なかよしねずみのきょうだい、いち・に・さん・し・ご、みんなそろってこうえんへ。そのとき!5才〜小学校低学年むき。
人間が生きていくためにたいせつな智恵を、物語のかたちでやさしく伝えるイソップの作品から、表題作はじめ、動物が主人公のおはなし22編を収録。幼児のための読みきかせ・小学初級児がはじめて自分で読む本として最適。
ねずみくんたちは、こうえんでみんなとあそぶことにしました。ペンキぬりたてのベンチや、おもたーい、ぶたくんと、シーソーのったり…。いじわるなきつねくんだって、たのしいなかまです。
太陽や風といったスケールの大きなものと小さなねずみとの対比のおもしろさ、奇想天外なお話の展開に、読者はぐいぐい引き込まれていきます。やがて、ぐるりめぐりめぐって、やっぱり理想のおむこさんはねずみだったという結末に、子どもたちはほっとひと安心。いつの時代も、子どもたちの心をとらえてしまうお話です。
わたしは、ねずみのチュルリひめ。すてきな王子さまにあえるって、うらないにかいてあったの。きゃー、どうしましょう!おいしい、ぷるぷるプリンをたべさせてあげたいから、さっそくでかけましょう。えーっ、またラット王子が、ついてくるの?小学1〜2年むき。
テロ組織RATの活動が横行する世紀末、龍也と弥生がはずみで拾った少年・悠樹は事もあろうにRATの元メンバー。ところがどっこい悠樹は今や裏切者で、組織に対する攻撃者。ネコとネズミの過激な攻防戦に巻きこまれた龍也と弥生も、ちゃっかりネコに順応して戦列参加する始末。硝煙と爆弾の飛び交う中で有効なのは果たしてネズミ取りかネコいらずか?
あさからばんまで、キーキーとバイオリンのけいこをしているとなりのねずみさん。でもぶたさんは、いっしょうけんめいけいこをしているねずみさんに、どうしてももんくがいえません。あまりのうるささに、ぶたさんはがまんできなくて、たかいヘイをつくりはじめたのですが…。
わたしは、ねずみのチュルリひめ。すてきな王子さまにあえたら、わたしママにならった、おいしいマシュマロをごちそうしてあげるのよ。あら、ラット王子のこえよ。きょうは、どんなようじかしら。すてきな王子さまを、つれてきてくれたのかしら?わっ!マシュマロ王子。小学1〜2年むき。
ジジ、キキ、ププ、ククのこねずみは、絵かきさんの絵の具箱にすんでいます。みんなげんきいっぱい、チュウチュウ、バタバタと大さわぎ。ところが、ある日、みんながそれぞれの好きな色を、「私の色が一番!」と、競いあいました。さて、どんな色が一番かな?美しい色彩の世界へどうぞ。本書は、楽しいお話を読みながら、絵で示された音源キーを押して、ゆかいな音といっしょに絵本を読み進める構成になっています。
あるところに、のんびりのねずみのちびすけがいました。キャベツ畑のそばのどんぐり林に住んでいて、どんぐりばっかり食べていました。とってもいいあじ、とってものんびりぐらし。ちびすけは、ここが気にいっていたんです。じゃあ、ちびすけは、どっこへもいったことないのって、ききたいでしょうね。いいえ、いきましたよ、たった一どだけ、町まで。では、そのときのおはなしをしましょう。