今の仕事がもっと好きになれる。自分にピッタリの仕事なんてありません。目の前のことに全力で取り組んでください。そうすれば必ずパチンとチャンスが訪れます。
昭和二十年八月三日、艦載機の銃弾に砕かれた父と母の亡骸を山裾の墓地で焼いた。そよとも風のない真夏の虚空へ、ふた筋の煙はゆっくりと消えていった。「神戸新聞文芸」二〇〇一年度年間優秀作品賞受賞。
小学生の国語力の向上が日本を救う。子供の能力を全開させる理想の「国語読本」!「幼きものに」島崎藤村、「注文の多い料理店」宮澤賢治、「蜘蛛の糸」芥川龍之介、「芝浜」(落語)など35篇を収録。総ルビ、脚注付き。
偏差値42からスタートした4年生、頑張っているのに成績が下がり続けた5年生。6年生の夏、まさかの転塾!そして運命の日がやってきた!太陽と結城家の、合格までのドラマチックな1000日の記録。
「お母さん、私は両親のおかげで、とても素晴らしく充実した人生を送ることが出来ました。本当に有難うございました。」自宅のベッドで安らかな眠りに付いた母に私は語り掛けました。この本は二三〇〇日にも渡る壮絶な在宅介護の中で起きた様々な出来事を鮮明に綴る感動の書。
贈る花、飾る花、もてなす花、ギフトアレンジの52アイデア。
やること山盛り、子どもは大騒ぎ、ああ今夜のおかずはどうしよう…休日の母ちゃんって大変なんです!二児の母&フードライターとして活躍する著者の、1年の食卓記録。バランスよく気を抜きつつ、怒涛の日々を乗り越えるための食卓のヒントが満載!夏休みごはんの参考に!
女はダメと言われても、気にしない。手術室から追い出されても、辞めません。しぶといですからー男社会という逆風においても「女医だから、できることがあるはずだ」と常に患者目線に立ち続けてきたゴッドマザーの、嘘をつかない生き方。
手紙を書く…それは、悲しみと上手につきあい乗り越える一歩!「手紙コンクール」応募作約3,000超より珠玉50通を紹介。
夢と美を楽しむ■総力特集:魅惑のハワイ新潮流■江戸から受け継がれる名花「花菖蒲」を巡る■母の日の贈り物■米倉涼子の「気になる医学」■東京「白金」ヘルシー宣言
今号の表紙を飾るのは、シンガーソングライター、俳優として、頂に立ち続ける福山雅治さん。多面的な魅力をもつトップランナーの哲学に迫る独占インタビューに加え、「ラルフ ローレン パープル レーベル」の美学をまとったファッションポートレートで魅了します。
メイン特集は「ニューヨーク」。現地で活躍する日本人が語る街の魅力や注目のディスティネーション、カクテルの本場ならではの珠玉のバーを取材。ニューヨークを舞台にした作品を撮り続けた巨匠マーティン・スコセッシの足跡に、ニューヨークの息吹を感じていただけるはずです。総43ページにわたるニューヨーク総力特集にご期待ください。
『エスクァイア・ザ・ビッグ・ブラック・ブック』SPRING / SUMMER 2023
主なコンテンツ
1
●「New York, New Chapter」。変化と多様性の街、ニューヨークから見えてくること
『エスクァイア』誌がアメリカに誕生し、今年で90年、その間、アメリカは大きな変化を遂げてきた。ニューヨークは9.11、パンデミックとこの街が危機的な状況に陥った後、自然との共生を考え、人々の心が解放される場が次々に生まれ、レジリエンスな街として、人々を魅了していく。この街の吸引力はなんなのか? 半世紀近くこの街に住む現代美術作家の杉本博司さんを筆頭に、ニューヨークで世界に挑む巨匠、アーティスト、日本人4名の精鋭たちの取材、そして今訪れるべきバーとローカルガイドから、進化しつづけるこの街の底なしの魅力を感じてほしい。
2
●Top Runner 福山雅治インタビュー
移り変わりの激しい世界において、シンガーソングライター、俳優として、頂きに立ち続ける福山雅治。
この希有な人物を進化、更新させてきたのは、「おそらくは生まれつき」と自認する“悲観主義”なのかもしれない。
彼はいかにして、数多の人間惹きつける多面的な魅力を磨いてきたのか。トップランナーの哲学を聞く。
3
●相撲の神様に選ばれた男「白鵬、最後の日」
第69代横綱、白鵬。圧倒的な強さで先人の記録を次々と塗り変え、“平成の大横綱”と呼ばれた男。
2021年の現役引退後、コロナ禍のために長く延期されていた彼の断髪式が挙行された。
力士の象徴である髷に、とうとう別れを告げるーーその最後の日々を追った。
4
●ニュー・マン、新時代の紳士の装い
“包摂の時代”のメンズウエアという領域は、あらゆる世代、ジャンル、ジェンダーをのみ込み、
ファッションを自由に、ポジティブに楽しむ喜びを再認識させてくれる。
いまこの時代に“紳士”がいるとするならそれは、節度をもって優雅に常識を破壊するニュー・マンたちだ。
5
●福山雅治ーー海辺のエレガンス
表紙に花を添えてくれた福山雅治が、
「ボイジャー=旅人」をテーマに掲げる
「ラルフ ローレン パープル レーベル」の美学をまとう。
柔らかく、時に力のある眼差し。
それはまるで我々を包み込む、母なる海のよう。
ゆったりと流れる時間に、身を委ねて。
6
●賀来賢人、ホワイトソールの誘惑
イタリアでテキスタイルメーカーとして創業し、ベビーカシミヤやビキューナなど
最高級の素材でつくられた心地よいウェアに定評がある、ロロ・ピアーナ。
その一方で、軽やかなシューズも彼の地の男たちから多くの支持を得ているのをご存じだろうか?
