ばれるのは当然ーー
「出向ですわ♪」
「嫌すぎますわ♪」
帝国第11前線基地魔導図書館司書であるところの、カリア・アレクサンドルその人なのだった。
本を愛し、愛しすぎたゆえにまんまと戦場まで連れて来られた挙句魔王軍と現場突発交渉しちゃう女は、どんな戦場でも「司書」としての軸をブラさない。
魔導書は守りたいし、図書館運営も大事だし、協定を侵そうとする奴は許さない。
そして、利用規約違反はどんなに偉いやつでも、地獄の底まででも追いかける。
戦争という現実に司書は吠え猛り、蛮勇と矜持の牙を立て走るーー!
サッカーの辛口解説者として知られる著者が長きにわたり訴えているのが、部活動における「補欠制度の廃止」である。世界のスポーツ社会には「補欠」という言葉は存在しないとまで言い切り、日本の団体スポーツが世界で活躍できないのは、「補欠制度」が原因と訴える。学校教育とスポーツを変える新提言。
(もくじ)
第1章 なぜ僕は「補欠は差別」と考えるのか
・補欠が増えてもサッカー人口は増えない
・「補欠」とは「貧しい」ということ
・「忍耐力のある子」と褒めるから、競争心のない子が育つ など
第2章 日本の団体スポーツが世界で勝てない本当の理由
・日本の団体スポーツが勝てない3つの理由
・チームワークを美化しすぎてはいけない
・スポーツはブームであってはならない など
第3章 「部活動」と「スポーツ」は切り離さなければならない
・学校はもともと「スポーツ」をやる組織体制ではない
・教育で公立と私立が同じルールでないのは差別ではないのか?
・スポーツに学歴は必要か? など
第4章 子どもがスポーツをすることで成長するのは「親」
・デジタル社会だからこそ、スポーツで交流する意味がある
・種目を絞るのは、子どものためにならない
・いろんな種目を知っていれば、将来役立つ など
第5章 本当のプロスポーツ選手とは
・Jリーガーは夢がないのか?
・地域密着のプロスポーツとは
・日本に感謝しているからこその辛口 など
※本書は2016年6月に『補欠廃止論』として、ポプラ新書より刊行したものを、ルビを加え選書化したものになります。新書版とはブックデザイン、版型が異なっております。
東京子ども図書館名誉理事長・松岡享子による当館10周年を記念したふたつの講演「お話について」(1984年6月19日、東村山市立図書館開館10周年記念として同館で行われた)、「お話のたのしみを子どもに」(1984年11月19日、浜松市福祉文化会館ホールに於いて、浜松子どもの本を読む会と、児童図書館研究会静岡支部の主催で行われた)をを収録。お話のもつ力やお話をすることの意味を原点からていねいに語りかけます。1996年初版のシリーズ名と一部表記を改め、装丁を一新しました。
1お話について/2お話のたのしみを子どもたちに/引用・参考文献
社会的な存在としての図書館。そのあるべき姿や中立性は、図書館界においてどのように捉えられてきたのか。「図書館の自由に関する宣言」や「原子兵器禁止に関する各国図書館界への訴え」、文部省による図書選定制度に対する立場表明など、社会的・政治的な文脈の中で採択あるいは討議された決議や声明に注目しつつ、図書館の社会的責任や中立性に関する戦後図書館界の自己認識の展開を明らかにする。
序章
第1章 社会的責任と中立性をめぐる見解の多様性─破壊活動防止法と「図書館の中立性論議」─
第2章 中立観を具現化した「図書館の自由に関する宣言」─「原子兵器禁止に関する各国図書館界への訴え」との比較から─
第3章 教育二法案と図書館界─「図書館の自由に関する宣言」をめぐる2つの期待─
第4章 文部省の「図書選定制度」をめぐるポリティクス─1950年代の図書館の社会的責任論の到達点と限界─
第5章 図書館界における「政治の季節」の終焉─1960年の日米安全保障条約の改定と図書館の中立論の不在─
第6章 ピノキオ・コーナーの評価をめぐる理念と現実の確執─1970年代の「差別図書」問題と図書館の社会的責任─
終章
第39回うつのみやこども賞を受賞した著者による新シリーズ、第一弾!
気をつかって、盛り上げようと思っただけなのに、なんでわたしが悪者に!?
目の前にあらわれた「なんとかなる本」に、「なんとかして!」とさけんだらーー。
気づけばそこは、不思議な図書館。
中央には、本が実のようになってぶらさがっている大きな木が!
声をかけてきた「一級コトバ使い・樹本図書館の司書 ヨウヒ」と名乗る女の子に
こまっている事情を話すと、
「たいていのことはコトバの力をかりれば、なんとかなります。」
と、「コトバの術」をかけられて……。
コトバの力で、無事にピンチから脱出できるの!?
こまった事態になってしまった5人の子の物語。
「仕事のくふう」の最新情報を盛り込み、インタビューの仕方や取材結果のまとめ方、異なるお店の比較方法まで完全解説。国語の「情報整理」や「文章の組み立て方」、社会の調べ学習や社会科見学どちらにも役立つ内容。
地域の公共機関である図書館と警察署。傷んでしまった本を修理する方法や、本を探しやすく、借りやすくするためのならべ方、警察署での免許証や落し物の申請、パトロールや交通違反の取り締まりなど、社会科見学にも活用できる内容です。