本書は「上」と「下」の2巻からなり、全部で100の論文なり本がレビューされているが、その9割が、2000年以降に刊行された海外の論文や本が対象となっている。そして残りの1割が、日本語で書かれた論考や古典を対象としたものになっている。本書の「上」と「下」を隅から隅まで読めば、理論言語学の最先端の動向を十二分に伺い知ることができるであろう。そして、レポートや論文ネタをいくつも見つけることができるであろう。
日中両国の理論言語学者による新たな交流から生まれたシリーズ第一巻。一般言語学に寄与し得る学術的提言を目指した、最新の研究成果がここに。
本巻では、認知文法論の観点から、文法の中核となる構文現象(使役構文、結果構文、二重目的語構文、中間構文、受動構文、再帰構文、等)やイディオムなどの分析を中心に、文法の動的メカニズムを明らかにしていく。さらに、能格性・対格性、構文の拡張、構文のネットワークなど、文法現象にかかわる主要テーマを認知言語学の視点から体系的に考察する。
本巻では、言語間の社会・文化的側面を含む認知様式と言語機能に基づく認知類型論の観点から、自然言語の個別性と普遍性の問題を考察する。具体的には、名詞修飾構文、名詞化構文の機能拡張と両構文の機能的連続性にみられる変異、諸言語の認知的・語用論的な基盤に関する研究成果を概観する。また、ケース・スタディとして、受動構文の機能拡張と基本動詞の意味拡張にみられる言語間の変異を、理論面・実証面の双方の観点から体系的に分析する。
モウ達に加え、人間っぽいエンコバナやラミアと共に沿岸集落にたどり着いたハカバ。新しい土地で調査を始めるも、水中に住む、魚と全く区別がつかない住民たちによって海底洞窟へと連れていかれてしまう! 水中種族とコミュニケーションが取れず、脱出不可能な洞窟で死を意識し始めたハカバは、魚と住人の違いを見分け、コミュニケーションをとることができるのか…!?
収録項目数七万七千五百。「文法」欄を新設。判型・紙面を刷新し、いっそう見やすく。新「常用漢字表」に完全対応。形容詞項目を全面的に見直し。生きたアクセント辞典。便利な「かぞえ方」「運用」「表記」の各欄。さらに使いやすくなつた巻頭の「漢字索引」。
ー速記文字で80の言語と文化にふれるー
線や点といったシンプルな符号を駆使して、会話などの人の言葉を素早く写しとる速記術。本書は独学で工夫を重ねてアルファベットを中心に独自の速記文字を開発した著者が、その多言語兼用の速記術を各言語ごとに例文を載せながら分かりやすく解説した、日本で唯一の佐藤式速記術のテキストです。フランス語やイタリア語などのお馴染みの言語はより詳しく、それ以外にもクルド、チベット、マケドニア、バスクなどバリエーション豊かな80言語の速記術を掲載。姉妹編の『60言語の簡単速記術』と併せご活用ください。
目次
14言語の簡単速記術
ドイツ
フランス
スペイン
イタリア
ブラジル
ルーマニア
ロシア
ブルガリア
ポーランド
チェコ
ハンガリー
フィンランド
トルコ
スウェーデン
13言語の簡単速記術
ペルシャ
アラビア
ハングル
中国
オランダ
ハンガリー
現代ギリシャ
デンマーク
ノルウェー
ウクライナ
セルビア、クロアチア
現代ヘブライ
リトアニア
19言語の簡単速記術
リトアニア
ラトヴィア
エストニア
インドネシア
マレー
フィリピン
ベトナム
ヒンディー
ベンガル
タイ
ラオス
ビルマ
カンボジア
モンゴル
ネパール
ウルドゥー
エスペラント
英語
日本語
44言語の簡単速記術
英語
日本語
18言語の簡単速記術
エジプト アラビア
ラテン
ウズベク
ウイグル
パンジャービー(パキスタン)
パンジャービー(インド)
シンハラ
タミル
台湾語
上海語
広東語
グルジア
スワヒリ
アムハラ
アイスランド
アイルランド
英語・日本語の簡単速記術
英語・日本語
17言語の簡単速記術
英語・日本語
ドイツ
フランス
アイヌ
古典ギリシャ
古典ヘブライ
現代ギリシャ
現代ヘブライ
バスク
カルターニャ
ロマ
テルグ
マラーティー
アゼルバイジャン
カザフ
スロベニア
ハウサ
ヨルバ
12言語の簡単速記術
スペイン
イタリア
ロシア
クルド
ブラジル
チベット
アルバニア
アルメニア
イディッシュ
スロヴァキア
マケドニア
ベラルーシ
著者略歴
本巻では、認知言語学の研究パラダイムを背景にした言語習得の研究を、用法基盤モデルの観点から解説する。特に、構文の習得過程に焦点をおき、一語発話、二語発話、ゲシュタルト構文、動詞島現象、スキーマ化のプロセス、構文交替現象、構文の拡張と創造的言語使用など、言語習得にかかわる主要テーマを取り上げ、これらの言語習得の問題を体系的に解説する。これまでの生成文法中心の言語習得観とは異なった、新たな方向を探求していく。
認知言語学とは、ことばを通じてこころのはたらきを理解しようとする研究である。本書では、「カテゴリー化」「メタファー」「構文知識」といった認知言語学の主要な概念を体系的に説明し、さらにこの分野を文化人類学、発達心理学のような隣接領域との関わりからも広く展望する。分析例には日本後、英語とともに数多くの言語を取り上げ、ことばの普遍的特徴からのアプローチを試みる。認知言語学の基本的な考え方や分析方法を学ぶ人のためにテキスト。
この辞典は、一般の辞典とは一線を画すユニークな辞典です。一般の辞典は、知らない単語を調べるために使いますが、本書では、学習者が既に知っている単語を最大限に使いこなすお手伝いをします。「Noun Section(名詞セクション)」では、約2000個の名詞を使って、5万個のコロケーションを習得します。「Adverb Section(副詞セクション)」では、約1200個の動詞と形容詞を用いて、約5000個の副詞的表現を習得します。正確なコロケーションを習得することで、学習者の英語力を効果的に伸ばします。
松本言語学の出発点、古くて新しい「歴史言語学」の手法が鮮やかに提示される!ギリシア語の歴史と方言、および、リュキア語・ミノア文字・エトルリア語などギリシア語前のエーゲ海域の諸言語について考察。この分野の古典的文献についての書評・紹介も含む。
東京工業大学と東京農工大学で大人気の講義を一挙公開。論理から理論へ。脳内文法のモデルづくりから物の考え方を学ぶ。
人工言語の記号論を企て、人間の記号系の本質を再考する。文理を超える野心的な試み。