白いソールが夏の日差しに映える色とりどりのシューズを、俳優・賀来賢人が堪能する。
7
●光のない海で
世界選手権の優勝経験をもつ盲目のサーファー、マット・フォームストンが、
時に30mを超えるビッグウェーブが生まれることで知られるナザレを訪れる。
8
●日比野克彦 アートは人間にとって生きる力
9
●鈴木正文 クルマの時流をよむーー
1
●私の源氏物語
1月に始まった
令和6年の大河ドラマは
平安時代中期に生きた
紫式部の人生を描きます。
下級の貴族の娘として少女時代を送り
やがて宮廷に出仕すると
宮中のさまざまな人間模様などを
54帖の物語にしたためます。
それが、1000年という
歳月が流れた現代でも
世界中で読み継がれ、愛される
最古の文学『源氏物語』となりました。
いまあらためて、紫式部と
『源氏物語』の魅力を紹介します。
2
●麻布&虎ノ門の歩き方2024
この写真のように
首都・東京を一望すれば
時代ごとに新たな顔が登場し
この街をいつも魅力的に
彩ってきたことがわかります。
手前には虎ノ門ヒルズ、
その奥には東京タワー、
右には麻布台ヒルズ……
なかでも、麻布と虎ノ門は
2024年、東京でもっとも
話題が集まる注目のエリア。
美に触れ、美食を満喫する
最新スポットがあるだけでなく
江戸の昔から息づく老舗や
パワースポットも共存しています。
高層ビルと広場と路地と、
その合間を歩く楽しみをぜひ
ここで見つけてください。
3
●ビューティ&ウェルネス シルク美容、最前線
近年、養蚕業の応援という視点から
衣服以外でのシルクの活用が進んでいます。
絹の成分を使っている“シルクコスメ”やシャンプー、
その特性を生かした寝具や雑貨まで──。
シルク製品は美容や健康によいとされており、
誰もが“よさそう”と感じてはいますが
その理由を説明できる人は少ないようです。
シルクが美容や健康に活用される場が
広がっているいまだからこそ、正しい知識を
得ておきませんか? そして、これから手にしたい
美と健康に役立つ製品もご紹介しましょう。
4
●おいしい紅茶の3カ条
麗かな季節はまだ少し先……。肌に触れる空気が冷たい日は、
紅茶を飲んでほっとひと息つきませんか?いつもの一杯をさらにおいしくする方法や、
世界の茶園から厳選した茶葉、そしてティータイムが華やぐ茶器。
最高の一杯を楽しむための“3カ条”をお届けします。
5
●聖なる恵みと暮らす国 リトアニア、心と体の養生旅
リトアニアという国をご存じでしょうか? バルト3国の南の端、手付かずの大自然に恵まれたこの国には、古くからすべてのものに精霊が宿るという
自然崇拝が息づいています。“最高の治療法は強力な自然そのものから得られる”という教えに基づいた暮らしを覗いてみました。
6
●父・堂本尚郎、母・毛利眞美 ふたりの画家から 堂本右美へ 受け継がれる美意識
日本画家・堂本印象の甥であり、
抽象表現の洋画家として
戦後の美術界を牽引した堂本尚郎。
その偉大なる芸術家を
献身的に支えた妻、毛利眞美が
自身も若いころパリに留学して油彩を学び、
新進の“女流画家”として
注目を集めた一時期があったことは
ほとんど知られていませんでした。
一冊の評伝が出版されるまでは──。
ひとつ屋根の下にふたりの画家が
在ることがいかに難しい時代だったか。
息をするように描き続けた父。
その一方、創作から離れて
潔く夫のサポート役に徹した母。
奇しくも両親と同じ画家の道を歩んだ
堂本右美さんに受け継がれたものとは
何だったのでしょう?
娘の視点から見た芸術一家の物語です。
7
●春、来る「名品バッグ&コート」揃い踏み
持ち物とともに、出掛け先や
これから会う人への思いを込めたバッグ。
コーディネートの主役として存在感を発揮し、
気持ちまで“よそ行き”にさせてくれるコート──。
バッグとコートは装いを彩るだけに留まらず、
大切なシーンに“役割”を果たしてくれる
伴侶ともいえるアイテムです。
新たな季節の訪れを前に、人生のキーピースとなる
タイムレスな魅力に満ちたバッグとコートが揃いました。