飛鳥奈良時代の「制度」「政治」「社会」の三つを柱に、16本の論考を収載。
日本史の、古代の、その一部の専攻分野を探究し続けるだけでなく、つねに日本史全体を俯瞰する姿勢で構築された論集。
1●制度編
1 稲城について
一 稲城の文献史料
二 稲城の解釈
三 古代稲作からの検討
四 稲城築造の緊急性
2 出雲市青木遺跡出土木簡に記された「賣田」の意味
一 青木遺跡の概要と二〇〇二年度出土の木簡
二 売田券木簡の出土とその内容検討
3 万葉歌宴の成立事情
一 歌が残される条件
二 宮廷の成立
三 古代文献のなかの宴
四 宴と万葉歌
4 和泉監・芳野監の呼称について
一 史料と問題の所在
二 正税帳記載項目からの検討
三 役所名・系列からの検討
5 唐津市中原遺跡出土の戍人木簡について
一 防人木簡の発見
二 防人制度の変遷
三 旧防人の生活実態
四 国別の隊編成
2●政治編
1 下野国薬師寺創建の目的
はじめに
一 下野国薬師寺の建立はいつか
二 下野国薬師寺創建の目的を問う
2 知太政官事の就任順と天武天皇皇子の序列
一 天武天皇の皇子たちの長幼順と廷内順位
二 知太政官事の起用順
3『日本霊異記』の時代観
一 本稿の狙い
二 第一群(文武朝以前)の時代観
三 第二群(聖武朝)の時代観
四 第三群(淳仁朝以降)の時代観
五 孝謙朝・称徳朝の問題
4 光明・仲麻呂政権下の四字年号
一 四字年号制定の経緯とその特異性
二 王権譲渡の実態と元号
5 阿倍内親王の立太子構想
一 議論の現状
二 既往説の問題点
三 不婚と立太子の事情
6 大伴氏・藤原氏決裂の分岐点──万葉集時代の宮廷情勢
一 問題の所在
二 藤原氏の人事
三 大伴氏への人事
四 藤原氏と大伴氏
7 氷上志計志麻呂の名
一 氷上志計志麻呂とは
二 志計志麻呂は貶名か
3●社会編
1 古代戸籍にみるいわゆる高齢出産者の年齢
一 問題の所在
二 養老五年下総国戸籍にみるいわゆる高齢出産者の年齢
三 東国御野・大宝二年戸籍にみるいわゆる高齢出産者の年齢
四 大宝二年西海道戸籍にみるいわゆる高齢出産者の年齢
2 万葉八九四番歌の言霊について
一 言霊の存在
二 呪文の霊威
三 皇極天皇と蘇我蝦夷の対決
四 今後への課題として
3 奈良時代前後の行旅者について
一 公民の行旅
二 官人・准官人の行旅
三 商人の行旅
四 行旅の前提条件──宿泊施設と食料調達
五 行旅の前提条件──行路案内
4 廃藩置県と国名表示
一 問題の所在
二 文人書簡に見る国・県の表記
三 新聞記事・広告に見る住居表示
歴史関係著書・著作一覧2
あとがき
歴史の都・奈良の「あるある」決定版!
同じ奈良でも、文化も違えば、方言も、県民性も少し違う!だからこそ魅力が引き立つ歴史の都・奈良!
読めば必ず奈良ライフが今より楽しくなる!必見の222ネタを収録!
・京都が新撰組なら、奈良は天誅組だ
・待ち合わせは「行基前」で!
・奈良中央郵便局のポストの上にラクダと鹿がいる
・閉店時間がやたら早い奈良の商店街
・建設工事を行うと遺跡が出てきて、しばしば工事が中止になる
奈良時代、天皇のそばに仕え、臣下ながら政治の実権を持った藤原仲麻呂と道鏡。太政大臣という官僚機構の最高位の地位に登りつめた彼らはいかなる基盤を持ち、絶大な権力を握ったのか。乱を起こし一族滅亡した仲麻呂、皇位に手が届いたかにみえたが失脚し追放された道鏡。二人の人物像と政治背景を軸に、奈良時代の政変と天皇家の実像を描き出す。
天皇と貴族ープロローグ/藤原仲麻呂の台頭(藤原仲麻呂の登場/安積親王とその周辺/孝謙天皇の即位/孝謙天皇の皇太子/橘奈良麻呂の変)/藤原恵美押勝の時代(淳仁天皇の即位/藤原恵美押勝の権力/光明大皇太后の死/藤原恵美押勝の乱)/道鏡と政治世界(道鏡の前半生/正倉院文書のなかの道鏡/道鏡の仏教/大臣、そして法王へ/称徳天皇即位後の政変)/道鏡事件(『続日本紀』『日本後紀』の認識/研究史の概観/事件の真相は)/仲麻呂・道鏡とはーエピローグ
お前が忘れても。俺が何度でも口説いてやる。
「記憶を失う発情」が出現し!?
