西洋医学を学んできた者にも漢方治療へ入りやすくするために、おもに疾患や症候別に漢方薬を選択し、第一選択薬として推奨される漢方薬を含め、汎用されるおもな漢方薬について述べた。各疾患や病態の西洋医学的診断と一般的治療の概説とともに、どのような病態(状態)で漢方薬を適応とし、有効であるかを述べた。各疾患または症候に対するおもな漢方薬の治療効果について、できるだけまとまった多数例の文献報告をまとめて表示し、有効率、治療効果を比較して具体的に示した。脳神経疾患に対して汎用される漢方薬とその構成生薬の一覧を表示し、それぞれの要点について説明した。
食べ物を扱う上で正確な理解と対応が求められる食品衛生についてわかりやすく解説したテキスト.豊富な図表,写真を交えた解説で内容をイメージしながら理解できる点が特長.今版では,学習しやすいようにオールカラー化し,2023年改正の国家試験出題基準や関連の法改正に対応した.
【改訂第3版の序】
管理栄養士国家試験出題基準に準拠した教科書として,本書『健康・栄養科学シリーズ 食べ物と健康 食品の安全』の改訂第2版が2018年12月に刊行され6年が経過した.また,管理栄養士国家試験出題基準も2023年2月に改定された.今改訂では新しい管理栄養士国家試験出題基準に準拠し,読者の声を参考にわかりやすい解説,見やすい構成を心がけた.併せて,コロナ禍で多岐にわたり改正された食品衛生法,健康増進法,JAS法,食品表示法等の食品衛生関連法規・制度・統計資料も最新データに更新した.一方で,最近のインターネットの充実に鑑み,必要に応じて情報源としてWebサイトのURLも記載した.さらに,世界保健機関(WHO),国連食糧農業機関(FAO),コーデックス委員会(CAC),国際標準化機構(ISO)等の国際機関との関連についても解説を追加した.
執筆者として気鋭の研究者にも追加参加していただき,できるだけ最新のデータ,情報を活用した解説をお願いした.ご協力いただいた各執筆者に深謝する.
本書がこれまで同様に管理栄養士を目指す学生の教材のみならず,食の安心・安全の最前線で実務活動されている管理栄養士・栄養士の事典・座右の書としても活用していただければ幸いである.
2025年1月
編集者を代表して
有薗 幸司
●脳・神経領域の症候や検査、治療、疾患について、写真やイラストを多数掲載し、解説しています。
●脳血管障害、脳腫瘍、感染性疾患、認知症など、脳神経外科・脳神経内科の疾患について網羅的に取り上げています。
●看護の事例では、脳梗塞、くも膜下出血、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)について取り上げています。脳神経外科・脳神経内科の疾患について、また急性期・慢性期について、広く学べます。
●看護学教育モデル・コア・カリキュラム(令和6年度改訂版)を踏まえ、7つの検査動画を収載。
結核診療を1冊で見通せる定番書の最新版。日本の結核罹患率はコロナ禍を経て低下したが、公衆衛生上の重要性に変わりはない。結核への対応は専門施設・専門医、感染症管理に携わる医師、看護師、保健師にとどまらない。すべての医療職が知識をもち、結核発病リスクの高い免疫不全患者、高齢者、がん患者などの医療・ケアにあたらねばならないであろう。増加中のNTM症についても最新情報を掲載している。
免疫・膠原病・感染症すべてを1冊に凝縮!
分かりやすいイラスト・画像で基礎から徹底的に解説。
『病気がみえるvol.6免疫・膠原病・感染症』に待望の第2版が登場!
主な改訂ポイントは以下の通りです。
●約20疾患を加えて88ページの増量!
初版では記載がなかった「自己炎症性疾患」や「IgG4関連疾患」、「劇症型A群レンサ球菌感染症」など約20疾患を追加しました。
●初版収録の総論・疾患も大幅に改訂!
「感染症」、「抗菌薬」、「アレルギー」などの総論を全面的に刷新。
「SLE」、「結核」、「HIV感染症」などの疾患も、病態生理から検査・治療まで記載をさらに充実させました。
●最新の診療ガイドライン・指針を反映!
