「子どもの外傷歯にどう対処すべきか」全42項目60症例を掲載!!基礎に立脚した最新知見と外傷別処置法を網羅した一般臨床医/専門医必携の書。
本書は顎口腔系の機能と咬合との関連の説明から始まり、咬合学の歴史的考察、下顎位の説明と多種の咬合採得法、下顎運動の解説と顆路計測法および咬合器の調節法、技工の立場から見た理想咬合、咬合調整法、スプリントに付与する咬合様式、咬合器上(技工作業時)での臼歯の機能的咬合面のつくり方、前歯のアンテリア・ガイダンスの付与法など、歯科医師と歯科技工士には魅力満載の内容が盛り込まれている。咬合学とその臨床応用をこれから勉強しようとしている歯科医師、歯科技工士にとっては、格好のテキストである。
第1章 顎口腔系の構成と機能
第2章 咬合学の歴史的流れ
第3章 下顎位
第4章 下顎運動
第5章 理想咬合
第6章 咬合器
第7章 フェースボウ(顔弓)
第8章 前歯の補綴とアンテリア・ガイダンス
第9章 機能的咬合を構築するためのワクシング法
超高齢社会では、基礎疾患をもっているのが普通の高齢患者に内科学的知識なしでは安全な治療は行えない。本書は日常的に遭遇する疾患を網羅。ガイドラインに沿った「基礎医学」の知識を、忙しい臨床現場で見やすいビジュアルな図表で簡潔に解説。[疾患名索引][目次]で知りたい疾患の症状、危険因子や「問診の取り方」「注意点」がすぐ参照でき、緊急事態発生時にも慌てず対処できる。チェアサイドに常備しておきフル活用したい書。
第1章 高齢社会における歯科治療
第2章 高血圧患者の歯科治療
第3章 狭心症患者の歯科治療
第4章 心筋梗塞患者の歯科治療
第5章 心不全患者の歯科治療
第6章 不整脈患者の歯科治療
第7章 心臓弁膜症患者の歯科治療
第8章 脳卒中患者の歯科治療
第9章 糖尿病患者の歯科治療
第10章 ステロイド療法患者の歯科治療
第11章 慢性腎臓病患者の歯科治療
第12章 慢性閉塞性肺疾患患者の歯科治療
第13章 喘息患者の歯科治療
コーチングの概念や実践するときのステップ、実践に必要なコミュニケーションのスキルなどをわかりやすく解説。
「訪問歯科診療って、どのように始めればいいの?」「訪問歯科診療をスタートさせたけれど、患者さんがななかなか増えない」こんな悩みに答えるため、ある歯科医院をモデルに、訪問歯科診療をスタートさせ、クレームやスタッフの問題でつまずきながらも、軌道に乗せていくー訪問歯科診療の成功への道筋を、小説仕立てで語る。超高齢社会に突入した現在、訪問歯科診療が歯科の需要を飛躍的に高める。
歯内治療を成功に導くためには、歯の解剖学・組織構造、とくに象牙質/歯髄複合体、根管の構造と機能について広く理解しておくことが重要で、本書では「解剖編」でその基本的事項を解説し、「治療編」ではエンドの理論と実際についてわかりやすく述べた。全編にわたり歯牙標本、病理組織写真およびエックス線写真をふんだんに盛り込み、臨床例とともに治療に役立つ内容とし、併せて文献的考察も充実させた。著者渾身の一冊。
PART 1 解剖編
PART 2 治療編
質の高いアライナー矯正治療のために、確かな技術とデータに支えられた情報をお届けします。矯正歯科に携わるすべての歯科医師向けに、アライナー矯正歯科を伝える唯一の国際誌JAO英語版の論文を厳選して翻訳・掲載するほか、日本版オリジナルページでは日本の歯科臨床に応じた治療オプションや矯正歯科の学術・技術についてお伝えします。
本書は、ザイゴマインプラント治療の豊富な経験をもつ臨床家Carlos Aparicioによる『ZYGOMATIC IMPLANTS The Anatomy-Guided Approach』の翻訳書。著者が改良したBrånemark教授によるプロトコルの共有に加えて、起こりうる合併症やその解決方法などを臨床写真とともに解説する。そのほか、埋入のための外科ガイドや頬骨解剖学誘導アプローチ(ZAGA)なども紹介。著者の20年以上の臨床経験が反映されており、ザイゴマインプラントの明確な治療方針の確立に役立つ1冊である。
1 倫理的基盤に則り、患者の立場に立った、最小限のインプラントを使用した口腔再建
2 解剖学的基礎
3 ザイゴマインプラントの背景としての傾斜インプラント
4 傾斜埋入された、一般的なインプラントとザイゴマインプラントのバイオメカニクス的側面
5 術前および術後のザイゴマインプラント部位のX 線写真検査
6 ザイゴマインプラントの副鼻腔反応
7 ザイゴマインプラントの適応症と禁忌症
8 口腔外科手術のための口腔管理と静脈内鎮静法
9 オリジナルの外科テクニック
10 インプラント埋入へのザイゴマアナトミーガイデッドアプローチ(ZAGA)
11 ZAGA:インプラントの軌道確立のABC
12 バーチャルサージカルプランニング
13 クワドザイゴマアプローチ:ザイゴマインプラント4本による極度に萎縮した上顎の修復治療
14 代替技術と新たな展開
15 上顎での固定性修復物の使用根拠
16 即時機能および審美性の確保を目的としたオリジナルのBrånemark 補綴プロトコルの修正
17 ザイゴマインプラント修復の歯科補綴学的側面
わかりやすい智歯抜歯のテクニック書。
微生物や感染症の膨大な知識を簡潔に解説。視覚的に理解できる多数のフルカラーのイラスト・写真・表。臨床で役立つ「臨床的に重要な微生物のクイックレビュー」「感染症症例のまとめ」「感染症ケース・スタディー」。
好評だった「クイント はみがき えほん」シリーズ(全3巻)の新装版として刊行。子どもの成長を3つの段階に分け、絵本をとおして歯みがきの習慣を身につけることができる。本書はそのサードステップ、4歳前後の子どもが対象で、自分で磨いた歯をお母さんに見てもらい、上手な磨き方を学んでいく男の子の様子が、楽しいイラストで表現されている。子どもの健やかな成長と歯みがきの大切さが伝わる絵本。
咬合学、咀嚼学を探求しながら、多くの開業歯科医に講義を行う著者がたどりついた答えは、「目には見えない、そして難解な咬合こそ、検査と診断をしなければならない」という点であった。咬合に検査と診断が必要な理由と実践方法について、臨床ケースとエビデンスをもとに、多くのイラストを用いて「咬合と咀嚼の謎解き」に挑戦した新しいタイプの書。
第1の謎 なぜ,美しく整った形態が正常咬合と言えるのか?
第2の謎 なぜ,下顎頭から正常咬合が求められるのか?
第3の謎 なぜ,ヒトには咬合が不可欠なのか?
第4の謎 咬合や咀嚼の診断で何に注目するべきなのか?
第5の謎 なぜ,咬合や咀嚼の検査が必要なのか?
世界の涯てへ。ことばのテロルは向かう。暴力としての言語。事件としての書物。機械仕掛けの俳優。行動する観客。鏡の引力、円環の迷路、仮面、変身、地獄、夢、愛。ボルヘス、アルトー、ル=クレジオ、…と縦横無尽に世界の謎を解読、来たるべき書物の世界を開示する。