見つめ合うだけで心が発情するーー。
オメガを自在に発情させることができ、オメガの発情には一切反応しない、アルファの最高級・Sアルファの黒瀬。
そんな黒瀬を唯一発情(ラット)状態にできる存在、Sオメガの春。
番となり、心から結ばれているのに「愛してる」の言葉だけが足りない。
そんなツンデレ夫婦のために子供たちが可愛い結婚式を計画中、発情が止まらず記憶も失ったオメガが保護され、春も⋯!?
最強番に立ちはだかる最大の試練!?
くらがり峠は、幾多の時代をながめ、様々な旅人を迎えては見送ってきた。実際に街道を歩きながら、そこを通った旅人たちと見所を紹介する。
日本古代史の原点、山の辺の道の神話と考古学。初期ヤマト王権の謎を訪ねる待望のガイド書。
長い時代をへてきた建物や遺跡には、この国の歴史やさまざまな文化、人びとの願い、あこがれ、知恵がこめられている。歴史の舞台となった土地で、さまざまな文化財を訪ねてみよう。実際に自分の足で歩き、自分の目で見て、教科書で学んだ歴史のなかに、むかしの人びとのいきいきとした在存を感じよう。
特別付録『言の葉集』収録。著者「肉筆画」付き。
大人気シリーズ「ご朱印めぐり旅 乙女の寺社案内」の
『京都・奈良』版!
ほっこり笑顔やすてきな縁をもたらす
おみくじやお守り、小物たち。
恋愛成就に仕事運、子宝・安産、家内安全…
かわいい絵馬に願いを込めて。
凛とした空気に癒されたあとは、
カフェやショップで楽しいひととき。
ご朱印のいただき方や参拝のルールなど
寺社めぐりのあれこれも丁寧に解説しています。
正倉院の宝物は、今から約1250年前の奈良時代に納められました。そのなかには、世界中の珍しい材料と高度な技術が使われた美術・工芸品がたくさんあります。これほど古い宝物が、倉にまとめられ、今なお美しいままの姿を見せてくれるのは、世界でも正倉院だけなのです。これらはいったいどのようにつくられ、また、どうやって長い間守り伝えられてきたのでしょうか。その秘密を見ていきましょう。
日本有数の観光地。奈良公園と春日奥山、仏像めぐり。御朱印というものがあるのを知っていますか?それはたった5分、お坊さんに書いてもらいお寺の由来、小話などの説明も聞ける、ありがたいものなのです。御朱印の読み解き方や歴史、意味の解説はもちろん、お寺の名物やGOODSも紹介。奈良ツウになれる1冊です!
本誌には以下の内容が収録されています。
御朱印とはーー 平安時代に諸国の霊場を巡礼する時、有り難い経文を浄書写経したのもをお寺に納めて、自分や家族の無事息災を祈願した証しとして、お寺の宝印(朱印)を戴いて巡礼したことが始まり。「納経印」とも言われている。御朱印をいただいた朱印帳は、自分の命が尽きた時、お棺のなかに入れてもらうものです。
巡礼という観光の原点から始まった御朱印。このまさに元祖スタンプラリーである古寺めぐりを通して、お寺の歴史、御朱印の正しい頂き方、そしてその解説と各寺のちょっとしたウンチクネタまで。これこそまさに「地球の歩き方」ならではの旅の提案。鎌倉、京都に続き、古都奈良で御朱印を中心にした古寺周りを紹介しています。
【基礎知識】
御朱印の正しい頂き方
【特集1】
法隆寺地域&古都奈良の世界遺産
有名な7寺+1社を一挙紹介
【特集2】
エリア別お寺案内
中心部、市内、ほか国宝所有の寺
※コラムをはさんで38寺+1社を紹介
【お寺観光ポイント】
奈良で見つけたお寺グッズ
門前名物/グルメ情報
【御朱印こぼれ話】
御朱印コレクター/御朱印帳あれこれ/御朱印グッズ
【関西圏のご朱印めぐり】
まだまだあるぞ! 遷都1300年の歴史!
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高度な研究を平易に語ることで定評のある東洋史の碩学による、シルクロードや中国の歴史・文化・人物、中国学を牽引した内藤湖南・宮崎市定等に関するユーモア溢れる随筆集。