従来の治療体系を大きく変えるような画期的な17の医薬品について,構造活性相関,有機合成経路といった化学的な側面だけでなく,薬理,代謝,疾患領域や重要な特性,薬物動態など,関連する最先端の科学について解説.また,創薬合成ルートに対して,プロセス合成ルートの長所と短所も専門家が分析し,ここ最近の医薬品発見から世に出るまでのプロセスをわかりやすく紹介している.
Part1 感染症治療薬(1.エンテカビル/2.テラプレビルおよびボセプレビル/3.ダクラタスビル/4.ソホスブビル/5.ベダキリン)
Part2 抗がん剤(6.エンザルタミド/7.クリゾチニブ/8.イブルチニブ/9.パルボシクリブ)
Part3 心血管疾患治療薬(10.チカグレロルおよびダビガトラン エテキシレート)
Part4 中枢神経系医薬品(11.スボレキサント/12.ロルカセリン/13.フィンゴリモド/14.ペラムパネル) Part5 抗炎症性医薬品(15.トファシチニブ) Part6 いずれにも属さない創薬(16.イバカフトル/17.フェブキソスタット)
世間をにぎわす虫たちと正しくつき合うための19のヒント教えます。
エキスパートの着目点を言語化し、診療のプロセスがわかる。診療ガイドラインを踏まえ、ガイドラインに現しにくい「臨床の本質」を開示。診断・治療上の「やるべきこと」「やってはいけないこと」を明記。
他科に比べエビデンスが不足している場面に遭遇することが多い小児科診療で,ガイドラインによる科学的根拠と専門医の経験を融合させた実践的な診断・治療指針.医学・医療の進歩とともに細分化・複雑化する小児科専門30領域を正確かつ簡潔にまとめ,処方例・実践例を挙げて紹介.自施設で対応できることを見極め,他施設・他科と協働するための新しい知識とスキルを提供.
1章 小児診療の基本姿勢と基本手技
2章 新しい画像診断技術
3章 小児保健・学校保健
4章 重症心身障害児
5章 小児栄養
6章 先天異常・出生前診断
7章 新生児医療
8章 小児救急・小児集中治療
9章 先天代謝異常・代謝疾患
10章 内分泌疾患
11章 アレルギー疾患
12章 リウマチ性疾患
13章 感染症
14章 呼吸器疾患
15章 消化器疾患
16章 循環器疾患
17章 腎・泌尿器疾患
18章 神経・筋疾患
19章 血液疾患
20章 先天性免疫不全症
21章 精神疾患・心身症
22章 悪性腫瘍
23章 皮膚疾患
24章 眼科疾患
25章 耳鼻咽喉科疾患
26章 骨・関節疾患
27章 リハビリテーション
28章 川崎病
29章 傷害予防(事故予防)
Appendix 小児診療の特殊性(小児の体液特性と輸液療法/小児における薬物の使い方)
あるべき医療制度をデザインする。新型コロナウイルス禍によって顕出した我が国の医療制度・医事法の脆弱性を検討し、改革の道筋を提示する。
この鑑別で合っているのか…?そんな不安の手助けに!著者の豊富な臨床経験から導かれた肺炎診療のコツをまとめています!困ったときの一冊!
“ヒトと動物の共生システム”を解明し、ヒトの健康社会の実現を目指すため、麻布大学が15の研究プロジェクトでアプローチ。巻頭&巻末マンガ、豊富なイラスト・図版入りのフルカラーでわかりやすい!
本書は『医学生が小児科の総合試験、そして国家試験に合格するためのノウハウを勉強できる』というコンセプトで作成された参考書です。
江戸時代の日常生活でつねに脅威であった感染症は、暮らしにどんな影響を与えたのか。さまざまな生活環境の移り変わりによる感染症へのまなざしの変化を描き出し、現代にも通じる社会と感染症との共生する姿を考える。
一般外来にくる発熱患者と感染症。抗菌薬に手を伸ばすまえに、自信を持って診たてるには…外来で必要な12の抗菌薬。どんなときに使うのか…現場本位の臨床センスで解き明かす。
内科学テキストのスタンダード。強力にバージョンアップ。オールカラー、関連分野で分けた使いやすい6分冊。別巻に基準値一覧と総索引。
基本となる微生物学的知識に加えて、検査技術の理論・考え方・進め方を縦軸に、感染症診断に必要な微生物検査の重要な要素(基本操作、検査精度管理、病原微生物管理、法的根拠など)を横軸に編集された、単なる実習書や検査マニュアルを超える内容。
こんな感染症の本を待っていた!
医療のなかでも最も身近でありながら、苦手意識の強い感染症をわかりやすく,見やすく,身につくように熟練のエキスパートが熱意をもって解説し,難解な用語に対しては脚注解説を設けました.川崎医科大学附属病院における,感染症診療のすべてが詰まっています.
感染症を専門としていない医師や医療スタッフ,医療系学生をはじめ,感染症診療に携わるすべての方々に必ず役立つ,必携の1冊です.