初版発行(2009年11月)以降に公開・改訂された診療ガイドライン・指針をはじめ、免疫疾患・膠原病・感染症領域の進歩を反映し、内容を最新化しました。
その医薬品はなぜその名前になったのか?日本の医薬品1321点を網羅し、誕生した背景や特徴、エピソードなどから、その医薬品名の由来を解説しました。医療従事者にはもちろん、薬剤師国家試験対策にも活用できる事典です。
A・自律神経系に作用する薬
B・体性神経系に作用する薬
C・中枢神経系に作用する薬
D・抗炎症薬・抗アレルギー薬
E・循環器系に作用する薬
F・血液・造血器系に作用する薬
G・泌尿器系・生殖器系に作用する薬
H・呼吸器系に作用する薬
I・消化器系に作用する薬
J・感覚器系・皮膚に作用する薬
K・代謝系に作用する薬
L・内分泌系に作用する薬
M・抗悪性腫瘍薬・免疫抑制薬
N・感染症治療薬
日本臨床腫瘍学会編集によるガイドラインの改訂版.日本医療機能評価機構「Minds診療ガイドライン作成の手引き2020」に準拠し全面改訂を行った.造血器腫瘍・固形腫瘍の薬物療法の副作用として起こる発熱性好中球減少症(FN)は,対応が遅れると致死的な状況に陥ることもあり,がん診療に携わる医師・スタッフは適切な対応を知っておく必要がある.評価,治療,予防の3章に分け,各章「解説(総論)+CQ」という構成で解説.また,FNに限らず,がん薬物療法時の感染症予防,ワクチン接種などの疑問にも答えている.
疾患ごとに複数の典型例を掲載!さらに非典型例や鑑別疾患など、さまざまなパターンから疾患を学べる!よく出会う、押さえておきたい95疾患を約2,000点の画像で解説!
分子生物学や遺伝子解析技術の進歩により、ゲノム医療は診断・治療の両面で急速に発展している。近年はがんゲノム解析や遺伝学的検査、遺伝カウンセリングなどが日常検査として行われ、臨床検査技師に求められる知識と技術は一層高度化している。好評を得ていた前回版から、現在の遺伝子・染色体検査の実情に合うように見直し、基礎から臨床現場で重要な技術までを体系的に整理した。学生が遺伝子・染色体検査を理解しやすく、実習や現場で応用できる構成とするとともに、現職の検査技師が業務を的確に遂行できるよう実践的な内容であることも重視した。「認定臨床染色体遺伝子検査師」に必要な知識を網羅し、これからの臨床検査に欠かせない一冊である。
1章 ゲノム
1.1 ゲノムとは
1.2 ゲノム医療とは
1.3 先端技術の概要
2章 遺伝子の基礎
2.1 核酸の構造
2.2 遺伝子の構造
2.3 DNAの複製と修復機構
2.4 遺伝子の発現と制御
2.5 蛋白質のプロセシング
2.6 ノンコーディングRNA
2.7 突然変異・修飾とバリアント
2.8 エピジェネティクス
3章 染色体の基礎
3.1 細胞の機能と構造
3.2 染色体の構造
3.3 細胞周期
3.4 細胞分裂
3.5 配偶子から受精・着床
3.6 染色体異常の発生機序
4章 感染症
4.1 検査の分類
4.2 検査目的と方法
5章 血液疾患
5.1 造血器腫瘍における遺伝子・染色体検査の意義
5.2 リンパ球の分化と遺伝子再構成
5.3 造血器腫瘍の国際病型分類
5.4 造⾎器腫瘍における分⼦標的薬
5.5 造血器腫瘍における治療効果判定
5.6 造血器腫瘍の遺伝子パネル検査
5.7 その他の血液疾患
6章 固形腫瘍
6.1 分子病理学的診断
6.2 分子標的治療薬
6.3 家族性腫瘍
6.4 がんゲノム医療
7章 先天異常
7.1 染色体異常症候群
8章 遺伝性疾患
8.1 遺伝の法則と遺伝形式
9章 遺伝子診療と臨床検査
9.1 ファーマコゲノミクス
9.2 個人識別
9.3 移植・再生医療
9.4 遺伝学的検査・診断
9.5 遺伝子治療
10章 遺伝子検査法
10.1 遺伝子関連検査の種類
10.2 検体の取扱い
10.3 遺伝子検査に必要なもの
10.4 核酸抽出
10.5 核酸の電気泳動
10.6 核酸増幅
10.7 解析
10.8 データベースの種類と検索法
10.9 遺伝子検査の自動化
11章 染色体検査法
11.1 染色体検査
11.2 細胞培養法
11.3 標本作製法
11.4 分染法
11.5 核型分析
11.6 蛍光insituハイブリダイゼーション;FISH法
11.7 マイクロアレイ法
12章 倫理
12.1 インフォームド・コンセント
12.2 遺伝倫理
12.3 遺伝カウンセリングと遺伝情報管理
13章 品質保証認証
13.1 遺伝子関連・染色体検査の精度の確保
13.2 遺伝子関連検査の品質保証
13.3 染色体検査の品質保証認証
略語一覧
査読者一覧
索引
あの超人気参考書の「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズが、いよいよ看護テキストになって登場します!「看護をひとつひとつわかりやすく。」シリーズ第三弾として、「疾患」をひとつひとつわかりやすく解説しています!
