医学専門出版社がエイズの正しい知識をまんがで描いた話題の本。
先天的な血友病患者として生まれ、心ならずも輸入血液製剤によりHIVに感染した著者が、絶望に打ちのめされながらなお希望を失わずに撮り続けた写真と、生きる喜びを素直に綴ったエッセイ。実名を公表してエイズ患者の先頭に立ち、病める人も同じ人間として生きられるよう訴える著者の熱い思いが伝わる秀作。
ごくありふれた暮らしの中で、思いもよらぬ告知。エイズに直面した六人の感染・発症ドキュメントで初めて明らかになった深刻な現実。あなたは、この悲痛な病からいかにして身を守るべきか。
命と競争して綴った感動のエッセイ、和歌集。
同じ病気に二度と罹らなくする免疫システム。いまだに謎が残るエイズの感染から発症までの変化。ガンにおいて一番怖いといわれる転移。さまざまな種の形を生み出した生物の形態進化。これら直接観察することが不可能な現象や、とてつもなく長い年月のかかる生命現象を、パソコン画面に実際に映し出し、その本質を目で見て探っていこうというのが本書のねらいです。
エイズに感染したジェームズの秘められた思い出とは。ローマからニューヨークへ舞台を移しながら、ダイアナは彼との愛を確かめた…。感涙を誘ってやまぬ長編小説。
この悲しみ、悔しさ、怒り。血友病患者とその家族を襲った突然の悲劇-知られざる日本のエイズ被害の実態を患者・感染者の生の声で綴り、国と製薬会社、専門医の責任を問う徹底追跡ルポルタージュ
薬害エイズに立ち向かう母と子。広河隆一感動のフォト・ルポルタージュ。血友病の龍平は幼いころ血液製剤からエイズウイルスに感染した。国や会社はこの薬が危険だということを隠しいた。龍平はいま、絶望を乗りこえて、未来を勝ちとるための闘いを始めた。
HIV感染者が素顔で語る、あなたへのメッセージ。
暴走族の特攻隊長の憲一は、美華に出会い、殺伐としたそれまでの生活を捨てる。温かい家庭を築いた二人に、しかし運命は残酷な未来を用意していた。血友病の憲一が使う血液製剤に潜む、エイズウイルス…。無責任な厚生省や医師、利益だけを追求する製薬企業は、二人のささやかな幸福を無残に踏みにじり、ついにエイズウイルスは美華の体さえもむしばんでゆく…。
不健全なる精神に映える狂気というステロタイプ…癩から梅毒、そしてエイズまで百年の西欧史を書き換える視・表象の文化への鮮烈なクリティーク。