結婚と出産を“回避する”若い女性の意識の変容に社会システム・価値意識・コスト感の三つの側面から実証的・総合的に迫る。
韓国・中国・台湾・タイ・シンガポールの子どもと高齢者に対するケアを中心に現地調査。近代化とグローバル化の同時進行する現代アジアに「家族の今」を見る。
フェミニズムにインター=ナショナリズムの視点を取り入れ、理論の新しい協働のあり方を問う、シリーズ「国際ジェンダー研究」第2巻。アジア・太平洋地域におけるジェンダー化された諸現象をグローバル化との関連で読み解く。
ジェンダーの視点から社会福祉をとらえなおす。高齢社会、父子世帯・母子世帯、アメリカの福祉など多様な課題の分析を通して、女性の抱える困難の解決をめざす。
ジェンダーの視点から労働法の再構築をめざす。日本的雇用関係の変容、賃金・昇進における男女差別などの課題を、“女性中心アプローチ”の方法により精緻に分析する。
本叢書は、COE研究会(公開研究会・学内研究会)や国際シンポジウム等の成果をふまえ、ジェンダー法学・政治学に関する最高水準の理論と最新の情報とを提供することによって、世界と日本の男女共同参画推進に役立つことを目的としている。
フィリピン女性の運動とローカルな現実に根差した女性学研究、政策、教育実践。
育児を通じて男女の不平等が生み出されるのはなぜか。日本、フランス、スウェーデンの調査から“夫婦で育児”の肉声を伝え、これからの育児問題を解く鍵を示す。
フェミニズムとジェンダー理論の中国における実践と中国映画史研究・ジェンダー研究・大衆文化研究の交錯から生まれた新たな中国研究の可能性。
プログラミング必修の時代に欠かせない、女子&ジェンダーマイノリティのための新しい進路応援ガイド。
国際女性デーに合わせて、3月8日全国発売。
\ITやプログラミングが気になっている人、必読!!/
「女性は理工系に不向き?」「IT分野は男性ばかり?」という不安を吹き飛ばす、
知識とアドバイスが盛りだくさん。読めば力が湧いてくる。
「女子だから」にしばられず、あなたがワクワクする道を進もう!
〈本書の魅力は?〉
◆「なぜ理工系に女子が少ないの?」「IT分野に多様性がないとどうなるの?」という疑問に対して、データを用いながら中高生にもわかりやすく解説。⇒1歩踏みだす勇気が出る!
◆女性ITエンジニアや研究者を含む、16人のインタビューを収録。⇒ロールモデルがきっと見つかる!
◆ITが社会のあらゆる場面で使われ、社会を良い方へ変えてきた事例を多数紹介。⇒ITを身近に感じ、興味が湧く!
◆巻末には「プログラミング学習を今日から始めたい」「仲間と出会えるコミュニティを探したい」といった希望に応える、お役立ち情報をまとめて掲載。⇒次のアクションにつながる!
〈著者はどんな人?〉
IT分野のジェンダーギャップ解消を目指し、女子&ジェンダーマイノリティの中高生〜大学生に無料でプログラミングを学ぶ場を提供しているNPO法人Waffle。
「愛情深く、そして論理的に女性をエンパワーメントしたい。むずかしく捉えられがちなテクノロジーを、お菓子のワッフルのようにポップに」(Women AFFection Logic Empowerment)が名前の由来。
「第5次男女共同参画基本計画素案」に対するパブリックコメントをはじめとした政策提言も積極的におこなう。
〈どんな人におすすめ?〉
◆プログラミングやITに興味がある中高生〜大学生と、その保護者。
◆教育現場で働く人、企業でDXに取り組む人、ITエンジニアの仕事について知りたい人。
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スプツニ子!さんも推薦!!
「この本を読んで、コーディングで未来を切り拓こう。
自分の手で未来を創るって、めちゃくちゃ楽しい!」(帯コメントより)
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文理選択や進路に悩む10代へ。
たくさんのヒントと勇気を与え、カラフルな選択肢を紹介する、新しい未来地図がここに。
やりたいことに性別は関係ない。女子&ジェンダーマイノリティにあらゆる選択肢を!
生き生きとしたジェンダーの学びの場を市民講座や職員研修でどう創っていくか。参加型体験学習の学びのファシリテーターとして第1人者である金香百合の実践をもとに考える。
身体と、法・政治の〈いま・ここ〉をひもとく
日本において、「産むこと/産まないこと」をめぐる「性と生殖の自己決定権(リプロダクティブ・ライツ)」は、どう法律・政治過程と関わり合ってきたのかーーリプロダクティブ・ライツを否認する条項の存在、避妊ピルや中絶薬の普及の遅れなどが政治的課題として意識され、生殖補助医療への法的対応も迫られている今、あらためて、「個人的なこと」が「政治的なこと」であるという原点に立ち戻る。
性と生殖の権利の意義と歴史、国内外の制度の理解を通して、〈これから〉を考える
【編者】
ジェンダー法政策研究所(GELEPOC)
辻村みよ子(弁護士・東北大学名誉教授)
糠塚康江(東北大学名誉教授)
大山礼子(駒澤大学名誉教授)
二宮周平(立命館大学名誉教授)
【執筆者】
岩本美砂子(三重大学名誉教授)
林陽子(弁護士・元国連女性差別撤廃委員会委員長)
建石真公子(法政大学名誉教授)
石黒大貴(弁護士)
松原洋子(立命館大学大学院特任教授)
長村さと子(一般社団法人こどまっぷ代表理事)
小竹聡(拓殖大学教授)
齊藤笑美子(GELEPOC フランス支部長
はしがき(辻村みよ子)
1部 リプロダクティブ・ライツの意義と可能性
企画趣旨(糠塚康江)
1 政治から見る日本のリプロダクティブ・ライツーー優生保護法を巡る政治過程(岩本美砂子)
2 リプロダクティブ・ヘルス・ライツに対する国際人権法からのアプローチ
(林陽子)
3 憲法上の権利としてのリプロダクティブ・ライツの保護ーー「身体」に関する自由と尊厳(建石真公子)
2部 リプロダクティブ・ライツをめぐる日本のアクチュアルな問題
企画趣旨(二宮周平)
1 母になることを強制されないことーーフランス視察と内密出産/匿名出産(石黒大貴)
2 〈不良な子孫〉の出生防止と人権侵害ーー優生保護法の歴史から(松原洋子)
3 妊娠/出産を望む未婚女性たちと日本の現状(長村さと子)
3 リプロダクティブ・ライツと国際情勢
1 Dobbs判決の舞台裏(小竹聡)
2 「中絶の自由」が憲法に書き込まれた日ーー2024年国際女性の日(齊藤笑美子)
あとがき(大山礼子)