【もくじ】
呼吸器疾患
01 呼吸不全
02 低酸素血症
03 換気障害
04 感染性肺炎1(拘束性換気障害)
05 感染性肺炎2(拘束性換気障害)
06 間質性肺炎(拘束性換気障害)
07 気管支喘息(閉塞性換気障害)
08 慢性閉塞性肺疾患(閉塞性換気障害)
09 気胸
10 肺がん1
11 肺がん2
循環器疾患
12 心不全1
13 心不全2
14 急性冠動脈症候群(虚血性心疾患)
15 慢性冠動脈疾患(虚血性心疾患)
16 大動脈解離1
17 大動脈解離2
18 大動脈瘤
19 肺血栓塞栓症1
20 肺血栓塞栓症2
消化器疾患
21 上部消化管
22 逆流性食道炎,胃・十二指腸潰瘍
23 胃がん
24 潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患)
25 クローン病(炎症性腸疾患)
26 大腸がん
肝胆膵疾患
27 急性肝炎(急性肝不全)
28 胆石症
29 急性膵炎
腎・泌尿器疾患
30 腎機能障害
31 急性腎障害,慢性腎障害
32 尿路結石症
脳神経疾患
33 脳卒中(脳血管障害)
34 脳梗塞
35 脳出血
36 くも膜下出血
代謝・内分泌疾患
37 糖尿病1
38 糖尿病2
39 甲状腺機能亢進症1
40 甲状腺機能亢進症2
41 甲状腺がん
整形外科疾患
42 腰椎椎間板ヘルニア
43 大腿骨頸部骨折1
44 大腿骨頸部骨折2
自己免疫性疾患
45 全身性エリテマトーデス
46 関節リウマチ
婦人科疾患
47 乳がん1
48 乳がん2
49 子宮頸がん1
50 子宮頸がん2
引用・参考文献
さくいん
大規模災害時、感染対策を機能させるには現場で使える判断軸が不可欠である。本書は、平時の備えから発災直後の対応までを整理し、多数の図表や指導ツールを通して、混乱下でも行動に移せる実務的視点を提示する。
MASLD/MASHという新しい診断基準:代謝機能障害を基軸とした新基準ではMet-ALDという新概念が定義され、肝臓疾患の世界の大きな展開点となりました。FGID(機能性消化管障害):近年脳と腸は双方向に影響を及ぼすなど脳腸相関障害(DGBI)の理解が進み、機能性ディスペプシア(FD)や過敏性腸症候群(IBS)への対処も必須のスキルです。ゆえに3部構成とし、6章分を新設しました! 日進月歩の消化器分野を【極論】するため、「機能性消化管障害」「大腸癌」「脂肪性肝疾患」「ウイルス性肝炎」「内視鏡診療」「肝硬変」を新設しました。3部構成となった「極論」をご期待ください。
船舶法、船員法など海事法の基本的な要点を理解するために、法の目的、構造等を体系的にまとめ、その規定の本質と意味をわかりやすく解説している。
"結核・非結核性抗酸菌症診療”にまつわる疑問・質問に対して専門家が丁寧で分かりやすく回答・解説した,日本結核・非結核性抗酸菌症学会編集書籍の改訂版.昨今のNTM症の増加を背景としてNTMに関する疑問を大幅に追加・充実させた.興味のある疑問・質問から読み進められる構成で,診療に直結する実践的な知識が身につく.Q&A形式と豊富な図表,平易な解説文で,医師だけでなく医療スタッフにもおすすめの一冊.
【「改訂第2版」序文】
日本における結核の罹患率は10を切り,低蔓延国の水準を達成しています.この成果は喜ばしい一方で,結核の診療および研究に従事する人材が減少しつつある現状も見過ごせません.いまだに結核は新型コロナウイルス感染症と比較しても致命率が高く,いまだ解決すべき課題が多い重要な疾患です.
また,非結核性抗酸菌症(NTM症)は近年注目を集めている疾患ですが,その診断法や治療法は十分に確立されておらず,多くの課題が残されています.さらに,これらの疾患は生物学的製剤やJAK阻害薬など免疫抑制薬の使用に影響を与えることから,現代医療においてますます重要な位置づけとなっています.
本書「結核・非結核性抗酸菌症診療Q&A(改訂第2版)」は,第一線で診療に携わる医療従事者から寄せられた疑問や,既存のガイドラインでは十分にカバーされていない問題点を取り上げ,それらに対する回答を専門家が最新のエビデンスと臨床経験をもとに提供しています.
本書が日々の診療現場で役立つことを願うとともに,若い医療従事者がこれらの疾患に興味を持ち,診療や研究に積極的に参画していただけることを心から期待しています.結核および非結核性抗酸菌症は未解明な部分が多く残された分野であり,新たな診断法や治療法の開発につながる契機となることを願っています.
2025年4月
責任編集者
松本 智成
疾患の病態生理と最新の薬物療法を臨床薬理学の視点からわかりやすく解説。目の前の患者に対する正しい診断に基づく薬剤の選択・使い方、薬効評価など、いかに臨床薬理学の知識を実践に活かすかに主眼をおいて解説。9年ぶりの大改訂で、最新の治療薬や診療ガイドラインの情報にアップデートしたほか、腎不全や各種がんなどの疾患の解説を追加。